JPH0576757U - インクリボンカセット - Google Patents
インクリボンカセットInfo
- Publication number
- JPH0576757U JPH0576757U JP2497792U JP2497792U JPH0576757U JP H0576757 U JPH0576757 U JP H0576757U JP 2497792 U JP2497792 U JP 2497792U JP 2497792 U JP2497792 U JP 2497792U JP H0576757 U JPH0576757 U JP H0576757U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink ribbon
- cassette
- roller
- chamber
- ribbon cassette
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コスト高を招くことなく、耐久性を向上させ
て、資源の無駄を省けるインクリボンカセットを提供す
る。 【構成】 インクリボン収容室から出て再びインクリボ
ン収容室へ戻るまでのインクリボンの走行経路上に配設
されてインクリボンと擦れ合う部材を交換可能とする。
て、資源の無駄を省けるインクリボンカセットを提供す
る。 【構成】 インクリボン収容室から出て再びインクリボ
ン収容室へ戻るまでのインクリボンの走行経路上に配設
されてインクリボンと擦れ合う部材を交換可能とする。
Description
【０００１】
本考案は、プリンタ等印字装置において使用するインクリボンカセットに関す る。
【０００２】
従来、ワイヤドット方式のプリンタでは、ＡＢＳ樹脂等により成形したカセッ トケース内に、無端環状のナイロン製等のインクリボンを収容したインクリボン カセットが使用されている。このようなインクリボンカセットは、使用がすすん でインクリボンのインク含浸量が減少して印字濃度が低下すると寿命がつきたも のとして廃棄されていた。しかし、このようにインクリボンの印字濃度が低下し ただけで廃棄してしまうとカセットケースが無駄になるので、インクリボンを交 換可能としたインクリボンカセットも考えられている。
【０００３】 然しながら、インクリボンを交換可能としても、カセットケースがＡＢＳ樹脂 製等の場合は、インクリボンを４、５回交換しただけで、インクリボンと擦れ合 う部位が摩耗するので、インクリボンの円滑な走行が不可能となって、やはり廃 棄することに変りはなかった。そこで、耐摩耗性にすぐれた樹脂によりカセット ケースを成形することが考えられたが、コスト高を招く不利があった。
【０００４】
本考案は、コスト高を招くことなく、耐久性を向上させて、資源の無駄を省け るインクリボンカセットの提供を目的とする。
【０００５】
上記目的を達成するために、本考案のインクリボンカセットは、インクリボン 収容室から出て再びインクリボン収容室へ戻るまでのインクリボンの走行経路上 に配設されてインクリボンと擦れ合う部材を交換可能としたことを特徴とするも のである。
【０００６】
インクリボンと擦れ合う部材が摩耗したときに交換すれば、インクリボンも何 度も交換可能となる。
【０００７】
以下、図示した実施例について説明する。まず、ＡＢＳ樹脂等により成形され たカセットケース１には、無端の環状でナイロン製等のインクを含浸したインク リボン２を折畳んだ状態で収容するインクリボン収容室３が設けられ、その両側 にそれぞれインクリボン繰出室４とインクリボン繰込室５が配設されている。ま た、インクリボン収容室３とインクリボン繰込室５の境には、インクリボン繰込 ローラ６と押えローラ７が設置されている。一方、インクリボン収容室３の出口 と、インクリボン繰出室４の略中央部と、インクリボン繰出室４の先端出口と、 インクリボン繰込室５の先端入口とに、それぞれガイドローラ８，９，１０，１ １が設置されている。又、インクリボン繰出室４における略中央部のガイドロー ラ９には、板バネ１２の先端に取付けたフェルト材１３が当接している。
【０００８】 インクリボン収容室３内のインクリボン２は、まず、その出口のガイドローラ ８に巻き掛けされてインクリボン繰出室４に入り、そこの２箇所のガイドローラ ９、１０に順次巻き掛けされてからカセットケース１の外部へ露出して印字ヘッ ド１４による印字に供され、その後、ガイドローラ１１に巻き掛けされてインク リボン繰込室５に入り、インクリボン繰込室５を通過してインクリボン繰込ロー ラ６及び押えローラ７に挟まれて再びインクリボン収容室３に戻るようになって いる。
【０００９】 インクリボン２が上記の走行経路上において接触して擦れ合う部材、即ち、各 ガイドローラ８，９，１０，１１と、インクリボン繰込ローラ６及び押えローラ ７が交換可能となっている。例えば、インクリボン繰出室４の先端出口に設置さ れたガイドローラ１０は、図２に示すように、中心部に嵌合孔１５を有して、カ セットケース１の底面に立設された嵌合軸１６に対して着脱自在となっており、 他のガイドローラ８，９，１１も同様に取付けられている。又、インクリボン繰 込ローラ６はウレタン製でリング状であり、図３に示すように、中心軸１７の周 囲に弾性変形により脱着自在となっており、押えローラ７も同様の構造となって いる。
【００１０】
本考案は上記の通りであり、インクリボンと擦れ合って摩耗する部材を交換で きるので、インクリボンも何回も交換すれば、カセットケースを廃棄せずに長期 に渡って使用して資源の無駄を省くことができる。
【図１】全体の内部構造を示す平面図である。
【図２】ガイドローラの取付構造を示す部分斜視図であ
る。
る。
【図３】インクリボン繰込ローラの斜視図である。
１ カセットケース ２ インクリボン ３ インクリボン収容室 ４ インクリボン繰出室 ５ インクリボン繰込室 ６ インクリボン繰込ローラ ７ 押えローラ ８ ガイドローラ ９ ガイドローラ １０ ガイドローラ １１ ガイドローラ １２ 板バネ １３ フェルト材 １４ 印字ヘッド
Claims (1)
- 【請求項１】 インクリボン収容室から出て再びインク
リボン収容室へ戻るまでのインクリボンの走行経路上に
配設されてインクリボンと擦れ合う部材を交換可能とし
たことを特徴とするインクリボンカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2497792U JPH0576757U (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | インクリボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2497792U JPH0576757U (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | インクリボンカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576757U true JPH0576757U (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=12153041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2497792U Pending JPH0576757U (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | インクリボンカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0576757U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02162075A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-21 | Seiko Epson Corp | 熱転写プリンタ |
| JPH0340622U (ja) * | 1989-08-29 | 1991-04-18 |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP2497792U patent/JPH0576757U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02162075A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-21 | Seiko Epson Corp | 熱転写プリンタ |
| JPH0340622U (ja) * | 1989-08-29 | 1991-04-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980623 |