JP2560406Y2 - ワイヤハーネス - Google Patents

ワイヤハーネス

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JP2560406Y2
JP2560406Y2 JP3250792U JP3250792U JP2560406Y2 JP 2560406 Y2 JP2560406 Y2 JP 2560406Y2 JP 3250792 U JP3250792 U JP 3250792U JP 3250792 U JP3250792 U JP 3250792U JP 2560406 Y2 JP2560406 Y2 JP 2560406Y2
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JP
Japan
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circuit
wire
flat wire
electronic
electronic board
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JP3250792U
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昌佳 橋本
憲治 水谷
耕 古田
和人 阪
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子基板に接続される
分岐部および結合部等を多数有する複雑な回路を構成す
るワイヤハーネスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、多数の電子機
器1を搭載した電子基板2に接続するワイヤハーネスに
は、回路の分岐および結合を必要としているため、当
然、電線Wを結合および分岐をする必要があり、そのた
め、電線Wにジョイント端子4およびジョイントコネク
タ5を取り付けて、電線Wの結合および分岐を図ってい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、回路の
分岐および結合は、電線にジョイント端子やジョイント
コネクタを取り付けて行っているため、ワイヤハーネス
の単純化が図れず、ワイヤハーネス組立工程で複雑な取
り回しが必要となり、自動化が図れず、コストアップに
なる原因となっていた。
【0004】上記した問題に対して、電線側にジョイン
トコネクタ等を介設せずに、電線と接続する電子基板側
に、所要の分岐および結合を図る回路を設けることは可
能である。しかしながら、電子基板のスペースが限られ
ている場合、電子基板を大きくすることは出来ず、よっ
て、回路の分岐・結合を行う複雑回路を基板に設けるこ
とは困難である。
【0005】本考案は、上記した問題に鑑みてなされた
もので、電子基板自体に複雑回路を設けず、電子基板の
大型化を防ぎ、かつ、電線側にも回路の分岐・結合を行
うジョイント端子やジョイントコネクタを電線側に設け
ず、電線側は平行電線等の単純配線として自動組付を可
能とすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、電子基板の回路を平行回路等の標準回路
とすると共に、該回路と接続するワイヤハーネスを平行
電線等の単純配線とする一方、回路の分岐・結合を行う
複雑回路を絶縁フイルム上に集約的に形成したフラット
ワイヤーを設け、該フラットワイヤーの回路を電子基板
の回路に接続させてフラットワイヤーを電子基板に取り
付けているワイヤハーネスを提供するものである。
【0007】上記フラットワイヤーとしては、先に本出
願人の出願に係わる特願平3−6806号等において開
示したフレキシブルワイヤサーキット(以下、 FWCと
称する)あるいはフレキシブルプリントサーキット(以
下、 FPCと称する)が好適に用いられ、これらフラッ
トワイヤーを電子基板の一端に半田接続等により直接接
合した後、フレキシブル性を利用して折り曲げ、電子基
板の裏面側等の空きスペースに収納配置することが好ま
しい。あるいは、電子基板の裏面側にコネクタを介して
フラットワイヤーを接合して、電子基板の裏面に突設し
た導体とフラットワイヤーの導電路を接続させる構成と
しても良い。
【0008】
【作用】上記のように、回路の分岐・結合を行う複雑回
路をフレキシブルなフラットワイヤーに集中的に形成す
るため、電線側に回路の分岐・結合を行うためのジョイ
ントコネクタやジョイント端子を取り付ける必要が無
く、よって、組立工程が簡単で自動化が可能となり、か
つ、凹凸のない平行電線となるため狭小スペースにワイ
ヤハーネスを通すことが出来る。
【0009】また、電子基板に接合するフラットワイヤ
ーはフレキシブル性を利用して電子基板の裏面側等の空
きスペースに収納しているため、電子基板側のスペース
も大きくならない。尚、フラットワイヤーを折り曲げて
収納スペースに収納する場合はフレキシブル性は必須で
あるが、コネクタ接続して折り曲げる必要がない場合に
は、フレキシブル性は必ずしも必要でなく、プリントサ
ーキットボード等をフラットワイヤーとして用いること
が出来る。
【0010】さらに、電子基板の回路を標準回路とし
て、ワイヤハーネス回路に変更があってもフラットワイ
ヤーの回路を変更して対応出来るため、電子基板の汎用
化を図ることが出来る。
【0011】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例により詳細
に説明する。図1および図2は本考案の第1実施例を示
す。尚、前記図4と同一部材は同一符号を付す。電子基
板2はプリントサーキッドボード(以下、 PCBと称す
る)より形成しており、その裏面側に平行回路とした導
電路10を配設する一方、表面側には電子部品1を搭載
し、電子部品1の導体11を上記導電路10と接続させ
ている。
【0012】電子基板2の一端側の表面には、電線Wと
導体11とを接続するコネクタ12を取り付けている。
電子基板2に接続する電線Wは平行電線としており、こ
れら電線には回路の分岐・結合を図るジョイントコネク
タやジョイント端子は取り付けていない。
【0013】電子基板2の他端側の裏面にはFWCから
なるフラットワイヤー15の一端を半田溶接により直接
接合している。該フラットワイヤー15はフレキシブル
な絶縁フイルム16の表面に導線を配設して、図示のよ
うに回路の分岐・結合を行う複雑回路を形成する導電路
17を設けている。該導電路17の半田接合側17aは
電子基板2の平行な導電路10と接続するように平行と
している。
【0014】尚、フラットワイヤーとして、FWCに代
えてFPCを用いても良いことは言うまでもなく、従
来、電線側あるいは電子基板側に設けていた回路の分岐
・結合部をフラットワイヤーに集中的に配設して吸収
し、電線は平行電線等の単純配線とすると共に、電子基
板には平行回路等からなる標準回路を設けるようにすれ
ば良い。
【0015】図1および図2において実線で示すよう
に、フラットワイヤー15は電子基板2の一端側に連続
して取り付けられるが、該状態のままであるとスペース
を取るため、図中、実線矢印で示すように、電子基板2
の裏面側の空きスペース側へ折り返して収納配置してい
る。あるいは、図中、一点鎖線矢印に示すように電子基
板2の表面側の空きスペース側へ折り返して収納配置し
ても良い。
【0016】図3は本考案の第2実施例を示し、電子基
板2の平行な導電路の先端に導体20を接続させて裏面
側へ突設させている。これら導体20とフラットワイヤ
ー15とはコネクタ21を用いてワンタッチで接合し、
フラットワイヤー15の導電路17を導体20と接続し
ている。コネクタ21は電子基板2の裏面側にコネクタ
21に一体に形成した係止部(図示せず)により固定して
いる。尚、第2実施例ではフラットワイヤー15を折り
曲げる必要がないため、必ずしもフレキシブルなフラッ
トワイヤーとする必要はない。また、同様なコネクタ2
1を電子基板2の表面側に設けることも出来る。
【0017】上記したように、回路において必要な分岐
・結合を全てフラットワイヤー15に集中して形成して
いるため、電子基板2より出る回路を平行回路とするこ
とができる。そのため、該電子基板2の回路に接続する
電線Wを平行電線とすることが出来、電線Wに従来取り
付けられたいたジョイントコネクタやジョイント端子が
不要となる。
【0018】また、上記フラットワイヤー15を電子基
板2の裏面側等の空きスペースに収納しているため、フ
ラットワイヤー15を取り付けることによる所要スペー
スの拡大はない。
【0019】さらに、回路変更があった場合、電子基板
2は変更せずに、フラットワイヤー15の回路を変更し
て対応でき、電子基板2の汎用化を図ることが出来る。
【0020】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、本考案
によれば、ワイヤハーネスにおいて必要な回路の分岐・
結合を行う複雑回路部分をフラットワイヤーに集中的に
配置し、該フラットワイヤーを電子基板に直付け、ある
いはコネクタによりワンタッチ接合しているため、電子
基板の回路を平行回路等の単純な標準回路とすることが
出来る。よって、上記電子基板から出る回路と接続する
電線も平行電線等の単純配線とすることができ、電線の
自動組付が可能となり、コストダウンを図ることが出来
る。
【0021】さらに、電線にジョイントコネクタやジョ
イント端子を取り付ける必要がないため、電線群のワイ
ヤハーネスの凹凸が無くなり、狭小スペースにワイヤハ
ーネスを通すことが出来る。
【0022】さらにまた、フラットワイヤーはフレキシ
ブル性を利用して折り曲げることにより、狭小スペース
に収納することができ、電子基板側のスペースを拡大す
ることなく設置出来る等の種々の利点を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例の斜視図である。
【図2】 図1を逆転して、要部を示す斜視図である。
【図3】 第2実施例を示す図2と同様な斜視図であ
る。
【図4】 従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電子部品 2 電子基板 4 ジョイント端子 5 ジョイントコネクタ 10 導電路 11 導体 12 コネクタ 15 フラットワイヤー 16 絶縁フイルム 17 導電路 20 導体 21 コネクタ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子基板の回路を平行回路等の標準回路
    とすると共に、該回路と接続するワイヤハーネスを平行
    電線等の単純配線とする一方、回路の分岐・結合を行う
    複雑回路を絶縁フイルム上に集約的に形成したフラット
    ワイヤーを設け、該フラットワイヤーの回路を電子基板
    の回路に接続させてフラットワイヤーを電子基板に取り
    付けているワイヤハーネス。
  2. 【請求項2】 上記フラットワイヤーをフレキシブルワ
    イヤサーキットあるいはフレキシブルプリントサーキッ
    トとして、電子基板の一端に半田接続等により直接接合
    した後、フレキシブル性を利用してフラットワイヤーを
    折り曲げ、電子基板の裏面側等の空きスペースに配置し
    ていることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネ
    ス。
  3. 【請求項3】 上記電子部品を搭載した電子基板の裏面
    側に導体を並列に突設させ、これら導体をコネクタを介
    してフラットワイヤーの回路と接合している請求項1記
    載のワイヤハーネス。
JP3250792U 1992-05-18 1992-05-18 ワイヤハーネス Expired - Lifetime JP2560406Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3250792U JP2560406Y2 (ja) 1992-05-18 1992-05-18 ワイヤハーネス

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JP3250792U JP2560406Y2 (ja) 1992-05-18 1992-05-18 ワイヤハーネス

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Publication Number Publication Date
JPH0590988U JPH0590988U (ja) 1993-12-10
JP2560406Y2 true JP2560406Y2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=12360906

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Effective date: 19970902