JPH0577970A - プレート検出装置 - Google Patents

プレート検出装置

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JPH0577970A
JPH0577970A JP3268395A JP26839591A JPH0577970A JP H0577970 A JPH0577970 A JP H0577970A JP 3268395 A JP3268395 A JP 3268395A JP 26839591 A JP26839591 A JP 26839591A JP H0577970 A JPH0577970 A JP H0577970A
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plate
stocker
sensor
belt conveyor
optical sensor
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JP3268395A
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English (en)
Inventor
Fujiko Kikuchi
富士子 菊地
Yasuhiko Yokomori
保彦 横森
Toshiyuki Furuta
敏之 古田
Masato Ota
正人 太田
Hideo Suda
英雄 須田
Shogo Kida
正吾 木田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外乱光がプレートセンサへ与える影響を軽減
し、プレートが定位置にあることを確実に検出するこ
と。 【構成】外部のプレート搬送ラインに沿って搬送された
凝集パターン判定用のプレートがプレートストッカ7内
の定位置に格納されたか否かを検知するプレートセンサ
としての光学センサ23を備えている。そして、この光
学センサ23が、発光部と受光部を備えるとともにプレ
ート搬送ラインに直交する方向に向け且プレートストッ
カ7の設置時に当該プレートストッカ7内の所定場所に
収納される位置に装備されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレート検出装置に係
り、更に詳しくは、臨床検査における粒子凝集パターン
の自動判定装置においてプレートストッカ内の定位置に
凝集パターン判定用のプレートが格納されたことを検出
するプレート検出装置に関する。
【0002】
【背景技術】医療分野においては、血液中の各種成分や
ビールス等を検出分析する方法として、従来より、血液
の凝集パターンに基づく判別方法が比較的多く行われ、
凝集の有無によって種々の判定基準が設けられている。
この凝集有無の判定は、多くは、肉眼による目視判定に
よって行われている。具体的には、凝集の有無を反応容
器(ウエル)内の粒子の分布を予め定めた輝度を基準と
し該基準輝度以下の部分の面積としてとらえたり、ま
た、標準凝集パターンや標準非凝集パターンと比較した
り、更には検体試料の連続的段階希釈系列を作成する等
により、人の目による総合判断に依存する場合が多い。
【0003】一方、この目視判断には、高度の熟練を要
することや或いは判定に個人差がでる等の不都合が生じ
ている。このため、昨今においては、一次元の受光素子
(一次元CCDセンサ)を用いた判定の自動化が進めら
れている。かかる開発中の粒子凝集パターンの自動判定
装置においては、判定用のプレートがプレートストッカ
の定位置に格納されたか否かを確認するための光学式の
プレートセンサが設けられ、このセンサによってプレー
トが定位置に格納されたことを確認し、プレートの搬送
の自動化を円滑ならしめんとするものがある。このよう
な場合、プレートセンサは、プレートストッカの外部に
取り付けられ、その発光方向をプレートの搬送方向と同
じ向きに向けてプレートまでの距離を検知するものが採
用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如くプレートストッカの外部にプレートセンサを配置し
た場合にあっては、外乱光の影響を受け易く、プレート
センサが誤動作することがあり、また、プレートの表面
に傷や凹凸があると、センサから発射された光が正確に
反射せず、かかる場合にプレートまでの距離を正確に検
知することが困難となり、結果的にプレートがプレート
ストッカ内の定位置に格納されたことの検出ができなく
なるという事態が生じていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上述した事柄を勘案してなさ
れたものであり、その目的は、外乱光がプレートセンサ
へ与える影響を軽減し、プレートが定位置にあることを
確実に検出しうるプレート検出装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプレート検出装
置は、外部のプレート搬送ラインに沿って搬送された凝
集パターン判定用のプレートがプレートストッカ内の定
位置に格納されたか否かを検知する光学式のプレートセ
ンサを備えている。そして、このプレートセンサが、発
光部と受光部を有する光学センサで構成されるととも
に、当該光学センサがプレート搬送ラインに直交する方
向に向け且プレートストッカの設置時に当該プレートス
トッカ内の所定場所に収納される位置に装備されてい
る。このような構成によって、前述した目的を達成しよ
うとするものである。
【0007】
【作用】プレートストッカの設置時に、プレートセンサ
を構成する光学センがプレートストッカ内に収納され
る。そして、この光学センサがプレートの搬送ラインに
直交する方向に向けて装備されているので、搬送ライン
上を送られプレートストッカ内の定位置に格納された場
合、光学センサの発光部から放射された光がプレートの
側面で反射され、その反射光が光学センサの受光部で受
光され、この一方、プレートストッカ内の定位置に格納
されていない場合には、プレートセンサから放射された
光が該側面で反射されず、従って反射光が受光されるこ
ともない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図1ないし図
12に基づいて説明する。本発明のプレート検出装置
は、実施に際しては、粒子凝集パターンの自動判定シス
テムを構成する凝集パターン判定用プレート移送装置に
組み込まれる。そこで、まず、図5に基づいて凝集パタ
ーン判定用プレート移送装置の全体を説明する。この図
5に示す凝集パターン判定用プレート移送装置は、凝集
パターン判定用の試料が付されたプレート1の移送をそ
の搬送ラインに沿って案内するガイド手段2と、このガ
イド手段2に沿って装備されるとともにプレート1に対
して一方の側(図中左側)から他方の側(図中右側)へ
移送力を付勢する移送力付勢手段3と、搬送ライン上に
予め設けられた凝集パターン判定箇所4に装備されると
ともに移送されてくるプレート1を当該凝集パターン判
定箇所4に停止せしめるプレート停止機構5とを備えて
いる。
【0009】プレート停止機構5および移送力付勢手段
3の各動作は、必要に応じて図示しない主制御部で規制
されるようになっている。図5において、符号10は、
プレート1上の試料につきその凝集パターンを判定する
ための凝集パターン判定手段を示す。この凝集パターン
判定手段10は、凝集パターン判定箇所4に、前述した
搬送ラインに直交する方向から着脱自在に装備されるよ
うになっている。
【0010】ガイド手段2の図5に於ける左端部には、
複数のプレート1が積層状態で格納された箱形状の一方
のプレートストッカ6が、ストッカ支持部材61 ,62
上に設置されている。ここで、これらのストッカ支持部
材61 ,62 は、実際にはベルトコンベアユニット11
を介して紙面裏側にも各1本あるが紙面裏側のものは図
5では現われていない。また、ガイド手段2の図5にお
ける右端部にも、同一に形成された他方のプレートスト
ッカ7がストッカ支持部材71 ,72 上に設置されてい
る。ここで、これらのストッカ支持部材71 ,72 も、
実際にはベルトコンベアユニット12を介して紙面裏側
にも各1本あるが(図1参照)これらも図5では現われ
ていない。プレートストッカ7は、凝集パターン判定完
了のプレート1を搬出するためのものであり、前述した
プレートストッカ6は凝集パターン判定前のプレート1
を搬入するためのものである。また、一方のプレートス
トッカ6の図5に於ける左端部には、当該プレートスト
ッカ6内から移送用のプレート1を一枚づつ順次選定す
る一方のストッカ用リフト機構8が装備されている。ま
た、他方のプレートストッカ7の図5における右端部に
は、凝集パターン判定完了後のプレート1を下方から順
次積層するための他方のストッカ用リフト機構9が装備
されている。
【0011】更に、一方のプレートストッカ6の図5に
おける下方部分には、上下動可能に構成されたベルトコ
ンベアユニット11が装備されている。このベルトコン
ベアユニット11は、そのベルトコンベア部11Aがプ
レートストッカ6からガイド手段2の下方部分にまで延
設された状態に配設されている。そして、稼働時には、
まず上昇してプレートストッカ6内の最下位に位置する
プレート1を下から押し上げる状態で当該プレート1を
ベルトコンベア部11A上に載置し、しかる後これをガ
イド手段2の上方部分にまで移送し、その後、下降して
当該プレート1を前述したガイド手段2上に比較的ゆっ
くりと載置するようになっている(図8参照)。他方の
プレートストッカ7の図5における下方部分にも、上下
動可能に構成されたベルトコンベアユニット12が装備
されている。このベルトコンベアユニット12は、図5
に示す如くそのベルトコンベア部12Aがプレートスト
ッカ7からガイド手段2の下方部分にまで延設された状
態に配設されている。そして、稼働時には、まず上昇し
てガイド手段2上のプレート1を下から押し上げる状態
で当該プレート1をベルトコンベア部12A上に載置
し、しかる後これをプレートストッカ7内まで移送し、
その後、下降して当該プレート1をプレートストッカ7
内に載置するようになっている。
【0012】次に、上述した各部の構成等を更に詳述す
ると、プレート1としては、本実施例では複数の反応容
器(ウエル)が碁盤目状に配設され比較的薄型の部材で
曲折加工されたプラスチック製のプレートが使用されて
いる(図3参照)。そして、このプレート1は、全体的
には四角形状に形成されている。また、このプレート1
の移送を案内するガイド手段2は、対向面に断面L字状
の切除部を備えそのため下端部に突出部が形成された二
本のガイド部材2A,2B(ガイド部材2Bはガイド部
材2Aの紙面裏面側に位置しているので、図5では現わ
れていない。)から成り、その対向面側の突出部で前述
したプレート1を支持すると共にその移送を案内し得る
ようになっている。このガイド手段2は、その上流側と
下流側が,それぞれプレートストッカ6,7に当接する
ようにして装備されている。図5において、符号2A
1 ,3A1 は、ガイド部材2A,2Bをそれぞれ支持す
る脚部を示す(なお、脚部2A1 ,3A1 が重なってい
るため、紙面裏面側に位置する脚部3A1 は、図5では
現われていない)。
【0013】ガイド手段2の上方部には、前述したプレ
ート1に移送力を付勢する移送力付勢手段3が装備され
ている。この移送力付勢手段3は、ガイド手段2のやや
外側に位置した上方部にそれぞれ配設されるとともにガ
イド手段2に平行にそれぞれの支持部材を介して装備さ
れた二本の筒状ガイドレール31,32(筒状ガイドレ
ール32は、筒状ガイドレール31と重なっているため
図5では現われていない。)と、二本の筒状ガイドレー
ル31,32上に装備されプレート1に移送力を付勢す
る第1および第2のプレートセンダ33,34と、これ
らの第1および第2のプレートセンダ33,34に各別
に移送力を伝達する第1および第2のプレートセンダ送
り機構35,36(なお、図5では、第2のプレートセ
ンダ送り機構は省略されている。)とを含んで構成され
ている。この内、第1のプレートセンダ33は、第1の
プレートセンダ送り機構35により駆動され、プレート
ストッカ6から送り出されたプレート1をガイド手段2
の中央部に位置する凝集パターン判定箇所4まで移送す
る機能を有している。また、第2のプレートセンダ34
は、第2のプレートセンダ送り機構36により駆動さ
れ、判定済のプレート1をパターン判定箇所4からプレ
ートストッカ7まで移送するとともに該プレート1をプ
レートストッカ7内に収納し得る位置まで移送する機能
を有している。
【0014】次に、プレート1を凝集パターン判定箇所
4に停止せしめるプレート停止機構5について説明す
る。このプレート停止機構5は、ソレノイド等を主体と
して構成され、その鉄心部分に図5に示すストッパ部5
Aが連結装備されている。そして、図示しないプレート
の到来を検知するセンサの出力信号および主制御部の指
令に基づいてプレート停止機構5が作動し、ストッパ部
5Aを突出させもしくは後退させるようになっている。
【0015】次に、プレートストッカ6,7について詳
述する。これらのプレートストッカ6,7は、ストッカ
支持部材61 ,62 、71 ,72 上に着脱自在に設置さ
れるようになっている(図1参照)。この内、一方のプ
レートストッカ6は、図6ないし図7に示すように、凝
集パターン判定用のプレート1の複数枚を積層状態にて
収納するストッカ本体6Aと、このストッカ本体6Aに
開閉自在に組み込まれた蓋部6Bとから構成されてい
る。ストッカ本体6Aの側壁の内,外部のプレート搬送
ラインに沿った方向に対向して位置する側壁61,62
には、一方のストッカ用リフト機構8を構成する後述す
る爪部を挿入するための切除部6A1 ,6A2 がそれぞ
れ設けられている。また、このストッカ本体6Aの底面
中央部には、図6に示すように、前述した切除部6A
1 ,6A2部分を除き外部のプレート搬送ラインに沿っ
て底面側切除部6A3 が設けられ、さらにこの底面側切
除部6A3 に連なるプレート搬出用の開口部6A4 が、
外部のプレート搬送ラインに直交して位置する側壁部分
に形成されている。また、このプレート搬出用開口部6
4 の下方の角部には、図6に示すようにプレート係止
用立ち上がり部6A5 が設けられている。蓋部6Bは、
図7に示すように、前述した底面側切除部6A3と同一
幅で開口部6A4 と同一高さの切除部6A6 が形成され
ている。そして、これらの底面側切除部6A3 ,プレー
ト搬出用の開口部6A4 及び切除部6A6を介して、ベ
ルトコンベア部11Aのベルト部分全体がその水平状態
を維持しつつ上昇および下降動作を行い、これによっ
て、最下端に位置するプレート1が図8の矢印Cに示す
如く外部へ搬出されるようになっている。
【0016】さらに本実施例では、ストッカ本体6Aの
側壁の内,側壁61,62は、図7に示すように、プレ
ート搬出用のガイド機能を備えた二重構造に設定されて
いる。図7中符号61A,62Aで示すガイド機能を備
えた内壁は、その入口側と出口側の角部がが丸みをもっ
た形状となっており、これによってプレートの搬入搬出
時の振動の発生が有効に抑えられている。また、この内
壁61A,62Bは、その対向面がほぼ平行に設定さ
れ、埋め込みねじ63およびステー部材64をもって外
側の側壁61,62に固定されている。図7において、
符号65は可搬用の把手を示す。他方のプレートストッ
カ7も、このプレートストッカ6と全く同一に形成され
同一に機能し得るようになっている。
【0017】次に、ストッカ搬入側(図5の左端側)に
装備された一方のストッカ用リフト機構8について図9
ないし図11を参照しつつ詳述する。この一方のストッ
カ用リフト機構8は、図9に示すように平行に配設され
対向面側の二箇所に爪部8A1 ,8A2 又は8B1 ,8
2 が設けられた一対のアーム部8A,8Bと、これら
のアーム部8A,8Bをその平行状態を維持しつつ必要
に応じて相互に近づく方向に又は遠ざかる方向に駆動す
るアーム駆動支持部8Cと、このアーム駆動支持部8C
の全体を必要に応じて上又は下方向に移動せしめるアー
ム用上下移送支持部8Dと、これらアーム駆動支持部8
C及びアーム用上下移送支持部8Dの全体を支持すると
ともに必要に応じて180度回動せしめる回転駆動支持
部8Eとを備えている。
【0018】これを更に詳述すると、爪部8A1 ,8A
2 又は8B1 ,8B2 は、前述したプレートストッカ6
の切除部6A1 ,6A2 の位置に合わせた間隔で、それ
ぞれアーム部8A,8Bの一端部に設けられている。
【0019】アーム駆動支持部8Cは、アーム部8A,
8Bをその他端部で支持するとともにその動作を付勢す
る二本の丸棒状のラック8C1 ,8C2 (図9,図10
参照)と、このラック8C1 ,8C2 の間に配設され当
該ラック8C1 ,8C2 を相互に逆方向に駆動するピニ
オン8C3 (図10参照)と、これらラック8C1 ,8
2 及びピニオン8C3 を収納したアーム支持ケース8
4 と、このアーム支持ケース8C4 上に設けられピニ
オン8C3 を必要に応じて正転又は逆転駆動するモータ
8C5 とを含んで構成されている。ラック8C1 は、そ
の一端部がアーム部8Bに固定され、その他端部がアー
ム部8Aに遊挿されており、反対にラック8C2 はその
一端部がアーム部8Aに固定され、その他端部がアーム
部8Bに遊挿されている。このため、モータ8C5 を起
動させてピニオン8C3 を正転又は逆転させると、アー
ム部8A,8Bはラック8C1 ,8C2 に付勢されて、
相互に近づく方向又は遠ざかる方向に移動するようにな
っている。図10において、符号8C6 ,8C7 は、ア
ーム部8A,8Bを支持し且案内するガイドバーを示
し、これは図9では省略されている。当該ガイドバー8
6 ,8C7 は、アーム支持ケース8C4 の相互に対向
する側壁を貫通した状態で該アーム支持ケース8C4
固定支持されている。そして、このガイドバー8C6
8C7 の作用によって、ラック8C1 ,8C2 とピニオ
ン8C3との噛合,及びその動力の伝達を円滑になし
得、これによりアーム部8A,8Bの平行運動が確実に
行なわれるようになっている。
【0020】アーム用上下移送支持部8Dは、図11に
示すように、アーム駆動支持部8Cのアーム支持ケース
4 を固定支持するリフトボックス8D1 と、このリフ
トボックス8D1 にその上方向または下方向への移動を
付勢するボールねじ機構部8D2 と、リフトボックス8
1 の上下動を案内する二本の案内棒8D3 、8D
4と、ボールねじ機構部8D2 及び二本の案内棒8D
3 、8D4 を保持する保持板8D5 と、これら各構成部
を収納し支持する一方が開放されたリフト用本体ケース
8D6 (図9参照)とを備えている。符号8D7 は、ボ
ールねじ機構部8D2を駆動するリフト用駆動モータを
示す。この結果、このアーム用上下移送支持部8Dおよ
び前述したアーム駆動支持部8Cを含む一方のストッカ
用リフト機構8により、前述した如く、プレートストッ
カ6内のプレート1を保持してプレートストッカ6内で
所定距離上昇させることが可能となり、場合によっては
プレートストッカ6全体を保持して上下方向に移送させ
ることが可能となっている。
【0021】次に、図9の左端部に開示したストッカ搬
入機構18について説明する。このストッカ搬入機構1
8は、ストッカ6を載置し搬入する搬入ベルト機構部1
8Aと、この搬入ベルト機構部18Aの両端部に装備さ
れたガイド部材18B、18Cとを備えている。そし
て、ストッカ6が予め定めた位置まで送り込まれた場合
に直ちに所定のセンサによって検知され、前述したアー
ム用上下移送支持部8Dおよびアーム駆動支持部8Cの
作用によって図9の実線の位置から二点鎖線で示す位置
まで運び込まれるようになっている。図9における大き
い破線の矢印は、回転駆動支持部8Eによって回転され
るアーム用上下移送支持部8Dおよびアーム駆動支持部
8Cとストッカ6の回転方向P及びその復帰方向Qを示
す。なお、図9ではプレートストッカ6内のプレートは
省略されている。
【0022】図5に示す他方のストッカ用リフト機構9
も、上述した一方のストッカ用リフト機構8と全く同一
に形成され同一に機能し得るようになっている。又、図
9の左端部に開示したストッカ搬入機構18と全く同一
に形成されたストッカ搬出機構を、図5のストッカ用リ
フト機構9の右端部に装備してもよい。この場合、スト
ッカの搬入動作と搬出動作の違いを除いて、その動作は
ほぼ同一となる。
【0023】次に、本実施例の主要部であるプレート検
出装置について、図1ないし図4に基づいて説明する。
【0024】このプレート検出装置は、プレート搬送ラ
インに沿って送られて来たプレート1がストッカ搬出側
の他方のプレートストッカ7内の定位置に確実に格納さ
れたことを検出する装置である。このプレート検出装置
は、図1及び図5に示すように、ストッカ支持部材71
の図1及び図5における右側面に取付部材21を介して
設けられた棒状のセンサ保持部材22と、このセンサ保
持部材22の先端(上端)に装備されたプレートセンサ
としての光学センサ23とを備えている。この光学セン
サ23は、図2に示すように隣接して配置された発光部
23Aと受光部23Bを含んで構成されており、発光部
23Aから放射された光が検出対象物で反射し、その反
射光を受光部23Bで受光した場合にそこに検出対象物
が存在することを検知するものである。この光学センサ
23は、本実施例では、図1に太い矢印で示すようにプ
レートの搬送ラインに直交する方向に向けて装備されて
いる。また、この光学センサ23は、図1に示すように
プレートストッカ7が、ストッカ支持部材71 ,72
に図中二点鎖線で示すように設置された時に、該プレー
トストッカ7内、具体的にはプレートストッカ7を構成
する蓋部7Bの内面側に収納されるようになっている。
このため、プレートストッカ7がストッカ支持部材7
1 ,72上に設置され且プレートストッカ7内の定位置
にプレート1が格納された場合には、図3ないし図4に
示すような状態となり、光学センサ23の発光部23A
から放射された光がプレート1側面の搬出側(図中右
側)の端部で反射され、該反射光が受光部23Bで受光
され、プレート1がプレートストッカ7内の定位置に格
納されたことが検出される。即ち、本実施例の光学セン
サ23は、プレート1までの距離に左右されることなく
プレート1の有無を検知するように構成されている。図
1において、符号24は、位置出しピンを示す。
【0025】次に、図12を参照しつつベルトコンベア
ユニット11,12について説明する。これらのベルト
コンベアユニット11,12は、同一に構成され、前述
した凝集パターン判定箇所4を中心として図5内の左右
対称の位置に装備されている。この内、一方のベルトコ
ンベアユニット11は、プレート1を載置し搬送するベ
ルトコンベア部11Aと、このベルトコンベア部11A
を駆動するコンベア駆動モータ11Bと、このベルトコ
ンベア部11Aおよびコンベア駆動モータ11Bを支持
するコンベア支持台11Cとを含んで構成されている。
そして、このベルトコンベアユニット11は、上下動付
勢機構部11Dにより支持され、水平状態をほぼ維持さ
れた状態で全体的に上下方向に移動せしめられるように
なっている。これを更に詳述すると、この上下動付勢機
構部11Dは、図12に示すように揺動可能に構成され
た二つの揺動リンク部111 ,112 と、一方の揺動リ
ンク部111 の下端部に当接装備された偏心カム113
と、この偏心カム113 を所定のタイミングで回転駆動
するカム駆動モータ114 とを備えている。ここで、一
方の揺動リンク部111 は、ベルトコンベアユニット1
1部分の重心位置に装備されており、このため、カム駆
動モータ114 を起動させて偏心カム113を回転させ
ると、ベルトコンベアユニット11は、ほぼ全体的に平
行状態を維持しつつ上昇しまたは下降し得るようになっ
ている。他方の揺動リンク部111 は、前述した一方の
揺動リンク部111 とともに揺動動作を行ない当該揺動
リンク部111 を補助しつつベルトコンベアユニット1
1のローリング及びピッチングを有効に防止するように
機能する。
【0026】また、当該一方のベルトコンベアユニット
11の最大幅(即ちコンベア支持台11Cの幅)は、前
述したガイド手段2の二本のガイド部材2A,2B相互
間の幅よりも狭く設定されている。また、プレートスト
ッカ6の底面に形成された底面側切除部6A3 の幅は、
この一方のベルトコンベアユニット11の最大幅よりも
大きく設定されている。このため、この一方のベルトコ
ンベアユニット11は、その上昇時には底面側切除部6
3 からプレートストッカ6内を上方に向かって円滑に
平行移動し、同時に該プレートストッカ6内の最下位に
位置するプレート1を下からすくい上げるようにしてベ
ルトコンベア部11A上に載置し、その後矢印Cに沿っ
てガイド手段2側に移送する。なお、この間、プレート
ストッカ6内の下から2番目以上のプレート1は、図8
に示す如く一方のストッカ用リフト機構8によって一時
的に持ち上げられている。かかる状態は、プレート1が
プレートストッカ6内から搬出され一方のベルトコンベ
アユニット11が下降するまで継続される。そして、こ
の一方のベルトコンベアユニット11の全体的下降動作
と共に、プレート1は、その全体が平行にそして緩やか
にガイド手段2上へ載置される。このため、プレート1
は何ら振動することなくガイド手段2上へ静かに載置さ
れる。
【0027】この一方のベルトコンベアユニット11と
同一に形成され図5に示す如く対称位置に装備された他
方のベルトコンベアユニット12も、この一方のベルト
コンベアユニット11と同一に機能し、これにより判定
済のプレート1がガイド手段2上から他方のプレートス
トッカ7内の底面に載置されるようになっている。この
場合も、他方のストッカ用リフト機構9が有効に機能
し、判定済のプレート1が他方のプレートストッカ7内
に収納されるまで、他のプレート1は他方のストッカ用
リフト機構9によって一次的に持ち上げられている。か
かる状態は、他方のベルトコンベアユニット12が下降
するまで継続される。
【0028】次に、上記実施例の全体的動作について説
明する。まず、ストッカ搬入機構18により搬入された
プレートストッカ6は、ストッカ用リフト機構8によっ
てすくい上げる形をもって大きく持ち上げられ、180
度回転された後ガイド手段2の一端部の上流側に近接し
て配設される。次に、プレートストッカ6内に積層状態
で格納された複数のプレート1の内、下から2枚目以上
のプレート全体がストッカ用リフト機構8によって幾分
持ち上げられる。これと同時に、一方のベルトコンベア
ユニット11が、そのベルトコンベア部11Aを走行起
動させて上昇動作に入り、これによりプレートストッカ
6内の最下位にあるプレート1が持ち上げられながらベ
ルトコンベア部11A上に乗せられ、続いてガイド手段
2上に移送される。
【0029】この場合、このプレート1は、その水平状
態を維持されながら比較的緩やかにガイド手段2上に載
置される。プレート1がガイド手段2上に載置される
と、これに続いて移送力付勢手段3を構成する第1のプ
レートセンダ33が第1のプレートセンダ送り機構35
に付勢されてプレート1上を一旦図5の右方向から左側
に移動し、プレート1の上流側にて停止される。続いて
第1のプレートセンダ送り機構35が作動し第1のプレ
ートセンダ33を介してプレート1を図5の右方向即ち
凝集パターン判定箇所4に送り込む。この凝集パターン
判定箇所4では、凝集パターン判定手段10によってプ
レート1上の複数の凝集パターンが読み込まれその良否
が所定の基準パターンに従って判定されるようになって
いる。この凝集パターンの読み込み動作が完了すると、
移送力付勢手段3を構成する第2のプレートセンダ34
が第2のプレートセンダ送り機構36に付勢されてプレ
ート1上を一旦図5の右方向から左側に移動し、プレー
ト1の上流側にて停止される。
【0030】続いて第2のプレートセンダ送り機構36
が作動し、これにより第2のプレートセンダ34を介し
てプレート1が図5の右方向即ちガイド手段2上の右端
部に移送される。プレート1がガイド手段2上の右端部
に移送されてくると、直ちに他方のベルトコンベアユニ
ット12が、そのベルトコンベア部12Aを走行起動さ
せて上昇動作に入り、これにより、ガイド手段2上のプ
レート1が持ち上げられながらベルトコンベア部12A
上に乗せられ、続いてプレートストッカ7内に移送され
る。これと同時に、上下動付勢機構部によりベルトコン
ベア部12Aが再び下降せしめられ、これによりプレー
ト1がプレートストッカ7内の最下位(定位置)に収納
される。このプレートストッカ7内の最下位にプレート
1が格納されると、前述したようにしてこれが光学セン
サ23により検出される。
【0031】このプレートストッカ7内に対するプレー
ト1の格納過程において、プレートストッカ7内の他の
プレート1は、前述した如く、ストッカ用リフト機構9
によって一時的に幾分上方に移動させられている。そし
て、他方のベルトコンベアユニット12によって送られ
てきたプレート1がプレートストッカ7内の最下位に格
納され、これが光学センサ23により検出されると直ち
に他のプレート1は最下位のプレート1上におろされ、
これによって一枚のプレート1の移送及び判定工程が完
了する。以下、これに準じて第2,第3のプレート1の
移送及び判定工程が繰り返し行われる。なお、光学セン
サ23と同一のプレートセンサを一方のプレートストッ
カ6側に同様にして設けることにより、プレートストッ
カ6内の判定前のプレート1が空になった場合に、これ
を直ちに検出できるので便利である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プレートストッカの設置時に、プレートセンサを構成す
る光学センサがプレートストッカ内の所定場所に収納さ
れるので、光学センサ,即ち,プレートセンサに対する
外乱光の影響を著しく軽減することができ、プレートの
搬送ラインに直交する方向に向けて光学センサが装備さ
れているので、光学センサの発光部から放射された光の
反射光の有無により距離にあまり関係なくプレートの有
無を検出することができ、従って、プレートストッカ内
の定位置にプレートが格納されたことを確実に検出する
ことができ、プレートの搬送を一層円滑ならしめること
ができるという従来にない優れたプレート検出装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す説明図である。
【図2】図1の光学センサの部分を拡大して示す図であ
る。
【図3】図1の実施例におけるプレートストッカ設置時
の光学センサとプレートとの位置関係を示す説明図であ
る。
【図4】図3に対応するプレートストッカの横断面図で
ある。
【図5】図1の実施例のプレート検出装置が組み込まれ
た凝集パターン判定用プレート移送装置の全体構成を示
す正面図である。
【図6ないし図7】図5の装置におけるプレートストッ
カを示す斜視図である。
【図8】図5の装置における動作説明図である。
【図9ないし図11】図5の装置におけるストッカ用リ
フト機構の構成を示す説明図である。
【図12】図5の装置におけるベルトコンベアユニット
の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プレート 6,7 プレートストッカ 23 プレートセンサとしての光学センサ 23A 発光部 23B 受光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 正人 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 スズ キ株式会社技術研究所内 (72)発明者 須田 英雄 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 スズ キ株式会社技術研究所内 (72)発明者 木田 正吾 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 スズ キ株式会社技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部のプレート搬送ラインに沿って搬送
    された凝集パターン判定用のプレートがプレートストッ
    カ内の定位置に格納されたか否かを検知するプレートセ
    ンサを備えて成るプレート検出装置において、前記プレ
    ートセンサを、発光部と受光部を有する光学センサで構
    成するとともに、当該光学センサを前記プレート搬送ラ
    インに直交する方向に向け且前記プレートストッカの設
    置時に当該プレートストッカ内の所定場所に収納される
    位置に装備したことを特徴とするプレート検出装置。
JP3268395A 1991-09-19 1991-09-19 プレート検出装置 Withdrawn JPH0577970A (ja)

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JP3268395A JPH0577970A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 プレート検出装置

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