JPH0579831U - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH0579831U
JPH0579831U JP1859592U JP1859592U JPH0579831U JP H0579831 U JPH0579831 U JP H0579831U JP 1859592 U JP1859592 U JP 1859592U JP 1859592 U JP1859592 U JP 1859592U JP H0579831 U JPH0579831 U JP H0579831U
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JP
Japan
Prior art keywords
knob
waterproof
case
fixed contact
wiring board
Prior art date
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Pending
Application number
JP1859592U
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English (en)
Inventor
俊一 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP1859592U priority Critical patent/JPH0579831U/ja
Publication of JPH0579831U publication Critical patent/JPH0579831U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水構造のスイッチでありながらコストを低
減できると共に、全体の薄形化を図ることができ、さら
には操作感の向上を図る。 【構成】 ケース11内に配設されたプリント配線基板
12上には固定接点13が設けられている。ケース11
の上面には防水部材14が2色成形により一体化されて
いる。防水部材14にはケース11の孔11aを包囲す
るように立上り部14a及びノブ14bが形成されてお
り、これらの立上り部14a及びノブ14bにより防水
空間部16が形成されている。この防水空間部16にノ
ブ14bの下面に設けられた可動接点15及び固定接点
13が臨んでいる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、防水構造を有するスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のスイッチ装置の一例を図3に示す。この図3において、ケース1内に 収納されたプリント配線基板2上にスイッチ3が装着されており、そのスイッチ 3はケース1に形成された孔1aに臨んでいる。また、ケース1の表面は熱可塑 性エラストマーから成る弾性膜状の防水部材4により覆われている。そして、ケ ース1の前面には所定間隙を存してパネル5が配設されている。このパネル5に は段付き孔5aが形成されており、その段付き孔5aにノブ6が下方から装着さ れている。ここで、ノブ6の底面には押圧凸部6aが一体に形成されており、そ の押圧凸部6aが防水部材4に当接することにより上方への付勢力が与えられて いる。従って、ノブ6を押圧操作することにより押圧凸部6aが防水部材4を介 してスイッチ3を押圧するので、スイッチ3に対してオン,オフ操作することが できる。
【0003】 上記構成のものによれば、ケース1の表面は防水部材4により覆われているの で、ケース1内に水が浸入してしまうことを防止することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成のものの場合、スイッチ3,ノブ6,防水部材4 等の多数の部品により組立てる構成であるので、部品全体のコストが高いと共に 組立て工数が多く、総じてコスト高となるという欠点がある。
【0005】 また、ケース1内に収納されたプリント配線基板2にスイッチ3を装着してい るので、ケース1の前面に対してプリント配線基板2をスイッチ3の高さ分だけ 下げた位置に配設しなければならず、全体の薄形化が困難であった。
【0006】 さらに、ノブ6とスイッチ3との間に防水部材4が介在しているので、ノブ6 を押圧操作したときの感触が悪いという欠点がある。
【0007】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、放水構造を有しなが らコストを低減できると共に、全体の薄形化を図ることができ、さらには操作感 触の向上を図ることができるスイッチ装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のスイッチ装置は、プリント配線基板に固定接点を設け、前記プリント 配線基板を覆うように配置され前記固定接点を包囲した形状の孔が形成された剛 性部材を設け、この剛性部材との2色成形により当該剛性部材と一体化した状態 であると共に、前記孔を包囲する形状に形成された弾性変形可能な立上り部とこ の立上り部の先端に前記固定接点と所定間隙を存するように連結されたノブとに よって前記固定接点を含む防水空間部を形成する防水部材を設け、前記ノブにお ける前記防水空間部を臨む位置に前記固定接点と対向するように可動接点を設け たものである。
【0009】
【作用】
ノブを押圧操作すると、防水部材に形成された立上り部が弾性変形する。そし て、立上り部に抗してノブをさらに押圧操作すると、ノブがプリント配線基板に 当接する。これにより、ノブに設けられた可動接点がプリント配線基板に設けら れた固定接点に接触するので、接点間がオンする。
【0010】 ここで、ノブに設けられた可動接点及びプリント配線基板に設けられた固定接 点は防水部材により形成された防水空間部に位置しているので、それらの接点に 水滴が付着してスイッチ機能が損なわれることはない。
【0011】 また、可動接点と固定接点との間隙を小さく設定できるので、スイッチとして 高さ寸法を抑制することができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図1を参照して説明する。剛性部材たるケース1 1内にはこれの内面に添設するようにプリント配線基板12が配設されている。 このプリント配線基板12上の所定位置に固定接点13が形成されており、この 固定接点13は図示しない配線パターンと接続されている。
【0013】 ケース11には熱可塑性エラストマーから成る弾性膜状の防水部材14が2色 成形により一体化されている。つまり、金型成形されたケース11に熱可塑性エ ラストマーをモールド成形することにより、ケース11に防水部材14が一体化 されている。
【0014】 ここで、ケース11にはプリント配線基板12上の固定接点13を包囲した形 状の孔11aが形成されている。また、防水部材14において孔11aを包囲す るように円錐状の立上り部14aが形成されていると共に、その立上り部14a の先端に連なるようにノブ14bが形成されている。また、ノブ14bの下部に は押圧凸部14cが形成されており、その押圧凸部14cの底面に可動接点15 が設けられている。尚、防水部材14と連結された立上り部14a,ノブ14b 及び押圧凸部14cは、防水部材14をケース11に2色成形するときに同時に 形成される。
【0015】 以上の構成により、ケース11の孔11aに対応して防水部材14により防水 空間部16が形成されるもので、その防水空間部16に可動接点15及び固定接 点13が臨んでいる。
【0016】 一方、ケース11の前面にはパネル17が装着されており、そのパネル17に 形成された孔17aに防水部材14におけるノブ14bが侵入している。
【0017】 尚、前記可動接点15はリード線によりプリント配線基板12上に形成された 配線パターンと接続されており、その出力はコネクタを通じて外部機器(何れも 図示せず)に出力される。
【0018】 次に上記構成の作用について説明する。パネル17から前方を臨んでいるノブ 14bを押圧すると、そのノブ14bに連なった立上り部14aが弾性変形する 。そして、立上り部14aの弾性力に抗してノブ14bをさらに押圧すると、押 圧凸部14cがプリント配線基板12に当接するようになる。この結果、ノブ1 4bに設けられている可動接点15がプリント配線基板12に設けられている固 定接点13に接触するので、接点15,13間がオンする。
【0019】 また、パネル17に水がかかった場合、可動接点15及び固定接点13は防水 部材14により形成された防水空間部16に位置しているので、それらの接点1 5,13に水滴が付着してしまうことはなく、これにより、スイッチ機能が損な われることはない。
【0020】 上記構成のものによれば、ケース11に2色成形により一体化された防水部材 14に立上り部14a及びノブ14bを一体に形成することにより防水構造を構 成したので、ノブ及びスイッチが個別の部品である従来例に比べて、ノブ及びス イッチを削減して、部品のコストを低減することができると共に組立て工数を削 減することができる。
【0021】 また、上述のように部品としてのスイッチを削減することにより、プリント配 線基板12をケース11に密着した状態で配設することができるので、スイッチ の高さ寸法だけプリント配線基板をケースから下げた位置に配設する従来例に比 べて、全体の薄形化を図ることができる。
【0022】 さらに、ノブ14bに対する押圧操作により、ノブ14bがプリント配線基板 12に直接接触して接点13,15間をオンするので、防水部材を介してノブを 押圧する従来構成に比べて、ノブ14bの操作感が向上する。
【0023】 図2は本考案の第2実施例を示しており、第1実施例と同一部分には同一符号 を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。即ち、この第2実施 例では、パネル17の孔17aの周縁部に段部17bを形成し、その段部17b にノブ14bに形成された鍔部14dを当接する構成である。
【0024】 この第2実施例の場合、第1実施例と同様な効果を発揮させながら、パネル1 7に対するノブ14bの位置決めを確実に行うことができる。
【0025】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案のスイッチ装置によれば、剛性部材に 2色成形された防水部材に一体に立上り部及びノブを設けることにより防水空間 部を形成し、その防水空間部にノブに設けられた可動接点及びプリント配線基板 に設けられた固定接点を臨むようにしたので、防水構造を有しながらコストを低 減できると共に、全体の薄形化を図ることができ、さらには操作感触の向上を図 ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す要部の縦断面図
【図2】本考案の第2実施例を示す図1相当図
【図3】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11はケース(剛性部材)、11aは孔、13は固定接
点、14は防水部材、14aは立上り部、14bはノ
ブ、15は可動接点、16は防水空間部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点が設けられたプリント配線基板
    と、 このプリント配線基板を覆うように配置され前記固定接
    点を包囲した形状の孔が形成された剛性部材と、 この剛性部材との2色成形により当該剛性部材と一体化
    した状態で設けられ、前記孔を包囲する形状に形成され
    た弾性変形可能な立上り部とこの立上り部の先端に前記
    固定接点と所定間隙を存するように連結されたノブとに
    よって前記固定接点を含む防水空間部を形成する防水部
    材と、 前記ノブにおける前記防水空間部を臨む位置に前記固定
    接点と対向するように設けられた可動接点とを備えたこ
    とを特徴とするスイッチ装置。
JP1859592U 1992-03-31 1992-03-31 スイッチ装置 Pending JPH0579831U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1859592U JPH0579831U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1859592U JPH0579831U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 スイッチ装置

Publications (1)

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JPH0579831U true JPH0579831U (ja) 1993-10-29

Family

ID=11976000

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JP1859592U Pending JPH0579831U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 スイッチ装置

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JP (1) JPH0579831U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007066809A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Seiko Epson Corp ボタン、該ボタンを備えた操作部及びその操作部を備えた電子機器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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