JPH0577954U - 光コネクター - Google Patents

光コネクター

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JPH0577954U
JPH0577954U JP2539692U JP2539692U JPH0577954U JP H0577954 U JPH0577954 U JP H0577954U JP 2539692 U JP2539692 U JP 2539692U JP 2539692 U JP2539692 U JP 2539692U JP H0577954 U JPH0577954 U JP H0577954U
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JP
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optical connector
light receiving
light emitting
receiving element
emitting element
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Pending
Application number
JP2539692U
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English (en)
Inventor
文彦 藤田
Original Assignee
エスエムケイ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の電子部品を搭載したプリント配線基板
等において、その基板上又は基板間の情報又はデータを
伝達する手段としてワイヤー等の機械的接続手段による
不都合を解消させる光コネクターを提供するものであ
る。 【構成】 基板上又は基板間の情報又はデータを伝達す
る手段として発光素子を装備した光コネクターと受光素
子を装備した光コネクターとが使用され、その発光素子
と受光素子とが対峙するように基板の所定位置に光コネ
クターが取り付けられるものであり、それによって配線
の簡略化及びノイズの発生を抑制できると共に、情報量
の高速化に対応できるようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の電気部品を搭載した基板間において、ワイヤレスで情報又は データ伝送を行うようにした光コネクターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の基板間における情報又はデータ伝送手段としては、例えば図6に示し た構成のものが従来例として周知である。この従来例において、1,2,3は夫 々プリント基板を示すものであり、夫々の基板は複数の電気部品を搭載したもの である。そして、多くの場合にこれら基板1,2,3を複数枚積層状態にして使 用するようにしている。
【0003】 このように使用される複数枚の基板間において、情報又はデータ等を伝達する ためには、多数本のコードを纏めたフラットケーブル4が使用されている。この 場合に、各基板には夫々複数のピン端子を備えたコネクター5,6,7が取り付 けられており、前記フラットケーブル4の端部には前記ピン端子コネクターと対 応するコネクター8,9,10が設けられ、これ等を夫々嵌着接合させることに より基板間を接続させるようにしている。
【0004】 又、1つの基板において配線ミス又は回路ミスがしばしば発見され、そのよう な時には例えばシャンパー線11,12を橋渡し又はクロス状態にして半田付け 等により固定している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来例においては、各基板間における情報又はデータ伝達のためにフラッ トケーブルを用いているが、情報量の高速化や多種の部品が各基板に取り付けら れているため、ケーブル類が多くなりすぎて配線がケース又はハウジング内に収 納できなくなる不都合が生じると共に、ケーブルが多くなることによりノイズが 増える等の種々の問題点が生じている。 従って、従来例においては基板間の情報又はデータ伝達の簡略化並びにノイズ 発生の抑制に解決しなければならない課題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本考案は、複数の電気部品を搭 載した基板に取り付けられ、少なくとも1個の発光素子を装備した光コネクター と、少なくとも1個の受光素子を装備した光コネクターとからなり、これ等発光 素子と受光素子とが対峙するようにして配設される光コネクターを提供するもの であり、又光コネクターに装備した複数の素子の内所要数の素子を発光素子とし 他の残りの素子を受光素子とすると共に、複数の基板を積層させる際に、各基板 に取り付けられた光コネクターの発光素子及び受光素子が対峙して位置するよう にしたものであり、更に光コネクターの両端部に位置決めと基板間の間隔維持の ための支柱を設け、該支柱の一方に電源用の端子が接続されたピンを突出して設 け、他方の支柱にピン穴を設け、該ピン穴内に電源用の端子が接続され且つ前記 ピンと電気的に接触する接触片を設けた光コネクターである。
【0007】
【作用】
基板上又は基板間の情報又はデータを伝達する手段として発光素子を装備した 光コネクターと受光素子を装備した光コネクターとが使用され、その発光素子と 受光素子とが対峙するように光コネクターが取り付けられるものであり、両コネ クター間にケーブル等の接続線を必要としないようにし、それによって配線の簡 略化及びノイズの発生を抑制できると共に、情報量の高速化に対応できるように したものである。
【0008】
【実施例】
次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説明すると、図1及び図2に示し た第1実施例において、21,22は基板であり、該基板には複数個の電子部品 23が搭載されている。このような構成の基板において、両基板間の情報又はデ ータを伝達する手段として、一対の光コネクター24,25が使用される。
【0009】 この光コネクターは、一方の光コネクター24が発光側で例えば赤外線を発光 する複数の発光素子を備え、他方の光コネクター25は受光側で複数の受光素子 を備えたものであり、両基板21,22を所定のケース又はハウジング内に積層 状態に配設したときに、両光コネクター24,25が対峙し、且つ発光素子と受 光素子とが対峙するようにして各基板に夫々取り付けられる。
【0010】 前記実施例に場合に、一方の光コネクター24を発光側とし他方の光コネクタ ー25を受光側として説明したので、一方の基板21から他方の基板22に情報 又はデータが伝達されることになる。これを双方の基板から情報又はデータがや り取り出来るようにするためには、図2に示したように、夫々の基板に一対の光 コネクター24,25を取り付け、基板21,22を積層させた時に、両基板の 各対応するコネクターが夫々対峙するようにすれば良いのである。
【0011】 又、別の手段として1つの光コネクターに発光素子と受光素子とを装備させる ようにする。つまり、各光コネクターが複数の素子を装備している場合に、一方 の光コネクター24に発光素子と受光素子とを装備させ、他方の光コネクター2 5にもそれに対応させて発光素子と受光素子とを装備させれば良い。
【0012】 この場合の発光素子と受光素子との配列は、例えば1つ置きに発光素子と受光 素子とを装備させるとか、又は一方の端部側から発光素子を所定数並べ、他方の 端部側に受光素子を所定数並べるようにしても良いのであって、両光コネクター 24,25を対峙させた時に対応する発光素子と受光素子とが対峙するようにす れば良いのである。
【0013】 図3及び図4に示した第2実施例において、光コネクター24,25の両端部 に、積層される基板間の間隔保持用の支柱26,27を一体的に取り付け、該支 柱を利用して光コネクターを基板に取り付けると共に、積層される基板間の電源 接続と光コネクターの位置合わせとが行われる。
【0014】 即ち、支柱26,27には下端部に例えばネジ桿28,29が取り付けられ、 一方のネジ桿28はその先端部を支柱の上部に貫通させ且つ先端を尖らせてピン 28aとする。そして、支柱27の上端には所定深さのピン穴30が形成されて いる。
【0015】 又、前記ネジ桿28,29には電源用の端子31,32が夫々接続され、前記 ピン穴30内で且つネジ桿29の端部に接触片29aが設けられている。この場 合に、電源用の端子31,32をネジ桿に連結することが不都合であれば、ピン 28aをネジ桿28から切り離してそのピン28aに端子31を連結し、接触片 29aをネジ桿29から分離してその接触片29aに端子32を連結するように すれば良い。
【0016】 このように構成された光コネクター24,25は、図4に示したように、基板 21,22の所定位置にネジ桿28,29を例えばナット33等により締め付け て取り付け、基板21,22を積層させる際に、各光コネクター24,25を対 峙させるようにすれば、各光コネクターの支柱26,27が夫々対応して向かい 合って位置するようになり、そのまま両基板21,22を合わせるように押し付 けると、支柱26のピン28aが支柱27のピン穴30に嵌まり、各支柱26, 27の頂部が当接すると共に各ピン28aの先端がピン穴30内の接触片29a に電気的に接触する。
【0017】 この状態で各光コネクター24,25は正確に位置決めされ、各光コネクター に装備した発光及び受光素子が正確に対峙すると共に、支柱の存在により両基板 21,22間の間隙が適正な状態に維持される。そして、電源用の端子31,3 2に所定の電源端子を接続すれば、各基板間で電源接続用の電線を使用しないで 通電出来るのである。
【0018】 図5に示した第3実施例においては、光コネクター24,25が夫々1個の発 光素子及び受光素子を有するものであり、1つの基板21上においてその光コネ クター24,25を対峙させて配設することで、従来のようなジャンパー線を使 用することなく、両者間で通信できるのである。このようにすることで、ノイズ の発生の問題もなくなるのである。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案にかかる光コネクターは、複数の電気部品を搭載し た基板に取り付けられ、少なくとも1個の発光素子を装備した光コネクターと、 少なくとも1個の受光素子を装備した光コネクターとからなり、これ等発光素子 と受光素子とが対峙するようにして配設される構成とすることにより、両素子間 での空間伝送による情報及びデータを受け渡すことができ、情報量の高速化に対 応できると共に、コネクター間にケーブルを全く必要としないので、複数の基板 を積層状態に配設しても複雑な配線がなくなり、ケース又はハウジング内への基 板の収納が著しく容易になると言う優れた効果を奏する。
【0020】 又、光コネクターの両端部に位置決めと基板間の間隔維持のための支柱を設け 、該支柱の一方に電源用の端子が接続されたピンを突出して設け、他方の支柱に ピン穴を設け、該ピン穴内に電源用の端子が接続され且つ前記ピンと電気的に接 触する接触片を設けた構成とすることにより、複数枚の基板が積層状態に組み込 まれても支柱がスぺーさーとなって、基板間を適切な間隙に維持できると共に、 コネクターにおける発光及び受光素子の位置決めが適切な状態に確立され、しか もその支柱を利用して電源用の端子が接続されるので、基板間において余分な配 線を必要とせず、配線が簡略されると言う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る第1実施例の光コネクターを取り
付けた基板を示す略示的斜視図である。
【図2】同実施例における光コネクターの取り付け態様
を変えた状態を示す側面図である。
【図3】本考案に係る第2実施例の光コネクターを示す
斜視図である。
【図4】同実施例における光コネクターの取り付け態様
を示す側面図である。
【図5】本考案に係る光コネクターを1つの基板に取り
付けた状態の斜視図である。
【図6】従来例のコネクターを示す斜視図である。
【符号の説明】
21,22 基板 23 電子部品 24,25 光コネクター 26,27 支柱 28,29 ネジ桿 28a ピン 29a 接触片 30 ピン穴 31,32 電源用の端子 33 ナット

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電気部品を搭載した基板に取り付
    けられ、少なくとも1個の発光素子を装備した光コネク
    ターと、少なくとも1個の受光素子を装備した光コネク
    ターとからなり、これ等発光素子と受光素子とが対峙す
    るようにして配設される光コネクター。
  2. 【請求項2】 光コネクターに装備した複数の素子の内
    所要数の素子を発光素子とし他の残りの素子を受光素子
    とした請求項1に記載の光コネクター。
  3. 【請求項3】 複数の基板を積層させる際に、各基板に
    取り付けられた光コネクターの発光素子及び受光素子が
    対峙して位置するようにした請求項1に記載の光コネク
    ター。
  4. 【請求項4】 光コネクターの両端部に位置決めと基板
    間の間隔維持のための支柱を設け、該支柱の一方に電源
    用の端子が接続されたピンを突出して設け、他方の支柱
    にピン穴を設け、該ピン穴内に電源用の端子が接続され
    且つ前記ピンと電気的に接触する接触片を設けた前記1
    項に記載の光コネクター。
JP2539692U 1992-03-27 1992-03-27 光コネクター Pending JPH0577954U (ja)

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JP2539692U JPH0577954U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 光コネクター

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007043481A1 (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 複数枚の回路基板を固定する固定部材とそれを利用したモジュール
WO2007107877A1 (en) 2006-03-22 2007-09-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Module having a plurality of circuit boards stacked with a prescribed distance therebetween and optical connector for the same
JP2011039188A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Hitachi Cable Ltd 光電気変換モジュール

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