JPH057717A - 空気清浄化装置 - Google Patents

空気清浄化装置

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JPH057717A
JPH057717A JP16601791A JP16601791A JPH057717A JP H057717 A JPH057717 A JP H057717A JP 16601791 A JP16601791 A JP 16601791A JP 16601791 A JP16601791 A JP 16601791A JP H057717 A JPH057717 A JP H057717A
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JP
Japan
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air
room
damper
outlet
sensor
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Pending
Application number
JP16601791A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yamashita
浩二 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサ待機中に室内に吹出される空気による
乗員等の不快感を解消する。 【構成】 ケース本体1は室内に開口する吸込口11
と、室内に開口する吹出口12と、トランクルーム内に
開口する排出口13とをもっている。吹出口12と排出
口13とはダンパ4により切り換えられる。センサ待機
中はダンパ4を4aの排気状態として排出口13を開口
し、微風モードでファン2を回転させて吸込口11から
空気を吸込み排出口13から排出する。センサ3が所定
値以上の煙濃度を検知すると制御装置6によりダンパ4
が4bの状態となるとともにファン2が高速回転し、室
内の汚れた空気を高速で吸込みフィルタ5で浄化した後
吹出口12から室内へ吹出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両や狭い室内に設置
して好適な空気清浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気清浄化装置は、室内温度を保ちつつ
室内の空気を浄化できるものとして最近普及している。
自動車に搭載される空気清浄化装置として、タバコの煙
を検出する煙センサを車室内の所定位置に取り付け、こ
のセンサの出力信号によりファンを駆動制御するものが
知られている。しかし、このものでは、煙がセンサの取
り付け位置まで到達しないと装置が作動せず、センサと
煙の充満箇所との位置関係によっては装置の応答性が低
下するという不都合があった。
【0003】このため近年では、上記センサを空気清浄
化装置の本体に内蔵し、装置の作動モードをオートモー
ドとし低速でファンを常時回転させておくことで、室内
の空気を常に装置内に吸込み、タバコの煙を素早く検知
可能にして装置の応答性を向上させたものが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記応答性を向上させ
た空気清浄化装置では、センサの検知待機時に吹出口か
らある一定の風速で風が吹出され、吹出口側の席にいる
乗員は常に頭等風を感じる状況下にある。このため、と
くに冬場等、エンジン始動後ある時間(ウォームアップ
間)車室内の冷たい風が乗員に当たり、乗員が不快感を
感じるという不都合がある。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、タバコの煙を素早く検知可能で、しかもセンサの
検知待機時に吹出口から吹出される風が当たる乗員等の
不快感を解消できる空気清浄化装置の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄化装置
は、室内の空気を吸込む吸込口、該吸込口から吸込まれ
た空気を上記室内へ吹出す吹出口、及び該吸込口から吸
込まれた空気を室外へ排出する排出口をもつ本体ケース
と、上記本体ケースに収容され、ファン駆動装置により
駆動されるファンと、上記本体ケースの吸込口から吸込
まれる空気の煙濃度を検出する煙センサと、上記本体ケ
ースに収容され、ダンパ駆動装置により駆動されて上記
吹出口と上記排出口とを切り換えるダンパと、上記本体
ケースに収容され、上記吸込口から吸込まれた空気を浄
化するフィルタと、上記煙センサの出力信号により上記
ファン駆動装置及び上記ダンパ駆動装置の作動を制御す
る制御装置とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の空気清浄化装置は、煙センサの出力信
号に応じて、制御装置によりダンパ駆動装置の駆動を制
御して排出口と吹出口とを切り換えることにより、吸込
口から吸込んた室内の空気を排出口から室外へ排出した
り、フィルタで浄化後再び室内へ吹出したりすることが
できる。このため、煙センサの検知待機時には、吸込口
から吸込んだ空気を室外へ排出させて、煙センサが検知
した時に吹出口から室内へ吹出すようにすることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づき本発明を自動車用空気清
浄化装置に適用した実施例を説明する。本実施例の自動
車用空気清浄化装置は、図2の斜視図に示すように、自
動車のトランクルーム内に吊り下げた状態で設置され
る。
【0009】この空気清浄化装置は、図1のブロック図
に示すように、本体ケース1と、本体ケース1に収容さ
れたファン2と、上記本体ケース1の通風路1a内に設
置され空気の煙濃度を検出する煙センサ3と、上記本体
ケース1に収容されたダンパ4と、上記本体ケース1に
収容され空気を浄化するフィルタ5と、制御装置6とを
備えている。
【0010】本体ケース1は、車室内に開口し車室内の
空気を吸込む吸込口11と、車室内に開口し吸込口11
から吸込まれた空気を車室内へ吹出す吹出口12と、ト
ランクルーム内に開口し吸込口11から吸込まれた空気
をトランクルーム内へ排出する排出口13とをもってい
る。ファン2は、ファン駆動装置をなすブロワモータ2
1により駆動される。このブロワモータ21は、制御装
置6により制御されて、微風モード、低風モード(Lo
モード)、高風モード(Hiモード)の3段階に切り換
えられる。
【0011】煙センサ3はダンパ4の上流側に設置され
た光学式のセンサで、発光素子、受光素子、及び信号処
理回路より構成されている。そして、この煙センサ3で
は、発光素子より発光された光を煙の粒子等に反射さ
せ、このときの反射量を受光素子で測定し、信号処理回
路である判定値(a)以上の信号を得た場合に出力信号
が出される。なお、煙センサ3は信号線により制御装置
6と接続されている。
【0012】ダンパ4は、ダンパ駆動装置をなすサーボ
モータ41により駆動されて、上記吹出口12及び排出
口13を択一的に開口するものである。このダンパ4
は、ブロワモータ21が微風モードにあるときのみに図
1の4aの排気状態になり、ブロワモータ21が低風モ
ード、高風モードにあるときは必ず図1の4bの空気清
浄状態になるように制御装置6により制御される。
【0013】フィルタ5は、ダンパ4と吹出口12との
間に設置され、本体ケース1に脱着可能に取り付けられ
ている。制御装置6は上記煙センサ3の出力信号により
上記ブロワモータ21及び上記サーボモータ41の作動
を制御するもので、マイクロコンピュータ(図示せず)
を内蔵し、図示以外の必要な電源線及び信号線により他
の装置と接続されている。
【0014】上記空気清浄化装置の動作を図3のタイム
チャート及び図4のオートモード時のフローチャートを
参照して以下に説明する。自動車のイグニッションスイ
ッチ(IG)により本実施例の空気清浄化装置(A/
P)と電源とが継続され、イグニッションスイッチがO
Nでかつ空気清浄化装置の作動モードがオートモード時
に限り以下制御を行なう。なお、本実施例の空気清浄化
装置は、スイッチ操作によりオートモード(AUTOモ
ード)、低モード(Loモード)、高モード(Hiモー
ド)の3つの作動モードがある。そして、本実施例の空
気清浄化装置の作動モードが低モード、高モードになる
と、上記ブロワモータ21も低風モード、高風モードに
なる。
【0015】イグニッションスイッチがONされ、空気
清浄化装置の作動モードがオートモードにあると、煙セ
ンサ3に電源が供給され、煙濃度をセンシングする。な
お、オートモード時、ブロワモータ21は微風モードに
ある。煙センサ3が所定の判定値(a)以上の煙濃度を
検知しない(センサ出力無し)状態では、ダンパ4は図
1の4aの状態にある。このため、室内の空気は吸込口
11から緩やかに吸込まれ、排出口13からトランクル
ーム内へ排出される排気状態となる。
【0016】煙センサ3が所定の判定値(a)以上の煙
濃度を検知して(センサ出力有りの場合)煙センサ3か
ら出力信号が制御装置6に送られると、制御装置6はサ
ーボモータ41にダンパ作動信号を出し、ダンパ4は図
1の4bの状態になる。また、このとき同時に制御装置
6はブロワモータ21に信号を送り、ブロワモータ21
を高風モード(Hiモード)に切り換える。これによ
り、ファン2は高速回転するので、室内の汚れた空気は
吸込口11から高速で吸込まれ、そしてフィルタ5で浄
化されて吹出口12から室内へ吹出される(空気清浄状
態)。その間煙センサ3は、逐次、データの読み込みを
行なっており、煙濃度が所定の判定値(a)以下になっ
た時、センサ出力が無しとなり、その信号を制御装置6
が得て、ブロワモータ21をタイマー制御する。このタ
イマー制御では、順次高風モードで60秒間、低風モー
ドで60秒間ブロワモータ21が作動し、この時にダン
パ4は4bの空気清浄状態にある。
【0017】なおタイマー運転中に、再度煙センサ3が
所定の判定値(a)以上の煙濃度を検知して(センサ出
力有りの場合)センサ出力信号が制御装置6に送られた
場合は、上記と同様にブロワモータ21が高風モードに
切り換えられ、その後センサ出力が無しになると、ブロ
ワモータ21がタイマ制御される。タイマー運転後、煙
センサ3が所定の判定値(a)以上の煙濃度を検知しな
い場合(センサ出力無しの場合)、この信号は制御装置
6に送られる。すると、制御装置6はサーボモータ41
にダンパ作動信号を出し、ダンパ4は図1の4aの状態
になる。また、このとき同時に制御装置6はブロワモー
タ21に信号を送り、ブロワモータ21を微風モードに
切り換える。これにより、再び上記排気状態となる。
【0018】したがって、本実施例の空気清浄化装置を
常時オートモードで作動させれば、室内の空気は常に吸
込口11から本体ケース1内に吸込まれているので、室
内の空気が汚れれば、直ちに煙センサ3により検知する
ことができる。また、このオートモード作動時には、吹
出口12から室内へ空気が吹き出されないので、乗員に
風が当たる不快感を解消できる。
【0019】なお、上記実施例では、空気清浄化装置を
トランクルームに内蔵し排出口13からトランクルーム
内へ排出する構成について示したが、自動車のリヤパッ
ケージトレイ等に設置することもできる。また、本実施
例の空気清浄化装置の制御装置6にエアコンからの信号
を送ることにより、エアコンの内外気モードが内気の場
合のみにダンパ4を4bの状態にして空気清浄状態とし
て使用し、エアコンの内外気モードが外気モード時にな
ったときには、ダンパ4を4aの状態にして排気状態と
して使用することも可能である。
【0020】さらに、本実施例の空気清浄化装置におけ
るダンパ4の制御回路を変更して、空気清浄化装置が高
モードで作動している場合にも他のスイッチ操作により
ダンパ4を4aの排気状態にできるようにすれば、夏場
等のE/G始動時、本実施例の空気清浄化装置を高モー
ドで作動させて高温空気を室外へ排出することにより、
車内温度を下げる効果もある。また、夏場の熱風対策と
して有効なソーラベントシステムにも応用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の空気清浄
化装置は、室内の空気の汚れを素早く煙センサで検知し
て室内の空気を浄化することが可能であり、また煙セン
サの検知待機時に吹出口から吹出される風が当たる乗員
等の不快感を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の空気清浄化装置のブロック図であ
る。
【図2】本実施例の空気清浄化装置を自動車に搭載した
状態を示す斜視図である。
【図3】本実施例の空気清浄化装置のタイムチャートで
ある。
【図4】本実施例の空気清浄化装置のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1はケース本体、2はファン、3は煙センサ、4はダン
パ、5はフィルタ、6は制御装置、11は吸込口、12
は吹出口、13は排出口、21はファン駆動装置をなす
ブロワモータ、41はダンパ駆動装置をなすサーボモー
タである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 室内の空気を吸込む吸込口、該吸込口か
    ら吸込まれた空気を上記室内へ吹出す吹出口、及び該吸
    込口から吸込まれた空気を室外へ排出する排出口をもつ
    本体ケースと、 上記本体ケースに収容され、ファン駆動装置により駆動
    されるファンと、 上記本体ケースの吸込口から吸込まれる空気の煙濃度を
    検出する煙センサと、 上記本体ケースに収容され、ダンパ駆動装置により駆動
    されて上記吹出口と上記排出口とを切り換えるダンパ
    と、 上記本体ケースに収容され、上記吸込口から吸込まれた
    空気を浄化するフィルタと、 上記煙センサの出力信号により上記ファン駆動装置及び
    上記ダンパ駆動装置の作動を制御する制御装置とを備え
    たことを特徴とする空気清浄化装置。
JP16601791A 1991-07-06 1991-07-06 空気清浄化装置 Pending JPH057717A (ja)

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JP16601791A JPH057717A (ja) 1991-07-06 1991-07-06 空気清浄化装置

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JPH057717A true JPH057717A (ja) 1993-01-19

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ID=15823372

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006076537A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Nissan Motor Co Ltd 車両用空調システム
JP2008105614A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Matsushita Electric Works Ltd 車両用静電霧化装置
US20130104368A1 (en) * 2010-05-19 2013-05-02 Thomas Flehmig Method for Producing a Hollow Profiled Section

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