JPH057965Y2 - - Google Patents

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JPH057965Y2
JPH057965Y2 JP8815688U JP8815688U JPH057965Y2 JP H057965 Y2 JPH057965 Y2 JP H057965Y2 JP 8815688 U JP8815688 U JP 8815688U JP 8815688 U JP8815688 U JP 8815688U JP H057965 Y2 JPH057965 Y2 JP H057965Y2
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stop mechanism
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は座席の肘掛に設けられるテーブルの回
転ストツプ機構に関するもので、特に座席の上側
に設置した状態から座席の前方に回動できるよう
にした座席用テーブルの回転ストツプ機構に関す
るものである。
(従来の技術) 航空機等の長時間乗つていなければならない乗
物用座席にあつては、この座席に座つたままの状
態で食事を取つたりすることができるようにした
テーブルを備えている。この種の座席用テーブル
にあつては、これを使用しない場合には、座席を
構成している肘掛け内等に収納しておくようにな
つている。
すなわち、従来の座席用テーブルにあつては、
当該座席の肘掛内に収納できるとともに、必要に
応じて取り出して座席の上側にて設置できるよう
にしたもの、あるいは別途用意した座席用テーブ
ルを座席に取付けるようにしたものが種々提案さ
れているのである。このように構成された従来の
肘掛テーブルにあつては、使用しない場合には肘
掛内等に収納しておき、必要な場合に取り出して
設置できることから、非常に便利なものである。
ところが、このように便利な肘掛テーブルでは
あつても、これがあることによつて不便な場合が
ある。すなわち、この種の肘掛テーブルを使用し
て食事等を行なつていて、何等かの理由によつて
当該座席から離れる必要がある場合に、この肘掛
テーブルが邪魔になつて席を立つことができない
ものである。特に、この種の肘掛テーブルにあつ
ては、狭い空間を一杯に使用するように構成して
あるのが普通であるから、肘掛テーブルを設置し
たままの状態で席を立つような余分な空間は、こ
の種肘掛テーブルの近傍において全く存在しない
のである。
また、仮りに、この肘掛テーブルをその展開位
置から回動するように構成したとしても、この肘
掛テーブルの回動と固定とを段階的に操作するよ
うにしないと、肘掛テーブルの予期しない不意な
回動によつて肘掛テーブル上の物が落下したり、
操作を行なう使用者に不安を与えたりすることに
なる。
そこで、本考案者等はこの種の座席用テーブル
における以上のような不便さを解消すべく鋭意研
究してきた結果、この座席上にて設置したテーブ
ルを座席の前方に回動させるようにすること、及
び肘掛テーブルの回動とスライドとを個別に行な
うようにすることが良い結果を生むことを新規に
知見し、本考案を完成したのである。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は以上のような経緯に基づいてなされた
もので、その解決しようとする問題点は、座席上
にて設置した従来のテーブルによる使用者の移動
空間の不足であり、テーブル移動操作における不
安定性である。
そして、本考案の目的とするところは、座席上
にて設置した状態から座席の前方に回動できるよ
うに構成することによつて、展開したままの状態
であつても邪魔にならずに使用者が席を立つこと
ができることは勿論のこと、テーブルの回動とス
ライドとをより安定した状態で行なうことができ
るようにした座席用テーブルのための回転ストツ
プ機構を、簡単な構成によつて提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために、本考案が採つ
た手段は、実施例に対応する各図を参照して説明
すると、 「座席10の肘掛け部11内に出入自在に連結さ
れる支持板20と、この支持板20に対し固定部
材23によつて回動可能に支持される連結板21
と、この連結板21に対してスライド可能に組付
けたテーブル板30とを備えて、このテーブル板
30の支持板20に対する回動を回転ストツプ機
構40により規制するようにした座席用テーブル
において、 回転ストツプ機構40を、連結板21に対して
回動可能に組付けたレバーアーム41と、このレ
バーアーム41の一部に形成されて支持板20側
の係合部29に係合されるストツパ部42と、テ
ーブル板30側に形成されてこのテーブル板30
のスライド方向と平行に配置されるストツパレー
ル43と、このストツパレール43の外端側に配
置されるべくレバーアーム41の一部に形成した
操作ノブ44と、レバーアーム41を所定位置に
復帰させる復帰スプリング45とにより構成し、 この回転ストツパ機構40によつて、レバーア
ーム41のストツパ部42を支持板20側の係合
部29に係合させたとき、支持板20に対するテ
ーブル板30の回動を規制し、操作ノブ44をス
トツパレール43の移動軌跡外に後退させるとと
もに、 ストツパ部42と係合部29との係合を操作ノ
ブ44の操作によつて解除したとき、この操作ノ
ブ44がストツパレール43の端部に当接して、
テーブル板30の連結板21に対するスライドを
規制するようにしたことを特徴とする回転ストツ
プ機構40」 である。
すなわち、本考案が対象としている座席用テー
ブルは、肘掛け部11に連結される支持板20に
対して、連結板21と固定部材23とを介してテ
ーブル板30を連結することにより、テーブル板
30が連結板21に形成した開口22を中心とし
て回動可能となるようにしたものであり、テーブ
ル板30の支持板20に対する回動を回転ストツ
プ機構40により規制するようにしたものであ
る。
そして、本考案の要部を構成する回転ストツプ
機構40は、レバーアーム41のストツパ部42
を支持板20側の係合部29に係合させたとき、
支持板20に対するテーブル板30の回動を規制
し、操作ノブ44をストツパレール43の移動軌
跡外に後退させるとともに、ストツパ部42と係
合部29との係合を操作ノブ44の操作によつて
解除したとき、この操作ノブ44がストツパレー
ル43の端部に当接して、テーブル板30の連結
板21に対するスライドを規制するようにしたも
のである。
(考案の作用及び使用の態様) 以上のように構成した本考案に係る座席用テー
ブルの作用を、以下にその使用の態様とともに説
明する。
本実施例にあつては、二枚のテーブル板30を
ヒンジ31を介して折り畳むように構成してあ
り、この折り畳まれた各テーブル板30は座席1
0を構成している肘掛け部11のテーブル収納部
12内に収納されている。勿論、本考案は一枚板
のテーブル板30の場合にも適用可能であり、ま
た肘掛け部11のテーブル収納部12内に収納さ
れない別途用意した着脱式のテーブル板30につ
いても適用可能なものであるが、以下の説明では
折り畳み式のテーブル板30であつて、これをテ
ーブル収納部12内に収納される形式のものを中
心に述べる。なお、この肘掛け部11のテーブル
収納部12は、蓋体14によつて覆蓋してある
が、蓋体14によつて覆蓋しない単なる開放式の
ものにも適用できるものである。
この座席用テーブルを使用したい場合には、蓋
体14を開けて各テーブル板30をその一部に設
けた指掛け33を使用してテーブル収納部12か
ら取り出し、第1図の矢印Iにて示すように、折
り畳まれている各テーブル板30をヒンジ13を
中心にして座席10の上方に開く。この場合、座
席用テーブルを大きい面積として使用するため
に、一方のテーブル板30を他方のテーブル板3
0に対して、第1図の矢印に示したように展開
する。
この場合、支持板20を支持しているヒンジ1
3は、肘掛け部11のテーブル収納部12内にて
上下方向に回動可能に支持してあるが、蓋体14
を閉じることによつてこのヒンジ13の回動を規
制することができ、支持板20はその取り出し位
置にて固定可能となつているのである。
本実施例における座席用テーブルにあつては、
後述のように支持板20に対してテーブル板30
がその前後方向にも移動できるように構成してあ
るので、第1図及び第2図の矢印にて示すよう
に、座席10の前後方向に対して微調整が行なえ
るようになつている。従つて、当該座席用テーブ
ルを使用する人は、必要に応じて各テーブル板3
0の前後位置調整を行なえるのである。
そして、これら各テーブル板30を食事等で使
用中であつたり、あるいはこれら各テーブル板3
0の上に物を置いた状態で、当該座席10を離れ
たい場合には、第1図の矢印及び第3図の仮想
線にて示すように、支持板20側の円形の開口2
2を中心にして、テーブル板30全体を支持板2
0に対して回転させるのである。この場合、一方
のテーブル板30の下側に回転ストツプ機構40
が形成してあつて、この回転ストツプ機構40に
よつてテーブル板30は支持板20に対する回動
が次のように規制されている。
すなわち、この回転ストツプ機構40を構成し
ているレバーアーム41のストツパ部42は、第
4図及び第6図に示すように、通常状態として支
持板20側に形成した係合部29に係合している
から、テーブル板30の支持板20に対する回動
を規制している。また、このとき、レバーアーム
41に一体的に形成した操作ノブ44は、第4図
に示したように、テーブル板30側に形成したス
トツパレール43の内側に位置していて、この操
作ノブ44とストツパレール43とは干渉し合わ
ない状態となつている。従つて、支持板20に固
定的に連結された状態にある連結板21に対し
て、テーブル板30は何等の障害もなくスライド
し得る状態にあり、使用者はこのテーブル板30
を第2図の矢印に示すようにスライドさせ得る
のである。換言すれば、この回転ストツプ機構4
0は、レバーアーム41のストツパ部42を支持
板20側の係合部29に係合させたとき、支持板
20に対するテーブル板30の回動を規制し、操
作ノブ44をストツパレール43の移動軌跡外に
後退させて、テーブル板30の連結板21に対す
るスライドを可能にしているのである。
また、連結板21に対してテーブル板30をス
ライドさせると、ストツパレール43が操作ノブ
44の回動軌跡内に入つて操作ノブ44の回動を
規制する。すなわち、ストツパレール43は、レ
バーアーム41のストツパ部42を支持板20側
の係合部29に係合したままの状態とするもので
あり、テーブル板30が元の位置、すなわち第4
図に示した位置に戻さない限り、ストツパ部42
と係合部29との係合を解くことができないので
ある。換言すれば、テーブル板30を連結板21
に対してスライドさせた状態では、このテーブル
板30を支持板20に対して回動させることがで
きないのであり、テーブル板30の支持板20に
対する回動をしたい場合にはテーブル板30を元
の位置に復帰させる必要があるのである。
さらに、回転ストツプ機構40を構成している
レバーアーム41の操作ノブ44を操作すること
によつて、ストツパ部42と支持板20の係合部
29との係合を解けば、当然のことながら、テー
ブル板30の支持板20に対する回動規制が解か
れるから、テーブル板30は支持板20に対して
回動し得る状態となる。このとき、レバーアーム
41の操作ノブ44は、テーブル板30側に形成
したストツパレール43の後端側に位置してスト
ツパレール43に当接した状態となつているか
ら、連結板21に対してテーブル板30がスライ
ドすることはないのである。要するに、この回転
ストツプ機構40の操作ノブ44の操作によつて
連結板21に対するテーブル板30の回動が行な
えるようにした場合には、テーブル板30は連結
板21すなわち支持板20に対してスライドが規
制されるのである。
以上のように、本考案に係る回転ストツプ機構
40は、テーブル板30の支持板20に対する回
動と、テーブル板30の連結板21に対するスラ
イドとを個別に行なうようにしているものであ
り、これにより、使用者はテーブル板30の回動
操作とスライド操作を困乱することなく行なえる
のである。
勿論、各テーブル板30を肘掛け部11のテー
ブル収納部12内に収納したい場合には、上述し
たのとは逆の操作を行なえばよい。
また、本考案は、上記の説明においては折り畳
み式のテーブル板30であつて、これをテーブル
収納部12内に収納される形式のものについて説
明したが、本考案は一枚板のテーブル板30の場
合にも適用可能であり、また肘掛け部11のテー
ブル収納部12内に収納されないものであつて別
途用意した着脱式のテーブル板30についても適
用可能なものである。
(実施例) 次に、本考案を、図面に示した実施例に従つて
詳細に説明する。なお、本考案は一枚板のテーブ
ル板30の場合にも、また肘掛け部11のテーブ
ル収納部12内に収納されないものであつて別途
用意した着脱式のテーブル板30についても適用
可能なものであるが、以下の説明では実施例とし
て折り畳み式のテーブル板30であつて、これを
テーブル収納部12内に収納される形式のものを
中心に述べる。
第1図には本考案に係る回転ストツプ機構40
を適用した座席用テーブルの斜視図が示してあ
り、この第1図は当該座席用テーブルを座席10
の上方にて展開した状態が示してある。この座席
10は、その一方の肘掛け部11にテーブル収納
部12を形成したもので、このテーブル収納部1
2内には支持板20を連結するためのヒンジ13
が上下方向に回動可能に支持してある。また、肘
掛け部11のテーブル収納部12は蓋体14によ
つて覆蓋できるように構成してある。
支持板20は、テーブル収納部12側のヒンジ
13に対して回動可能に連結されているもので、
座席10の上方中央部に延出し得るように長く形
成してある。また、この支持板20には、後述の
ように、連結板21及び固定部材23等を介して
テーブル板30が回動可能に連結されるのであ
る。
本実施例における座席用テーブルを構成してい
るテーブル板30としては、第1図に示したよう
に、一対のものを採用してあり、これら各テーブ
ル板30はヒンジ31によつて連結することによ
り折り畳み可能にしてある。なお、本実施例にあ
つては、テーブル板30の一方に指掛け33を設
けて、この指掛け33によつてテーブル収納部1
2内からの取り出しを行ない易くしているととも
に、各テーブル板30の表面側前方に突条34を
形成して当該テーブル板30上の物が転がり落な
いようにしてある。また、各図中の符号35はコ
ツプ立てを示している。
以上のようなテーブル板30と支持板20との
連結は、テーブル板30の底面側に取付けられて
円形の開口22を有する連結板21と、この連結
板21の開口22内に挿入されてその係止部24
が連結板21上に回動可能に係止されるとともに
支持板20上に固定される固定部材23とによつ
て行なわれている。
すなわち、テーブル板30の底面側には、第8
図に示すように凹所が形成してあり、この凹所内
の左右両端に溝部32aを有する支持部材32が
それぞれ取付けてある。この支持部材32は樹脂
材料等によつて形成したもので、これにより、後
述の連結板21が当該支持部材32の各溝部32
a内にて自由に滑動できるようにしてある。つま
り、各支持部材32の溝部32a内には連結板2
1の両端部が挿入されるのである。
連結板21は、第6図に示すように、その略中
央部に開口22を有しているもので、この開口2
2内に固定部材23が挿通してある。固定部材2
3は、第8図にて示したように、その図示上側に
開口22より大きい係止部24を有しているもの
で、この係止部24が連結板21の上側に位置す
るように開口22内に挿通することによつて、連
結板21に対して抜け止め状態にしてあるのであ
る。そして、この固定部材23は固定具27によ
つて支持板20の上側に固定してある。以上のよ
うにしてテーブル板30と支持板20とは連結さ
れていて、これにより、テーブル板30は支持板
20に対して開口22を中心に回動可能となつて
いるのである。
また、本実施例にあつては、固定部材23の係
止部24と連結板21との間、及び支持板20と
連結板21との間に、支持部材32を構成してい
る樹脂材料と同様な材料によつて形成した滑動板
26がそれぞれ介装してある。これら各滑動板2
6は、これに接する部材を円滑に摺接させるもの
で、本実施例にあつては、固定部材23の係止部
24と連結板21との間、及び支持板20と連結
板21との間の摩擦力を減少させるものである。
そして、このテーブル板30は支持板20に対
して開口22を中心に回動可能となつているだけ
でなく、その回動範囲が本考案に係る回転ストツ
プ機構40によつて一定の範囲で規制されるよう
に構成してある。
回転ストツプ機構40は、連結板21に対して
回動可能に組付けたレバーアーム41と、このレ
バーアーム41の一部に形成されて支持板20側
の係合部29に係合されるストツパ部42と、テ
ーブル板30側に形成されてこのテーブル板30
のスライド方向と平行に配置されるストツパレー
ル43と、このストツパレール43の外端側に配
置されるべくレバーアーム41の一部に形成した
操作ノブ44と、レバーアーム41を所定位置に
復帰させる復帰スプリング45とにより構成した
ものである。
すなわち、この回転ストツプ機構40を構成し
ているレバーアーム41は、第6図に示したよう
に、その一端を連結板21側に枢着して、連結板
21に対して揺動可能に組付けたものであり、そ
の一部に連結したテーブル板30の端部を連結板
21側に固定することにより、図示時計方向に復
帰するように付勢されている。また、このレバー
アーム41には、支持板20側の係合部29に係
合するストツパ部42が形成してあり、テーブル
板30側に形成したストツパレール43の後端側
に位置する操作ノブ44が形成してある。
ストツパレール43は、連結板21の両端部を
スライド可能に挿入する一対の支持部材32の一
方に形成したものである。すなわち、第4図に示
すように、テーブル板30の裏面には連結板21
を挟持する一対の支持部材32が取付けてある
が、第4図の図示上方に位置する支持部材32の
図示右半分部分にこのストツパレール43が形成
してあるのである。そして、このストツパレール
43と操作ノブ44との関係は、テーブル板30
をスライドさせていないときには、操作ノブ44
がストツパレール43の後端部側に位置するもの
であり、また操作ノブ44が図示反時計方向に移
動操作されたときには、この操作ノブ44がスト
ツパレール43の後端に当接し得る状態となるよ
うにされているものである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案にあつては、上記
実施例にて例示した如く、 「座席10の肘掛け部11内に出入自在に連結
される支持板20と、この支持板20に対し固定
部材23によつて回動可能に支持される連結板2
1と、この連結板21に対してスライド可能に組
付けたテーブル板30とを備えて、このテーブル
板30の支持板20に対する回動を回転ストツプ
機構40により規制するようにした座席用テーブ
ルにおいて、 回転ストツプ機構40を、連結板21に対して
回動可能に組付けたレバーアーム41と、このレ
バーアーム41の一部に形成されて支持板20側
の係合部29に係合されるストツパ部42と、テ
ーブル板30側に形成されてこのテーブル板30
のスライド方向と平行に配置されるストツパレー
ル43と、このストツパレール43の外端側に配
置されるべくレバーアーム41の一部に形成した
操作ノブ44と、レバーアーム41を所定位置に
復帰させる復帰スプリング45とにより構成し、 この回転ストツプ機構40によつて、レバーア
ーム41のストツパ部42を支持板20側の係合
部29に係合させたとき、支持板20に対するテ
ーブル板30の回動を規制し、操作ノブ44をス
トツパレール43の移動軌跡外に後退させるとと
もに、 ストツパ部42と係合部29との係合を操作ノ
ブ44の操作によつて解除したとき、この操作ノ
ブ44がストツパレール43の端部に当接して、
テーブル板30の連結板21に対するスライドを
規制するようにしたこと」 にその構成上の特徴があり、これにより、各テー
ブル板30を展開したままの状態であつても邪魔
にならずに席を立つことができるようにすること
ができることは勿論、テーブルの回動とスライド
とをより安定した状態で行なうことができるよう
にした座席用テーブルのための回転ストツプ機構
40を、簡単な構成によつて提供することができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は各テーブル板を展開した状態の座席用
テーブルを示す斜視図、第2図は使用状態の座席
用テーブルを示す平面図、第3図はこの座席用テ
ーブルを回動させた状態を示す平面図である。ま
た、第4図は折り畳んだ状態のテーブル板を支持
板側からみた拡大底面図、第5図はその右側面
図、第6図は回転ストツプ機構を示す底面図、第
7図はその左側面図、第8図は第6図の−線
に沿つてみた拡大断面図、第9図は第6図の−
線に沿つてみた部分拡大断面図である。 符号の説明、10……座席、11……肘掛け
部、12……テーブル収納部、20……支持板、
21……連結板、22……開口、23……固定部
材、24……係止部、30……テーブル板、31
……ヒンジ、32……支持部材、40……回転ス
トツプ機構、41……レバーアーム、42……ス
トツパ部、43……ストツパレール、44……操
作ノブ、45……復帰スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 座席の肘掛け部内に出入自在に連結される支持
    板と、この支持板に対し固定部材によつて回動可
    能に支持される連結板と、この連結板に対してス
    ライド可能に組付けたテーブル板とを備えて、こ
    のテーブル板の前記支持板に対する回動を回転ス
    トツプ機構により規制するようにした座席用テー
    ブルにおいて、 前記回転ストツプ機構を、前記連結板に対して
    回動可能に組付けたレバーアームと、このレバー
    アームの一部に形成されて前記支持板側の係合部
    に係合されるストツパ部と、前記テーブル板側に
    形成されてこのテーブル板のスライド方向と平行
    に配置されるストツパレールと、このストツパレ
    ールの外端側に配置されるべく前記レバーアーム
    の一部に形成した操作ノブと、前記レバーアーム
    を所定位置に復帰させる復帰スプリングとにより
    構成し、 この回転ストツパ機構によつて、前記レバーア
    ームのストツパ部を前記支持板側の係合部に係合
    させたとき、前記支持板に対するテーブル板の回
    動を規制し、前記操作ノブを前記ストツパレール
    の移動軌跡外に後退させるとともに、 前記ストツパ部と係合部との係合を前記操作ノ
    ブの操作によつて解除したとき、この操作ノブが
    前記ストツパレールの端部に当接して、前記テー
    ブル板の連結板に対するスライドを規制するよう
    にしたことを特徴とする回転ストツプ機構。
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