JPH039746A - 生体内留置型ステント - Google Patents

生体内留置型ステント

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JPH039746A
JPH039746A JP2040909A JP4090990A JPH039746A JP H039746 A JPH039746 A JP H039746A JP 2040909 A JP2040909 A JP 2040909A JP 4090990 A JP4090990 A JP 4090990A JP H039746 A JPH039746 A JP H039746A
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stent
tube
erbd
rings
fixing member
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JP2040909A
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Ryuta Sekine
竜太 関根
Kazuhiko Ozeki
大関 和彦
Isami Hirao
平尾 勇実
Ryoichi Kono
小納 良一
Yasuhiro Ueda
康弘 植田
Yousuke Yoshimoto
羊介 吉本
Yukio Sato
由紀夫 佐藤
Eiichi Fuse
栄一 布施
Noriyasu Aoki
義安 青木
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/82Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/92Stents in the form of a rolled-up sheet expanding after insertion into the vessel, e.g. with a spiral shape in cross-section
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2230/00Geometry of prostheses classified in groups A61F2/00 - A61F2/26 or A61F2/82 or A61F9/00 or A61F11/00 or subgroups thereof
    • A61F2230/0063Three-dimensional shapes
    • A61F2230/0073Quadric-shaped
    • A61F2230/008Quadric-shaped paraboloidal

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば食道、胆管、血管、尿道等の生体管腔臓
器における狭窄部位に挿入して留置しその内腔空間を確
保するための生体内留置型ステントに関する。
[従来の技術] 一般に、食道、胆管、血管、尿道等の生体管腔臓器の狭
窄部位に挿入して留置し、その内腔空間を確保する生体
内留置型ステントとしてはこれまで種々のものが考えら
れている。その1例として実開昭62−82041号公
報のものが挙げられる。これは充分な内腔空間を確保す
るために、その狭窄部位をダイレータやブジー等で充分
に拡張した後、狭窄部位の内径よりも大きな外径を有す
るステントを圧入するようにして使用される。
しかしながら、このものにあっては狭窄部位へのステン
トの挿入、狭窄部位の拡張等が困難であり、その手技が
繁雑であった。さらに、狭窄部を拡張する速度が早いた
め、その拡張時に臓器に裂傷等の障害を与えたり、ステ
ントの挿入時に穿孔を起したりする危険性を有している
。このため、多大な注意を払ってその手技を行なわなけ
ればならなかった。
一方、その拡張や挿入の手技を簡単にするため、形状記
憶合金、形状記憶樹脂等を利用し、狭窄部位に挿入した
後、加熱によって自己拡張するステントが考えられてい
る(特開昭62−201163号公報、特開昭63−2
57576号公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、これら従来のものは挿入や拡張の手技が
簡易なものとなるが、その拡張は加熱によってすみやか
に起きるため、生体の裂傷、穿孔等のおそれが完全に解
消されたものではない。
さらに、感熱材料を使用しているため、これを食道に使
用した場合には、飲食物の温度によってステントが軟化
し、脱落を起すことも考えられる。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的
とするところは、生体の狭窄部位への挿入が容易で、か
つ、生体組織に損傷を与えることなく、緩やかに自己拡
張して充分な内腔空間を確保することが可能であり、さ
らに、使用環境が変化しても脱落しにくい生体内留置型
ステントを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために本発明は、弾性体よりなる管
状のステント本体と、このステント本体をその外径が小
さくする形態に畳んでその状態に結束する生体分解性材
料よりなる固定部材とを具備してなる生体内留置型ステ
ントである。
[作 用〕 しかして、このステントを生体内に挿入すると、生体内
分解性材料からなる固定部材が生体内の分泌物等の物質
によって徐々に分解される。そして、この固定部材が部
分的切断を起して保持強度の劣化を起す。この固定部材
の強度劣化に伴いステン)・はそれ自身の弾性によって
徐々に拡張する。さらに、時間が経過して固定部材の分
解が進み、固定部材の保持力がなくなると、ステントは
弾性によって本来の大きさに拡張し、内腔空間を確保す
る。
[実施例] 第1図ないし第7図は本発明の第1の実施例を示すもの
である。この第1の実施例は8本発明を経内視鏡的に胆
管に挿入して留置するドレナージチューブ(以下これを
ERBDチューブと称する。)1に適用した例である。
このERBDチューブ1は、シリコンゴム、ポリエチレ
ン、ポリウレタン、ポリテトラフロロエチレン等の生体
内の環境下で安定な性質を有する弾性材料よりなるステ
ント本体2からなり、このステント本体2は第3図で示
すように一部に切欠き2aを有した筒状に形成されてい
る。そして、通常の状態では第3図で示すように広がり
大きな筒状の形になる。
このステント本体2は第1図および第2図で示すように
畳まれた状態で後述する固定部材によって保持されるよ
うになっている。上記固定部材は帯状のリング3,3か
らなり、このリング3.3は、例えば、ポリL−乳酸、
ゼラチン、コラーゲン、ポリカプロラクトン、キトサン
、カットグツド等の生体分解性材料より形成されている
そして、ステント本体2は第1図および第2図で示すよ
うに一部が重なり合うように畳んでその外径が小さくな
るようにし、この畳んだ状態を維持するようにその外側
からリング3,3を挿入して装着する。したがって、ス
テント本体2はその外径が小さくなるように畳まれてリ
ング3,3により締結されるとともに、リング3.3は
そのステント本体2の外周に固定される。
次に、上記ERBDチューブ1を使用するときの作用を
説明する。このERBDチューブ1は内視鏡を利用して
一般的な方法により挿入される。
第4図は胆道狭窄部位にERBDチューブ1を挿入した
状態を示している。第4図において、4は十二指腸、5
は十二指腸乳頭、6は胆管、7は胆嚢、8は狭窄を起し
ている癌組織部を示す。
すなわち、ERBDチューブ1をあらかじめ十二指wJ
4内に挿入した内視鏡(図示しない。)により十二指腸
乳頭5より胆管6内に逆行的に挿入される。そして、胆
管6内に挿入されると、ERBDチューブ1は第5図な
いし第7図で順次示すように時間を追って変化する。つ
まり、第5図で示す状態では、ERBDチューブ1を挿
入した直後を示している。この挿入時点ではリング3゜
3はほとんど分解を受けていない。また、ステント本体
2は畏まれた小径な状態である。
第6図では挿入してから数日後の状態を示す。
リング3.3は分解を受け、その強度が低下している。
リング3,3の強度が低下するに伴い、ステント本体2
はそれ自身の弾性によって第5図の状態より拡張し、そ
れに伴って癌組織部8による狭窄部位も若干拡張される
。なお、分解したものは生体に吸収される。しかし、ポ
リL−乳酸等は生体に吸収されずに残留するが、多くは
生理作用によって自然に排出される。このように生体吸
収材料のものは機能的に生体分解性の材料である。
第7図は、さらに、その数日後の状態を示す。
リング3.3は分解により完全に破断し、痕跡を示すの
みとなっている。ステント本体2はリング3.3の締結
固定力から開放され、第3図で示す本来の形状に復元拡
張する。これに伴い癌組織部8による狭窄も拡張され、
内腔空間を確保する。
しかして、狭窄部位にERBDチューブ1を挿入する時
点では、ステント本体2は小径な状態に畳まれており、
このため、挿入が容易である。また、ステント本体2は
一旦、挿入した後は、自己拡張するため、充分な内径が
確保できる。
そして、拡張速度が従来のブジー、ダイレータや形状記
憶材料よりなるステントと比較して遅いため、生体へ裂
傷、穿孔等の損傷を与えることがない。
また、形状記憶材料よりなるステントと異なり、温度変
化を受けても脱落する恐れがない。
なお、ステント1の拡張速度は生体内の分泌物等による
リング3,3の分解速度によって決定されるため、リン
グ3,3の幅、厚み、材質、平均分子量、分子量分布、
架橋密度等を変更することにより、任意に変更可能であ
る。
第8図ないし第13図は本発明の第2の実施例を示すも
のである。この第2の実施例は、食道狭窄部位に挿入使
用する食道プロステーセス(食道チューブ)10に適用
したものである。この食道プロステーセス10は、生体
内の環境下で安定な弾性材料よりなるステント本体11
と生体分解性材料よりなるリング12.12よりなる。
ステント本体11は本来、第10図および第11図で示
すように上端縁がロート状に幅が広くなった管状体から
なる。
そして、このステント本体11を第8図および第9図で
示すように一側周部を押込んで畳む。この後、両端外周
部分をそれぞれリング12.12にて締結して固定する
。しかして、ステント本体11は全体的にその外径が小
径になる。
次に、この食道プロステーセス10の使用方法を説明す
る。第12図は畳んだ食道プロステーセス10を食道狭
窄部位に挿入した状態を示す。図中13は食道、14は
食道癌を示す。食道プロステーセス10は先(上)端側
に位置させるロート状の縁部が食道癌14により狭窄部
に引っ掛り、脱落することはない。
第13図は挿入した後7日経過したときに状態を示す。
この時点ではリング12.12は食道13内の液体によ
り分解を受け、切断され断片をとどめるのみである。ス
テント本体11は第10図および第11図で示す本来の
形状まで弾性によって拡張し、充分な内腔を確保する。
第14図ないし第19図は本発明の第3の実施例を示す
ものである。この第3の実施例は、上記第1の実施例と
同様にERBDチューブ30に係るものである。このE
RBDチューブ30は上記同様に生体内の環境下で安定
する弾性体よりなるステント本体31を有し、このステ
ント本体31は巻き畳まれてた形で、それぞれ生体分解
材料よりなる複数のリング32.33.34によって締
結固定されている。両端部外周にはそれぞれ第1のリン
グ32.32で固定し、さらに、この各節1のリング3
2.32よりも内側には同じく第2のリング33.33
を配設する。そして、第3のリング34はそれらの最も
内側でステント本体31の中央部分に配設する。第1の
リング32゜32は最も内径が小さく、かつ幅が狭い。
第2のリング33.33は第1のリング32.32より
も大きな内径と幅を有している。第3のリング34は最
も大きな内径と幅を有する。
第16図ないし第19図はそのERBDチューブ30を
胆管の狭窄部位に挿入したのちの状態を順次経時的に示
したものである。まず、第16図は挿入直後のERBD
チューブ30の状態を示す。
この時点では第1ないし第3の各リング32゜32,3
3,33.34はほとんど分解を受けていない。ステン
ト本体31は巻き畳まれたままの状態である。
第17図は数日経過後のERBDチューブ30の状態を
示す。第1ないし第3のリング32゜32.33,33
.34は生体内で分解を受け、最も幅の狭い第1のリン
グ32.32は切断している。この最も外側に位置する
第1のリング32゜32が切断されることにより、ステ
ント本体31はそれ自身の復元弾性力によって、第2の
リング33.33の内径まで拡張する。
第18図は挿入約1週間経過後の状態を示している。こ
の状態では第1ないし第3のリング32゜32.33.
33.34の分解はさらに進み、第1のリング32.3
2に続いて第2のリング33゜33も切断され、ステン
ト本体31は弾性によって第3のリング34の内径まで
拡張する。
第19図は挿入2週間経過後の状態を示している。この
ときは第1ないし第3のリング32゜32.33,33
.34の分解は充分に進み、第1のリング3232は完
全に消失している。また、第3のリング34も切断され
、ステント本体31は、本来の外径まで弾性によって拡
張する。
この実施例によれば、上述した第1の実施例の効果に加
えて、分解速度の異なる各リング32゜32.33,3
3.34によって固定しているため、ステント本体31
の拡張が確実に段階的に進むため、短期間に大きな拡張
は発生することがなく、生体へ裂傷、穿孔等の損傷を与
える危険性をより少なくすることができる。
なお、この第3の本実施例においては締結固定用リング
32,32.33,33.34を3種類用いたが、締結
固定用リングの種類や数量等は任意に変更可能である。
また、この第3の実施例においては、各リング32.3
2.33,33.34の切断時期を異ならせるために、
そのリング32,32.33゜33.34の幅を異なる
ものとしたが、その幅を一定としその厚さを変更しても
よい。また、幅、厚さの両方を変更してもよい。さらに
、リング32.32.3B、33.34の切断速度を変
化させるための材質の異なるリングを使用してもよい。
分子量分布、平均分子量、架橋密度等の異なるリングと
してもよい。
なお、例えばステント本体20の畳み方は自在に変更可
能であり、例えば、第21図、第22図、第23図で示
すような各形態でもよく、また、これ以外の形態であっ
てもよい。さらに、ステント本体20を固定するリング
22としても、第24図に示すように4本用いたもの、
または、これ以外の本数のものでもよい。また、第25
図に示すようにステント本体21の大部分を包む様な幅
広のものでよい。
さらに、第26図、および第27図で示すようにステン
ト本体23の外周側に、ステント本体23の移動、脱落
を防止する突起物(フラップ)24を設けてもよい。な
お、25.25は上記同様のリングである。
第28図ないし第31図は本発明の第4の実施例を示す
ものである。この第4の実施例では第1の実施例におけ
るERBDチューブ1と同様に構成されるが、そのステ
ント本体2を高吸水性樹脂を混入した塩化ビニール製シ
ートにより作製してなり、これを丸めて縮めた状態で、
生体吸収性材料からなる帯状のリング3,3により固定
した。
生体吸収性材料のものは同時に生体分解性の材料でもあ
る。
帯状のリング3.3により固定したステント本体2の通
常の状態は第29図で示すように丸めて丑まれでいるか
ら、その内外径は小さい。
しかして、このERBDチューブ1が前述したように体
内に留置されると、生体吸収性材料からなる帯状のリン
グ3,3が生体に吸収されることによりステント本体2
はそれ自身の弾性力により第29図で示す状態から第3
0図で示す状態(内径A)に拡がる。また、同時にステ
ント本体2に混入した高吸水性樹脂が生体内の水分を吸
収して膨脹し、第31図で示すようにステント本体2を
内径Bまでさらに拡張する。
このようにステント本体2を高吸水性樹脂を混入した塩
化ビニール製シートにより作製したから、それ自身のも
つ弾性復元力での拡張以上にその内径を大きく拡張でき
る。
第32図ないし第34図は本発明の第5の実施例を示す
ものである。この第5の実施例では上述した第4の実施
例と同様にそのERBDチューブ1のステント本体2を
高吸水性樹脂を混入した塩化ビニール製シートで作る。
さらに、ステント本体2は展開した形状が第32図で示
すようにいわゆる短冊シート状に形成している。つまり
、連結端縁部41に間隔をあけて複数の冊片部42を連
設したものである。
そして、このように構成したステント本体2を第33図
および第34図で示すように丸め、その突当て端縁同志
を固定部材43で連結した。固定部材43は生体吸収材
料によって形成されている。
この使用方法は上述した場合と同じである。
この実施例の構成によれば、ステント本体2に柔軟性を
もたせることができる。したがって、挿入性の向上が図
れ、例えば、内視鏡のチャンネルから乳頭部への挿入が
容易になる。
なお、この場合、第35図および第36図で示すように
ステント本体2の展開形状をいわゆるジグザク状に形成
してもよい。
第37図ないし第39図は本発明の第6の実施例を示す
ものである。この第6の実施例ではそのERBDチュー
ブ1のステント本体を複数のプレート45で形成し、こ
れらのプレート45を丸めて収縮させた状態で、第37
図で示すように生体吸収材料によって形成された円筒状
の固定部材46内に間隔をあけて収納した。また、この
収納状態において各プレート45における切れ目47の
位置を不揃いとしている。また、その他の構成は上記第
4の実施例のもの同じである。
そして、これを使用する場合には前述した第1の実施例
と同様に内視鏡を使用して第38図および第39図で示
すように狭窄を起している胆管6に挿入される。このよ
うに胆管6内に挿入されると、その固定部材46が分解
吸収され、各プレート45のみが残り、それ自身の弾性
復元力で拡張し、狭窄部を拡げる。
このような構成によれば、ステント本体が複数のプレー
ト45に分かれているため、ERBDチューブ1として
の柔軟性がある。したがって、挿入性がよい。また、各
プレート45における切れ目47の位置を不揃いとした
ため、留置部位の内腔を均一に拡張することができる。
なお、本発明は上述したような各側のものに限定される
ものではない。例えば、ERBDチューブや食道プロス
テーセス以外にも、生体管腔臓器であれば、任意に変更
可能であり、ステント本体の形態も挿入部位に合せて変
更可能なものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、生体管腔の狭窄部
位への挿入がきわめて容易にできるようになり、しかも
、挿入後において自己拡張するため充分な内腔空間が確
保できる。さらに、その拡張する速度が従来のブジー、
ダイレータや形状記憶材料よりなるステント等と比較し
て遅くできるから、生体への裂傷、穿孔等の損傷を与え
ることがなくなり、安全性を確保できる。また、形状記
憶材料よりなるステントのものと異なり、温度変化を受
けても脱落するおそれがない。
さらに、生体内分解性材料の種類、形状(大きさ)を適
宜選定することで拡張の時間(速さ)を容易にコントロ
ールでき、使用する患部に対応しての最適な拡張を行な
うことができる。例えば、ERBDチューブでは10時
間から1日、食道プロステーセスでは2日から3日、経
皮皮孔形成術では2日〜7日を任意に設定して使用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は畳んだERBDチューブの側面図、第2図はその
ERBDチューブの正面断面図、第3図は広がったER
BDチューブの正面断面図、第4図はそのERBDチュ
ーブの装填状態の説明図、第5図ないし第7図はERB
Dチューブの広がる順序を順次示す側断面図である。第
8図ないし第13図は本発明の第2の実施例を示し、第
8図は畳んだ食道プロステーセスの側面図、第9図はそ
の食道プロステーセスの断面図、第10図は広がった食
道プロステーセスの側面図、第11図はその広がった食
道プロステーセスの断面図、第12図および第13図は
その食道プロステーセスの使用説明図である。第14図
ないし第19図は本発明の第3の実施例を示し、第14
図は畳んだERBDチューブの側面図、第15図はその
ERBDチューブの断面図、第16図ないし第19図は
ERBDチューブの使用状態の変化を示す側面図である
。第20図ないし第23図は他の変形例を示すステント
本体の断面図、第24図および第25図はさらに他のス
テント本体の側面図、第26図はまた別のステント本体
の側面図、第27図はそのステント本体の断面図である
。第28図ないし第31図は本発明の第4の実施例を示
し、第28図は畳んだERBDチューブの側面図、第2
9図はそのERBDチューブの正面断面図、第30図は
広がったERBDチューブの正面断面図、第31図はそ
のERBDチューブがさらに拡がった状態の正面断面図
である。第32図ないし第34図は本発明の第5の実施
例を示し、第32図はERBDチューブのステント本体
の展開図、第33図は畳んだERBDチューブの側面図
、第34図はそのERBDチューブの正面断面図である
。第35図ないし第36図は本発明の第6の実施例を示
し、第35図はERBDチューブのステント本体の展開
図、第36図は畳んだERBDチューブの側面図である
。第37図ないし第39図は本発明の第7の実施例を示
し、第37図は畳んだERBDチューブの側断面図、第
38図および第39図はそのERBDチューブの使用例
の説明図である。 1・・・ERBDチューブ、2・・・ステント本体、3
・・・リング、10・・・食道プロステーセス、11・
・・ステント本体、12・・・リング、20・・・ステ
ント本体、21・・・ステント本体、22・・・リング
、23・・・ステント本体、30・・・ERBDチュー
ブ、31・・・ステント本体、32,33.34・・・
リング、43・・・固定部材、46・・・固定部材。 第5図 第3図 第6図 第7図 第4図 第9図 第12図 第1IIJ 第13図 第24図 第25図 第22図 第23図 2 第 8 図 第 9 図 第 0 図 第 1 図 第 2 図 第 3 図 第 4 jで

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  弾性体よりなる管状のステント本体と、このステント
    本体をその外径が小さくする形態に畳んだ状態に結束す
    る生体分解性材料よりなる固定部材とを具備してなるこ
    とを特徴とする生体内留置型ステント。
JP2040909A 1989-03-27 1990-02-23 生体内留置型ステント Pending JPH039746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2040909A JPH039746A (ja) 1989-03-27 1990-02-23 生体内留置型ステント

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-71949 1989-03-27
JP7194989 1989-03-27
JP2040909A JPH039746A (ja) 1989-03-27 1990-02-23 生体内留置型ステント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH039746A true JPH039746A (ja) 1991-01-17

Family

ID=26380424

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2040909A Pending JPH039746A (ja) 1989-03-27 1990-02-23 生体内留置型ステント

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JP (1) JPH039746A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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