JPH09308265A - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
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- JPH09308265A JPH09308265A JP8121339A JP12133996A JPH09308265A JP H09308265 A JPH09308265 A JP H09308265A JP 8121339 A JP8121339 A JP 8121339A JP 12133996 A JP12133996 A JP 12133996A JP H09308265 A JPH09308265 A JP H09308265A
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- JP
- Japan
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- inverter device
- input
- control circuit
- switching module
- capacitor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気自動車用に設置面積を小さくして、搭載
スペースの有効利用、整備時の作業性及び振動に対する
耐久性を向上したインバータ装置を提供する。 【解決手段】 放熱ベース基板と絶縁基板と半導体素子
とを内蔵するスイッチングモジュール２、３及び４の入
力端子部２ｇ、２ｈ、３ｇ、３ｈ、４ｇ及び４ｈに接続
された正負の積層入力導体板６ａ及び６ｂを折り曲げる
かまたは接合することによって、平滑コンデンサ５ａ、
５ｂ及び５ｃと制御回路基板１０ａをスイッチングモジ
ュール２、３、及び４に対し立体的な配置とすることが
できる。また、平滑コンデンサ５ａ、５ｂ及び５ｃと対
向する位置に、制御回路基板１０ａを入力導体板６ａ及
び６ｂに取付けることにより、更なる小型化が可能とな
る。したがって、インバータ装置の設置面積を小さくす
ることができ、搭載スペースの有効利用、整備時におけ
る作業性及び振動に対する耐久性を向上することができ
る。
スペースの有効利用、整備時の作業性及び振動に対する
耐久性を向上したインバータ装置を提供する。 【解決手段】 放熱ベース基板と絶縁基板と半導体素子
とを内蔵するスイッチングモジュール２、３及び４の入
力端子部２ｇ、２ｈ、３ｇ、３ｈ、４ｇ及び４ｈに接続
された正負の積層入力導体板６ａ及び６ｂを折り曲げる
かまたは接合することによって、平滑コンデンサ５ａ、
５ｂ及び５ｃと制御回路基板１０ａをスイッチングモジ
ュール２、３、及び４に対し立体的な配置とすることが
できる。また、平滑コンデンサ５ａ、５ｂ及び５ｃと対
向する位置に、制御回路基板１０ａを入力導体板６ａ及
び６ｂに取付けることにより、更なる小型化が可能とな
る。したがって、インバータ装置の設置面積を小さくす
ることができ、搭載スペースの有効利用、整備時におけ
る作業性及び振動に対する耐久性を向上することができ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ装置に
関するものであり、特に電気自動車用のインバータ装置
に関する。
関するものであり、特に電気自動車用のインバータ装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来一般のインバータ装置は、スイッチ
ング素子とコンデンサとが同一平面上に配置されてそれ
ぞれが入力導体板で接続されていた。
ング素子とコンデンサとが同一平面上に配置されてそれ
ぞれが入力導体板で接続されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
インバータ装置では設置面積が大きくなり、特に車両で
使用する場合には搭載スペースおよび整備時における作
業性の点で問題があった。本発明は上記問題を解決する
ためになされたものであり、インバータ装置の設置面積
を小さくすることにより、搭載スペースの有効利用を可
能にすることを目的とする。
インバータ装置では設置面積が大きくなり、特に車両で
使用する場合には搭載スペースおよび整備時における作
業性の点で問題があった。本発明は上記問題を解決する
ためになされたものであり、インバータ装置の設置面積
を小さくすることにより、搭載スペースの有効利用を可
能にすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１記載の
インバータ装置によると、放熱ベース基板と絶縁基板と
半導体素子とを内蔵し、放熱ベース基板反対面から入出
力端子を取り出す端子部を設けたスイッチングモジュー
ルの入力端子部に接続された正負の積層された入力導体
板を折り曲げるかまたは接合することによって、平滑コ
ンデンサと制御回路基板をスイッチングモジュールに対
し立体的な配置とすることができる。したがって、イン
バータ装置の設置面積を小さくすることができ、搭載ス
ペースの有効利用を可能にし、整備時における作業性を
向上することができる。
インバータ装置によると、放熱ベース基板と絶縁基板と
半導体素子とを内蔵し、放熱ベース基板反対面から入出
力端子を取り出す端子部を設けたスイッチングモジュー
ルの入力端子部に接続された正負の積層された入力導体
板を折り曲げるかまたは接合することによって、平滑コ
ンデンサと制御回路基板をスイッチングモジュールに対
し立体的な配置とすることができる。したがって、イン
バータ装置の設置面積を小さくすることができ、搭載ス
ペースの有効利用を可能にし、整備時における作業性を
向上することができる。
【０００５】本発明の請求項２記載のインバータ装置に
よると、スイッチングモジュールの外周側でかつ前記平
滑コンデンサと対向する位置に、制御回路基板を入力導
体板に取付けるので、空間を有効に利用して更なる小型
化が可能となる。本発明の請求項３記載のインバータ装
置によると、スイッチングモジュールに対し立体的な配
置となった平滑コンデンサをコンデンサ支持体で固定
し、インバータ装置の強度が高まる。したがって、耐久
性を向上することができる。
よると、スイッチングモジュールの外周側でかつ前記平
滑コンデンサと対向する位置に、制御回路基板を入力導
体板に取付けるので、空間を有効に利用して更なる小型
化が可能となる。本発明の請求項３記載のインバータ装
置によると、スイッチングモジュールに対し立体的な配
置となった平滑コンデンサをコンデンサ支持体で固定
し、インバータ装置の強度が高まる。したがって、耐久
性を向上することができる。
【０００６】本発明の請求項４記載のインバータ装置に
よると、電気自動車用インバータ装置の設置面積を小さ
くすることができ、搭載スペースや整備時における作業
性および自動車の振動に対する耐久性を向上することが
できる。
よると、電気自動車用インバータ装置の設置面積を小さ
くすることができ、搭載スペースや整備時における作業
性および自動車の振動に対する耐久性を向上することが
できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例を図面に基づいて説明する。本発明のインバータ
装置を電気自動車用インバータ装置に適用した一実施例
を図１、図２及び図３に示す。図１に示す１は冷却板、
２、３及び４はスイッチングモジュール、５ａ、５ｂ及
び５ｃはコンデンサ、６ａは＋側入力導体板、６ｂは−
側入力導体板、１０ａは制御回路基板、３０は固定端子
台である。
実施例を図面に基づいて説明する。本発明のインバータ
装置を電気自動車用インバータ装置に適用した一実施例
を図１、図２及び図３に示す。図１に示す１は冷却板、
２、３及び４はスイッチングモジュール、５ａ、５ｂ及
び５ｃはコンデンサ、６ａは＋側入力導体板、６ｂは−
側入力導体板、１０ａは制御回路基板、３０は固定端子
台である。
【０００８】＋側入力導体板６ａと−側入力導体板６ｂ
とは、それぞれスイッチングモジュール２、３、及び４
の入力端子２ｇ、２ｈ、３ｇ、３ｈ、４ｇ及び４ｈとネ
ジ締めされる。また、スイッチングモジュール２、３及
び４はそれぞれの取付穴２ｊ、２ｋ、３ｊ、３ｋ、４ｊ
及び４ｋで冷却板１にネジ締めされる。
とは、それぞれスイッチングモジュール２、３、及び４
の入力端子２ｇ、２ｈ、３ｇ、３ｈ、４ｇ及び４ｈとネ
ジ締めされる。また、スイッチングモジュール２、３及
び４はそれぞれの取付穴２ｊ、２ｋ、３ｊ、３ｋ、４ｊ
及び４ｋで冷却板１にネジ締めされる。
【０００９】図２は、本発明の実施例の側面図である。
２ａはスイッチングモジュール２を構成する放熱ベース
基板、２ｂは同様に絶縁基板、２ｃは半導体素子、２ｄ
は半導体素子２ｃと絶縁基板２ｂ上に形成された、図示
していない導体配線とを接続するワイヤ、２ｅは樹脂ケ
ース、２ｆは蓋、２ｇは＋の入力端子、２ｈは−の入力
端子、２ｉは出力端子、７ａは出力導体板、８は公知の
非接触電流センサ、８ａは取付けネジ、８ｂはコンデン
サ固定バンド、１０ｂ及び１０ｃは取付けネジ、３０ａ
及び３０ｂは取付けネジである。
２ａはスイッチングモジュール２を構成する放熱ベース
基板、２ｂは同様に絶縁基板、２ｃは半導体素子、２ｄ
は半導体素子２ｃと絶縁基板２ｂ上に形成された、図示
していない導体配線とを接続するワイヤ、２ｅは樹脂ケ
ース、２ｆは蓋、２ｇは＋の入力端子、２ｈは−の入力
端子、２ｉは出力端子、７ａは出力導体板、８は公知の
非接触電流センサ、８ａは取付けネジ、８ｂはコンデン
サ固定バンド、１０ｂ及び１０ｃは取付けネジ、３０ａ
及び３０ｂは取付けネジである。
【００１０】電流センサ８は、公知の非接触電流センサ
で、電流センサ８の中空部を貫通した出力導体板７ａに
流れる電流を検出する。また、電流センサ８のケース
は、コンデンサの支持体を兼ねている。入力の＋側入力
導体板６ａと入力の−側入力導体板６ｂとは、スイッチ
ングモジュール２の入力端子にネジ締めされた後、絶縁
体６ｃを挟んで略直角に折り曲げて上方に延びている。
コンデンサ端子は上記＋、−入力導体板の所定側にネジ
締めされる。
で、電流センサ８の中空部を貫通した出力導体板７ａに
流れる電流を検出する。また、電流センサ８のケース
は、コンデンサの支持体を兼ねている。入力の＋側入力
導体板６ａと入力の−側入力導体板６ｂとは、スイッチ
ングモジュール２の入力端子にネジ締めされた後、絶縁
体６ｃを挟んで略直角に折り曲げて上方に延びている。
コンデンサ端子は上記＋、−入力導体板の所定側にネジ
締めされる。
【００１１】固定端子台３０は、＋側入力導体板６ａに
取付けネジ３０ａ及び３０ｂで固定される。実施例で
は、固定端子台３０は−側入力導体板６ｂには固定して
いないが、固定端子台３０を絶縁体で構成すると、取付
けネジ３０ｂは−側入力導体板６ｂにネジ締めするよう
にしてもよい。制御回路基板１０ａは、冷却板１の板面
に対し垂直方向に配置される固定端子台３０に、取付け
ネジ１０ｂ及び１０ｃで固定される。さらに、この制御
回路基板１０ａは、スイッチングモジュール２、３及び
４の外周部でかつ平滑コンデンサ５ａ、５ｂ及び５ｃと
対向する位置に、入力導体板６ａ及び６ｂに取付けられ
る。
取付けネジ３０ａ及び３０ｂで固定される。実施例で
は、固定端子台３０は−側入力導体板６ｂには固定して
いないが、固定端子台３０を絶縁体で構成すると、取付
けネジ３０ｂは−側入力導体板６ｂにネジ締めするよう
にしてもよい。制御回路基板１０ａは、冷却板１の板面
に対し垂直方向に配置される固定端子台３０に、取付け
ネジ１０ｂ及び１０ｃで固定される。さらに、この制御
回路基板１０ａは、スイッチングモジュール２、３及び
４の外周部でかつ平滑コンデンサ５ａ、５ｂ及び５ｃと
対向する位置に、入力導体板６ａ及び６ｂに取付けられ
る。
【００１２】図３は、本発明の実施例の電気回路図であ
る。２ｍ、２ｎ、３ｍ、３ｎ、４ｍ及び４ｎはトランジ
スタ、２ｐ、２ｑ、３ｐ、３ｑ、４ｐ及び４ｑは整流
器、７ｂ及び７ｃは出力導体板、９は電動機、１０は制
御回路、１１は主バッテリ、１２は補機バッテリ、１３
は車両制御回路、１４及び１５はリレー、１６は抵抗
器、１７はスイッチ、４０は本発明のインバータ装置で
ある。
る。２ｍ、２ｎ、３ｍ、３ｎ、４ｍ及び４ｎはトランジ
スタ、２ｐ、２ｑ、３ｐ、３ｑ、４ｐ及び４ｑは整流
器、７ｂ及び７ｃは出力導体板、９は電動機、１０は制
御回路、１１は主バッテリ、１２は補機バッテリ、１３
は車両制御回路、１４及び１５はリレー、１６は抵抗
器、１７はスイッチ、４０は本発明のインバータ装置で
ある。
【００１３】スイッチングモジュール２、３及び４は、
公知の三相インバータ回路を構成している。三相インバ
ータ回路は、リレー１５がオンして抵抗器１６を介して
コンデンサ５を所定値まで充電すると、次にリレー１４
がオンして、主バッテリ１１の電圧が供給される。スイ
ッチ１７は起動スイッチで、スイッチ１７をオンすると
補機バッテリから電圧を供給されて、車両制御回路１３
及び制御回路１０が作動を開始する。
公知の三相インバータ回路を構成している。三相インバ
ータ回路は、リレー１５がオンして抵抗器１６を介して
コンデンサ５を所定値まで充電すると、次にリレー１４
がオンして、主バッテリ１１の電圧が供給される。スイ
ッチ１７は起動スイッチで、スイッチ１７をオンすると
補機バッテリから電圧を供給されて、車両制御回路１３
及び制御回路１０が作動を開始する。
【００１４】なお、車両制御回路１３は、運転者の操作
するアクセルペダルの踏み量を検出して、制御回路１０
にオンオフ信号を供給する。制御回路１０は、上記オン
オフ信号を受けて、各スイッチングモジュールへゲート
信号を供給する。本実施例のインバータ装置では、＋−
の入力導体板６ａと６ｂを積層し、一端をスイッチング
モジュール２、３及び４の入力端子２ｇ、２ｈ、３ｇ、
３ｈ、４ｇ及び４ｈに接続し、他端を略直角に折り曲げ
てコンデンサ５ａ、５ｂ及び５ｃの端子と接続し、コン
デンサの他端は、コンデンサ支持台で固定したので、入
力端子板は、図２に示した左右方向に対して強固に固定
される。この結果、入力導体板６ａ及び６ｂに固定端子
台３０を介して取り付けた制御回路基板１０ａは、自動
車の振動に対して充分な耐久性を有するという優れた効
果がある。
するアクセルペダルの踏み量を検出して、制御回路１０
にオンオフ信号を供給する。制御回路１０は、上記オン
オフ信号を受けて、各スイッチングモジュールへゲート
信号を供給する。本実施例のインバータ装置では、＋−
の入力導体板６ａと６ｂを積層し、一端をスイッチング
モジュール２、３及び４の入力端子２ｇ、２ｈ、３ｇ、
３ｈ、４ｇ及び４ｈに接続し、他端を略直角に折り曲げ
てコンデンサ５ａ、５ｂ及び５ｃの端子と接続し、コン
デンサの他端は、コンデンサ支持台で固定したので、入
力端子板は、図２に示した左右方向に対して強固に固定
される。この結果、入力導体板６ａ及び６ｂに固定端子
台３０を介して取り付けた制御回路基板１０ａは、自動
車の振動に対して充分な耐久性を有するという優れた効
果がある。
【００１５】本実施例の制御回路基板１０ａは、制御回
路１０を構成する電気回路部品を搭載したものである
が、本発明の制御回路基板は、公知のプリント回路基板
や、セラミック基板で構成してもよい。
路１０を構成する電気回路部品を搭載したものである
が、本発明の制御回路基板は、公知のプリント回路基板
や、セラミック基板で構成してもよい。
【図１】本発明のインバータ装置の一実施例を示す構成
図である。
図である。
【図２】本発明の実施例の側面図である。
【図３】本発明の実施例の電気回路図である。
１ 冷却板 ２、３、４ スイッチングモジュール ２ａ 放熱ベース基板 ２ｂ 絶縁基板 ２ｃ 半導体素子 ２ｇ ＋の入力端子 ２ｈ −の入力端子 ２ｉ 出力端子 ５ａ コンデンサ ５ｂ コンデンサ ５ｃ コンデンサ ６ａ ＋側入力導体板 ６ｂ −側入力導体板 ８ｂ コンデンサ固定バンド １０ａ 制御回路基板 ３０ 固定端子台
Claims (4)
- 【請求項１】 放熱ベース基板と、絶縁基板と、半導体
素子とを内蔵し、前記放熱ベース基板反対面から入出力
端子を取り出す端子部を設けたスイッチングモジュール
と、 前記スイッチングモジュールの入力端子部に接続された
正負の積層された入力導体板に、前記入力導体板を折り
曲げるかまたは接合することにより、前記スイッチング
モジュールに対し立体的配置となるように接続された平
滑コンデンサと、前記入力導体板に取付けられた制御回
路基板とを備えることを特徴とするインバータ装置。 - 【請求項２】 前記制御回路基板は、前記入力導体板
に、前記スイッチングモジュールの外周側でかつ前記平
滑コンデンサと対向する位置に取付けられたことを特徴
とする請求項１記載のインバータ装置。 - 【請求項３】 前記平滑コンデンサは、コンデンサ支持
体で固定されていることを特徴とする請求項１もしくは
２記載のインバータ装置。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれかに記載のイ
ンバータ装置を電気自動車用インバータ装置に用い、直
流を交流に変換することを特徴とする電気自動車用イン
バータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8121339A JPH09308265A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8121339A JPH09308265A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | インバータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09308265A true JPH09308265A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14808820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8121339A Pending JPH09308265A (ja) | 1996-05-16 | 1996-05-16 | インバータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09308265A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-05-16 JP JP8121339A patent/JPH09308265A/ja active Pending
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