JPH0840558A - 凝集パターン判定用プレート移送装置 - Google Patents

凝集パターン判定用プレート移送装置

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JPH0840558A
JPH0840558A JP19768394A JP19768394A JPH0840558A JP H0840558 A JPH0840558 A JP H0840558A JP 19768394 A JP19768394 A JP 19768394A JP 19768394 A JP19768394 A JP 19768394A JP H0840558 A JPH0840558 A JP H0840558A
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JP
Japan
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plate
stocker
guide means
belt conveyor
sandwiching
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Withdrawn
Application number
JP19768394A
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English (en)
Inventor
Shogo Kida
正吾 木田
Yasuhiko Yokomori
保彦 横森
Masato Ota
正人 大田
Masashi Kimura
正史 木村
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 判定箇所へのプレートの搬入を円滑に行い、
プレート損傷事故の発生を有効に抑制し得る凝集パター
ン判定用プレート移送装置を提供すること。 【構成】 試料が付されたプレート1の移動を案内する
ガイド手段2と、プレート1の複数個を収納するプレー
トストッカ部31 〜34 と、このプレートストッカ部3
1 〜34 を周囲に等間隔に配設し支持するターンテーブ
ル機構5とを備え、ターンテーブル機構5には、プレー
トストッカ部31 内のプレート1を順次搬出するベルト
コンベア機構6と、搬出されるプレート1を予め順次設
定する積層プレート用リフト機構7とが併設されてい
る。更に、積層プレート用リフト機構7のプレート挟み
機構部7Aの上方への移動と共に移動して各プレートス
トッカ部31 の予め特定された位置に係合する位置決め
ピン10が装備されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凝集パターン判定用プ
レート移送装置に係り、とくにプレート搬送路上に設定
された凝集パターン判定箇所に,凝集パターン判定用の
試料が付されたプレートを送り込む凝集パターン判定用
プレート移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野においては、血液中の各種成分
やビールス等を検出分析する方法として、従来より、血
液の凝集パターンに基づく判別方法が比較的多く行わ
れ、凝集の有無によって種々の判定基準が設けられてい
る。この凝集有無の判定は、多くは、肉眼による目視判
定によって行われている。具体的には、凝集の有無を反
応容器(ウエル)内の粒子の分布を予め定めた輝度を基
準とし該基準輝度以下の部分の面積としてとらえたり、
また、標準凝集パターンや被凝集パターンと比較した
り、更には検体試料の連続的段階希釈系列を作成する等
により、人の目による総合判断に依存する場合が多い。
【0003】この目視判断には、高度の熟練を要するこ
と,或いは判定に個人差がでる等の不都合が生じてい
る。このため、昨今においては、一次元の受光素子(一
次元CCDセンサ)を用いた判定の自動化が進められて
いる。そして、この凝集パターン判定の自動化に際して
は、その装置は、例えば、プレートを凝集パターン判定
箇所に送り込む移送力付勢手段や,プレートストッカ内
のプレートを搬出しガイド手段の一方の側に載置するプ
レート移送載置手段,或いはこのプレート移送載置手段
に併設され該プレート移送載置手段により搬出されるプ
レートをプレートストッカ内の底面部に予め順次特定す
る積層プレート用リフト機構等を有するという構成を採
っている。
【0004】一方、上述した上記従来例にあっては、試
料が付されたプレートはプレートストッカ毎に着脱装備
されることから、プレートの搬入が断続的となり、この
ためオペレータによるプレートストッカの装着作業中は
プレート移送載置手段の稼働を停止せざるを得ないとい
う不都合が生じていた。
【0005】かかる不都合を改善するため、発明者ら
は、既に特開平6−88829号公報にて、プレート搬
入の連続化を可能としたターンテーブルによるプレート
搬入の手法を考案し開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−88829号公報記載の従来例にあっては、タ
ーンテーブルによるプレートの搬入手段を採用している
ことから、外部振動等の影響でターンテーブルの停止位
置に位置ずれが生じ、このため、プレートの搬出に際し
ては当該プレートが周囲の部材に接触してその角部が破
損するというプレートの損傷事故が生じていた。
【0007】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに凝集パターン判定箇所へのプレートの
搬入作業を迅速且つ円滑になし得ると共に、プレート損
傷事故の発生を有効に抑制し得る凝集パターン判定用プ
レート移送装置を提供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、凝集パター
ン判定用の試料が付されたプレートの移動をその搬送路
に沿って案内するガイド手段と、このガイド手段の一端
部に配設されプレートの複数個を積層状態に収納すると
共に,底面部にプレート搬入・搬出用の開口部を有し且
つこれに連なる側壁部に所定の切除部が形成された複数
のプレートストッカ部と、該複数のプレートストッカ部
を周囲に配設し支持すると共にこれを前述したガイド手
段の一端部に順次設定するターンテーブル機構とを備え
ている。
【0009】このターンテーブル機構には、ガイド手段
側のプレートストッカ部に収納されたプレートをその水
平状態を維持しつつ上昇及び水平移動せしめて順次搬出
すると共に上方から幾分下降させてガイド手段の一方の
側に載置するプレート移送載置手段と、このプレート移
送載置手段により搬出されるプレートをガイド手段側の
プレートストッカ部内の底面部に予め順次設定する積層
プレート用リフト機構とが併設されている。
【0010】積層プレート用リフト機構は、第1の搬入
側プレートストッカ内の最下位に位置するプレートを残
して二段目以上のプレートを支持する二組のプレート挟
み用アームを備えたプレート挟み機構部と、このプレー
ト挟み機構部の全体を所定のタイミングで上昇させ或い
は下降させる機能を備えた挟み機構用上下移送機構部と
により構成されている。
【0011】そして、この積層プレート用リフト機構
に、プレート挟み機構部の上方への移動と共に移動して
前述したプレートストッカ部の予め特定された位置に係
合する位置決めピンを装備する、という構成を採ってい
る。これによって前述した目的を達成しようとするもの
である。
【0012】
【作用】まず、装置全体が稼働状態に設定されると、第
1のベルトコンベア機構(プレート移送載置手段)6お
よび第1の積層プレート用リフト機構7が作動し、プレ
ートストッカ部31 内からプレート1が順次取り出さ
れ、前述したガイド手段2上へ移送される。
【0013】プレートストッカ部31 内のプレート1が
無くなると、ターンテーブル機構4を作動させてターン
テーブル4Aを反時計方向に回転させ、次のプレートス
トッカ部,即ち図1に於けるプレートストッカ部32
ガイド手段2側に配置する。続いて、プレートストッカ
部31 の場合と同様に、内部のプレート1が、第1のベ
ルトコンベア機構6および第1の積層プレート用リフト
機構7の作用によってガイド手段2側に順次載置され
る。
【0014】一方、内部が空になったプレートストッカ
は、ターンテーブル4Aの回転と共に図1におけるプレ
ートストッカ部34 ,33 の位置に回転移送される。そ
して、プレートストッカ33 の位置で所定数のプレート
1が積み込まれる。
【0015】上記各部の作動中にあって、プレートスト
ッカ部31 からプレート1の搬出がなされる過程にあっ
ては、第1の積層プレート用リフト機構7の動作と共に
位置決め用ピン10が作動し、プレートストッカ部31
側の位置決め用ピン穴10Aに係合し、これによってプ
レートストッカ部31 の位置を固定する。これにより、
外部振動等があっても当該プレートストッカ部31 の位
置ずれが防止され、プレート1の搬出動作が円滑に行わ
れる。
【0016】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし
図9に基づいて説明する。
【0017】この図1ないし図9に示す実施例は、凝集
パターン判定用の試料が付されたプレート1の移動をそ
の搬送路に沿って案内するガイド手段2と、このガイド
手段2の一端部に配設され前述したプレート1の複数個
を積層状態に収納すると共に,底面部およびその周囲側
壁部にプレート搬入・搬出用の開口部および所定の切除
部が形成された四個のプレートストッカ部31, 32,
3, 34 と、この各プレートストッカ部31 〜34
周囲に等間隔に配設し支持すると共にこれをガイド手段
2の一端部に対向した位置に順次設定するターンテーブ
ル機構4とを備えている。
【0018】このターンテーブル機構4には、前述した
ガイド手段2側に位置するプレートストッカ部31 に収
納されたプレート1をその水平状態を維持しつつ上昇及
び水平移動せしめて順次搬出すると共に上方から幾分下
降させて前述したガイド手段2の一方の側に載置するプ
レート移送載置手段としての第1のベルトコンベア機構
6と、この第1のベルトコンベア機構6により搬出され
るプレート1をガイド手段2側のプレートストッカ部3
1 内の底面部に予め順次設定する積層プレート用リフト
機構としての第1の積層プレート用リフト機構7とが併
設されている。
【0019】この第1の積層プレート用リフト機構7
は、前述した搬入側のプレートストッカ部31 内の最下
位に位置するプレート1を残して二段目以上のプレート
1を支持する二組のプレート挟み用アーム21A,21
B;22A,22Bを備えたプレート挟み機構部7A
と、このプレート挟み機構部7Aの全体を所定のタイミ
ングで上昇させ或いは下降させる機能を備えた挟み機構
用上下移送機構部7Bとにより構成されている(図7参
照)。
【0020】このプレート挟み機構部7Aのプレート挟
み用アーム21A,21B;22A,22Bは、後述す
る四組の各ストッカ支持部5A,5B,5C,5Dの一
方と他方の各ストッカ支持片5A1 ,5A2 ;5B1
5B2 ;5C1 ,5C2 ;5D1 ,5D2 に設けられた
アーム係合用貫通穴501,502にそれぞれ遊挿され
るようになっている(図1,図3参照)。
【0021】この第1の積層プレート用リフト機構7に
は、前述したプレート挟み機構部7Aの上方への移動と
共に移動して各プレートストッカ部31 〜34 の予め特
定された位置に係合する位置決めピン10が装備されて
いる(図3,図4参照)。
【0022】以下、これを更に詳述する。
【0023】この図1ないし図2において、前述したガ
イド手段2には、当該ガイド手段2に沿って装備されプ
レート1を一方の側から他方の側へ移送する移送力付勢
手段13と、搬送路上に予め設けられた凝集パターン判
定箇所14に装備され移送されてくるプレート1を当該
凝集パターン判定箇所14に停止せしめるストッパ部1
5Aを有するプレート停止機構15とが装備されてい
る。
【0024】このプレート停止機構15および移送力付
勢手段13の各動作は、予め別に装備された主制御部
(図示せず)によって規制されるようになっている。ま
た、符号100は、プレート1上の試料につきその凝集
パターンを判定するための凝集パターン判定手段を示
す。この凝集パターン判定手段100は、当該凝集パタ
ーン判定箇所14に、前述した搬送路に直交する方向
(図2の紙面に直交する方向)から着脱自在に装備され
るようになっている(図1矢印P参照)。
【0025】ターンテーブル機構4は、図1乃至図3に
示すように断面逆U字状のターンテーブル4Aと、この
ターンテーブル4Aの図2における下端部周囲の四箇所
に水平方向に向かって等間隔に突設された四組のストッ
カ支持部5A,5B,5C,5Dと、この各ストッカ支
持部5A〜5Dの相互間に水平に固定装備された三角形
状の水平連結プレート4a,4a・・と、前述した断面
逆U字状のターンテーブル4Aをその内側から回転自在
に支持するテーブル支持体4Bと、このテーブル支持体
4B内に装備され前述したターンテーブル4Aを所定の
方向に回転駆動するテーブル駆動機構4Cとを備えた構
成となっている。
【0026】ここで、テーブル駆動機構4Cは、キヤー
ドモータからなり、図示しない制御手段によりその回転
量および始動/停止の各タイミング等が制御されるよう
になっている。
【0027】また、ストッカ支持部5Aは、アーム状に
形成され相互に所定間隔を隔てて配設された一方のスト
ッカ支持片5A1 と他方のストッカ支持片5A2 とによ
って構成されている。この各ストッカ支持片5A1 ,5
2 には前述したプレートストッカ部31 が載置されて
ネジ止め固定され、これによって、プレートストッカ部
1 内に(積層状態で)収納される各プレート1が、こ
の一方と他方の各ストッカ支持片5A1 ,5A2 に支持
されるようになっている。
【0028】このプレートストッカ部31 は、その上端
面,下端面および前述したガイド手段2側が開放されて
いる。更に、このプレートストッカ部31 のターンテー
ブル4A側の面には、その下端部に図5に示すように切
除部3A3 が形成され、これによって後述する第1のベ
ルトコンベア機構6のベルトコンベア部6aの上下動が
許容されている。
【0029】他のストッカ支持部5B〜5Dも上記スト
ッカ支持部5Aと同様に構成され、これに対応して上記
プレートストッカ部31 と同等に形成されたプレートス
トッカ部32 〜34 が、それぞれ対応するストッカ支持
部5B〜5Dに支持されている。
【0030】前述したプレートストッカ部31 の図2に
おける下方には、ストッカ支持部5Aの突設方向に沿っ
て前述した第1の積層プレート用リフト機構7が装備さ
れている。
【0031】更に、各ストッカ支持部5A〜5Dの相互
間に固定装備された三角形状の水平連結プレート4a,
4a・・には、位置決め用ピン穴10Aが設けられてい
る。この位置決め用ピン穴10Aには、前述した各プレ
ートストッカ部31,32,33,又は34 がガイド手段2側
の正規の位置に配置された場合に、前述した第1の積層
プレート用リフト機構7の位置決めピン10が係合され
るようになっている。
【0032】そして、例えば図3の場合においてはプレ
ートストッカ部31 の位置が固定されることから、外部
振動等があっても当該プレートストッカ部31 の位置ず
れが防止され、内部のプレート1の搬出位置が正確に設
定され、且つこれによってプレート1が他の部材に衝突
して損傷するという不都合が排除される。
【0033】この図3にあっては、位置決め用ピン穴1
0Aに対して位置決めピン10は未だ係合されていない
状態となっている。一方、図4においては、第1の積層
プレート用リフト機構7が作動してプレート挟み機構部
7A部分が上昇し、これに伴って位置決めピン10が位
置決め用ピン穴10Aに係合しつつある状態が示されて
いる。
【0034】また、前述したプレートストッカ部31
反対側に位置するプレートストッカ部33 の図2に於け
る下方部分には、当該プレートストッカ部33 内に凝集
パターン判定前のプレート1を一枚づつ順次収納し積層
するための第2の積層プレート用リフト機構17が装備
されている。これらの各積層プレート用リフト機構7,
17は本実施例ではそれぞれ同一に構成され、位置決め
ピン10についてもそれぞれに装備されている。
【0035】上記第1のベルトコンベア機構6は、上下
動可能に構成されたベルトコンベア部6aを有すると共
に、該ベルトコンベア部6aが、プレートストッカ部3
1 からガイド手段2の下方部分にまで延設された状態に
配設されている。
【0036】図5に、複数のプレート1を収納装備した
プレートストッカ部31 と第1のベルトコンベア機構6
のベルトコンベア部6aとの関係を示す。このプレート
ストッカ部31 の前述したベルトコンベア部6aに平行
な両側面62の下端部には、下から二段目以上の複数の
プレート1を側端部から挟むように係止して一時的に上
方へ移動させるための切除部3A1 (3A2 )が設けら
れている。
【0037】また、このプレートストッカ部31 の図5
における左端面(ターンテーブル4側)には、前述した
ようにその下端部に切除部3A3 が設けられ、この切除
部3A3 を介して、ベルトコンベア部6aのベルト部分
全体がその水平状態を維持しつつ上昇および下降動作を
行い、これによって、最下端に位置するプレート1が図
5の矢印Dに示す如く外部へ搬出されるようになってい
る。
【0038】更に、ストッカ支持部5Aのストッカ支持
片5A1 に設けられたアーム係合用貫通穴501に近接
した部分に、プレート検出センサ用の貫通孔503が設
けられている(図5参照)。この貫通孔503を通じ
て、後述する第1のベルトコンベア機構6の赤外線セン
サ6A4 によってプレートストッカ部31 内のプレート
1の有無が常時チェックされるようになっている。
【0039】そして、稼働に際しては、図5に示すよう
に、まず第1の積層プレート用リフト機構7が作動して
プレートストッカ部31 内にある最下位のプレート1を
残してその他のプレート1全部が持ちあげられる。続い
てベルトコンベア部6aが上昇してプレートストッカ部
1 内の最下位に位置するプレート1を下から押し上げ
る形態をもって当該プレート1をベルトコンベア部6a
上に載置し、しかる後、これをガイド手段2の上方部分
にまで移送し、その後、ベルトコンベア部6aを下降動
作せしめて当該プレート1を前述したガイド手段2上に
比較的ゆっくりと載置する。以下、プレートストッカ部
1 内のプレート1が無くなる迄、同様の工程が繰り返
し行われる。
【0040】一方、プレートストッカ部33 の下方部分
には、上下動可能に構成されたベルトコンベア部16a
を有し,前述した第1のベルトコンベア機構6と同等に
形成され且つ同等に機能する第2のベルトコンベア機構
16が装備されている。この第2のベルトコンベア機構
16は、そのベルトコンベア部16aが、プレートスト
ッカ部33 から上流側に向けて延設された状態に配設さ
れている。このプレートストッカ部33 の上流側で前述
したベルトコンベア部16aが延設された部分に、外部
からプレートを個別に搬入するためのプレート搬入載置
部11Aと、このプレート搬入載置部11Aに載置され
たプレート1に所定の振動を所定時間加えるプレート加
振部11Bとが装備されている。
【0041】そして、稼働時には、第2のベルトコンベ
ア機構16は、まず上昇して、プレート搬入載置部11
Aに載置されたプレート1を下から押し上げる形態をも
って当該プレート1をベルトコンベア部16a上に載置
し、しかる後、これをプレート加振部11Bまで移送し
た後に下降して、該プレート加振部11Bにプレート1
を一定時間載置する。この間、プレート加振部11Bで
は所定の振動をプレート1に印加し、これによって例え
ば血清と試薬とが適度に混ぜ合わされる。
【0042】次に、予め定められた加振時間の経過と共
に、ベルトコンベア部16aを再び上昇させて加振され
た後のプレート1をベルトコンベア部16a上に載せ、
そのまま前述したプレートストッカ部33 内に移送す
る。この場合、ベルトコンベア部16aは、その図1に
おける右端部がプレートストッカ部33 の開放された底
面部分から内部への上下動が可能な状態となっている。
【0043】このベルトコンベア部16aの上昇動作に
先立って、第2の積層プレート用リフト機構17が作動
し、プレートストッカ部33 部内にある最下位のプレー
ト1を残してその他のプレート1全部が持ちあげられ
る。この場合、第2の積層プレート用リフト機構17に
装備されている位置決めピン10が作動し、外部振動等
によるプレートストッカ部33 の位置ずれが防止されて
いる。
【0044】そして、ベルトコンベア部16aと共にプ
レートストッカ部33 内に持ち込まれたプレート1は、
ベルトコンベア部16aの下降と共に該プレートストッ
カ部33 内に取り残され(収納され)、続いて第2の積
層プレート用リフト機構17が下降動作して上方に持ち
上げたその他のプレート1全部を新たに持ち込まれたプ
レート1の上に積層する。これによってプレート1のプ
レートストッカ部33内への一回の搬入作業が完了す
る。以下、プレートストッカ部33 内のプレート1が予
め設定された所定数になるまで同様の工程が繰り返し行
われる。
【0045】ここで、プレート1及び該プレート1の移
動を案内するガイド手段2等について詳述する。
【0046】まず、プレート1としては、本実施例では
複数の反応容器部(ウエル)が碁盤目状に配設され比較
的薄型の部材で曲折加工されたプラスチック製のプレー
トが使用されている。このプレート1は、全体的には四
角形状に形成されている。また、このプレート1の移送
を案内するガイド手段2は、断面L字状で下端部に対向
面側に向う突出部が形成された二本のガイドレール部材
2A,2Bから成り、その対向面側の突出部で前述した
プレート1の移送を案内し得るようになっている。この
二本のガイドレール部材2A,2Bから成るガイド手段
2は、その上流側がプレートストッカ部31 に近接した
状態で装備されている。
【0047】ガイド手段2の図2における上方部に、前
述したプレート1に移送力を付勢する移送力付勢手段1
3が装備されている。この移送力付勢手段13は、図2
に示すように、ガイド手段2のやや外側に位置した上方
部に配設され且つガイド手段2に平行に装備された二本
の筒状ガイドレール31,32と、この二本の筒状ガイ
ドレール31,32の両端部をそれぞれ別々に支持する
ガイドレール支持部材31Aと、二本の筒状ガイドレー
ル31,32上に装備されプレート1に別々に移送力を
付勢する移送機構部33と、この移送機構部33に移送
力を伝達するワイヤ方式の移送力伝達機構部35とを備
えた構成となっている。符号2A1 はガイドレール支持
部材を示す。又、図2では二本の筒状ガイドレール3
1,32は重なって見える。
【0048】プレート停止機構15は、ソレノイド等を
主体として構成され、その鉄心部分にストッパ部15A
が連結装備されている。更に、プレート停止機構15
は、プレート1の搬送路上の所定箇所に、当該プレート
1の到来を検知するプレート検知センサ(図示せず)を
備えている。そして、このプレート検知センサの出力信
号および主制御部の指令に基づいてプレート停止機構1
5が作動し、ストッパ部15Aを突出させもしくは後退
させるようになっている。
【0049】ここで、第1のベルトコンベア機構6につ
いて更に詳述する。
【0050】この第1のベルトコンベア機構6は、図6
に示すように、プレート1を載置し搬送する二本のベル
トから成るベルトコンベア部6aと、このベルトコンベ
ア部6aを駆動するコンベア駆動モータ6A1 と、ベル
トコンベア部6aおよびコンベア駆動モータ6A1 を支
持するコンベア支持台6A2 と、このコンベア支持台6
2 を支持すると共にその水平状態を維持しつつ全体を
上下方向に移動させる上下動移送支持機構6A3 とを備
えた構成となっている。
【0051】この第1のベルトコンベア機構6の上下動
移送支持機構6A3 は、図6に示すように配設された二
組のガイド支柱111,112及び121,122と、
この各組のガイド支柱に案内されて同時に上下動可能に
装備された可動支持ブロック113,123と、この各
支持ブロック113,123を支持するとともに、当該
各支持ブロック113,123に対して同時に上下動を
付勢するコンベア上下駆動用カム機構114,124と
を備えている。符号110は、コンベア上下駆動用カム
機構114,124を支持し且つ駆動するカム駆動軸を
示し、符号110Aはカム機構用の一方の軸受部を示
す。また、カム駆動軸110の図10における右端部に
は、他方の軸受部110B及び前述したカム駆動軸11
0を駆動する駆動モータ110Cが装備されている(図
6では省略,図1参照)。
【0052】また、コンベア上下駆動用カム機構11
4,124は、それぞれ同一形状に形成され、図9にお
ける線図A1に示すタイミングでベルトコンベア部6a
を上下動させるようにそのカムダイヤグラムが形成され
ている。そして、一方の組のガイド支柱111,112
と他方の組のガイド支柱121,122の間に、後述す
る第1の積層プレート用リフト機構7が装備されてい
る。
【0053】第1のベルトコンベア機構6における最大
幅(即ちコンベア支持台6A2 の幅)は、前述したガイ
ド手段2の二本のガイド部材2A,2B相互間の幅より
も狭く設定されている。また、前述したプレートストッ
カ部31 を支持する一方と他方の各ストッカ支持片5A
1 ,5A2 相互間の間隔は、この第1のベルトコンベア
機構6の最大幅よりも大きく設定されている。
【0054】このため、該第1のベルトコンベア機構6
は、その上昇時には一方の他方の各ストッカ支持片5A
1 ,5A2 相互間から第1のプレートストッカ部31
を上方に向かって円滑に平行移動することができ、同時
に当該第1のプレートストッカ部31 内の下部に位置す
るプレート1を下からすくい上げるようにしてベルトコ
ンベア部6a上に載置し、その後、矢印G(図2参照)
に沿ってプレート1をガイド手段2側に移送するように
なっている。
【0055】この間、第1のプレートストッカ部31
の他のプレート1は、図5に示す如く後述する第1の積
層プレート用リフト機構7によって一次的に持ち上げら
れている。かかる状態は、プレート1がプレートストッ
カ部31 内から搬出され第1のベルトコンベア機構6が
下降するまで継続される。そして、この第1のベルトコ
ンベア機構6の全体的下降動作と共に、プレート1は、
その全体が平行にそして緩やかにガイド手段2上へ載置
される。このため、プレート1は何ら振動することなく
ガイド手段2上へ静かに載置される。
【0056】また、第1のベルトコンベア機構6には、
前述したプレートストッカ部31 内のプレート1の有無
を検出するプレート検出センサとしての赤外線センサ6
4が装備されている。この赤外線センサ6A4 は、プ
レートストッカ部31 を支持する一方のストッカ支持片
5A1 の一部に設けられた貫通孔503に対応した位置
(図5参照)に配置され、図6に示すようにL字状部材
6A5 を介してコンベア支持台6A2 の側端に装着され
ている。このため、第1のベルトコンベア機構6は、プ
レートストッカ部31 内のプレート1の有無を、貫通孔
503を介して必要なときは何時でも(第1のベルトコ
ンベア機構6Aが上下方向に動作している最中でも)チ
ェックすることができるようになっている。
【0057】そして、プレートストッカ部31 内よりプ
レート1が無くなると、直ちに赤外線センサ6A4 が作
動し、外部に対しプレート1が無くなったことを知らせ
る所定の信号を出力する。この間、オペレータによる監
視が不要となることからオペレータの労力を大幅に軽減
することができる。以下、同様の手順が繰り返される。
他のプレートストッカ部32,33,34 についても同様に
構成され同様に機能するようになっている。
【0058】図7ないし図8に、第1の積層プレート用
リフト機構7の具体例を示す。
【0059】この第1の積層プレート用リフト機構7
は、図6内の二点鎖線に示す位置に配設され、図7に示
すように、プレート挟み機構部7Aと挟み機構用上下移
送機構部7Bとを備えている。
【0060】ここで、プレート挟み機構部7Aは、リフ
ト用基台20の側端部に上下に向かって突設された二組
のプレート挟み用アーム21A,21B;22A,22
Bを備えている。一方のプレート挟み用アーム21A,
21Bは、その下端部が連結部材21Cにより連結され
ている。同様に、他方のプレート挟み用アーム22A,
22Bも、その下端部が連結部材22Cにより連結され
ている。
【0061】この一方と他方の各組のプレート挟み用ア
ーム21A,21B;22A,22Bは、それぞれ前述
したプレートストッカ31 の両側面下端部に形成された
各切除部3A1 ,3A2 に対応してその取付位置が設定
されている(図3〜図5参照)。この各組のプレート挟
み用アーム21A,21B;22A,22Bには、その
先端部に内側に向かう爪部21a,21b;22a,2
2bが各々設けられている。また、この各組のプレート
挟み用アーム21A,21B;22A,22Bは、図7
に示すように、その支軸部21d,22dを回動支点と
して、矢印A,B方向に往復回動自在に組み込まれてい
る。
【0062】また、各組のプレート挟み用アーム21
A,21B;22A,22Bの各々は、図7に示す如
く、プレート挟み用カム機構23によって、そのA,B
方向への起伏回動が付勢されるようになっている。符号
24A,25Aは、上記プレート挟み用カム機構23上
のほぼ同位置に配設されたローラを示す。このプレート
挟み用カム機構23は前述したリフト基台の下方中央に
配設されている。
【0063】更に、符号24B,25Bは、前述した各
ローラ24A,25Aを各別に回転自在に支持するロー
ラ支持アームを示す。この各ローラ支持アーム24B,
25Bは、それぞれ前述した各組の連結部材21C,2
2Cに図7ないし図8に示すように一体的に固定されて
いる。そして、前述したプレート挟み用カム機構23
は、図9に示す線図C1のカムダイヤグラムを実行し得
る機能を備えて、図6に開示したカム駆動軸110に固
定装備されている。このため、カム駆動軸110の回転
と共にプレート挟み用カム機構23が作動し、ローラ2
4A,24B及びローラ支持アーム24B,25Bを介
して各組のプレート挟み用アーム21A,21B;22
A,22Bを、図7に示す矢印A,B方向に往復回動せ
しめるようになっている。
【0064】ここで、図7における現状位置は、プレー
トストッカ部31 内の二段目のプレートを挟持している
のと同一の状態位置を示す。符号26は一方のプレート
挟み用アーム21A,21Bの組のストッパを示す。こ
のストッパ26は、例えば各プレート挟み用アーム21
A,21Bが図7ないし図8の状態よりも内側に倒れな
いように装備されたものある。
【0065】また、図7において、第1の積層プレート
用リフト機構7の挟み機構用上下移送機構部7Bは、前
述したリフト用基台20の両端部で前述したカム駆動軸
110に直交する側の端面に設けられた一組の基台ガイ
ド機構部20A,20Bと、この各基台ガイド機構部2
0A,20Bに案内されて前述したリフト用基台20と
ともに同時に上下動する基台支持板20a,20bと、
この内の一方の基台支持板20aの下側に配設され当該
基台支持板20aに上下動を付勢する上下動用カム機構
20Kとを備えている。
【0066】他方の基台ガイド機構部20Bは、前述し
た基台支持板20bの上下動を案内するガイド板20B
1 と、このガイド板20B1 を支持する二本の支柱20
2,20B3 とにより構成されている。一方の基台ガ
イド機構部20Aも同様に構成されている。この上下動
用カム機構20Kは、前述したカム駆動軸110に装備
されている。そして、このカム駆動軸110の回転とと
もに、上下動用カム機構20Kは、図13内の線図B1
に示すダイヤグラムを実行し得るように形成され組込ま
れている。
【0067】前述した位置決めピン10は、プレート挟
み機構部7Aのリフト用基台20の水平突出部20eの
先端部で,前述した水平連結プレートの位置決め用ピン
穴10Aに係合可能な位置に植設されている。
【0068】次に、上記実施例の全体的動作について説
明する。
【0069】まず、装置全体が稼働状態に設定される
と、第1のベルトコンベア機構6および第1の積層プレ
ート用リフト機構7が作動し、プレートストッカ部31
内からプレート1が順次取り出され、前述したガイド手
段2上へ移送される。
【0070】一方、前述した第1のベルトコンベア機構
6および第1の積層プレート用リフト機構7の作動と共
に、ターンテーブル機構4の上流側に装備されたプレー
ト加振部11B,第2のベルトコンベア機構16および
第2の積層プレート用リフト機構17が作動し、試料が
付されたプレート1を所定時間加振し、しかる後、当該
プレートを所定のタイミングでプレートストッカ部33
内に搬入する。以下、プレートストッカ部33 内のプレ
ート数が予め定めた数となるまで当該プレートストッカ
部33 内へのプレート1の搬入が継続される。
【0071】プレート1がガイド手段2上に載置される
と、これに続いて移送力伝達機構部35が作動し、移送
機構部33を介してプレート1を図1の右方向即ち凝集
パターン判定箇所14に送り込む。この凝集パターン判
定箇所14では、凝集パターン判定手段100によって
プレート1上の複数の凝集パターンが読み込まれその良
否が所定の基準パターンに従って判定される。
【0072】プレートストッカ部31 内のプレート1が
無くなると、赤外線センサ6A4 が直ちにこれを検出し
図示しない制御手段におくる。この赤外線センサ6A4
からの所定の信号を入力した制御手段は、直ちにターン
テーブル機構4を作動させてターンテーブル4Aを反時
計方向に回転させ、次のプレートストッカ部,即ち図1
に於けるプレートストッカ部32 をガイド手段2側に配
置する。続いて、プレートストッカ部31 の場合と同様
に、内部のプレート1が、第1のベルトコンベア機構6
および第1の積層プレート用リフト機構7の作用によっ
てガイド手段2側に順次載置される。
【0073】一方、内部が空になったプレートストッカ
部は、ターンテーブル4Aの回転と共に図1におけるプ
レートストッカ部34 ,33 の位置に回転移送される。
この場合、前述したように、第2のベルトコンベア機構
16および第2の積層プレート用リフト機構17の作用
によって、判定前のプレート1の所定数が、図1におけ
るプレートストッカ部33 の位置で前述したように順次
積み込まれる。
【0074】そして、上記各部の作動中にあって、プレ
ートストッカ部31 ,33 からプレート1の搬入又は搬
出がなされる過程にあっては、第1の積層プレート用リ
フト機構7,第2の積層プレート用リフト機構17の動
作と共に位置決め用ピン10が作動し、プレートストッ
カ部31 ,33 側の位置決め用ピン穴10Aに係合し、
これによって例えばプレートストッカ部31 ,33 の位
置を固定し、これによって外部振動等があっても当該プ
レートストッカ部31 ,33 の位置ずれを防止し、プレ
ート1の搬入又は搬出動作を円滑ならしめている。
【0075】ここで、上記実施例ではターンテーブル4
Aを四角形状とした場合を例示したが、本発明は必ずし
もこれに限定されず、五角形状又は六角形状を含む多角
形状であってもよい。また、プレート1の搬入・搬出に
ついては、その全体的ラインを例えばコ字状又はL字状
等に設定してもよい。
【0076】
【発明の効果】本発明は以上にように構成され機能する
ので、これによると、ガイド手段上に所定の間隔をもっ
てプレートを連続して載置することが可能となり、一つ
のプレートストッカ内のプレートが無くなってもターン
テーブルを回すことにより極く容易に且つ迅速にプレー
トを満載した次のプレートストッカ部を所定の位置に配
置することができ、従って、凝集パターン判定箇所への
プレートの移送を連続的に且つ迅速に行うことができ、
さらに、積層プレート用リフト機構の動作と共に位置決
め用ピンが作動してプレートストッカ部を正規の位置に
強制的に固定するようにしたので、従来より生じていた
外部振動等によるターンテーブルの位置ずれを排除する
ことができ、このため、プレートの搬出に際しては当該
プレートが周囲の部材に接触してその角部が破損すると
いうプレートの損傷事故を有効に抑制することができる
という従来にない優れた凝集パターン判定用プレート移
送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるプレート搬入側部分
を示す一部省略した平面図である。
【図2】図1の概略正面図である。
【図3】図1における実施例のターンテーブル機構部分
を示す斜視図である。
【図4】図3の一部をなすプレートストッカ部と積層プ
レート用リフト機構との関係を示す説明図である。
【図5】図1内に開示したプレートストッカ部と第1の
ベルトコンベア機構と積層プレート用リフト機構との関
係を示す動作説明図である。
【図6】図1内に開示した第1のベルトコンベア機構
(プレート移送載置手段)の一例を示す斜視図である。
【図7】図1内における積層プレート用リフト機構とし
ての第1の積層プレート用リフト機構を示す斜視図であ
る。
【図8】図7に於ける積層プレート用リフト機構のプレ
ート挟み機構部の一例を示すを一部省略した斜視図であ
る。
【図9】図6乃至図8に開示した各カム機構のカムダイ
ヤグラムの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 プレート 2 ガイド手段 31, 32, 33, 34 プレートストッカ部 4 ターンテーブル機構 6 プレート移送載置手段としての第1のベルトコンベ
ア機構 7 積層プレート用リフト機構としての第1の積層プレ
ート用リフト機構 7A プレート挟み機構部 7B 挟み機構用上下移送機構部 10 位置決めピン 14 凝集パターン判定箇所 21A,21B,22A,22B プレート挟み用アー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 正史 神奈川県横浜市緑区桜並木2番1号 スズ キ株式会社技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝集パターン判定用の試料が付されたプ
    レートの移動をその搬送路に沿って案内するガイド手段
    と、このガイド手段の一端部に配設され前記プレートの
    複数個を積層状態に収納すると共に,底面部にプレート
    搬入・搬出用の開口部を有し且つこれに連なる側壁部に
    所定の切除部が形成された複数のプレートストッカ部
    と、該複数のプレートストッカ部を周囲に配設し支持す
    ると共にこれを前記ガイド手段の一端部に順次設定する
    ターンテーブル機構とを備え、 このターンテーブル機構に、前記ガイド手段側のプレー
    トストッカ部に収納されたプレートをその水平状態を維
    持しつつ上昇及び水平移動せしめて順次搬出すると共に
    上方から幾分下降させて前記ガイド手段の一方の側に載
    置するプレート移送載置手段と、このプレート移送載置
    手段により搬出されるプレートを前記ガイド手段側のプ
    レートストッカ部内の底面部に予め順次特定する積層プ
    レート用リフト機構とを併設し、 前記積層プレート用リフト機構を、前記第1の搬入側プ
    レートストッカ部内の最下位に位置するプレートを残し
    て二段目以上のプレートを支持する二組のプレート挟み
    用アームを備えたプレート挟み機構部と、このプレート
    挟み機構部の全体を所定のタイミングで上昇させ或いは
    下降させる機能を備えた挟み機構用上下移送機構部とに
    より構成し、 この積層プレート用リフト機構に、前記プレート挟み機
    構部の上方への移動と共に移動して前記プレートストッ
    カ部の予め特定された位置に係合する位置決めピンを装
    備したことを特徴とする凝集パターン判定用プレート移
    送装置。
JP19768394A 1994-07-29 1994-07-29 凝集パターン判定用プレート移送装置 Withdrawn JPH0840558A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107600527A (zh) * 2017-08-03 2018-01-19 台山市万通罐机工业有限公司 一种罐盖收集入包机
CN110395439A (zh) * 2019-07-23 2019-11-01 广东杰思通讯股份有限公司 一种用于5g车联网终端的sim卡托的包装自动机
CN117405905A (zh) * 2023-12-15 2024-01-16 广州誉康医药有限公司 一种试剂卡选用系统

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CN117405905A (zh) * 2023-12-15 2024-01-16 广州誉康医药有限公司 一种试剂卡选用系统
CN117405905B (zh) * 2023-12-15 2024-02-20 广州誉康医药有限公司 一种试剂卡选用系统

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