JPH057992U - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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JPH057992U
JPH057992U JP6172591U JP6172591U JPH057992U JP H057992 U JPH057992 U JP H057992U JP 6172591 U JP6172591 U JP 6172591U JP 6172591 U JP6172591 U JP 6172591U JP H057992 U JPH057992 U JP H057992U
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casing
outer casing
suction pipe
suction
impeller
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和明 宮▼崎▲
善之 白水
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shinmaywa Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプ装置1の小型化、軽量化および構造の
簡素化を図る。 【構成】 外ケーシング2内に内ケーシング3が収容さ
れる。内ケーシング3に収容されたモータ11の回転軸
12が内ケーシング3底部のシールブラケット10より
突出され、その回転軸12下端に羽根車15が取付けら
れる。吸込管21が外ケーシング2の外面側に一体的に
設けられ、吸込管21の一端開口部22が羽根車15の
下方に対向配置される。吸込管21内の吸込路25途中
と外ケーシング2内とを互いに連通させる連通孔26が
設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、固形物、泥土類の混在する汚水・汚物等の被吸引物、例えばエアー の吸込み易い溜まり水、底水および沈澱物等を吸排するためのポンプ装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、建設現場等における湧水や溜まり水の吸排処理に用いられる汚水・汚物 吸排用ポンプ装置として、例えば特開平2−199295号公報に開示されたも のがある。
【0003】 図3にこの種のポンプ装置の断面図を示す。同図に示すように、外ケーシング 101の上部には吸込口102および吐出口103が設けられている。さらに、 外ケーシング101内にはモータケーシング104が収容されるとともに、モー タケーシング104内にはモータ105が収容されている。
【0004】 モータ105の回転軸106はモータケーシング104の底部を貫通して下方 に突出状とされ、その下端に羽根車107が取り付けられるとともに、羽根車1 07の外周側には案内羽根108が配置されている。また、外ケーシング101 内において、吸込口102には吸込管109の一端が連結されるとともに、その 吸込管109の他端が羽根車107の下方に対向配置されている。
【0005】 このポンプ装置において、汚水・汚物等(以下、単に「汚水」と称す)の吸排 の処理を行う場合、外ケーシング101内に所定量の呼び水を収容しておき、そ の状態でモータ105を駆動させる。これにより、羽根車107が回転してその 遠心力により羽根車107周辺部の呼び水が径方向外方、即ち側方に押し出され て、羽根車107の下辺部が減圧される。
【0006】 この減圧による吸引作用によってホース110の先端から汚水が吸い込まれ、 吸込口102および吸込管109を通って羽根車107の周辺部まで吸い込まれ る。さらに、その汚水は前記遠心力により羽根車107の側方に押し出されて案 内羽根108間を通り、外ケーシング101内に押し出される。この動作が連続 的に繰り返されて、外ケーシング101内が汚水で満たされると、汚水が吐出口 103から吐出されるよう構成されていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この種従来のポンプ装置においては、外ケーシング101とモ ータケーシング104間のスペースを利用して吸込管109を配管する方式であ るため、構造が複雑となり、また外ケーシング101の外径寸法の大型化を招き 、吸引開始時における呼び水量も多く必要とされ、ここにポンプ装置の重量がか さみ、持ち運び等の操作性も悪くなるという欠点があった。
【0008】 そこで本考案は、上記問題点に鑑み、小型化、軽量化を図るとともに、構造の 簡素化を図ったポンプ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための技術的手段は、吐出口が設けられた外ケーシング内 に内ケーシングが収容され、内ケーシング内に、回転駆動される回転軸下端が内 ケーシングの底部より突出状として駆動手段が収容され、前記突出された回転軸 下端に羽根車が取付けられ、吸込管の一端開口部が羽根車の下方に対向配置され 、羽根車の回転による吸引作用により吸込管の他端側から吸込まれた被吸引物を 吸込管および外ケーシング内を通じて吐出口より排出するポンプ装置において、 前記吸込管を外ケーシングの外面側に一体的に設けた点にある。
【0010】 また吸込管内の吸込路途中と外ケーシング内とを互いに連通させる連通孔を設 けてもよい。
【0011】
【作用】
本考案によれば、吸込管を外ケーシングの外面側に設ける構造としているため 、外ケーシングと内ケーシングとの間に吸込管を配管するためのスペースを確保 する必要がなく、外ケーシングを小型化でき、軽量化が達成できる。また吸込管 を外ケーシングの外面側に一体的に設けているため、ポンプ装置全体としても小 型化が達成できるとともに、構造が簡素化できる。
【0012】 また、吸込管内の吸込路途中と外ケーシング内とを互いに連通させる連通孔を 設けた構造にあっては、吸込管内の呼び水を外ケーシング内に吸引した後、吸込 管を通じてエアーを吸引する際、外ケーシング内の呼び水が連通孔を通じて吸込 管の吸込路内に流入し、エアーと共に再度外ケーシング内に吸引されるため、エ アー吸込性能が向上し、ポンプ装置の吸引性能が良好に確保される。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図1および図2において 、ポンプ装置1は、外ケーシング2と、外ケーシング2内に周方向に適宜間隔を 有して収容された内ケーシング3とを備えてなり、外ケーシング2は互いに液密 状に連結された上部のケーシング本体4と、中間部の軸受ケース5の外周壁部5 aと、下部の下ケーシング6とから構成されている。そして下ケーシング6の下 面側外周部には周方向に離隔して複数の脚部7が下向き突出状に設けられている 。
【0014】 内ケーシング3は互いに液密状に連結された上部のモータケーシング9と、中 間部の軸受ケース5の軸受壁部5bと、下部のシールブラケット10とから構成 されており、モータケーシング9内に駆動手段としてのモータ11が収容されて いる。なお、軸受ケース5の外周壁部5aと軸受壁部5bとは周方向に所定間隔 を有して配置された複数の連結片5cで互いに連結されている。モータ11の回 転軸12はモータケーシング9および軸受壁部5bに軸受13を介して上下方向 の軸芯回りに回転駆動自在に軸支されており、回転軸12の下端は、軸受壁部5 bおよびシールブラケット10を貫通して下方に突出状とされている。なお、軸 受壁部5bとシールブラケット10で構成される潤滑油室14内には適宜潤滑油 が充填されている。
【0015】 内ケーシング3の底部、即ちシールブラケット10から下方に突出された回転 軸12下端には羽根車15が取付けられており、羽根車15は上部の円盤状基板 15aと、基板15aの下面側に周方向に離隔して突設され、それぞれ渦巻状に 形成された複数の回転羽根15bとから構成されている。
【0016】 そして羽根車15は外ケーシング2の底部、即ち下ケーシング6の底壁部6a と僅かな間隙を有してその底壁部6aの上方側に配置されている。
【0017】 また、羽根車15の外周側に位置して案内羽根17が配設されており、案内羽 根17はリング状の基板17aと、基板17aの下面に渦巻方向が前記羽根車1 5の渦巻方向と逆方向となるように突設された複数の固定羽根17bとから構成 されている。さらに基板17aはその外周縁部が複数の固定羽根17bの外周位 置よりも径方向外方側に突出状に構成されている。そして案内羽根17の基板1 7aがシールブラケット10側にボルト18により締結されている。
【0018】 前記ケーシング本体4の上壁部4a上面側には外ケーシング2内と連通状とさ れたエルボ状の吐出口20が設けられており、下ケーシング6の外面側には吸込 管21が一体的に設けられている。即ち、吸込管21は下ケーシング6の底壁部 6aの下面側中心部から径方向一側方に延設状とされ、さらに下ケーシング6の 周壁部6b外面に沿って上方に屈曲状に延設された略L字管状に構成されている 。そして羽根車15の中心下方に対応する下ケーシング6の中心部に吸込管21 と外ケーシング2とを互いに連通させる開口部22が形成されており、吸込管2 1の一端開口部22を構成している。また、吸込管21の他端開口部23にはエ ルボよりなる吸込口24が連結されている。
【0019】 そして吸込管21内の吸込路25途中と外ケーシング2内とを互いに連通させ るべく、下ケーシング6の底壁部6a外周部に小径の連通孔26が形成されてい る。
【0020】 なお、図1において、28は電源供給用ケーブル,29は持ち運び用ハンドル である。
【0021】 本考案の実施例は以上のように構成されており、汚水の吸排処理を行う場合に は、外ケーシング2内に呼び水を水面位置Hに相当する位置ぐらいまで収容する とともに吐出口20および吸込口24にホース31,32を接続し、モータ11 を駆動させる。
【0022】 モータ11の駆動により、回転軸12が回転駆動され、ここに羽根車15が回 転し、その遠心力によって羽根車15の周辺部の呼び水が径方向外方、即ち、側 方に押し出されて羽根車15の下辺部が減圧される。この減圧による吸引作用に よってホース32の先端から汚水がホース32内に吸い込まれて、吸込口24、 吸込管21を順次通って羽根車15の周辺部まで吸い込まれる。さらに、その汚 水は前記遠心力により羽根車15の側方へ押し出されて案内羽根17の複数の固 定羽根17b間を通り、外ケーシング2内外周部に押し出される。また汚水とと もに吸い込まれたエアーも案内羽根17の側方に押し出されることになるが、案 内羽根17の基板17aの外周縁部を固定羽根17bの外周位置よりも径方向外 方側に突出させているため、汚水は基板17aの外周縁部によって残留が促進さ れ、一方、エアーは何等影響を受けずに外ケーシング2と内ケーシング3との相 互間に構成された排出流路33を通って上方に案内される。このような動作が繰 り返されて、外ケーシング2内の排出流路33が汚水で満たされると、吐出口2 0からホース31を通じて汚水が吐出される。
【0023】 また、案内羽根17の径方向外方側に位置した下ケーシング6の底壁部6aに 連通孔26が形成されているため、ポンプ装置1の駆動初期においては、吸込管 21内の呼び水が外ケーシング2内に吸引され、その後、ホース32内のエアー やホース32を通じてエアーが吸込路25内に吸引されてきた際、外ケーシング 2内の呼び水が連通孔26を通じて吸込管21の吸込路25内に流入し、エアー と共に再度外ケーシング2内に吸引される。
【0024】 以上のように、本考案の実施例によれば、吸込管21を外ケーシング2の外面 側に設ける構造としたため、外ケーシング2と内ケーシング3との間に吸込管2 1を配管するためのスペースを確保する必要がなく、外ケーシング2の外径寸法 をより小径に構成することができ、ここに外ケーシング2を小型化できるため、 ポンプ装置1全体として小型化および軽量化が達成できる。また吸込管21を外 ケーシング2の外面側に一体的に設ける構造としているため、ポンプ装置1全体 として小型化が達成できるだけでなく、部品点数も削減でき、構造が簡素化でき る。さらに、外ケーシング2の小型化により吸引開始時に収容される呼び水量も 少なくなり、ここにポンプ装置1の使用時における重量も軽減でき、持ち運び等 の操作性も向上できる。
【0025】 また、呼び水量が少なくなるにもかかわらず、前記連通孔26を通じての吸込 路25内への呼び水の流入作用によって呼び水が有効利用でき、エアー吸込性能 が大幅に向上し、ここにポンプ装置1の汚水に対する吸引性能が良好に確保でき る。
【0026】 なお、上記実施例において、連通孔26を下ケーシング6の底壁部6aに設け た構造を示しているが、図1に仮想線で示される如く、周壁部6b側における構 造としてもよい。
【0027】
【考案の効果】
以上のように、本考案のポンプ装置によれば、吸込管を外ケーシングの外面側 に一体的に設けているため、外ケーシングを小型化でき、ここにポンプ装置全体 として小型化および軽量化が図れるとともに、構造の簡素化が図れる。
【0028】 また、吸込管内の吸込路途中と外ケーシング内とを互いに連通させる連通孔を 設けたものにあっては、呼び水を有効利用してエアー吸込性能を大幅に向上させ ることができ、ポンプ装置の吸引性能が良好に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】図1のII−II線断面矢視図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプ装置 2 外ケーシング 3 内ケーシング 11 モータ 12 回転軸 15 羽根車 20 吐出口 21 吸込管 22 開口部 25 吸込路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出口が設けられた外ケーシング内に内
    ケーシングが収容され、内ケーシング内に、回転駆動さ
    れる回転軸下端が内ケーシングの底部より突出状として
    駆動手段が収容され、前記突出された回転軸下端に羽根
    車が取付けられ、吸込管の一端開口部が羽根車の下方に
    対向配置され、羽根車の回転による吸引作用により吸込
    管の他端側から吸込まれた被吸引物を吸込管および外ケ
    ーシング内を通じて吐出口より排出するポンプ装置にお
    いて、 前記吸込管を外ケーシングの外面側に一体的に設けたこ
    とを特徴とするポンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記吸込管内の吸込路途中と外ケーシン
    グ内とを互いに連通させる連通孔が設けられてなること
    を特徴とする請求項1記載のポンプ装置。
JP1991061725U 1991-07-09 1991-07-09 ポンプ装置 Expired - Lifetime JP2561445Y2 (ja)

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JPH057992U true JPH057992U (ja) 1993-02-02
JP2561445Y2 JP2561445Y2 (ja) 1998-01-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011169078A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Hashimoto Sangyo Kk 強制排水ポンプ、及び強制排水システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343205A (en) * 1976-09-30 1978-04-19 World Chem Kk Automatic feed pumps
JP3013488U (ja) * 1994-08-31 1995-07-18 天馬株式会社 ごみ箱

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