JPH057667U - ウエツトテイツシユ用容器 - Google Patents
ウエツトテイツシユ用容器Info
- Publication number
- JPH057667U JPH057667U JP6134291U JP6134291U JPH057667U JP H057667 U JPH057667 U JP H057667U JP 6134291 U JP6134291 U JP 6134291U JP 6134291 U JP6134291 U JP 6134291U JP H057667 U JPH057667 U JP H057667U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- wet tissue
- box
- container
- carton
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウエットティッシュの包装において密封性を
確保すると共に,廃棄時のリサイクル又は焼却を可能と
し,使用前,使用後の輸送物体積の減少等の出来る包装
体を安価に提供すること。 【構成】 耐水,不透水性紙カ−トンを用い上部に内容
物たる含水不織布等よりなるウエットティッシュ取り出
し口を有するように直方体箱状に形成せしめ,内部に該
ウエットティッシュを充填して開放端を接着又は溶着し
てシ−ルすることを特徴とするカ−トン製ボックス型容
器の構成。
確保すると共に,廃棄時のリサイクル又は焼却を可能と
し,使用前,使用後の輸送物体積の減少等の出来る包装
体を安価に提供すること。 【構成】 耐水,不透水性紙カ−トンを用い上部に内容
物たる含水不織布等よりなるウエットティッシュ取り出
し口を有するように直方体箱状に形成せしめ,内部に該
ウエットティッシュを充填して開放端を接着又は溶着し
てシ−ルすることを特徴とするカ−トン製ボックス型容
器の構成。
Description
【0001】
本考案は,不織布等よりなり,折り畳んだウエットティッシュを収納し,水分 を遮断した包装とし,物品又は人体等の拭き取り等必要に応じて一枚づつ取り出 すことの出来る包装容器に関する。
【0002】
従来は耐水性の必要上から合成樹脂のブロ−成型又はインジェクション成型に よる容器が使用されてきたが,これらは比較的硬質のボックスタイプであって, 箱本体と蓋部よりなり,保管,輸送,廃棄時に嵩張り,公害等多くの問題があっ た。
【0003】
近年特に都会地区において廃棄物の激増に伴う公害が現出し,包装の簡略化, 廃棄物の再生利用又は使用後の焼却処理の可能性が要求されてきており,一方で は過剰包装によって流通過程における運搬物の相当量が廃棄すべき物質で占めら れており,間接的に輸送量の増大ひいては自動車排気ガス公害を助長せしめるも のとして,その包装の嵩を減少し又は簡易化が求められていた。 ウエットティッシュの包装についても密封性を確保すると共に廃棄時のリサイク ル又は焼却の可能性,使用前,使用後の輸送物体積の減少等の出来る包装体を安 価に提供することが望まれていた。
【0004】
含水物を収納するための撥水膜として紙の両面に無延伸ポリプロピレン(CP P)等のコ−ティングをするか,更に耐水性を向上させるためにフイルム層に高 耐水性ラミネ−トフィルム若しくは,金属箔を用い必要に応じて外面はシ−ラン ト層との複合膜を形成せしめることにより容器としての製函工程が容易で,,か つ充分に水分の散逸を防止しうる構成とした。又,従来のプラスチック容器に比 し,廉価な構成材料として紙を基質とすることにより成形金型等を要しないため ,収容するウエットティッシュの量に応じカ−トン紙の厚みを調節することが可 能であると共に使用後の再生利用又は焼却処理更には嵩減少による運搬の容易性 を実現することができた。 更に該容器の側壁部を蛇腹状加工を施し,高さを伸縮自在とし,ウエットティッ シュの減少に応じて高さを低くし内容物の取り出しに便することも有効である。 (図示略)
【0005】
以下,本考案に係るウエットティッシュ容器を実施例を示した図面に基づいて 説明する。 容器1はカ−トン紙2を材料として製造されたボックス型容器である。カ−トン 紙2は図2(b)に示すようにボ−ル紙等の平板紙シ−ト21に耐水性、耐透水 性のプラスチック皮膜22を積層即ちコ−ティング又はラミネ−トしたものであ る。
【0006】 上記プラスチック皮膜材料としては,例えばCPPポリプロピレン,高低密度 のポリエチレン等のオレフィン系その他の高耐水性ラミネ−トフィルムを用い, 更に製函の必要性から,熱溶着性等を有するシ−ラント層との複合体とすること も有効である。
【0007】 容器の大きさは収容する不織布,紙等のウエットティッシュの大きさ,量によ り,その容積,カ−トンの厚さがデザインされるが,図1(a),図2(a)に 示すように通常角形函体であって,四周を内容物収容後密閉状にシ−ルし更に端 部は折り返して固着等して整形する。上面に開閉自在の取り出し口4を有し,ウ エットティッシュ取り出し時の開閉の際の剥離性,密着性を保持するために粘着 剤層23を有する粘着ラベル41を使用することも有効である。
【0008】
【考案の効果】 本考案のウエットティッシュ容器は軽量で,製造が容易であって,紙を基本と する材料構成であるため,低コストであり,厚みの調節が容易であって,かつ流 通過程における取扱が容易で,使用後再生利用又は焼却が可能で,更に容器その ものを圧潰して嵩を減少させてゴミの体積を低減し,輸送コストや塵埃公害の解 決にも資することの出来るものである。 又使用時において内容物の減少に伴い,容器体積も減少させ,常に一定の取り出 し容易さを付加する事も可能である。
【図1】(a)は本考案に係る容器の斜視図,(b)は
内容ウエットティッシュ収容前の斜視図。
内容ウエットティッシュ収容前の斜視図。
【図2】(a)は容器の中央部断面状態斜視図。 (b)は図中A部の部分断面図。
1 ウエットティッシュ容器 2 カ−トン紙 21 平板紙シ−ト 22 プラスチック層 23 粘着剤層 3 ウエットティッシュ 4 取り出し口 41 粘着ラベル 42 ヒンジ状固着部
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 耐水,不透水性の紙カ−トンを用い上部
に含水不織布等よりなるウエットティッシュ取り出し口
を有するように直方体箱状に形成せしめ,内部に該不織
布を充填して開放端を接着又は溶着してシ−ルすること
を特徴とするカ−トン製ボックス型ウエットティッシュ
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991061342U JP2511709Y2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | ウエットティッシュ用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991061342U JP2511709Y2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | ウエットティッシュ用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057667U true JPH057667U (ja) | 1993-02-02 |
JP2511709Y2 JP2511709Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=13168365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991061342U Expired - Lifetime JP2511709Y2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | ウエットティッシュ用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511709Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996031411A1 (fr) * | 1995-04-07 | 1996-10-10 | Yamada, Chiyoe | Bloc de serviettes en papier humidifiees |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH024682A (ja) * | 1988-06-16 | 1990-01-09 | Daicel Chem Ind Ltd | ウエットティッシュの収容・分配容器及びその製法 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP1991061342U patent/JP2511709Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH024682A (ja) * | 1988-06-16 | 1990-01-09 | Daicel Chem Ind Ltd | ウエットティッシュの収容・分配容器及びその製法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996031411A1 (fr) * | 1995-04-07 | 1996-10-10 | Yamada, Chiyoe | Bloc de serviettes en papier humidifiees |
GB2304098A (en) * | 1995-04-07 | 1997-03-12 | Chiyoe Yamada | Package of wet tissue paper |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2511709Y2 (ja) | 1996-09-25 |
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