JPH0578127U - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JPH0578127U JPH0578127U JP1415592U JP1415592U JPH0578127U JP H0578127 U JPH0578127 U JP H0578127U JP 1415592 U JP1415592 U JP 1415592U JP 1415592 U JP1415592 U JP 1415592U JP H0578127 U JPH0578127 U JP H0578127U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power switch
- intelligent power
- junction box
- mounting
- metal bracket
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電気接続箱内のインテリジェント・パワースイ
ッチの放熱を良好に行わせる。 【構成】ロアーケース1とアッパーケース2で形成され
る室内に、プリント基板14を収容する。プリント基板
14の回路パターンに雄端子16を半田付けすることに
よりインテリジェント・パワースイッチ12を電気的に
接続する。ケース1,2を取付け用金属ブラケット17
により自動車の取付け部にリベットで取付ける。取付け
用金属ブラケット17に同一材質でインテリジェント・
パワースイッチ取付け座17aを一体に設ける。インテ
リジェント・パワースイッチ取付け座17aにインテリ
ジェント・パワースイッチ12をネジ20で熱伝達可能
に固定する。
ッチの放熱を良好に行わせる。 【構成】ロアーケース1とアッパーケース2で形成され
る室内に、プリント基板14を収容する。プリント基板
14の回路パターンに雄端子16を半田付けすることに
よりインテリジェント・パワースイッチ12を電気的に
接続する。ケース1,2を取付け用金属ブラケット17
により自動車の取付け部にリベットで取付ける。取付け
用金属ブラケット17に同一材質でインテリジェント・
パワースイッチ取付け座17aを一体に設ける。インテ
リジェント・パワースイッチ取付け座17aにインテリ
ジェント・パワースイッチ12をネジ20で熱伝達可能
に固定する。
Description
【0001】
本考案は、インテリジェント・パワースイッチを組込んでいる電気接続箱に関 するものである。
【0002】
従来の電気接続箱は、図4に示すように、ロアーケース1とアッパーケース2 で形成される室内に配線用の多数のバスバー3を絶縁板4で絶縁して積層配列し 、アッパーケース2の上面にはヒューズ5を接続するためのヒューズ接続用コネ クタ6,リレー7を接続するためのリレー接続用コネクタ8を設け、これらコネ クタ6,8内には中間端子9をそれぞれ組込み、これら中間端子9とバスバー3 とは該バスバー3の端部に起立させて設けたタブ端子3aを差込むことにより接 続し、ヒューズ5とヒューズ接続用コネクタ6とはヒューズ5の端子5aを中間 端子9に差込むことにより接続し、リレー7とリレー接続用コネクタ8とはリレ ー7の端子7aを中間端子9に差込むことにより接続して構成していた。
【0003】 このような電気接続箱は、図5に示すように、電源(図示せず)からの電流を それぞれヒューズ5とリレー7を経て各負荷10に供給する回路構造になってい る。なお、11は各リレー7に制御信号を送る多重ユニットである。
【0004】 しかしながら、このような従来の電気接続箱では、多数のヒューズ5とリレー 7を用いるため、大型化する問題点がある。また、組込む部品点数が多くなるた め、組付け工数が多くなり、コストアップを招く問題点がある。更に、ヒューズ 切れ時には、ヒューズ5の交換を必要とし、手間がかかる問題点がある。
【0005】 このような問題点を解決するため、最近、ヒューズ5及びリレー7の代りに、 制御用ロジックICと高耐圧・大電流をドライブする高出力パワーMOS FET をワ ンチップ上に搭載したインテリジェント・パワースイッチ(IPS)12を用い て、図6に示すように電気接続箱の回路を構成することが検討されている。なお 、13は各インテリジェント・パワースイッチ12に制御信号を与える制御部で ある。
【0006】 図7は、ヒューズ5とリレー7の一部をインテリジェント・パワースイッチ1 2で置換した従来の電気接続箱の一例を示したものである。なお、前述した図4 と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0007】 この電気接続箱においては、ロアーケース1とアッパーケース2で形成される 室内に、バスバー3が絶縁板4で絶縁されて収容されると共に、プリント基板1 4も収容されている。該プリント基板14の回路パターン15に雄端子16を半 田付けすることによりインテリジェント・パワースイッチ12が電気的に接続さ れている。
【0008】 このような電気接続箱は、鉄などの取付け用金属ブラケット17により自動車 の取付け部にリベット18で取付けられるようになっている。
【0009】 このように電気接続箱にインテリジェント・パワースイッチ12を組込むと、 該インテリジェント・パワースイッチ12は図示しないマイクロコンピュータか ら電力負荷(ソレノイド,ランプ,モータ等)を直接駆動することができ、しか も保護,診断をすることができるインテリジェントな機能を有している。
【0010】
しかしながら、インテリジェント・パワースイッチ12では発熱量が大きいた め、ロアーケース1とアッパーケース2で形成される室内で局部的な異常発熱が 生じ、実用化の上で問題がある。
【0011】 本考案の目的は、インテリジェント・パワースイッチの放熱を良好に行わせる ことができる電気接続箱を提供することにある。
【0012】
上記の目的を達成する本考案の構成を説明すると、本考案は負荷に通電するの を制御するためにインテリジェント・パワースイッチを用いている電気接続箱に おいて、 前記インテリジェント・パワースイッチは該電気接続箱を支持体に取付けるた めの取付け用金属ブラケットに熱伝達可能に取付けられていることを特徴とする 。
【0013】
このようにインテリジェント・パワースイッチを取付け用金属ブラケットに熱 伝達可能に取付けると、該インテリジェント・パワースイッチの熱を該取付け用 金属ブラケットを介して放熱することができる。該取付け用金属ブラケットは、 ケースの外に出ているので、熱の放散がよく、インテリジェント・パワースイッ チの熱を効率よく放熱することができる。
【0014】 従って、インテリジェント・パワースイッチでの局部異常発熱を防止でき、放 熱が良好になり、実施上問題がなくなる。
【0015】
図1〜図3は、本考案に係る電気接続箱の一実施例を示したものである。なお 、前述した図7と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0016】 本実施例の電気接続箱においては、鉄,アルミニウム,チタン等の金属で形成 されている取付け用金属ブラケット17に同一材質でインテリジェント・パワー スイッチ取付け座17aが一体に設けられている。該インテリジェント・パワー スイッチ取付け座17aをケース1,2内に入れるために、アッパーケース2に 挿入口19が設けられている。該インテリジェント・パワースイッチ取付け座1 7aにインテリジェント・パワースイッチ12がネジ20で熱伝達可能に固定さ れている。該インテリジェント・パワースイッチ12の複数の雄端子15は、プ リント基板14の回路パターン15に半田付けして電気的に接続されている。該 インテリジェント・パワースイッチ12は、前述したようにリレー及びヒューズ 機能を有するものである。
【0017】 なお、インテリジェント・パワースイッチ12のインテリジェント・パワース イッチ取付け座17aに対する取付けは、ネジ20に限らず、リベット,溶接等 でもよい。
【0018】 このようにインテリジェント・パワースイッチ12を取付け用金属ブラケット 17に熱伝達可能に取付けると、該インテリジェント・パワースイッチ12の熱 を該取付け用金属ブラケット17を介して放熱することができる。該取付け用金 属ブラケット17は、ケース1,2の外に出ているので、熱の放散がよく、イン テリジェント・パワースイッチ12の熱を効率よく放熱することができる。従っ て、インテリジェント・パワースイッチ12での局部異常発熱を防止でき、放熱 が良好になり、実施上問題がなくなる。
【0019】 また、インテリジェント・パワースイッチ12を取付け用金属ブラケット17 に固定すると、該インテリジェント・パワースイッチ12の固定を、雄端子16 の半田付け固定以外に、該取付け用金属ブラケット17で固定でき、従って該イ ンテリジェント・パワースイッチ12の雄端子15の半田付け箇所に振動でクラ ックが入るのを防止することができる。
【0020】
以上説明したように本考案に係る電気接続箱では、インテリジェント・パワー スイッチを取付け用金属ブラケットに熱伝達可能に取付けたので、該インテリジ ェント・パワースイッチの熱を該取付け用金属ブラケットを介して放熱すること ができる。該取付け用金属ブラケットは、ケースの外に出ているので、熱の放散 がよく、インテリジェント・パワースイッチの熱を効率よく放熱することができ る。従って、本考案によれば、インテリジェント・パワースイッチでの局部異常 発熱を防止でき、放熱が良好になり、実施上問題がなくなる。また、放熱部とし 取付け用金属ブラケットを利用すると、特別な放熱部を設ける必要がない。更に 、インテリジェント・パワースイッチを取付け用金属ブラケットに固定すると、 該インテリジェント・パワースイッチの固定を、雄端子の半田付け固定以外に、 該取付け用金属ブラケットで固定でき、従って該インテリジェント・パワースイ ッチの雄端子の半田付け箇所に振動でクラックが入り、接続不良が生じるのを防 止することができる。
【図1】本考案に係る電気接続箱の一実施例における要
部縦断図である。
部縦断図である。
【図2】本考案に係る電気接続箱の一実施例における要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図3】本考案に係る電気接続箱の一実施例における分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図4】従来のヒューズ及びリレーを用いた電気接続箱
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図5】図4に示す電気接続箱の電気回路図である。
【図6】ヒューズ及びリレーを全体的にインテリジェン
ト・パワースイッチで置換した電気接続箱の電気回路図
である。
ト・パワースイッチで置換した電気接続箱の電気回路図
である。
【図7】ヒューズ及びリレーの一部をインテリジェント
・パワースイッチで置換した電気接続箱の分解斜視図で
ある。
・パワースイッチで置換した電気接続箱の分解斜視図で
ある。
1…ロアーケース、2…アッパーケース、3…バスバ
ー、3a…タブ端子、4…絶縁板、5…ヒューズ、7…
リレー、10…負荷、12…インテリジェント・パワー
スイッチ、13…制御部、14…プリント基板、15…
回路パターン、16…雄端子、17…取付け用金属ブラ
ケット、17a…インテリジェント・パワースイッチ取
付け座、19…挿入口、20…ネジ。
ー、3a…タブ端子、4…絶縁板、5…ヒューズ、7…
リレー、10…負荷、12…インテリジェント・パワー
スイッチ、13…制御部、14…プリント基板、15…
回路パターン、16…雄端子、17…取付け用金属ブラ
ケット、17a…インテリジェント・パワースイッチ取
付け座、19…挿入口、20…ネジ。
Claims (1)
- 【請求項1】 負荷に通電するのを制御するためにイン
テリジェント・パワースイッチを用いている電気接続箱
において、 前記インテリジェント・パワースイッチは該電気接続箱
を支持体に取付けるための取付け用金属ブラケットに熱
伝達可能に取付けられていることを特徴とする電気接続
箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992014155U JP2586765Y2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992014155U JP2586765Y2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578127U true JPH0578127U (ja) | 1993-10-22 |
JP2586765Y2 JP2586765Y2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=11853267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992014155U Expired - Lifetime JP2586765Y2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586765Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000253538A (ja) * | 1999-03-04 | 2000-09-14 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電気接続箱 |
JP2003174712A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-20 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続箱 |
JP2009236594A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Mitsubishi Electric Corp | 接続異常検知装置および家電機器 |
JP2012165567A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続箱 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5255165U (ja) * | 1975-10-17 | 1977-04-21 | ||
JPH04784U (ja) * | 1990-04-16 | 1992-01-07 | ||
JP3103630U (ja) * | 2004-02-26 | 2004-08-19 | 睡眠科技有限公司 | 椅子の背もたれクッション装置 |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP1992014155U patent/JP2586765Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5255165U (ja) * | 1975-10-17 | 1977-04-21 | ||
JPH04784U (ja) * | 1990-04-16 | 1992-01-07 | ||
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JP2012165567A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2586765Y2 (ja) | 1998-12-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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