JPH0579421A - 内燃機関に用いられる燃料噴射ポンプ - Google Patents

内燃機関に用いられる燃料噴射ポンプ

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JPH0579421A
JPH0579421A JP4044620A JP4462092A JPH0579421A JP H0579421 A JPH0579421 A JP H0579421A JP 4044620 A JP4044620 A JP 4044620A JP 4462092 A JP4462092 A JP 4462092A JP H0579421 A JPH0579421 A JP H0579421A
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pump
fuel injection
fuel
pump plunger
plunger
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JP4044620A
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Hermann Grieshaber
グリースハーバー ヘルマン
Hans-Joachim Siebert
ジーベルト ハンス−ヨアヒム
Walter Egler
エグラー ヴアルター
Norbert Meissner
マイスナー ノルベルト
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M45/00Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship
    • F02M45/02Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship with each cyclic delivery being separated into two or more parts
    • F02M45/04Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship with each cyclic delivery being separated into two or more parts with a small initial part, e.g. initial part for partial load and initial and main part for full load
    • F02M45/06Pumps peculiar thereto
    • F02M45/066Having specially arranged spill port and spill contour on the piston
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02M45/083Having two or more closing springs acting on injection-valve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関に用いられる燃料噴射ポンプにおい
て、前噴射量を種々の回転数でも一定に保持し、内燃機
関の異なる回転数においても最適な燃焼ノイズ低減をが
得る。 【構成】 燃料噴射弁12が、少なくとも1つの流出開
口を制御する弁ニードル37を有しており、該弁ニード
ルが、閉鎖方向で燃料圧によって第1の弁ばね59のば
ね力に抗して、可動のストッパ64に当接されるように
なっており、該ストッパが第2の弁ばね63によって負
荷されていて、燃料圧がさらに増大すると前記ストッパ
が固定のストッパ66から持ち上がるようになってお
り、前記固定のストッパに接触している運動可能なスト
ッパ64に当接した前記弁ニードル37の開放位置で、
燃料噴射弁の少なくとも1つの流出開口の燃料流出を規
定する横断面積が、前記固定のストッパから持ち上げら
れた可動のストッパにおける燃料噴射弁の完全開放時の
前記横断面積に比べて減じられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関に用いられる
燃料噴射ポンプであって、少なくとも1つのポンププラ
ンジャが設けられていて、該ポンププランジャが、ポン
プシリンダ内をカム駆動装置によって往復運動するよう
に駆動されて吸込み行程と搬送行程とを実施するように
なっており、前記ポンププランジャの端面がポンプ作業
室を取り囲んでおり、該ポンプ作業室に、ポンプシリン
ダに開口した燃料導管を介して制御されてポンププラン
ジャの吸込み行程時に燃料が吸い込まれるようになって
おり、さらに前記ポンプ作業室から、ポンププランジャ
の搬送行程時に燃料が圧力導管を介して燃料噴射弁に搬
送され噴射されるようになっており、ポンププランジャ
に複数の制御縁部が設けられていて、該制御縁部の第1
の制御縁部を介して、ポンププランジャの搬送行程時
に、ポンププランジャの回転位置によって変化可能な前
記ポンププランジャの搬送行程開始後に、前記ポンプ作
業室が、ポンプシリンダの周壁に設けられた放圧開口に
接続されるようになっており、ポンププランジャの周壁
に、ポンププランジャの軸線に対して横方向に延びる制
限縁部を備えた切欠きが設けられており、さらにポンプ
シリンダの周壁に、少なくとも1つの制限縁部を備えた
切欠きが設けられており、前記両切欠きが、ポンププラ
ンジャの搬送行程の一部にわたって互いに整合されるよ
うになっていて、ポンププランジャの搬送行程の一部終
了後に整合の少なくとも一部にわたって、ポンププラン
ジャと共に運動させられる制御縁部を介してポンプ作業
室と放圧導管とに接続されるようになっている形式のも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】英国特許第893621号明細書に基づ
き公知のこのような形式の燃料噴射ポンプでは、燃料導
管がポンプシリンダに吸込み孔を介して開口しており、
この吸込み孔はポンププランジャの端面によって下死点
において開放される。前記吸込み孔を介して燃料は搬送
行程開始前にポンプ作業室に流入し得る。さらに、ポン
プシリンダからは流出開口が分岐しており、この流出開
口はポンププランジャに設けられた螺旋状に延びる第1
の制御縁部によって開制御されて、ポンププランジャの
有効搬送行程を終了させる。この第1の制御縁部はこの
場合にポンププランジャにおいて、この場所に設けられ
た周方向側の溝を制限しており、この溝は長手方向溝を
介してポンプ作業室と常時接続されている。付加的に、
ポンププランジャの外周面には周方向に延びる切欠きが
設けられており、この切欠きはポンプシリンダの周壁に
設けられた切欠きと整合されるようになっている。この
ポンププランジャに設けられた前記切欠きはポンププラ
ンジャの開始行程後に、つまりポンププランジャの端面
が流入開口を閉鎖した後に、なおも流出開口とは接続し
ているが、しかしポンプシリンダの周面に設けられた切
欠きとは接続されていない。初期の搬送行程の後に、ポ
ンププランジャに設けられた前記切欠きはシリンダ周面
に設けられた切欠きと接続されると同時に、流出開口と
も接続される。ポンプシリンダの周面に設けられた切欠
きはさらになおポンプ作業室と接続されているが、しか
しポンププランジャの所定の行程の後にポンププランジ
ャの端面縁部によって閉鎖される。この時点で、ポンプ
プランジャに設けられた切欠きは相変わらず流出開口と
接続している。このような構成に基づき、ポンププラン
ジャの部分行程にわたって、つまりポンププランジャに
設けられた切欠きとポンプシリンダの周面に設けられた
切欠きとを介して流出開口とポンプ作業室との間の接続
が形成されるような部分行程にわたって、燃料噴射は中
断されるようになり、ポンプシリンダの周面に設けられ
た切欠きがポンプ作業室側で閉鎖された後に初めて燃料
噴射は主噴射として、しかも前記第1の制御縁部によっ
て流出開口が開制御されるまで続けられるようになる。
【0003】同形式の原理で作動する燃料噴射ポンプは
たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第380970
0号明細書、同第2922426号明細書および同第3
731817号明細書に基づき公知である。このような
構成を用いて、ポンププランジャの搬送行程の経過中に
まず小さな前噴射量を内燃機関のシリンダ内に噴射し、
その後に、つまり前噴射の中断後に主噴射量を噴射しよ
うとしている。このような構成の目的は、選択された切
欠き配置形式によって燃料搬送の極めて短時間の中断を
得ることである。この場合の中断は、たとえば燃料搬送
を規定する制御縁部に接続した状態で、ポンプ作業室に
常時接続されている前記ポンププランジャの周面に設け
られた横方向溝によって、汎用の放圧孔がその全直径に
わたって開制御される場合よりも小さく設定されてい
る。主噴射前に短時間の間隔をおいて行なわれる前噴射
は、直接噴射によって運転される内燃機関のノイズ特性
を減少させるために必要となる。周知のように、高い噴
射率を有する連続的な噴射における点火遅延時では、点
火が開始する前に大量の燃料の装入が行なわれてしま
う。この場合に衝撃的に燃焼するこの装入された燃料は
急勾配の圧力増大を生ぜしめてしまう。このような圧力
増大はノイズ発生の形で認められる。燃焼時の黒色煤煙
形成を回避するか、もしくは減少させて、燃料消費を小
さくするためには、前噴射量の正しい段階付けと、前噴
射と主噴射との間の間隔の正しい段階付けとが維持され
なければならない。このための条件は原理的に負荷と回
転数とに関連して変化するが、しかし前噴射量と前噴射
間隔との可変の制御は極めて大きな手間を必要とする。
したがって、構造的に規定された燃料前噴射量と、前噴
射と主噴射との間の間隔とにおいて、唯一つの噴射装備
を用いるだけで適正な燃焼特性が維持され得るように燃
料噴射ポンプの構造を構成することが目標となる。しか
しながら、冒頭で述べた形式の燃料噴射ポンプもしくは
前記の別の構成の燃料噴射ポンプにおける一定不変の切
欠き整合間隔では、回転数に関連した前搬送効果および
後搬送効果に基づく回転数関連性が生じてしまう。絞り
影響と、回転数増大と共に時間的に短くなる整合時間と
に基づき、回転数に対する前噴射量は増大してしまう。
しかし、最適な結果を得るための内燃機関の要求は全く
逆である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の燃料噴射ポンプを改良して、前記欠点が
回避され、前噴射量が種々の回転数でも一定に保持され
て、内燃機関の異なる回転数においても最適な燃焼ノイ
ズ低減が得られるような燃料噴射ポンプを提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、燃料噴射弁が、少なくとも1つの
流出開口を制御する弁ニードルを有しており、該弁ニー
ドルが、閉鎖方向で燃料圧によって第1の弁ばねのばね
力に抗して、可動のストッパに当接されるようになって
おり、該ストッパが第2の弁ばねによって負荷されてい
て、燃料圧がさらに増大すると前記ストッパが固定のス
トッパから持ち上がるようになっており、前記固定のス
トッパに接触している運動可能なストッパに当接した前
記弁ニードルの開放位置で、燃料噴射弁の少なくとも1
つの流出開口の燃料流出を規定する横断面積が、前記固
定のストッパから持ち上げられた可動のストッパにおけ
る燃料噴射弁の完全開放時の前記横断面積に比べて減じ
られているようにした。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、回転数に対する前記噴
射量増大の十分な補償が得られる。上記燃料噴射弁の使
用によって、前噴射時の噴射率は燃料噴射弁の第1の開
放行程で絞られ、したがって、回転数に関連した噴射量
増大は減じられる。燃料噴射弁の第1の開放行程におけ
る絞り動作は、回転数が増大するにつれて燃料噴射量を
減少させる方向で作用する。このような噴射量減少は燃
料噴射ポンプにおける前噴射量に関する燃料搬送の回転
数に関連した増大に対抗するものである。したがって、
一定の前噴射量が極めて良好に得られ、ひいてはノイズ
特性および排出特性および燃料消費に関して改善された
燃焼結果が得られるので有利である。
【0007】請求項2以下の構成により、本発明による
燃料噴射ポンプの有利な改良が得られる。請求項2に記
載の構成により、燃料をポンプ作業室に供給する流入開
口の迅速な閉鎖が、極めて僅かな絞り位相と共に行なわ
れるので、回転数に関連した前搬送効果、つまり回転数
の増大と共に絞り動作によって早めの方向にずらされる
搬送開始と、これによって増大する噴射量とはほとんど
作用しなくなる。
【0008】請求項2に記載した構成では流入開口が同
時に放圧開口としても働くようになっていることに基づ
き、燃料噴射ポンプの前記ポンプシリンダを形成する壁
もしくはスリーブは開口形成によってあまり弱められな
くなる。請求項5に記載の構成により、前噴射を形成す
るための燃料噴射ポンプの有利な構成が得られ、この場
合、ポンプシリンダ壁には最小数の貫通孔しか設けられ
ておらず、製作と強度とに関して、噴射中断を制御する
切欠きの好都合な構成が設定されている。ポンプシリン
ダの周壁に設けられた切欠きの前記ポンププランジャの
軸線に対して横方向に延びる制限縁部によって、ポンプ
プランジャの移動距離当たりの大きな開放横断面積増大
に基づき、回転数に関連した僅かな絞り影響しか生ぜし
められない。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
【0010】図1には、直列形噴射ポンプの一部が断面
図で示されている。この直列形噴射ポンプはポンププラ
ンジャ1を備えており、このポンププランジャは、ポン
プシリンダ3を形成するシリンダスリーブ2に配置され
ている。ポンププランジャは公知の形式でカム駆動装置
によって往復駆動されるようになっており、ポンププラ
ンジャの端面9はポンプシリンダ3内でポンプ作業室5
を取り囲んでいる。このポンプ作業室はポンププランジ
ャの端面に向かい合って位置する側で、公知の圧力弁1
0によって制限される。ポンププランジャの搬送行程時
には、前記圧力弁を介して燃料がポンプ作業室5から、
前記圧力弁の下流側に続いて設けられていて燃料噴射弁
12に通じている噴射導管に搬送される。シリンダスリ
ーブ2は燃料噴射ポンプのケーシング14に密に挿入さ
れていて、このケーシングに配置された吸込み室15に
よって取り囲まれる。この吸込み室には、燃料前フィー
ドポンプ(図示しない)によって汎用の形式で燃料貯え
容器から燃料が供給される。前記吸込み室は燃料供給の
目的で働くと同時に、ポンプ作業室からの閉制御したい
燃料のための放圧室としても働く。このためには、シリ
ンダスリーブが貫通孔17を有しており、この貫通孔は
ポンプ作業室と吸込み室との間の燃料導管として働く。
前記貫通孔に設けられたポンプシリンダ側の流入開口1
8は同時に放圧開口でもある。
【0011】前記ポンププランジャは外周面に公知の形
式で長手方向溝21を有している。この長手方向溝はポ
ンププランジャの駆動側に向かって斜めに分岐した傾斜
溝22に分かれている。この傾斜溝はポンプ作業室に向
いた第1の制御縁部23を上方に向かって制限してい
る。前記長手方向溝と前記傾斜溝とは図2にも示したよ
うに、2つの構成で、つまり点対称的に向かい合って位
置するように設けることができる。これらの溝を用いて
燃料噴射ポンプは慣用の形式で作動し、この場合、ポン
ププランジャの最も下の位置における吸込み行程終了時
に、流入開口18が開放されるようになっており、した
がってポンプ作業室5に燃料が充填され得る。ポンププ
ランジャの後続の行程において、前記端面9は初期の行
程の後に流入開口18を閉鎖し、ポンプ作業室で噴射圧
が得られるまで圧力形成が行なわれる。この閉鎖時点か
ら、ポンププランジャは噴射圧によって燃料を燃料噴射
弁に搬送し、さらにこの燃料噴射弁から燃焼室に搬送す
る。このような高圧搬送は、公知の形式で回転装置によ
って回転させることのできるポンププランジャの所定の
回転位置に相応して第1の制御縁23が、今度は放圧開
口として働く流入開口18を開制御すると中断される。
したがって、燃料はポンプ作業室から長手方向溝21と
傾斜溝22とを介してポンプの吸込み室15に流出する
ことができる。これによってポンプ作業室は、燃料噴射
が中断されるように放圧される。ポンププランジャによ
ってさらに搬送された残りの燃料噴射量は吸込み室に向
かって流出する。この場合に傾斜溝の幅は、吸込み室に
対する接続がポンププランジャの上死点にまで持続する
ように設定されている。図面で見てポンププランジャが
右に回転させらるにつれて、噴射に有効なポンププラン
ジャ搬送行程はますます小さくなり、ひいては噴射可能
な燃料量も小さくなる。
【0012】別の構成では、ポンププランジャに、互い
に平行な制限縁部70,71を備えた環状溝25の形の
切欠き設けられており、さらにポンプシリンダ3の内壁
には、互いに平行な制限縁部72,73を備えた環状溝
26の形の切欠きが設けられている。さらにポンププラ
ンジャの外周面には、U字形の接続溝が加工成形されて
おり、この接続溝は図2に示した展開図に認められる。
この接続溝は脚部29,30で傾斜溝22を取り囲んで
いる。前記脚部の制限縁部34,35は互いに平行に位
置していて、しかもポンププランジャの半径方向平面に
位置する前記環状溝25,26の制限縁部に対しても平
行に位置している。さらに図2から判かるように、流入
開口もしくは放圧開口18はポンププランジャの端面9
と制限縁部34とに対して平行な直線状の上側の制限縁
部32を有しており、ポンププランジャの外周面に設け
られた環状溝25はポンププランジャの端面を起点にし
てポンププランジャに延びる通路33を介してポンプ作
業室と常時接続している。
【0013】図2に示した位置では、ポンププランジャ
が、図1に示した位置に相応して放圧開口18をちょう
ど閉鎖している。放圧開口18が長手方向溝21と接続
していないので(このことは内燃機関の停止時にポンプ
プランジャの回転によって行なわれる)、ポンププラン
ジャ運動によってポンプ作業室には高圧が形成され、噴
射が行なわれる。この場合に、環状溝25も接続溝28
も上方に移動し、初期の噴射行程後には環状溝25が環
状溝26と整合するので、環状溝26も通路33を介し
てポンプ作業室と接続される。この瞬間に、さらに接続
溝の下側の脚部30も環状溝26と整合し、同じく上側
の脚部29も放圧開口18と整合する。したがって、環
状溝25,26との整合によってポンプ作業室と放圧室
との間の接続が形成されるので、ポンプ作業室は放圧さ
れ、燃料噴射は中断される。このことは、ポンププラン
ジャの行程が引き続き行なわれて接続溝の下側の脚部3
0が、ポンプシリンダの内壁に設けられた環状溝26と
の整合状態から解除されるまで行なわれる。次いで、同
じくポンプ作業室には燃料圧が形成され、続いて、傾斜
溝22の第1の制御縁23が放圧開口18と整合するま
で主噴射が実施される。この場合、早めまたは遅めのポ
ンププランジャ行程に対する回転位置に応じて、噴射有
効なポンププランジャ搬送行程の最終的な終了が行なわ
れる。それというのは、ポンプ作業室が長手方向溝21
と傾斜溝22とを介して吸込み室15に向かって放圧さ
れるからである。
【0014】このような手段は次のような利点を有して
いる。すなわち、比較的小さな行程において、前記環状
溝の周方向に延びる互いに平行な制限縁部と、接続溝2
8の脚部29,30と、放圧開口18の上側の制限縁部
32とに基づき大きな流過横断面積が得られる。したが
って、横断面の相互移行部における回転数に関連した絞
り動作もしくは回転数に関連した前搬送効果も小さく保
持されている。
【0015】ポンププランジャによって搬送された燃料
は噴射導管11を介して燃料噴射弁12に流入する。こ
の燃料噴射弁は汎用の形式で使用される燃料噴射弁とは
異なり、2ばね式ホルダを備えた燃料噴射弁である。こ
の燃料噴射弁は第1に汎用の形式で弁ボデー36を有し
ており、この弁ボデーには弁ニードル37が押し込まれ
ている。前記燃料噴射弁はさらに端面に噴射孔38の形
の燃料流出開口を有しており、この噴射孔は弁ニードル
37によって制御される。
【0016】このためには、弁ニードルが円錐状の先端
40を有しており、この先端はシール面として働く外周
面で、対応円錐状に構成された弁座41と協働する。こ
の弁座からは噴射孔38が延びている。この噴射孔は、
前記燃料噴射弁が使用されている内燃機関の燃焼室の要
件に相応して構成されて、位置調整されている。前記噴
射孔は等しい直径を有していると有利である。弁座の上
流側では、汎用の形式で圧力室43が設けられており、
この圧力室には、通路44が開口している。この通路は
圧力室43内で受圧面45を形成する前記弁ニードルの
軸部46に対してほぼ平行に延びている。この軸部は弁
ボデーに密に案内されており、前記軸部に設けられた圧
力ピン48は、噴射孔38とは反対の端面側で弁ボデー
から突出している。この端面で弁ボデーは袋ナット51
によってばねホルダの本体50と固く密に結合されてい
る。この本体は長手方向孔52を有しており、この長手
方向孔には前記圧力ピン48が突入していて、この場所
で圧力ロッド53と連結されている。この圧力ロッドは
長手方向孔52を通って、本体50に配置されたばね室
55に通じている。この場所に突入した前記圧力ロッド
の端部には、ばね受け56が装着されており、このばね
受けは小さな直径を有する第1の肩部57と、弁ボデー
の方向に続いて設けられた大きな直径を有する第2の肩
部58とを有している。第1の肩部には、第1の圧縮ば
ね59が支持されており、この圧縮ばねはばね室55の
反対の側の端面61に対応受け60有している。この端
面には、さらに第2の圧縮ばね63が支持されており、
この第2の圧縮ばねは第1の圧縮ばねを同軸的に取り囲
んでおり、前記第2の圧縮ばねの他方の端部は孔付き板
64に接触している。この孔付き板は同じく弁ボデー側
で固定のストッパ66に支持されている。このストッパ
はたとえばリングとして構成されていてよい。このリン
グは円筒状のばね室に嵌め込まれていて、ばね室の弁ボ
デー側の端面に接触していてよい。孔付き板64は、弁
ニードルが、弁座41に載着したシール面で閉鎖位置に
位置している場合に第2の肩部58に対して行程距離を
有していて、この第2の肩部のためのストッパとして働
くようになっている。
【0017】弁ボデーに設けられた通路44はノズルホ
ルダの本体50に設けられた通路68を介して続いてい
る。この場合に前記通路68は長手方向孔52に対して
平行に延びていて、接続部分69に開口している。この
接続部分には、噴射導管11が接続されている。
【0018】前記ばねのばね力と、受圧面を備えた弁ニ
ードルの寸法決めとは、搬送開始と共にまず、第2の肩
部58が前記孔付き板64によって形成されたストッパ
に当接するまで弁ニードルが僅かな部分行程だけ持ち上
げられるように設定されている。この行程は、図3にお
いてP1からP2への圧力増大を有するS1で示されて
いる。孔付き板はプレロードをかけられて固定のストッ
パ66に接触しているので、弁ニードルが第2の圧縮ば
ね63のばね力に抗してさらに別の行程を実施する前に
圧力室45内の圧力はP2からP3にまで増大せざるを
えない。P1からP2もしくは行程距離S1までのライ
ンに沿った第1の行程段階においては、たしかに噴射孔
38が弁ニードルのシール面によって開放されるが、し
かしシール面と弁座との距離は極めて小さい状態のまま
となり、この場合、噴射孔の直径に対する環状の流入横
断面積は噴射孔直径よりも小さく形成される。したがっ
て、噴射孔38に対する絞られた接続が形成されるの
で、噴射動作も絞られて行なわれる。絞られて減じられ
た噴射率を有するこのような噴射は、圧力P3が得られ
て燃料噴射弁がさらに開放するまで持続する。前記圧縮
ばねの軟度の設定に応じて、圧力P1、P2、P2の間
の上昇勾配は完全開放状態にまで種々様々に形成され得
る。この場合に、噴射率を内燃機関の特性に適合させる
ことができる。
【0019】このような燃料噴射弁は次のような利点を
有している。すなわち、小さな弁ニードル行程において
ポンププランジャによって搬送される全燃料噴射量が、
この場合に規定された搬送率に相応して直ちに噴射され
るのではなく、噴射が、絞られた噴射開口を介して遅延
され、しかも小さな噴射率で行なわれる訳である。した
がって、搬送開始時に燃料搬送が滑らかにされることに
基づき、噴射時間をも延長することができる。上記の燃
料噴射ポンプと相まって、この燃料噴射ポンプによって
搬送された前噴射量は最適に滑らかにされて、噴射率は
減じられる。この場合、回転数の増大と共に前噴射量の
増大を生ぜしめてしまうような回転数に関連した前搬送
効果を補償することができる。それというのは、燃料噴
射弁における絞り動作が、回転数増大と共に短くなる有
効時間と相まってこの方向で補償作用を有していて、さ
らに搬送される燃料噴射量を主噴射に置き換えるからで
ある。この主噴射は、引き続き第2の圧縮ばねに抗して
行なわれる弁ニードルの行程と共に開始する。すなわ
ち、前記主噴射は搬送の中断後にポンププランジャの第
2の搬送段階によって発動される訳である。
【0020】ここで説明した燃料噴射弁の代わりに、必
要に応じて別の形式の燃料噴射弁、たとえば盲孔式燃料
噴射弁を、圧縮ばね59,63を備えた前記2ばね式ホ
ルダと相まって使用することもできる。主燃焼室に直接
に燃料を噴射しない前記形式の噴射装置に対する使用に
おいては、前室または渦流形成室への噴射において、2
段階式の開放を行なう前記座孔燃料噴射弁の代わりに絞
りピン式燃料噴射弁を使用することもできる。噴射開口
が弁座から消滅したような前記手段は大きな利点を有し
ている。すなわち、噴射過程の終了と共に燃料はもはや
燃焼室に後滴下しなくなり、このことは内燃機関の炭化
水素放出量を減少させる。
【0021】冒頭で述べた燃料噴射ポンプと上記燃料噴
射弁との協働において、冒頭で述べた有利な特別の作用
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による燃料噴射ポンプと所属の燃料噴射
弁の断面図である。
【図2】ポンプシリンダの周壁面によって覆われたポン
ププランジャ外周面の展開図である。
【図3】図1に示した燃料噴射弁における開放経過を示
す線図である。
【符号の説明】
1 ポンププランジャ、 2 シリンダスリーブ、 3
ポンプシリンダ、5 ポンプ作業室、 9 端面、
10 圧力弁、 11 噴射導管、 12燃料噴射弁、
14 ケーシング、 15 吸込み室、 17 貫通
孔、 18流入開口、 21 長手方向溝、 22 傾
斜溝、 23 制御縁部、 25,26 環状溝、 2
8 接続溝、 29,30 脚部、 32 制限縁部、
33 通路、 34,35 制限縁部、 36 弁ボデ
ー、 37 弁ニードル、 38 噴射孔、 40 先
端、 41 弁座、 43 圧力室、 44 通路、
45受圧面、 46 脚部、 48 圧力ピン、 50
本体、 51袋ナット、 52 長手方向孔、 53
圧力ロッド、 55 ばね室、 56 ばね受け、
57,58 肩部、 59 圧縮ばね、 60 対応受
け、61 端面、63 圧縮ばね、 64 孔付き板、
66 ストッパ、 68通路、 69 接続部分、
70,71,72,73 制限縁部、 S 行程、 P
圧力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−ヨアヒム ジーベルト ドイツ連邦共和国 シユヴイーバーデイン ゲン フランケンシユトラーセ 40 (72)発明者 ヴアルター エグラー ドイツ連邦共和国 シユツツトガルト 31 テールシユトラーセ 36 (72)発明者 ノルベルト マイスナー ドイツ連邦共和国 デイツツインゲン ヘ ーフインガー ヴエーク 3

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に用いられる燃料噴射ポンプで
    あって、少なくとも1つのポンププランジャ(1)が設
    けられていて、該ポンププランジャが、ポンプシリンダ
    (3)内をカム駆動装置によって往復運動するように駆
    動されて吸込み行程と搬送行程とを実施するようになっ
    ており、前記ポンププランジャの端面(9)がポンプ作
    業室(5)を取り囲んでおり、該ポンプ作業室に、ポン
    プシリンダに開口した燃料導管(17)を介して制御さ
    れてポンププランジャの吸込み行程時に燃料が吸い込ま
    れるようになっており、さらに前記ポンプ作業室から、
    ポンププランジャの搬送行程時に燃料が圧力導管を介し
    て燃料噴射弁(12)に搬送され噴射されるようになっ
    ており、ポンププランジャに複数の制御縁部が設けられ
    ていて、該制御縁部の第1の制御縁部(23)を介し
    て、ポンププランジャの搬送行程時に、ポンププランジ
    ャの回転位置によって変化可能な前記ポンププランジャ
    の搬送行程開始後に、前記ポンプ作業室(5)が、ポン
    プシリンダ(3)の周壁に設けられた放圧開口(18)
    に接続されるようになっており、ポンププランジャ
    (1)の周壁に、ポンププランジャの軸線に対して横方
    向に延びる制限縁部を備えた切欠き(25)が設けられ
    ており、さらにポンプシリンダの周壁に、少なくとも1
    つの制限縁部を備えた切欠き(26)が設けられてお
    り、前記両切欠き(25,26)が、ポンププランジャ
    の搬送行程の一部にわたって互いに整合されるようにな
    っていて、ポンププランジャの搬送行程の一部終了後に
    整合の少なくとも一部にわたって、ポンププランジャと
    共に運動させられる制御縁部(30)を介してポンプ作
    業室(5)と放圧導管(17)とに接続されるようにな
    っている形式のものにおいて、燃料噴射弁(12)が、
    少なくとも1つの流出開口を制御する弁ニードル(3
    7)を有しており、該弁ニードルが、閉鎖方向で燃料圧
    によって第1の弁ばね(59)のばね力に抗して、可動
    のストッパ(64)に当接されるようになっており、該
    ストッパが第2の弁ばね(63)によって負荷されてい
    て、燃料圧がさらに増大すると前記ストッパが固定のス
    トッパ(66)から持ち上がるようになっており、前記
    固定のストッパに接触している運動可能なストッパ(6
    4)に当接した前記弁ニードル(37)の開放位置で、
    燃料噴射弁の少なくとも1つの流出開口の燃料流出を規
    定する横断面積が、前記固定のストッパから持ち上げら
    れた可動のストッパにおける燃料噴射弁の完全開放時の
    前記横断面積に比べて減じられていることを特徴とす
    る、内燃機関に用いられる燃料噴射ポンプ。
  2. 【請求項2】 ポンプシリンダに対する燃料導管の開口
    が少なくとも1つの流入開口(18)を介して行なわれ
    ており、該流入開口がポンプ作業室側に、ポンププラン
    ジャに設けられた端面側の制御縁部(9)に対して平行
    に延びる制限縁部(32)を有しており、該制限縁部
    が、ポンププランジャの高圧搬送の開始時に前記制御縁
    部(9)によって擦過されるようになっている、請求項
    1記載の燃料噴射ポンプ。
  3. 【請求項3】 燃料導管の流入開口(18)が、ポンプ
    プランジャの軸線に対して斜めに延びる制御縁部(2
    3)と協働する放圧開口としても働くようになってい
    る、請求項2記載の燃料噴射ポンプ。
  4. 【請求項4】 流入開口(18)を備えた燃料導管(1
    7)が放圧導管として働くようになっており、該放圧導
    管に、前記両切欠き(25,26)が、ポンププランジ
    ャの搬送行程の一部後に行われる整合時に、ポンププラ
    ンジャと共に運動させられる制御縁部(30)によって
    制御されて接続されている、請求項3記載の燃料噴射ポ
    ンプ。
  5. 【請求項5】 ポンププランジャとポンプシリンダの周
    壁とに設けられた切欠きとして環状溝(25,26)が
    設けられており、ポンププランジャに設けられた環状溝
    (25)が、ポンププランジャに延びる通路(33)を
    介してポンプ作業室(5)と常時接続されていて、ポン
    ププランジャ行程の経過中にポンプシリンダ(3)の周
    壁に設けられた環状溝(26)と整合するようになって
    おり、ポンプシリンダに設けられた環状溝(26)が、
    ポンプ作業室側でポンププランジャの軸線に対して横方
    向に延びる制限縁部を有する前記ポンププランジャに延
    びる接続溝(28)を介して流入開口の1つと接続可能
    である、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料
    噴射ポンプ。
  6. 【請求項6】 前記接続溝(28)が、ポンプシリンダ
    (3)の周壁に配置された環状溝(26)の側に同じく
    制限縁部を有しており、該制限縁部がポンププランジャ
    の軸線に対して横方向に延びている、請求項5記載の燃
    料噴射ポンプ。
JP4044620A 1991-03-04 1992-03-02 内燃機関に用いられる燃料噴射ポンプ Pending JPH0579421A (ja)

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