JPS6073448A - 雰囲気センサ - Google Patents
雰囲気センサInfo
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- JPS6073448A JPS6073448A JP18273383A JP18273383A JPS6073448A JP S6073448 A JPS6073448 A JP S6073448A JP 18273383 A JP18273383 A JP 18273383A JP 18273383 A JP18273383 A JP 18273383A JP S6073448 A JPS6073448 A JP S6073448A
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- semiconductor
- vacuum
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/02—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
- G01N27/04—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
- G01N27/12—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of a solid body in dependence upon absorption of a fluid; of a solid body in dependence upon reaction with a fluid, for detecting components in the fluid
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- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、電圧−電流特性が非直線性を有し、特に真空
度の測定に適した雰囲気センサに関づる。
度の測定に適した雰囲気センサに関づる。
従来、単結晶の酸化物半導体と金属との接合による素子
がダイオード特性を右り−ることか知られている。また
、この素子をカス、例えば水素に接触さけた場合、その
ダイオード特性が変化しガス成分の検知が可能であるこ
とも知られている。
がダイオード特性を右り−ることか知られている。また
、この素子をカス、例えば水素に接触さけた場合、その
ダイオード特性が変化しガス成分の検知が可能であるこ
とも知られている。
第1図はこのような(,11来素子を示i1′概略イδ
成図で、図中1はZ「〕0の単結晶、2(J、金属薄膜
電極であり通常蒸着法により取付【)られている。3゜
3はリードであり、通常リート3と半導体1とはA−ム
性接触となっている。この素子の電圧−電流特性は第2
図に実線で示す−如くダイオード特性を有している。ま
た、微開のカスが混入した場合、その特性が第2図中破
線に示ター如くなり、これからガス検知が可能であるこ
とが判る。
成図で、図中1はZ「〕0の単結晶、2(J、金属薄膜
電極であり通常蒸着法により取付【)られている。3゜
3はリードであり、通常リート3と半導体1とはA−ム
性接触となっている。この素子の電圧−電流特性は第2
図に実線で示す−如くダイオード特性を有している。ま
た、微開のカスが混入した場合、その特性が第2図中破
線に示ター如くなり、これからガス検知が可能であるこ
とが判る。
しかしながら、この種の素子を雰囲気センサとして用い
る場合、基板上で酸化物の単結晶を得ることが極めて困
難であること、シリコン半導体との結合によるデバイス
の小形化が−Cきない等の欠点を有しており、実用的で
はなかった。
る場合、基板上で酸化物の単結晶を得ることが極めて困
難であること、シリコン半導体との結合によるデバイス
の小形化が−Cきない等の欠点を有しており、実用的で
はなかった。
一方、最近の薄膜技術は急速な進歩を遂げており、その
技術のかかる分野への応用が試みられている。その−例
として、絶縁性基板上に一対の電極を形成し、その上に
薄膜状酸、化物半導体を通常の薄膜作成技術で形成した
素子がある。このような素子は、半導体自体の抵抗値の
変化を読取るセンサであり(いわゆる半導1本式ガスレ
ンV)1、半導体を200〜300 [℃]程度に加熱
づる必要がある。さらに、真空度に対しては感度を示さ
ないものであった。また、この種の薄膜素子において、
金属電極とT i 02との間でショットキー・バリア
を形成し、H2等の雰囲気中でのダイオード特の変化を
測定する試みもある。しかしながら、良好なバリアを形
成するためには500 [℃]程度の高温処理が必要で
゛あり、工程の増加、半導体基板上への一体化が不可能
なこと等から雰囲気センサとしての実用の点で問題があ
った。
技術のかかる分野への応用が試みられている。その−例
として、絶縁性基板上に一対の電極を形成し、その上に
薄膜状酸、化物半導体を通常の薄膜作成技術で形成した
素子がある。このような素子は、半導体自体の抵抗値の
変化を読取るセンサであり(いわゆる半導1本式ガスレ
ンV)1、半導体を200〜300 [℃]程度に加熱
づる必要がある。さらに、真空度に対しては感度を示さ
ないものであった。また、この種の薄膜素子において、
金属電極とT i 02との間でショットキー・バリア
を形成し、H2等の雰囲気中でのダイオード特の変化を
測定する試みもある。しかしながら、良好なバリアを形
成するためには500 [℃]程度の高温処理が必要で
゛あり、工程の増加、半導体基板上への一体化が不可能
なこと等から雰囲気センサとしての実用の点で問題があ
った。
本発明の目的は、薄膜による素子で電圧−電流特性に良
好なダイオード特性を持たせることができ、特に真空度
測定に適した雰囲気センサを提供することにある。
好なダイオード特性を持たせることができ、特に真空度
測定に適した雰囲気センサを提供することにある。
〔発明の1既要〕
本発明の骨子は、薄膜状酸化物半導体とこれに接合すべ
き金属電極との間に絶縁膜若しくは高抵抗膜を設けるこ
とにある。
き金属電極との間に絶縁膜若しくは高抵抗膜を設けるこ
とにある。
前)ボしたような、中間層を有しない薄膜素子で良好な
タイオード特性が1qられないのは、半導体と金属電極
との間に局在準位が生じ、ショツ1〜キーバリアの形成
が旨くできないためと考えられる。
タイオード特性が1qられないのは、半導体と金属電極
との間に局在準位が生じ、ショツ1〜キーバリアの形成
が旨くできないためと考えられる。
これを解決Jる方法として、前、述のような高温で熱処
理することが考えられるが、シリコンデバイスに結合さ
せる薄膜素子の場合、上記熱処理がシリコンデバイスに
悪影響を及はづ等の問題を招くし、また製造峙に余分な
熱処理1稈が入ってしまう。そこで、本発明者等が鋭意
研究を重ねた結果、薄膜状酸化物半導体と金属電極との
間に絶縁膜若しくは高抵抗膜を介在させれば、高温熱処
理を要することなく上記局在単位の影響を極めて小さく
できることが判明した。
理することが考えられるが、シリコンデバイスに結合さ
せる薄膜素子の場合、上記熱処理がシリコンデバイスに
悪影響を及はづ等の問題を招くし、また製造峙に余分な
熱処理1稈が入ってしまう。そこで、本発明者等が鋭意
研究を重ねた結果、薄膜状酸化物半導体と金属電極との
間に絶縁膜若しくは高抵抗膜を介在させれば、高温熱処
理を要することなく上記局在単位の影響を極めて小さく
できることが判明した。
本発明はこのような点に着目してなされたものであり、
薄膜素子を用いた雰囲気センサにおいて、支持基板上の
第1の電極上に形成された薄膜状酸化物半導体の表面に
絶縁膜若しくは高抵抗膜からなる中間層を形成し、この
中間層上に第2の電極を形成し、上記各電極間がダイオ
ード特性を示すようにし、この特性の変化からガス検知
及び真空度の測定を行うようにしたちのである。
薄膜素子を用いた雰囲気センサにおいて、支持基板上の
第1の電極上に形成された薄膜状酸化物半導体の表面に
絶縁膜若しくは高抵抗膜からなる中間層を形成し、この
中間層上に第2の電極を形成し、上記各電極間がダイオ
ード特性を示すようにし、この特性の変化からガス検知
及び真空度の測定を行うようにしたちのである。
本発明によれば、絶縁膜若しくは高抵抗膜からなる中間
層の存在により電圧−電流特性に良好なダイオード特性
を得ることができ、刀スの混入や真空度の変化ににり上
記特性に著しい変化を常;晶で持たせることができる。
層の存在により電圧−電流特性に良好なダイオード特性
を得ることができ、刀スの混入や真空度の変化ににり上
記特性に著しい変化を常;晶で持たせることができる。
このため、ガス成分の検知及び真空度の測定を常温で高
精度に行うことができる。また、熱処理を必要としない
ので、シリコン等の半導体上に順次積層することも可能
であり、シリコン半導体どの結合デバイスの小形化に極
めて有効である。また、常温でガス検出能力、真空度測
定能力を有するため、センυ使用時の消費電力が少ない
うえに加熱しないためセンサ寿命が長くなる。特に、従
来の半導体方式のカスセンサ等では検出づることのでき
なかった真空度を測定できる効果は大なるものである。
精度に行うことができる。また、熱処理を必要としない
ので、シリコン等の半導体上に順次積層することも可能
であり、シリコン半導体どの結合デバイスの小形化に極
めて有効である。また、常温でガス検出能力、真空度測
定能力を有するため、センυ使用時の消費電力が少ない
うえに加熱しないためセンサ寿命が長くなる。特に、従
来の半導体方式のカスセンサ等では検出づることのでき
なかった真空度を測定できる効果は大なるものである。
第3図は本発明の一実施例を示づ概略構成図である。図
中11は絶縁性の基板であり、この基板′11上には第
1の電極12が形成され、その上には薄膜状酸化物半導
体13が形成されている。半導体13の上には絶縁膜若
しくは高抵抗膜からなる薄い中間層14が形成され、そ
の上には第2の電極15が形成されている。ここて、電
極12は例えばAUであり、蒸着法等にJ、り形成され
る。
中11は絶縁性の基板であり、この基板′11上には第
1の電極12が形成され、その上には薄膜状酸化物半導
体13が形成されている。半導体13の上には絶縁膜若
しくは高抵抗膜からなる薄い中間層14が形成され、そ
の上には第2の電極15が形成されている。ここて、電
極12は例えばAUであり、蒸着法等にJ、り形成され
る。
半導体13は例えばN型導電性を示づ一酸化スズ5no
2であり、酸化スズをターゲラ1〜として高周波スパッ
タリング法等により形成される。中間層14は例えばア
ルミナを含/vだEli化スズ、アルミナ等をターゲッ
トとして高周波スパッタリング法等により形成される。
2であり、酸化スズをターゲラ1〜として高周波スパッ
タリング法等により形成される。中間層14は例えばア
ルミナを含/vだEli化スズ、アルミナ等をターゲッ
トとして高周波スパッタリング法等により形成される。
動作電極(第2の電極)14は例えばPLであり、スパ
ッタリング法等により形成される。
ッタリング法等により形成される。
このような構成であれば、良好なショツ1〜キー接合が
できるので、第4図に示す如く電圧−電流特性に良好な
ダイオード特性が得られる。さらに、ガスの混入−%’
l真空度の変化により、後述する如く常温で上記特性が
著しく変化するのが判明した。
できるので、第4図に示す如く電圧−電流特性に良好な
ダイオード特性が得られる。さらに、ガスの混入−%’
l真空度の変化により、後述する如く常温で上記特性が
著しく変化するのが判明した。
このため、ガス検知及び真空度の測定に極めて有効であ
る。また、この素子のガスに対する特性を調べたところ
、例えば大気中と2 X 10 ’ [torr]の真
空度においては、動作電流が負の電流、すなわちダイオ
ードの逆特性の電流が約5倍変化するものであった。従
来のような圧力差を利用する真空計、熱伝導を利用でる
ものに比べ、直接電気的出力が得られるため非常に有効
である。また、100 [℃]においては大気中と大気
に水素100[ppm]が混入した場合の逆方向電流が
約5倍変化するものであった。従来の半導体方式のガス
センザでは上記真空度の検出はできなかった。
る。また、この素子のガスに対する特性を調べたところ
、例えば大気中と2 X 10 ’ [torr]の真
空度においては、動作電流が負の電流、すなわちダイオ
ードの逆特性の電流が約5倍変化するものであった。従
来のような圧力差を利用する真空計、熱伝導を利用でる
ものに比べ、直接電気的出力が得られるため非常に有効
である。また、100 [℃]においては大気中と大気
に水素100[ppm]が混入した場合の逆方向電流が
約5倍変化するものであった。従来の半導体方式のガス
センザでは上記真空度の検出はできなかった。
なお、前記中間層14の厚さは50[人]以下では一様
な膜ができず効果がないこと、また1000[入]以上
では電流が流れなくなることから50〜1000[入J
であることが好ましい。また、−動作電極はPtに限ら
ずCr、Ni、Pd。
な膜ができず効果がないこと、また1000[入]以上
では電流が流れなくなることから50〜1000[入J
であることが好ましい。また、−動作電極はPtに限ら
ずCr、Ni、Pd。
Ir等の金属であれば良く金属の種類によりバリアの高
さを変えることができ、カスに対し選択性を付与するこ
ともできる。また、第1の電極12の八Uは通常酸化物
半導体とはオーム性接触を持たないが、上述のような1
lli型では殆どオーム性であり、ダイオード特性には
何等問題とならない。
さを変えることができ、カスに対し選択性を付与するこ
ともできる。また、第1の電極12の八Uは通常酸化物
半導体とはオーム性接触を持たないが、上述のような1
lli型では殆どオーム性であり、ダイオード特性には
何等問題とならない。
また、他の金属も殆どオーム性であり、第1の金属電極
として使用可能である。
として使用可能である。
次に、上記実施例素子をその製造方法を基により具体的
に説明する。
に説明する。
〈具体例1〉
まず、第5図(a)に示す如くアルミナ基板11上に第
1の電極12としてAUを被着し、その上に1薄膜状酸
化物半導体13として51102を形成しjlと。この
半導体13の作成法は、3nメタルをタニゲットとした
スパッタリング法によった。
1の電極12としてAUを被着し、その上に1薄膜状酸
化物半導体13として51102を形成しjlと。この
半導体13の作成法は、3nメタルをタニゲットとした
スパッタリング法によった。
すムわち、基板温度を300 [℃]どし、スパッタガ
スにArと02との混合ガスを用いて高周波によりスパ
ッタし、基板11及び電極12上に厚さ5000[人コ
に作成した。次いで、Al2O3をターゲラi−としA
r−02混合ガスを用い、スパッタリングにより第5図
(b)に示づ如く厚さ100[人コの絶縁膜(中間層)
14を形成した。次いで、第5図(C)に示す如く中間
層14を選択的に除去し、続いて第5図(d)に示す如
く動作電極(第2の電極)15としてptを蒸着法によ
り約300 [人]の厚さに形成した。
スにArと02との混合ガスを用いて高周波によりスパ
ッタし、基板11及び電極12上に厚さ5000[人コ
に作成した。次いで、Al2O3をターゲラi−としA
r−02混合ガスを用い、スパッタリングにより第5図
(b)に示づ如く厚さ100[人コの絶縁膜(中間層)
14を形成した。次いで、第5図(C)に示す如く中間
層14を選択的に除去し、続いて第5図(d)に示す如
く動作電極(第2の電極)15としてptを蒸着法によ
り約300 [人]の厚さに形成した。
かくして(qられた素子の電圧−電流特性は、前記第4
図に示す如く良好なタイオード特性を有していた。第6
図は大気中と真空中における特性のp t(−)側を拡
大したものである。真空中において電流が約5倍増加し
、真空計として応用できるのが判る。このように常温で
真空度を測定することができるので真空計としては非常
に有効である。
図に示す如く良好なタイオード特性を有していた。第6
図は大気中と真空中における特性のp t(−)側を拡
大したものである。真空中において電流が約5倍増加し
、真空計として応用できるのが判る。このように常温で
真空度を測定することができるので真空計としては非常
に有効である。
また、第7図は100[°C1にJ5iプるH2100
0[1)l1m]が空気中に混入した場合の特性であり
、約5(8以上変化しており、カス検知素子としても働
くことが判る。常湿でも同様な効果がiqられるが、い
ずれにせよ従来に比べ低温で動作できる。
0[1)l1m]が空気中に混入した場合の特性であり
、約5(8以上変化しており、カス検知素子としても働
くことが判る。常湿でも同様な効果がiqられるが、い
ずれにせよ従来に比べ低温で動作できる。
f+a’ −
な喝f、ここではPt側(第2の電極15側)を負に印
加、ずなわち電子がptから半導体側に流れるようにし
た。
加、ずなわち電子がptから半導体側に流れるようにし
た。
〈具体例2〉
この例では、前記中@層として高抵抗膜を用いた。りな
わら、前記第5図(a)に示7までの工程は同じで、そ
の後Al2O3を1[mo1%]含む5n02をターゲ
ットとじ、先と同様なスパッタ法により半導体13上に
高抵抗51102膜(中間層)14を形成した。これ以
降は、先の具体例と同様にして第2の電極15を形成し
た。
わら、前記第5図(a)に示7までの工程は同じで、そ
の後Al2O3を1[mo1%]含む5n02をターゲ
ットとじ、先と同様なスパッタ法により半導体13上に
高抵抗51102膜(中間層)14を形成した。これ以
降は、先の具体例と同様にして第2の電極15を形成し
た。
かくして形成された素子にあっても前記第6図及びM7
図に示したのと略同様な特性が得られ、さらに100[
℃]にお番ノるl−121000[11F1m ]が大
気に混入した場合の特性は約7倍変化していた。また、
室温における酸素濃度の変化に対する電流の変化は第8
図に示づ゛如く酸素濃度の減少により電流が増加するも
のであった。ここで、印加電圧は第2のN極15側を負
とし、1[v]とした。
図に示したのと略同様な特性が得られ、さらに100[
℃]にお番ノるl−121000[11F1m ]が大
気に混入した場合の特性は約7倍変化していた。また、
室温における酸素濃度の変化に対する電流の変化は第8
図に示づ゛如く酸素濃度の減少により電流が増加するも
のであった。ここで、印加電圧は第2のN極15側を負
とし、1[v]とした。
く具体例3〉
この例では、前記高抵抗膜としての中間層゛14を相互
拡散により形成した。すなわち、前記第5図(a>に示
す工程の後Al20aをターゲラ1〜としAr−02混
合ガス中で高周波によりスパッタし、前記半府体′13
上に約50[人コのAl2O3層を形成した。次いで、
先の具体例と同様にして第2のNt115を形成した後
、空気中400[℃]で5[1−1r]熱処理した。こ
れにより、上記Al20a層と半導体層との相互拡散を
行わせ、高抵抗層(中間層)14を形成した。真空B1
の場合は、このような熱処理は要しないが、例えば10
0[℃コ程度でガスセンサとして用いる場合に、特性の
安定等の効果がある。
拡散により形成した。すなわち、前記第5図(a>に示
す工程の後Al20aをターゲラ1〜としAr−02混
合ガス中で高周波によりスパッタし、前記半府体′13
上に約50[人コのAl2O3層を形成した。次いで、
先の具体例と同様にして第2のNt115を形成した後
、空気中400[℃]で5[1−1r]熱処理した。こ
れにより、上記Al20a層と半導体層との相互拡散を
行わせ、高抵抗層(中間層)14を形成した。真空B1
の場合は、このような熱処理は要しないが、例えば10
0[℃コ程度でガスセンサとして用いる場合に、特性の
安定等の効果がある。
かくして形成された素子は、先の具体例2と同様にH2
や02ガスに対しPtが負となる印加電圧において大き
な電流変化を示した。
や02ガスに対しPtが負となる印加電圧において大き
な電流変化を示した。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。前記薄膜状酸化物半導体を形成する材料としては酸
化スズに限らず、通常大気中でN型特性を示す材料、例
えば7nO,TiO2,V2O5等も有効であり、場合
にJ−っでは抵抗値を減少させる目的で不純物として3
.1llliから6価の金属イオンを添加した材料も有
効である。また、P型iff電性を示ず材11、例えば
Cu202 、N iQ。
い。前記薄膜状酸化物半導体を形成する材料としては酸
化スズに限らず、通常大気中でN型特性を示す材料、例
えば7nO,TiO2,V2O5等も有効であり、場合
にJ−っでは抵抗値を減少させる目的で不純物として3
.1llliから6価の金属イオンを添加した材料も有
効である。また、P型iff電性を示ず材11、例えば
Cu202 、N iQ。
1) b O等や、これらに不純物を添加して抵抗値を
制御さぜた材料も有効である。さらに、作成法も高周波
スパッタリンクによる方法だけでなく通常の薄膜形成法
、例えば蒸着法、イオンブレーティング法等も有効であ
り、いずれも着脱後にrl結工程等の熱処理を要しない
方法である。また、中間層としての絶縁膜を形成づる(
Δ料はAl2O3に限らずTa205 、S i 02
、 N−1c+o、Cab。
制御さぜた材料も有効である。さらに、作成法も高周波
スパッタリンクによる方法だけでなく通常の薄膜形成法
、例えば蒸着法、イオンブレーティング法等も有効であ
り、いずれも着脱後にrl結工程等の熱処理を要しない
方法である。また、中間層としての絶縁膜を形成づる(
Δ料はAl2O3に限らずTa205 、S i 02
、 N−1c+o、Cab。
Si3N+笠の絶縁体であれは良く、その形成法もスパ
ッタ法に限らず通常の薄膜形成法であれば良いことは勿
論である。さらに、中間層としての高抵抗層を形成する
材料は51102に対するAl2O3だけでなく、主た
る半導体材料に侵入し、いわゆる原子化制御により高抵
抗層を形成する材料、例えばN型の3n02に対しては
その他にアルカリ金属、アルカリ土類金属等、1価から
3価となる金属或いはその酸化物が有効である。他のN
型半導体材料に対しても同様の考え方から半導体のイオ
ン価数より小さい価数を持つ金属酸化物が有効である。
ッタ法に限らず通常の薄膜形成法であれば良いことは勿
論である。さらに、中間層としての高抵抗層を形成する
材料は51102に対するAl2O3だけでなく、主た
る半導体材料に侵入し、いわゆる原子化制御により高抵
抗層を形成する材料、例えばN型の3n02に対しては
その他にアルカリ金属、アルカリ土類金属等、1価から
3価となる金属或いはその酸化物が有効である。他のN
型半導体材料に対しても同様の考え方から半導体のイオ
ン価数より小さい価数を持つ金属酸化物が有効である。
さらに、P型半導体に関しては、逆の考え方から価数の
高い金属或いはその酸化物、例えばNiOに関してはC
r203 、 A 1203等である。
高い金属或いはその酸化物、例えばNiOに関してはC
r203 、 A 1203等である。
また、前記基板としては、Al2O3等の絶縁性基板の
他にSi等の半導体基板を用いることもできる。さらに
、前記第1の金属電極として金属板を用い、基板を兼ね
備えさせることも可能である。さらに、測定対象とする
ガスは常温でガス状物質となる物に限らず、測定湿度に
おいて液体若しくは固体と共存し蒸気状で存在する物質
、例えばアルコール等であってもよい。また、測定温度
を維持するためにヒータ等の加熱部材をイ]加するよう
にしてもよい。さらに、第1の電極と半導体との間に高
抵抗層を設け、ツェナーダイオード特性を付与すること
もできる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
便々変形して実施することができる。
他にSi等の半導体基板を用いることもできる。さらに
、前記第1の金属電極として金属板を用い、基板を兼ね
備えさせることも可能である。さらに、測定対象とする
ガスは常温でガス状物質となる物に限らず、測定湿度に
おいて液体若しくは固体と共存し蒸気状で存在する物質
、例えばアルコール等であってもよい。また、測定温度
を維持するためにヒータ等の加熱部材をイ]加するよう
にしてもよい。さらに、第1の電極と半導体との間に高
抵抗層を設け、ツェナーダイオード特性を付与すること
もできる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
便々変形して実施することができる。
第1図は従来のガス検知素子を示づ概略構成図、第2図
はこの素子の電圧−電流特性を示す特性図、第3図は本
発明の一実施例に係わる薄膜素子を示づ概略構成図、第
4図は上記実施例素子の電圧−電流特性を示す特性図、
第5図(a)〜(d)は上記素子の!!!造工程を示す
工程断面図、第6図乃至第8図はそれぞれ上記素子の作
用を示す特性図である。 11・・・絶縁基板、12・・・第′1の電極、13・
・・薄膜状酸化物半導体府、14・・・絶縁膜、高抵抗
膜(中間層)、15・・・第2の電極。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 3
はこの素子の電圧−電流特性を示す特性図、第3図は本
発明の一実施例に係わる薄膜素子を示づ概略構成図、第
4図は上記実施例素子の電圧−電流特性を示す特性図、
第5図(a)〜(d)は上記素子の!!!造工程を示す
工程断面図、第6図乃至第8図はそれぞれ上記素子の作
用を示す特性図である。 11・・・絶縁基板、12・・・第′1の電極、13・
・・薄膜状酸化物半導体府、14・・・絶縁膜、高抵抗
膜(中間層)、15・・・第2の電極。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 3
Claims (2)
- (1)基板と、この基板上に形成された第1の電極と、
この第1の電極上に形成された薄膜状酸化物半導体と、
この半導体上に形成された絶縁膜若しくは高抵抗膜から
なる中間層と、この中間層上に形成された第2の電極と
を具備し、前記第1及び第2の電極間がダイオード特性
を示1ことを特徴どする雰囲気センサ。 - (2)前記中間層の1151厚が50〜1000[入]
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の雰
囲気センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18273383A JPS6073448A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 雰囲気センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18273383A JPS6073448A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 雰囲気センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6073448A true JPS6073448A (ja) | 1985-04-25 |
Family
ID=16123484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18273383A Pending JPS6073448A (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 雰囲気センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6073448A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2016125283A1 (ja) * | 2015-02-05 | 2017-11-16 | 富士通株式会社 | ガスセンサ及びセンサ装置 |
JPWO2016143053A1 (ja) * | 2015-03-10 | 2017-12-21 | 富士通株式会社 | ガスセンサ及びセンサ装置 |
WO2018123674A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 気体検出装置、気体センサシステム、燃料電池自動車、及び水素検出方法 |
WO2018123673A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 気体検出装置、気体検出システム、燃料電池自動車、及び気体検出方法 |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP18273383A patent/JPS6073448A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2016125283A1 (ja) * | 2015-02-05 | 2017-11-16 | 富士通株式会社 | ガスセンサ及びセンサ装置 |
JPWO2016143053A1 (ja) * | 2015-03-10 | 2017-12-21 | 富士通株式会社 | ガスセンサ及びセンサ装置 |
WO2018123674A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 気体検出装置、気体センサシステム、燃料電池自動車、及び水素検出方法 |
WO2018123673A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 気体検出装置、気体検出システム、燃料電池自動車、及び気体検出方法 |
JPWO2018123673A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2019-10-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 気体検出装置、気体検出システム、燃料電池自動車、及び気体検出方法 |
JPWO2018123674A1 (ja) * | 2016-12-28 | 2019-10-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 気体検出装置、気体センサシステム、燃料電池自動車、及び水素検出方法 |
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