JPH057907A - シートバー接合方法 - Google Patents

シートバー接合方法

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JPH057907A
JPH057907A JP18940491A JP18940491A JPH057907A JP H057907 A JPH057907 A JP H057907A JP 18940491 A JP18940491 A JP 18940491A JP 18940491 A JP18940491 A JP 18940491A JP H057907 A JPH057907 A JP H057907A
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JP
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sheet bar
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Toshiro Matsushita
俊郎 松下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接合したシートバーの仕上圧延中の破断を防
止する。 【構成】 先行シートバー1の後端と後行シートバー2
の先端を接合するシートバー接合方法において、先行シ
ートバー1と後行シートバー2の厚さ寸法或いは幅寸法
のうち少なくとも一方が異なる場合に寸法の異なるもの
について、先行シートバー1及び後行シートバー2の寸
法の小さい側から寸法の大きい側へと向うに従い、寸法
が拡がるテーパ部20を、先行シートバー1の後端に形
成すると共に、前記テーパ部20と連続するテーパ部2
1を後行シートバー2の先端に形成して、テーパ部2
0,21どうしを突き合せて接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートバー接合方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱間圧延ラインでは、生産効率を上げる
ため、先行シートバーの後端と後行シートバーの先端と
を接合して一体化し、仕上圧延機によって連続的に仕上
圧延することが提案されている(特開昭51−5974
9)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシートバー接合方法には、以下のような問題があっ
た。
【0004】即ち、先行シートバーの後端と後行シート
バーの先端とを接合する際、先行シートバーと後行シー
トバーとが同厚で同幅である場合には、接合されたシー
トバーを支障なく仕上圧延機によって仕上圧延すること
ができるが、図6に示すように先行シートバー1と後行
シートバー2とが異厚であるか、又は、図7に示すよう
に先行シートバー1と後行シートバー2とが異幅である
か、或いは、図6と図7の両方に示すように先行シート
バー1と後行シートバー2とが異厚且つ異幅である場合
には、先行シートバー1と後行シートバー2との接合部
分5に段差3,4が生じて接合部分5の接合強度が低下
するので、接合されたシートバー1,2を仕上圧延機に
よって仕上圧延する時に、前記接合強度の低い接合部分
5が破断して連続圧延が困難となる。
【0005】本発明は、上述の実情に鑑み、接合したシ
ートバーの仕上圧延中の破断を防止し得るようにしたシ
ートバー接合方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、先行
シートバーの後端と後行シートバーの先端を接合するシ
ートバー接合方法において、先行シートバーと後行シー
トバーの厚さ寸法が異なる場合に、先行シートバーの後
端に後方へ向うに従い後行シートバーの厚さ寸法に近付
くように厚さ寸法が変化するテーパ部を形成すると共
に、後行シートバーの先端に前記テーパ部と連続するテ
ーパ部を形成し、テーパ部どうしを突き合せて接合する
ことを特徴とするシートバー接合方法にかかるものであ
る。
【0007】請求項2の発明は、先行シートバーの後端
と後行シートバーの先端を接合するシートバー接合方法
において、先行シートバーと後行シートバーの幅寸法が
異なる場合に、先行シートバーの後端に後方へ向うに従
い後行シートバーの幅寸法に近付くように幅寸法が変化
するテーパ部を形成すると共に、後行シートバーの先端
に前記テーパ部と連続するテーパ部を形成し、テーパ部
どうしを突き合せて接合することを特徴とするシートバ
ー接合方法にかかるものである。
【0008】
【作用】請求項1及び2の発明によれば、先行シートバ
ーの後端と後行シートバーの先端に互いに連続するテー
パ部を形成したので、先行シートバーと後行シートバー
の接合部分の接合強度が強くなり、後段の仕上圧延機で
先行シートバーと後行シートバーを仕上圧延した時に両
者の接合部分が破断することが防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0010】図1〜図5は、本発明の一実施例である。
【0011】図中6は熱間圧延ライン、7は熱間圧延ラ
イン6の流れ方向、8は熱間圧延ライン6に配設されて
シートバー1,2を幅圧下するようにしたエッジャー、
9はエッジャーロール、10はエッジャー8の圧下シリ
ンダ、11はエッジャー8の入側に配設されてシートバ
ー1,2を厚さ圧下するようにした粗圧延機、12は粗
圧延機11の圧延ロール、13は粗圧延機11の圧下シ
リンダ、14はエッジャー8の出側に配設されたシート
バー接合装置、15はシートバー接合装置14の出側に
配設された仕上圧延機、16はシートバー1,2の幅方
向、17はシートバー1,2の厚さ方向である。
【0012】先ず、熱間圧延ライン6を流れ方向7に送
られる先行シートバー1は、粗圧延機11で圧延ロール
12により厚さ圧下され、エッジャー8でエッジャーロ
ール9により幅圧下された後、シートバー接合装置14
を通過して仕上圧延機15へ送られ、仕上圧延機15に
より仕上圧延される。
【0013】そして、先行シートバー1の後端がシート
バー接合装置14へ入った時に、上記と同様にして粗圧
延機11及びエッジャー8を通過してきた後行シートバ
ー2の先端がシートバー接合装置14へと導かれ、シー
トバー接合装置14で先行シートバー1の後端と後行シ
ートバー2の先端が接合される。
【0014】こうして先行シートバー1に接合された後
行シートバー2は、先行シートバー1と連続して仕上圧
延機15へ通板させることができる。
【0015】この時に先行シートバー1と後行シートバ
ー2とが異厚や異幅である場合、例えば、先行シートバ
ー1が後行シートバー2に比べて幅方向16の寸法と厚
さ方向17の寸法が小さい場合には、先行シートバー1
と後行シートバー2の接合部分5の接合強度が低くなっ
て仕上圧延中に接合部分5が破断するおそれがあるが、
このような場合には、先ず先行シートバー1の後端が粗
圧延機11を通過する時に、油圧圧下シリンダ13を作
動して、図2(a)に示すように圧延ロール12,12
を急速に開き、先行シートバー1後端に破線で示すよう
な、後方へ進むに従い厚さ方向17へ拡がるテーパ部2
0を形成する。
【0016】これに対応して、後行シートバー2の先端
が粗圧延機11に入る時に、油圧圧下シリンダ13を作
動して、圧延ロール12,12を前述の開いた状態から
更に図2(b)に示すように後行シートバー2が所望の
板厚となるまで急速に開き、後行シートバー2の先端に
破線で示すような、後方へ進むに従い厚さ方向17へ拡
がると共に、前記テーパ部20と連続するテーパ部21
を形成する。
【0017】同様に、先行シートバー1の後端がエッジ
ャー8を通過する時に、油圧圧下シリンダ10を作動し
て、図3(a)に示すようにエッジャーロール9,9を
急速に開き、先行シートバー1後端に破線で示すよう
な、後方へ進むに従い幅方向16へ拡がるテーパ部18
を形成すると共に、後行シートバー2の先端がエッジャ
ー8に入る時に、油圧圧下シリンダ10を作動して、エ
ッジャーロール9,9を前述の開いた状態から更に図3
(b)に示すように後行シートバー2が所望の板幅とな
るまで急速に開き、後行シートバー2の先端に破線で示
すような、後方へ進むに従い幅方向16へ拡がると共
に、前記テーパ部18と連続するテーパ部19を形成す
る。
【0018】このように、後端にテーパ部18,19を
形成した先行シートバー1と先端にテーパ部20,21
を形成した後行シートバー2とをシートバー接合装置で
接合すると、図4・図5に示すように、接合部分5に段
差がなくなって両者間の接合部5の接合強度が低下する
ことが防止され、よって、仕上圧延機15で先行シート
バー1と後行シートバー2を連続的に仕上圧延した時
に、接合部分5が破断することが防止される。
【0019】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、先行シートバーが後行シートバーよ
りも幅寸法が大きい場合にはエッジャーロールを急激に
閉じて後方へ向うに従い狭まるテーパ部を形成させれば
良く、又、先行シートバーが後行シートバーよりも厚さ
寸法が大きい場合にはエッジャーロールを急激に閉じて
後方へ狭まるテーパ部を形成させれば良いこと、その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2の
シートバー接合方法によれば、接合したシートバーの仕
上圧延中の破断を防止し得るという優れた効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる熱間圧延ラインの側
面図である。
【図2】(a)は粗圧延機により先行シートバーの後端
にテーパ部を形成している状態を示す作動図であり、
(b)は粗圧延機により後行シートバーの先端にテーパ
部を形成している状態を示す作動図である。
【図3】(a)はエッジャーにより先行シートバーの後
端にテーパ部を形成している状態を示す作動図であり、
(b)はエッジャーにより後行シートバーの先端にテー
パ部を形成している状態を示す作動図である。
【図4】本発明に従って接合された先行シートバーと後
行シートバーの状態を示す側面図である。
【図5】本発明に従って接合された先行シートバーと後
行シートバーの状態を示す平面図である。
【図6】従来の手段で接合された先行シートバーと後行
シートバーの状態を示す側面図である。
【図7】従来の手段で接合された先行シートバーと後行
シートバーの状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 先行シートバー 2 後行シートバー 5 接合部分 16 幅方向 17 厚さ方向 18,19,20,21 テーパー部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先行シートバーの後端と後行シートバー
    の先端を接合するシートバー接合方法において、先行シ
    ートバーと後行シートバーの厚さ寸法が異なる場合に、
    先行シートバーの後端に後方へ向うに従い後行シートバ
    ーの厚さ寸法に近付くように厚さ寸法が変化するテーパ
    部を形成すると共に、後行シートバーの先端に前記テー
    パ部と連続するテーパ部を形成し、テーパ部どうしを突
    き合せて接合することを特徴とするシートバー接合方
    法。
  2. 【請求項2】 先行シートバーの後端と後行シートバー
    の先端を接合するシートバー接合方法において、先行シ
    ートバーと後行シートバーの幅寸法が異なる場合に、先
    行シートバーの後端に後方へ向うに従い後行シートバー
    の幅寸法に近付くように幅寸法が変化するテーパ部を形
    成すると共に、後行シートバーの先端に前記テーパ部と
    連続するテーパ部を形成し、テーパ部どうしを突き合せ
    て接合することを特徴とするシートバー接合方法。
JP3189404A 1991-07-03 1991-07-03 シートバー接合方法 Expired - Lifetime JP3052455B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008000804A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc 金属板の接合方法、及び、連続圧延装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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