JPH0576603A - 生体管路拡張具 - Google Patents
生体管路拡張具Info
- Publication number
- JPH0576603A JPH0576603A JP3241954A JP24195491A JPH0576603A JP H0576603 A JPH0576603 A JP H0576603A JP 3241954 A JP3241954 A JP 3241954A JP 24195491 A JP24195491 A JP 24195491A JP H0576603 A JPH0576603 A JP H0576603A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stent
- main body
- present
- expanded
- expansion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生体管路内の狭窄部を拡張する際に、外圧に
よるつぶれを防止する。 【構成】 ステント1が生体管路の狭窄部に挿入留置さ
れ、本体拡張部2が吸水膨張して内外径が拡張すると、
リング3が広げられ、端部3a,3b同士が互いに嵌合
する。これにより、狭窄部からの外圧に対して剛性が確
保され、ステント1の本体拡張部2のつぶれを防止して
狭窄部を拡張し、ドレナージ等を効果的に行なうことが
でき、生体管路拡張具としての機能を発揮することがで
きる。
よるつぶれを防止する。 【構成】 ステント1が生体管路の狭窄部に挿入留置さ
れ、本体拡張部2が吸水膨張して内外径が拡張すると、
リング3が広げられ、端部3a,3b同士が互いに嵌合
する。これにより、狭窄部からの外圧に対して剛性が確
保され、ステント1の本体拡張部2のつぶれを防止して
狭窄部を拡張し、ドレナージ等を効果的に行なうことが
でき、生体管路拡張具としての機能を発揮することがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体管路に留置して狭
窄部を拡張する生体管路拡張具に関する。
窄部を拡張する生体管路拡張具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、食道、胆管、血管、ある
いは尿道等の管状器官において、腫瘍等の原因により狭
窄部が発生した場合、この狭窄部に生体管路拡張具を挿
入留置し、前記狭窄部を拡張して体液の流通阻害を回避
することが行われる。
いは尿道等の管状器官において、腫瘍等の原因により狭
窄部が発生した場合、この狭窄部に生体管路拡張具を挿
入留置し、前記狭窄部を拡張して体液の流通阻害を回避
することが行われる。
【0003】前記生体管路拡張具としては、例えば、特
開昭62−298367号公報等に開示されている吸水
性ポリマーを含有する塩化ビニル樹脂からなるドレナー
ジカテーテルがあり、また、本出願人は、特願平2−7
7378号において、高吸水性材料の含有率を部分的に
異ならせて構成したドレナージチューブを提案してい
る。
開昭62−298367号公報等に開示されている吸水
性ポリマーを含有する塩化ビニル樹脂からなるドレナー
ジカテーテルがあり、また、本出願人は、特願平2−7
7378号において、高吸水性材料の含有率を部分的に
異ならせて構成したドレナージチューブを提案してい
る。
【0004】この吸水性材料からなる生体管路拡張具
は、生体管路に挿入され留置されると、周辺の水分を吸
収して膨張し、拡張具本体の内外径が拡大して狭窄部を
拡張するようになっている。
は、生体管路に挿入され留置されると、周辺の水分を吸
収して膨張し、拡張具本体の内外径が拡大して狭窄部を
拡張するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た吸水性材料からなる生体管路拡張具においては、拡張
具本体の膨張を容易とするため硬度が低く柔軟に形成さ
れており、狭窄部に挿入留置しておくと、吸水膨張の際
に、狭窄部からの圧力によりつぶれるおそれがあった。
た吸水性材料からなる生体管路拡張具においては、拡張
具本体の膨張を容易とするため硬度が低く柔軟に形成さ
れており、狭窄部に挿入留置しておくと、吸水膨張の際
に、狭窄部からの圧力によりつぶれるおそれがあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、生体管路の狭窄部を拡張する際に、外圧に対してつ
ぶれにくい生体管路拡張具を提供することを目的として
いる。
で、生体管路の狭窄部を拡張する際に、外圧に対してつ
ぶれにくい生体管路拡張具を提供することを目的として
いる。
【課題を解決するための手段】本発明は、生体管路内の
狭窄部に挿入されて留置され、前記狭窄部を拡張する生
体管路拡張具であって、吸水性材料からなる拡張部に、
この拡張部が吸水して膨張する際に嵌合して形状を保持
する形状保持部材を備えたものである。
狭窄部に挿入されて留置され、前記狭窄部を拡張する生
体管路拡張具であって、吸水性材料からなる拡張部に、
この拡張部が吸水して膨張する際に嵌合して形状を保持
する形状保持部材を備えたものである。
【0007】
【作用】本発明では、拡張部が吸水して膨張すると、形
状保持部材が嵌合して形状を保持し、つぶれが防止され
る。
状保持部材が嵌合して形状を保持し、つぶれが防止され
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1及び図2は本発明の第1実施例に係わり、図
1は吸水膨張前のステントの斜視図、図2は吸水膨張後
のステントの斜視図である。
する。図1及び図2は本発明の第1実施例に係わり、図
1は吸水膨張前のステントの斜視図、図2は吸水膨張後
のステントの斜視図である。
【0009】図1において、符号1は生体管路拡張具と
してのステントであり、このステント1は、生体適合性
を有する高吸水性材料からなる円筒状の本体拡張部2の
外周に、この本体拡張部2が吸水膨張して内外径が拡張
した際に形状を保持する形状保持部材としてのリング3
が嵌合されている。
してのステントであり、このステント1は、生体適合性
を有する高吸水性材料からなる円筒状の本体拡張部2の
外周に、この本体拡張部2が吸水膨張して内外径が拡張
した際に形状を保持する形状保持部材としてのリング3
が嵌合されている。
【0010】前記本体拡張部2は、例えば、塩化ビニー
ル、エチレンビニルアルコール(EVA)、シリコン、
ポリウレタン、ポリエチレン等の樹脂を基材として、こ
の基材に、高吸水性材料としての高吸水性樹脂を分散さ
せたものを素材として形成されており、前記高吸水性樹
脂としては、例えば、ポリアクリル酸ソーダ架橋物、酢
酸ビニール−アクリル酸メチル共重合体、カルボキシメ
チルセルロース、デンプン−ポリアクリルニトリル加水
分解物、デンプン−ポリアクリル酸塩、イソブチレン−
無水マレイン酸重合体、ポリエチレンオキサイド系重合
体等がある。
ル、エチレンビニルアルコール(EVA)、シリコン、
ポリウレタン、ポリエチレン等の樹脂を基材として、こ
の基材に、高吸水性材料としての高吸水性樹脂を分散さ
せたものを素材として形成されており、前記高吸水性樹
脂としては、例えば、ポリアクリル酸ソーダ架橋物、酢
酸ビニール−アクリル酸メチル共重合体、カルボキシメ
チルセルロース、デンプン−ポリアクリルニトリル加水
分解物、デンプン−ポリアクリル酸塩、イソブチレン−
無水マレイン酸重合体、ポリエチレンオキサイド系重合
体等がある。
【0011】また、前記リング3は、弾性を有する金属
ワイヤ等を長方形に形成し、短辺が端部3a,3bとし
て対向するように前記本体拡張部2の外周に巻き付けた
ものであり、前記本体拡張部2が吸水膨張する前の状態
では、前記リング3は、端部3a,3b同士の位置が互
いにずれた状態で前記本体拡張部2外周に嵌合されてい
る。
ワイヤ等を長方形に形成し、短辺が端部3a,3bとし
て対向するように前記本体拡張部2の外周に巻き付けた
ものであり、前記本体拡張部2が吸水膨張する前の状態
では、前記リング3は、端部3a,3b同士の位置が互
いにずれた状態で前記本体拡張部2外周に嵌合されてい
る。
【0012】そして、以上の構成のステント1が生体管
路の狭窄部に挿入留置され、本体拡張部2が吸水膨張し
て内外径が拡張すると、図2に示すように、リング3が
広げられ、端部3a,3b同士が互いに嵌合する。これ
により、狭窄部からの外圧に対して剛性が確保され、ス
テント1の本体拡張部2のつぶれを防止して狭窄部を拡
張し、ドレナージ等を効果的に行なうことができ、生体
管路拡張具としての機能を発揮することができる。
路の狭窄部に挿入留置され、本体拡張部2が吸水膨張し
て内外径が拡張すると、図2に示すように、リング3が
広げられ、端部3a,3b同士が互いに嵌合する。これ
により、狭窄部からの外圧に対して剛性が確保され、ス
テント1の本体拡張部2のつぶれを防止して狭窄部を拡
張し、ドレナージ等を効果的に行なうことができ、生体
管路拡張具としての機能を発揮することができる。
【0013】尚、前記リング3は、前記本体拡張部2外
周に嵌合せず、前記本体拡張部2の樹脂中に埋め込むよ
うにしても良い。
周に嵌合せず、前記本体拡張部2の樹脂中に埋め込むよ
うにしても良い。
【0014】図3〜図5は本発明の第2実施例に係わ
り、図3はステントの構成を示す説明図、図4は金属リ
ボンの説明図、図5は吸水膨張後のステントを示す説明
図である。
り、図3はステントの構成を示す説明図、図4は金属リ
ボンの説明図、図5は吸水膨張後のステントを示す説明
図である。
【0015】本実施例のステント4は、前述の第1実施
例に対し、形状保持部材として、リング3に代えて金属
リボン6を採用したものである。
例に対し、形状保持部材として、リング3に代えて金属
リボン6を採用したものである。
【0016】すなわち、図3に示すように、ステント4
は、前述の第1実施例の本体拡張部2と同様の高吸水性
樹脂からなる円筒状の本体拡張部5の外周に、この本体
拡張部5が吸水膨張して内外径が拡張した際に形状を保
持する形状保持部材としての金属リボン6が巻き付けら
れている。
は、前述の第1実施例の本体拡張部2と同様の高吸水性
樹脂からなる円筒状の本体拡張部5の外周に、この本体
拡張部5が吸水膨張して内外径が拡張した際に形状を保
持する形状保持部材としての金属リボン6が巻き付けら
れている。
【0017】この金属リボン6は、図4に示すように、
角部6aが階段状に多数形成され、これらの角部6aが
互いに嵌合するよう、前記本体拡張部5の外周に巻き付
けられている。
角部6aが階段状に多数形成され、これらの角部6aが
互いに嵌合するよう、前記本体拡張部5の外周に巻き付
けられている。
【0018】ステント4が生体管路の狭窄部に挿入留置
され、本体拡張部5が吸水膨張して金属リボン6が広げ
られると、角部6aが、吸水膨張前の図3のA,B点の
嵌合位置から、図5に示すように、ずれて互いに嵌合す
る。その結果、前述の第1実施例と同様、本体拡張部5
に対する狭窄部からの外圧に対し、本体拡張部5のつぶ
れを防止し、ドレナージ等を効果的に行なうことができ
る。
され、本体拡張部5が吸水膨張して金属リボン6が広げ
られると、角部6aが、吸水膨張前の図3のA,B点の
嵌合位置から、図5に示すように、ずれて互いに嵌合す
る。その結果、前述の第1実施例と同様、本体拡張部5
に対する狭窄部からの外圧に対し、本体拡張部5のつぶ
れを防止し、ドレナージ等を効果的に行なうことができ
る。
【0019】尚、前記金属リボン6は、前記本体拡張部
5の外周に巻き付けず、前記本体拡張部5の樹脂中に埋
め込むようにしても良い。
5の外周に巻き付けず、前記本体拡張部5の樹脂中に埋
め込むようにしても良い。
【0020】また、前記金属リボン6は、図6に示すよ
うに、階段状の角部6aを丸部7aとした金属リボン7
としても良く、この金属リボン7を前記本体拡張部5の
外周に巻き付けることにより、前記本体拡張部5が吸水
膨張して径が拡張する際に金属リボン7が摺動しやすい
ため、円滑に狭窄部を拡張して前記本体拡張部5のつぶ
れを防止することができる。
うに、階段状の角部6aを丸部7aとした金属リボン7
としても良く、この金属リボン7を前記本体拡張部5の
外周に巻き付けることにより、前記本体拡張部5が吸水
膨張して径が拡張する際に金属リボン7が摺動しやすい
ため、円滑に狭窄部を拡張して前記本体拡張部5のつぶ
れを防止することができる。
【0021】図7〜図9は本発明の第3実施例に係わ
り、図7はステントの斜視図、図8は吸水膨張前のステ
ントの断面図、図9は吸水膨張後のステントの断面図で
ある。
り、図7はステントの斜視図、図8は吸水膨張前のステ
ントの断面図、図9は吸水膨張後のステントの断面図で
ある。
【0022】本実施例のステント8は、高吸水性樹脂か
らなる1枚の樹脂シート9を丸めて略円筒形状とし、こ
の樹脂シート9の長手方向の両縁に、雄型金具10a、
雌型金具10bが、それぞれ取り付けられ、吸水膨張前
の状態で、前記雄型金具10a側が内側となり、前記雌
型金具10b側が外側となるよう前記樹脂シート9が丸
められている。
らなる1枚の樹脂シート9を丸めて略円筒形状とし、こ
の樹脂シート9の長手方向の両縁に、雄型金具10a、
雌型金具10bが、それぞれ取り付けられ、吸水膨張前
の状態で、前記雄型金具10a側が内側となり、前記雌
型金具10b側が外側となるよう前記樹脂シート9が丸
められている。
【0023】図8に示すように、前記雄型金具10a
は、断面形状が略円形に形成され、前記雌型金具10b
は、断面形状がくの字状に形成されており、樹脂シート
9が吸水膨張して内外径が拡張すると、図9に示すよう
に、前記雄型金具10aが前記雌型金具10bに嵌合し
て形状を保持する。
は、断面形状が略円形に形成され、前記雌型金具10b
は、断面形状がくの字状に形成されており、樹脂シート
9が吸水膨張して内外径が拡張すると、図9に示すよう
に、前記雄型金具10aが前記雌型金具10bに嵌合し
て形状を保持する。
【0024】本実施例では、樹脂シート9を利用した簡
単な構成で、拡張時の外圧に対し比較的強度を高くする
ことができ、樹脂シート9のつぶれを防止して生体管路
拡張具としての機能を発揮することができる。
単な構成で、拡張時の外圧に対し比較的強度を高くする
ことができ、樹脂シート9のつぶれを防止して生体管路
拡張具としての機能を発揮することができる。
【0025】図10及び図11は本発明の第4実施例に
係わり、図10はステントの構成を示す説明図、図11
は吸水膨張後のステントを示す説明図である。
係わり、図10はステントの構成を示す説明図、図11
は吸水膨張後のステントを示す説明図である。
【0026】本実施例のステント11は、前述の第1実
施例の本体拡張部2と同様の高吸水性樹脂からなる円筒
状の本体拡張部5の外周に、金属細線等からなる網13
が被覆されている。
施例の本体拡張部2と同様の高吸水性樹脂からなる円筒
状の本体拡張部5の外周に、金属細線等からなる網13
が被覆されている。
【0027】前記網13は、いわゆるメリヤス編みのよ
うなリング状の網目を有し、前記本体拡張部5が吸水膨
張して径が拡張すると、図11に示すように、リング状
の網目が開いて互いにかみあい、拡張後の形状を保持す
る。これにより、本体拡張部12の外圧によるつぶれを
防止し、ステント11の機能を発揮させることができ
る。
うなリング状の網目を有し、前記本体拡張部5が吸水膨
張して径が拡張すると、図11に示すように、リング状
の網目が開いて互いにかみあい、拡張後の形状を保持す
る。これにより、本体拡張部12の外圧によるつぶれを
防止し、ステント11の機能を発揮させることができ
る。
【0028】尚、図12に示すように、前記本体拡張部
12を、高吸水性樹脂チューブ12a,12bからなる
二重管とし、これらのチューブ12a,12bの間に前
記網13を設けても良い。
12を、高吸水性樹脂チューブ12a,12bからなる
二重管とし、これらのチューブ12a,12bの間に前
記網13を設けても良い。
【0029】図13及び図14は本発明の第5実施例に
係わり、図13はステントの構成を示す説明図、図14
は吸水膨張後のステントを示す説明図である。
係わり、図13はステントの構成を示す説明図、図14
は吸水膨張後のステントを示す説明図である。
【0030】本実施例のステント14は、図13に示す
ように、本体拡張部15を高吸水性樹脂チューブ15
a,15bからなる二重管とし、これらのチューブ15
a,15bの間に金属細線等からなる格子状の網16を
設けたものである。
ように、本体拡張部15を高吸水性樹脂チューブ15
a,15bからなる二重管とし、これらのチューブ15
a,15bの間に金属細線等からなる格子状の網16を
設けたものである。
【0031】本実施例では、本体拡張部15が吸水膨張
して径が拡張すると、図14に示すように、網16の網
目の間に樹脂17が入り込んで外圧に対してつぶれを防
止し、前述の各実施例と同様、生体管路拡張具としての
機能を発揮することができる。
して径が拡張すると、図14に示すように、網16の網
目の間に樹脂17が入り込んで外圧に対してつぶれを防
止し、前述の各実施例と同様、生体管路拡張具としての
機能を発揮することができる。
【0032】図15及び図16は本発明の第6実施例に
係わり、図15はステントの構成を示す説明図、図16
は吸水膨張後のステントを示す説明図である。
係わり、図15はステントの構成を示す説明図、図16
は吸水膨張後のステントを示す説明図である。
【0033】本実施例のステント18は、図15に示す
ように、高吸水性樹脂からなる本体拡張部19に、前述
の第4実施例と同様の網目を有する網20を被覆し、こ
の網20の網目の中に、高吸水性の樹脂ビーズ21を設
けたものである。
ように、高吸水性樹脂からなる本体拡張部19に、前述
の第4実施例と同様の網目を有する網20を被覆し、こ
の網20の網目の中に、高吸水性の樹脂ビーズ21を設
けたものである。
【0034】本実施例では、ステント18が生体管路の
狭窄部に挿入留置されると、本体拡張部19とともに樹
脂ビーズ21が吸水膨張し、図16に示すように、この
樹脂ビーズ21の膨張圧力で網20の網目が押し広げら
れる。
狭窄部に挿入留置されると、本体拡張部19とともに樹
脂ビーズ21が吸水膨張し、図16に示すように、この
樹脂ビーズ21の膨張圧力で網20の網目が押し広げら
れる。
【0035】その結果、狭窄部からの外圧に対して、前
記樹脂ビーズ21により押し広げられた網20が、拡張
した本体拡張部19の径を保持し、つぶれを防止する。
記樹脂ビーズ21により押し広げられた網20が、拡張
した本体拡張部19の径を保持し、つぶれを防止する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、拡
張部が吸水して膨張すると、形状保持部材により形状が
保持されるため、生体管路の狭窄部を拡張する際の外圧
によるつぶれを防止することができ、生体管路拡張具と
しての本来の機能を十分に発揮することができる等優れ
た効果が得られる。
張部が吸水して膨張すると、形状保持部材により形状が
保持されるため、生体管路の狭窄部を拡張する際の外圧
によるつぶれを防止することができ、生体管路拡張具と
しての本来の機能を十分に発揮することができる等優れ
た効果が得られる。
【図1】本発明の第1実施例に係わり、吸水膨張前のス
テントの斜視図
テントの斜視図
【図2】本発明の第1実施例に係わり、吸水膨張後のス
テントの斜視図
テントの斜視図
【図3】本発明の第2実施例に係わり、ステントの構成
を示す説明図
を示す説明図
【図4】本発明の第2実施例に係わり、金属リボンの説
明図
明図
【図5】本発明の第2実施例に係わり、吸水膨張後のス
テントを示す説明図
テントを示す説明図
【図6】変形例に係わり、金属リボンの説明図
【図7】本発明の第3実施例に係わり、ステントの斜視
図
図
【図8】本発明の第3実施例に係わり、吸水膨張前のス
テントの断面図
テントの断面図
【図9】本発明の第3実施例に係わり、吸水膨張後のス
テントの断面図
テントの断面図
【図10】本発明の第4実施例に係わり、ステントの構
成を示す説明図
成を示す説明図
【図11】本発明の第4実施例に係わり、吸水膨張後の
ステントを示す説明図
ステントを示す説明図
【図12】変形例に係わり、ステントの構成図
【図13】本発明の第5実施例に係わり、ステントの構
成を示す説明図
成を示す説明図
【図14】本発明の第5実施例に係わり、吸水膨張後の
ステントを示す説明図
ステントを示す説明図
【図15】本発明の第6実施例に係わり、ステントの構
成を示す説明図
成を示す説明図
【図16】本発明の第6実施例に係わり、吸水膨張後の
ステントを示す説明図
ステントを示す説明図
1 ステント 2 本体拡張部 3 リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 晃一 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大関 和彦 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 植田 康弘 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉野 謙二 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 萩野 忠夫 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 生体管路内の狭窄部に挿入されて留置さ
れ、前記狭窄部を拡張する生体管路拡張具であって、 吸水性材料からなる拡張部に、この拡張部が吸水して膨
張する際に嵌合して形状を保持する形状保持部材を備え
たことを特徴とする生体管路拡張具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3241954A JPH0576603A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 生体管路拡張具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3241954A JPH0576603A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 生体管路拡張具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576603A true JPH0576603A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17082047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3241954A Withdrawn JPH0576603A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 生体管路拡張具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0576603A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5499994A (en) * | 1993-07-30 | 1996-03-19 | American Medical Systems, Inc. | Dilation device for the urethra |
US5588965A (en) * | 1995-03-07 | 1996-12-31 | American Medical Systems, Inc. | Device for slowly dilating the prostatic urethra |
US6245100B1 (en) | 2000-02-01 | 2001-06-12 | Cordis Corporation | Method for making a self-expanding stent-graft |
US6296661B1 (en) | 2000-02-01 | 2001-10-02 | Luis A. Davila | Self-expanding stent-graft |
WO2008152465A3 (fr) * | 2007-06-12 | 2009-12-10 | Bioring Sa | Dispositif biodégradable pour angioplastie temporaire et induction réparatrice des conduits vasculaires en général et des artères coronaires en particulier |
JP2013192861A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Terumo Corp | 生体内留置用ステントおよび生体器官拡張器具 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3241954A patent/JPH0576603A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5499994A (en) * | 1993-07-30 | 1996-03-19 | American Medical Systems, Inc. | Dilation device for the urethra |
US5588965A (en) * | 1995-03-07 | 1996-12-31 | American Medical Systems, Inc. | Device for slowly dilating the prostatic urethra |
US6245100B1 (en) | 2000-02-01 | 2001-06-12 | Cordis Corporation | Method for making a self-expanding stent-graft |
US6296661B1 (en) | 2000-02-01 | 2001-10-02 | Luis A. Davila | Self-expanding stent-graft |
WO2008152465A3 (fr) * | 2007-06-12 | 2009-12-10 | Bioring Sa | Dispositif biodégradable pour angioplastie temporaire et induction réparatrice des conduits vasculaires en général et des artères coronaires en particulier |
JP2013192861A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Terumo Corp | 生体内留置用ステントおよび生体器官拡張器具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5968070A (en) | Covered expanding mesh stent | |
JP3814596B2 (ja) | 可変状態維持型ステントの製造方法及びこれにより製造された可変状態維持型ステント | |
US5792156A (en) | Instrument for vascular surgery and its use | |
US5755776A (en) | Permanent expandable intraluminal tubular stent | |
JP2925327B2 (ja) | 尿道の拡張装置 | |
JP4312759B2 (ja) | 金属電極 | |
JP5185987B2 (ja) | 前立腺尿道拡張用ステント | |
JPH03198845A (ja) | 血管用補綴具 | |
CA2513778A1 (en) | Ureteral stent and related methods | |
JP2009538184A (ja) | 血流の調整装置 | |
JPH10510445A (ja) | 生体内導管を拡大する外科用の拡張可能な体内筒体 | |
JP2004505690A5 (ja) | ||
JP2011120920A (ja) | 管腔用補綴物 | |
JPH08510152A (ja) | ステントデリバリーシステム | |
JPH0576603A (ja) | 生体管路拡張具 | |
JPH0576602A (ja) | 生体管路拡張具 | |
JP3009638U (ja) | ステント | |
CN1306407A (zh) | 低压力斯坦特固定模 | |
JPH039746A (ja) | 生体内留置型ステント | |
KR102133818B1 (ko) | 미끄럼 방지용 스텐트 | |
JP2021512717A5 (ja) | ||
JP5433482B2 (ja) | 生体器官拡張器具 | |
JPH03277377A (ja) | 生体管路拡張具 | |
CN219480465U (zh) | 气管支架 | |
JP3640696B2 (ja) | 管腔臓器治療具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |