JPH0577077U - 光ディスク収納ケース - Google Patents

光ディスク収納ケース

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Publication number
JPH0577077U
JPH0577077U JP2497092U JP2497092U JPH0577077U JP H0577077 U JPH0577077 U JP H0577077U JP 2497092 U JP2497092 U JP 2497092U JP 2497092 U JP2497092 U JP 2497092U JP H0577077 U JPH0577077 U JP H0577077U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
box body
storage case
optical disk
recess
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2497092U
Other languages
English (en)
Inventor
保夫 養田
雄治 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 蓋体2の側板10を押し広げなくても蓋体2
を箱体1に組み立てることができ、蓋体1の側板10に
残留歪やクラックを生じさせずにディスク収納ケースの
組立を可能とする。 【構成】 箱体1の両側板11に上側が開いた凹部17
を設け、蓋体2の突起9、9をこの凹部17に嵌め込む
とき、蓋体2の側板10の端部を押し広げることなく嵌
合を可能とする。蓋体2の突起9を箱体1の凹部17に
嵌合した後、ディスク保持体3を箱体1に嵌め込み、同
ディスク保持体3の突部15を前記凹部17に嵌合する
ことで、蓋体2の突起9が凹部17から抜けないように
抜け止めされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、いわゆるコンパクトディスクの名称で市販されているオーディオ用 やデータ記録用等の光ディスクを収納する光ディスク収納ケースの改良に関する 。
【0002】
【従来の技術】
前記のような光ディスクは、例えば図5に示すように、薄い円板状のもので、 この光ディスクaの中心には、これをコンパクトディスクプレーヤ等に装填した とき、回転スピンドルのクランパを装着するためのクランプ孔bを有する。 この光ディスクを保管等の目的で収納する従来のケースは、図5に示すような ものであり、前記クランプ孔bを利用して動かないよう光ディスクを保持する。 すなわち、この収納ケースは、ポリスチレン等の透明な樹脂からなる浅い矩形の 箱体1と、この箱体1の一辺側に回転自在に枢着され、前記箱体1を開閉するこ とができる蓋体2とを備えている。 さらに、図5に示すように、前記箱体1は、その中に動かないように嵌め込ま れたディスク保持体3を有しており、蓋体2は、これを完全に覆うように箱体1 を閉じる。このディスク保持体3は通常、非透明な樹脂からなるもので、前記蓋 体2が枢着された側の端部に一段高くなった平坦な基部プレート12を有してい る。また、透明な蓋体2の内側には、光ディスクの記録内容を示すインデックス カード8が挿入される。
【0003】 前記ディスク保持体3の中央には、光ディスクaの径よりやや大きな径の浅い 円形の凹部4が形成され、ディスク保持体3の両側部でこの凹部4が開いている 。また、この凹部4の中央に光ディスクaのクランプ孔bに嵌合されて、光ディ スクaを凹部4の中に動かないよう保持するために爪6を円形に配列した固定部 5が設けられている。 この収納ケースに光ディスクaを収納するときは、蓋体2を開いた状態から、 光ディスクaをディスク保持体3の凹部4に収納すると共に、そのクランプ孔b の周りを指で押して、同クランプ孔bを前記固定部5の爪の周りに嵌め込む。
【0004】 ここで、前記の箱体1と蓋体2との枢着部分の詳細を図6により説明すると、 箱体1の後部両側に設けられた側板11、11の後端部に通孔7、7が設けられ 、その上にディスク保持体3の基部プレート12が嵌め込まれる。一方、蓋体2 の側板10、10の端部は、図6において下方に延長されており、その内側に対 向するよう一対の突起9、9(図5参照)が設けられている。この突起9、9を 前記箱体1の通孔7、7に嵌合することで、蓋体2の側板10、10の端部が突 起9、9を支点として箱体1の側板11、11の端部に回転自在に枢着される。
【0005】
【考案が解決しようとしている課題】
このような光ディスク収納ケースを組み立てる場合、まず図5に示すように、 分離されているディスク保持体3を箱体1の中に収納し、さらに蓋体2の突起9 、9を箱体1の通孔7、7に嵌合する。しかしここで、蓋体2の突起9、9を箱 体1の通孔7、7に嵌合するに当たっては、図6に二点鎖線で示すように、蓋体 2の側板10、10の端部を両脇に押し広げ、その後突起9を通孔7、7に位置 合わせし、その後側板10、10の端部を弾性で復元させて突起9を通孔7に嵌 合しなければならない。また、蓋体2の突起9が箱体1の通孔7から外れた場合 に、再度突起9を通孔7に嵌合する場合も同様である。
【0006】 ところが、蓋体2は、通常透明なポリスチレン樹脂等の弾性限度が比較的低い 樹脂で形成されているため、前述のようにして、蓋体2の側板10、10の端部 を両脇に押し広げたとき、蓋体2の側板10、10の先端部分の歪が残留し、い わゆる折れ癖がついてしまったり、折り曲げた起点部分にクラックが入ってしま うという課題があった。 本考案は、このような従来の問題点に鑑み、蓋体の側板を押し広げなくても蓋 体を箱体に組み立てることができ、従って蓋体の側板に残留歪やクラックを生じ させずに組立が可能なディスク収納ケースを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、前記目的を達成するため、本考案が採用した手段の要旨は、光ディ スクを収納する箱体と、該箱体の中に嵌め込まれたトレイ状のディスク保持体と 、前記箱体を開閉する蓋体と、該蓋体の両側板の端部に内側に向けて突設された 一対の突起と、前記箱体の両側板の端部に設けられ、前記突起を開閉自在に支持 する支持部とを有する光ディスク収納ケースにおいて、前記箱体の両側板に設け られた支持部が上側に開いた凹部であり、前記ディスク保持体の端部両側からこ の凹部の上部に嵌合され、同凹部の中に嵌合された突起を抜け止めする突部を設 けたことを特徴とする光ディスク収納ケースである。
【0008】
【作用】
前記光ディスク収納ケースでは、箱体の両側板に設けられた蓋体の突起を支持 する支持部が、同上側が開いた凹部であるため、蓋体の突起をこの凹部に嵌め込 むときは、蓋体の側板の端部を押し広げることなく嵌合が可能である。そして、 蓋体の突起を箱体の凹部に嵌合した後、ディスク保持体を箱体に嵌め込み、同デ ィスク保持体の突部を前記凹部に嵌合することで、突起は凹部から抜けないよう に抜け止めされる。
【0009】
【実施例】
次に、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。 図1に本考案の実施例が示されているが、ここに示された光ディスク収納ケー スは、基本的には図5に示された従来例の光ディスク収納ケースと共通しており 、共通する部分の符号は同じ符号で示してある。すなわち、図1に示した収納ケ ースは、ポリスチレン等の透明な樹脂からなる浅い矩形の箱体1と、この箱体1 の一辺側に回転自在に枢着され、前記箱体1を開閉することができる蓋体2とを 備えている。 さらに、図1に示すように、前記箱体1は、その中に動かないように嵌め込ま れたディスク保持体3を有しており、蓋体2は、これを完全に覆うように箱体1 を閉じる。このディスク保持体3は通常、非透明な樹脂からなるもので、前記蓋 体2が枢着された側の端部に一段高くなった平坦な基部プレート12を有してい る。なお、図1において符号8は、透明な蓋体2の内側に挿入された光ディスク の記録内容を示すインデックスカードである。
【0010】 前記ディスク保持体3の中央には、光ディスクaの径よりやや大きな径の浅い 円形の凹部4が形成され、ディスク保持体3の両側部でこの凹部4が開いている 。また、この凹部4の中央に光ディスクaのクランプ孔bに嵌合されて、光ディ スクaを凹部4の中に動かないよう保持するために爪6を円形に配列した固定部 5が設けられている。 この収納ケースに光ディスクaを収納するときは、蓋体2を開いた状態から、 光ディスクaをディスク保持体3の凹部4に収納すると共に、そのクランプ孔b の周りを指で押して、同クランプ孔bを前記固定部5の爪の周りに嵌め込む。
【0011】 ここで、前記の箱体1と蓋体2との枢着部分の詳細を図2により説明すると、 箱体1の後部両側に設けられた側板11、11の後端部に上に開いたU字形の凹 部17、17、が設けられ、その上のディスク保持体3の基部プレート12の両 側には、同ディスク保持体3が箱体1の嵌め込まれたとき、前記凹部17の上部 に嵌め込まれる突部15、15が下方へ向けて突設されている。この突部15、 15の先端は円弧状の窪み16となっている。 一方、蓋体2の側板10、10の端部は、図2において下方に延長されており 、その内側に対向するよう一対の突起9、9(図5参照)が設けられている。
【0012】 このような光ディスク収納ケースを組み立てる場合、ディスク保持体3を箱体 1に嵌合する前に、まず蓋体2の突起9、9を箱体1の凹部17、17に上から 挿入するようにして嵌め込む。その後、ディスク保持体3を箱体1に嵌め込み、 同ディスク保持体3の突部15を前記凹部17、17の上部に嵌合することで、 突起9は凹部17、17から抜けないように抜け止めされる。 ここで図示の実施例の場合、ディスク保持体3の突部15、15の先端が円弧 状の窪み16、16となっているため、蓋体2の突起9は、この円弧状の窪み1 6と箱体1の凹部17の曲面部分とで上下から挟持され、蓋体2が突起9を支点 として、箱体1に回転自在に支持される。
【0013】 図3は、前記箱体1の凹部17、17とディスク保持体3の突部15、15の 他の形状を示すものであり、ここでは凹部17の開口する上側部分の幅を広くと り、蓋体2の突起9の挿入を容易にしている。またこの凹部17の形状に合わせ て、ディスク保持体3側の突部15も、基部が太く先端が細くなるよう形成され ている。 図4は、前記箱体1の凹部17、ディスク保持体3の突部15及び蓋体2の突 起9の嵌合状態の各種の例を示している。同図(a)は、突起9の蓋体2の側板 10からの突出長さを長くとり、突起9が凹部17から外れにくくしたものであ る。また、同図(b)は、ディスク保持体3の突部15の幅を広くし、蓋体2の 突起9を折れにくくしたものである。同様にして、箱体1の側板11、11の凹 部17が設けられた部分を厚く形成してもよい。さらに、同図(c)は、突起9 の先端に抜止用のフランジ18を設け、突起9が凹部17から外れないようにし たものである。
【0014】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によれば、蓋体の側板を押し広げなくても蓋体を箱 体に組み立てることができ、従って蓋体の側板に残留歪やクラックを生じさせず に組立が可能な光ディスク収納ケースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の光ディスク収納ケースの分解
斜視図である。
【図2】同実施例のディスク収納ケースの要部分解斜視
図である。
【図3】他の実施例のディスク収納ケースの要部分解斜
視図である。
【図4】他の実施例のディスク収納ケースの要部縦断正
面図である。
【図5】従来例の光ディスク収納ケースの分解斜視図で
ある。
【図6】同従来例のディスク収納ケースの要部分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 蓋体 3 ディスク保持体 4 ディスク保持体の凹部 9 蓋体の突起 10 蓋体の側板 11 箱体の側板 12 ディスク保持体の基部プレート 17 箱体の凹部 15 ディスク保持体の突部

Claims (1)

    【整理番号】 0030986−01 【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを収納する箱体と、該箱体の
    中に嵌め込まれたトレイ状のディスク保持体と、前記箱
    体を開閉する蓋体と、該蓋体の両側板の端部に内側に向
    けて突設された一対の突起と、前記箱体の両側板の端部
    に設けられ、前記突起を開閉自在に支持する支持部とを
    有する光ディスク収納ケースにおいて、前記箱体の両側
    板に設けられた支持部が上側に開いた凹部であり、前記
    ディスク保持体の端部両側からこの凹部の上部に嵌合さ
    れ、同凹部の中に嵌合された突起を抜け止めする突部を
    設けたことを特徴とする光ディスク収納ケース。
JP2497092U 1992-03-25 1992-03-25 光ディスク収納ケース Withdrawn JPH0577077U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2497092U JPH0577077U (ja) 1992-03-25 1992-03-25 光ディスク収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2497092U JPH0577077U (ja) 1992-03-25 1992-03-25 光ディスク収納ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0577077U true JPH0577077U (ja) 1993-10-19

Family

ID=12152833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2497092U Withdrawn JPH0577077U (ja) 1992-03-25 1992-03-25 光ディスク収納ケース

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JP (1) JPH0577077U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999046185A1 (fr) * 1998-03-09 1999-09-16 Meiko Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Etui pour disque support d'enregistrement

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999046185A1 (fr) * 1998-03-09 1999-09-16 Meiko Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Etui pour disque support d'enregistrement

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960606