JPH057639A - ゴルフクラブシヤフト - Google Patents
ゴルフクラブシヤフトInfo
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- JPH057639A JPH057639A JP3188040A JP18804091A JPH057639A JP H057639 A JPH057639 A JP H057639A JP 3188040 A JP3188040 A JP 3188040A JP 18804091 A JP18804091 A JP 18804091A JP H057639 A JPH057639 A JP H057639A
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- Japan
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- golf club
- prepreg
- club shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 例え段部が形成されたものであっても、皺な
どを生じることなく一様な品質を有しており、特に、圧
縮強度、衝撃強度及び捩り破壊強度などの低下を来すこ
とがない。 【構成】 ゴルフクラブシャフトは複数の繊維強化樹脂
層からなり、繊維強化樹脂層の間に、最外層に、又は最
内層に1層或は複数層とされるプリプレグ層が配置され
る。該プリプレグ層は、箔状エキスパンドメタル層3の
少なくとも一側に、強化繊維2の中にマトリクス樹脂5
が含浸された繊維強化複合樹脂層5或は強化繊維を有さ
ない樹脂層が配置されたプリプレグ1にて形成される。
どを生じることなく一様な品質を有しており、特に、圧
縮強度、衝撃強度及び捩り破壊強度などの低下を来すこ
とがない。 【構成】 ゴルフクラブシャフトは複数の繊維強化樹脂
層からなり、繊維強化樹脂層の間に、最外層に、又は最
内層に1層或は複数層とされるプリプレグ層が配置され
る。該プリプレグ層は、箔状エキスパンドメタル層3の
少なくとも一側に、強化繊維2の中にマトリクス樹脂5
が含浸された繊維強化複合樹脂層5或は強化繊維を有さ
ない樹脂層が配置されたプリプレグ1にて形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の繊維強化樹脂層
からなるゴルフクラブシャフトに関するものであり、特
に、少なくとも前記繊維強化樹脂層の間に、最外層に、
又は最内層に、箔状エキスパンドメタル層を備えたプリ
プレグ層を設けたことを特徴とするゴルフクラブシャフ
トに関するものである。更に詳しく言えば、本発明に
て、プリプレグ層は、箔状エキスパンドメタル層の少な
くとも一側に、強化繊維の中にマトリクス樹脂が含浸さ
れた繊維強化複合樹脂層或は強化繊維を有さない樹脂層
が配置された、衝撃強度及び捩り破壊強度に優れたプリ
プレグにて形成される。
からなるゴルフクラブシャフトに関するものであり、特
に、少なくとも前記繊維強化樹脂層の間に、最外層に、
又は最内層に、箔状エキスパンドメタル層を備えたプリ
プレグ層を設けたことを特徴とするゴルフクラブシャフ
トに関するものである。更に詳しく言えば、本発明に
て、プリプレグ層は、箔状エキスパンドメタル層の少な
くとも一側に、強化繊維の中にマトリクス樹脂が含浸さ
れた繊維強化複合樹脂層或は強化繊維を有さない樹脂層
が配置された、衝撃強度及び捩り破壊強度に優れたプリ
プレグにて形成される。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴルフクラブシャフトとして、軽
量で且つ機械的強度が高いという理由から、例えば強化
繊維として炭素繊維を使用した炭素繊維強化複合樹脂に
て作製されたものが多く利用されており、良好な成果を
収めている。
量で且つ機械的強度が高いという理由から、例えば強化
繊維として炭素繊維を使用した炭素繊維強化複合樹脂に
て作製されたものが多く利用されており、良好な成果を
収めている。
【0003】斯る従来のゴルフクラブシャフトは、複数
層の炭素繊維強化複合樹脂層などから構成されるが、図
3に図示されるように、所定の形状寸法に裁断した炭素
繊維強化プリプレグ101を所定枚数だけマンドレル1
00に巻き付け、硬化することによって形成される。こ
のとき、捩り及び曲げ性能を向上せしめるために、炭素
繊維強化プリプレグとしては、図3に図示されるよう
に、炭素繊維がゴルフクラブシャフトの軸線に対して互
に反対方向に角度(θ)(通常、θ=35°〜45°)
だけ傾斜するように配列されたプリプレグ101(アン
グル層101’)と、図4に図示されるように、炭素繊
維がゴルフクラブシャフトの軸線に対して平行(θ=0
°)に配列されたプリプレグ102(ストレート層10
2’)とが使用され、基本的には、図5に図示されるよ
うに、ゴルフクラブシャフトの内側層にプリプレグ10
1(アングル層101’)が、外側層にプリプレグ10
2(ストレート層102’)が使用されることが多い。
層の炭素繊維強化複合樹脂層などから構成されるが、図
3に図示されるように、所定の形状寸法に裁断した炭素
繊維強化プリプレグ101を所定枚数だけマンドレル1
00に巻き付け、硬化することによって形成される。こ
のとき、捩り及び曲げ性能を向上せしめるために、炭素
繊維強化プリプレグとしては、図3に図示されるよう
に、炭素繊維がゴルフクラブシャフトの軸線に対して互
に反対方向に角度(θ)(通常、θ=35°〜45°)
だけ傾斜するように配列されたプリプレグ101(アン
グル層101’)と、図4に図示されるように、炭素繊
維がゴルフクラブシャフトの軸線に対して平行(θ=0
°)に配列されたプリプレグ102(ストレート層10
2’)とが使用され、基本的には、図5に図示されるよ
うに、ゴルフクラブシャフトの内側層にプリプレグ10
1(アングル層101’)が、外側層にプリプレグ10
2(ストレート層102’)が使用されることが多い。
【0004】このような構成のゴルフクラブシャフトに
おいても、更に、強度及び弾性率の点で、或は、使用時
の感触の点で改良が望まれており、斯る要望に応えるべ
く、炭素繊維の間に、炭素繊維とは異なる例えばボロン
繊維、チタン繊維、アモルファス繊維、ステンレススチ
ール繊維、ガラス繊維、種々の有機繊維などの異種繊維
を配列したハイブリッドプリプレグを用いることが提案
され、そのための研究が盛んに行われている。本発明者
らは、この目的のためのハイブリッドプリプレグを提案
した(特願平1−342441号)。
おいても、更に、強度及び弾性率の点で、或は、使用時
の感触の点で改良が望まれており、斯る要望に応えるべ
く、炭素繊維の間に、炭素繊維とは異なる例えばボロン
繊維、チタン繊維、アモルファス繊維、ステンレススチ
ール繊維、ガラス繊維、種々の有機繊維などの異種繊維
を配列したハイブリッドプリプレグを用いることが提案
され、そのための研究が盛んに行われている。本発明者
らは、この目的のためのハイブリッドプリプレグを提案
した(特願平1−342441号)。
【0005】このようなハイブリッドプリプレグは簡単
に製造し得て、機械的強度の向上及び感触の改善を達成
し得る。
に製造し得て、機械的強度の向上及び感触の改善を達成
し得る。
【0006】最近においては、更に、折損防止及び飛距
離の増大などのために、引張強度、圧縮強度及び弾性
率、更には、粘りなどのような機械的特性の向上が希求
されており、又、使用時の感触(打球感)、特に従来の
金属シャフトが有する感触が強く望まれており、なお一
層の改良が希求されている。
離の増大などのために、引張強度、圧縮強度及び弾性
率、更には、粘りなどのような機械的特性の向上が希求
されており、又、使用時の感触(打球感)、特に従来の
金属シャフトが有する感触が強く望まれており、なお一
層の改良が希求されている。
【0007】この目的のために、図6に示すように、強
化繊維2の中にマトリクス樹脂5が含浸された繊維強化
複合樹脂層4の一側に金属箔層3Aが積層された繊維強
化プリプレグ1Aが提案されている(例えば、特開昭6
1−148045号公報を参照せよ)。
化繊維2の中にマトリクス樹脂5が含浸された繊維強化
複合樹脂層4の一側に金属箔層3Aが積層された繊維強
化プリプレグ1Aが提案されている(例えば、特開昭6
1−148045号公報を参照せよ)。
【0008】このような繊維強化プリプレグ1は、圧縮
強度、衝撃強度及び捩り破壊強度などに優れ、特に、こ
れらプリプレグにてゴルフクラブシャフトを製作した場
合には従来の金属シャフトが有する感触を達成し得るこ
とが分かった。
強度、衝撃強度及び捩り破壊強度などに優れ、特に、こ
れらプリプレグにてゴルフクラブシャフトを製作した場
合には従来の金属シャフトが有する感触を達成し得るこ
とが分かった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者らの研究実験の結果によると、金属箔層を有した繊維
強化プリプレグを使用して、ゴルフクラブシャフトを製
造した場合に、シャフトの形状によっては次に説明する
ような問題が生じることを見出した。
者らの研究実験の結果によると、金属箔層を有した繊維
強化プリプレグを使用して、ゴルフクラブシャフトを製
造した場合に、シャフトの形状によっては次に説明する
ような問題が生じることを見出した。
【0010】図7にゴルフクラブシャフト200を製造
する場合を示すが、ゴルフクラブシャフト200は、通
常、細長の傾斜マンドレル100に繊維強化プリプレグ
1を巻き付けることによって製造される。ゴルフクラブ
シャフト200には、図7に示すように、段部200a
が形成されることがあり、上記繊維強化プリプレグ1を
このような段部形成部に巻き付けた場合、金属箔3に柔
軟性がなくこの段部200aにて皺202が発生する。
する場合を示すが、ゴルフクラブシャフト200は、通
常、細長の傾斜マンドレル100に繊維強化プリプレグ
1を巻き付けることによって製造される。ゴルフクラブ
シャフト200には、図7に示すように、段部200a
が形成されることがあり、上記繊維強化プリプレグ1を
このような段部形成部に巻き付けた場合、金属箔3に柔
軟性がなくこの段部200aにて皺202が発生する。
【0011】上記ゴルフクラブシャフト200上の皺2
02は外観上悪いばかりでなく、この部分の機械的強度
が低下し、所期の圧縮強度、衝撃強度及び捩り破壊強度
を得ることができないといった問題を発生させた。
02は外観上悪いばかりでなく、この部分の機械的強度
が低下し、所期の圧縮強度、衝撃強度及び捩り破壊強度
を得ることができないといった問題を発生させた。
【0012】従って、本発明の目的は、段部が形成され
たとしても、皺などを生じることなく一様な品質を有し
ており、しかも、特に、圧縮強度、衝撃強度及び捩り破
壊強度などの低下を来すことのない、しかも美観的にも
優れたゴルフクラブシャフトを提供することである。
たとしても、皺などを生じることなく一様な品質を有し
ており、しかも、特に、圧縮強度、衝撃強度及び捩り破
壊強度などの低下を来すことのない、しかも美観的にも
優れたゴルフクラブシャフトを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
ゴルフクラブシャフトにて達成される。要約すれば本発
明は、複数の繊維強化樹脂層からなるゴルフクラブシャ
フトにおいて、箔状エキスパンドメタル層の少なくとも
一側に、強化繊維の中にマトリクス樹脂が含浸された繊
維強化複合樹脂層或は強化繊維を有さない樹脂層が配置
されたプリプレグ層を、少なくとも前記繊維強化樹脂層
の間に、最外層に、又は最内層に1層或は複数層設けた
ことを特徴とするゴルフクラブシャフトである。
ゴルフクラブシャフトにて達成される。要約すれば本発
明は、複数の繊維強化樹脂層からなるゴルフクラブシャ
フトにおいて、箔状エキスパンドメタル層の少なくとも
一側に、強化繊維の中にマトリクス樹脂が含浸された繊
維強化複合樹脂層或は強化繊維を有さない樹脂層が配置
されたプリプレグ層を、少なくとも前記繊維強化樹脂層
の間に、最外層に、又は最内層に1層或は複数層設けた
ことを特徴とするゴルフクラブシャフトである。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係るゴルフクラブシャフトを
図面に則して更に詳しく説明する。本実施例にて、ゴル
フクラブシャフトは、基本的には強化繊維が炭素繊維で
ある繊維強化複合樹脂からなるものとして説明する。
図面に則して更に詳しく説明する。本実施例にて、ゴル
フクラブシャフトは、基本的には強化繊維が炭素繊維で
ある繊維強化複合樹脂からなるものとして説明する。
【0015】本発明に係るゴルフクラブシャフトは、図
1に図示されるように、好ましくは、炭素繊維がゴルフ
クラブシャフトの軸線に対して互に角度(θ)(通常、
θ=35°〜45°)だけ傾斜するように配列されたプ
リプレグ101と、炭素繊維がゴルフクラブシャフトの
軸線に対して平行に配列されたプリプレグ102と、両
プリプレグ101と102との間に、本発明に従って構
成される、後に詳しく説明するプリプレグ1が配設さ
れ、硬化することによって製造される。
1に図示されるように、好ましくは、炭素繊維がゴルフ
クラブシャフトの軸線に対して互に角度(θ)(通常、
θ=35°〜45°)だけ傾斜するように配列されたプ
リプレグ101と、炭素繊維がゴルフクラブシャフトの
軸線に対して平行に配列されたプリプレグ102と、両
プリプレグ101と102との間に、本発明に従って構
成される、後に詳しく説明するプリプレグ1が配設さ
れ、硬化することによって製造される。
【0016】つまり、本発明によると、アングル層10
1’、プリプレグ層1’及びストレート層102’を備
えたゴルフクラブシャフトが形成される。又、プリプレ
グ層1’は、図2に図示されるように、最外層に設ける
こともでき、又、図示してはいないが、最内層に設ける
こともでき、更にはアングル層101’とストレート層
102’との間及び最外層或は最内層など、任意の箇所
に設けることができる。
1’、プリプレグ層1’及びストレート層102’を備
えたゴルフクラブシャフトが形成される。又、プリプレ
グ層1’は、図2に図示されるように、最外層に設ける
こともでき、又、図示してはいないが、最内層に設ける
こともでき、更にはアングル層101’とストレート層
102’との間及び最外層或は最内層など、任意の箇所
に設けることができる。
【0017】図1及び図2では、アングル層101’が
内層とされているが、ストレート層102’を内層とす
ることも可能である。又、アングル層101’及びスト
レート層102’、更にはプリプレグ層1’は1層であ
る必要はなく、必要に応じて複数層とすることも可能で
ある。
内層とされているが、ストレート層102’を内層とす
ることも可能である。又、アングル層101’及びスト
レート層102’、更にはプリプレグ層1’は1層であ
る必要はなく、必要に応じて複数層とすることも可能で
ある。
【0018】アングル層101’及びストレート層10
2’は、通常の炭素繊維強化プリプレグ101、102
を使用して形成することができる。
2’は、通常の炭素繊維強化プリプレグ101、102
を使用して形成することができる。
【0019】つまり、炭素繊維強化プリプレグ101、
102は、強化繊維としては炭素繊維(黒鉛繊維をも含
む)を使用し、マトリクス樹脂としては、エポキシ樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ジア
リルフタレート樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性マ
トリクス樹脂が使用可能である。又、更に、硬化温度が
50〜200℃となるように硬化剤その他の付与剤、例
えば可撓性付与剤などが適当に添加される。
102は、強化繊維としては炭素繊維(黒鉛繊維をも含
む)を使用し、マトリクス樹脂としては、エポキシ樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ジア
リルフタレート樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性マ
トリクス樹脂が使用可能である。又、更に、硬化温度が
50〜200℃となるように硬化剤その他の付与剤、例
えば可撓性付与剤などが適当に添加される。
【0020】勿論、アングル層101’及びストレート
層102’は、強化繊維として、炭素繊維以外のガラス
繊維などの他の繊維を使用した、当業者には周知の種々
のプリプレグを使用して形成することも可能である。
層102’は、強化繊維として、炭素繊維以外のガラス
繊維などの他の繊維を使用した、当業者には周知の種々
のプリプレグを使用して形成することも可能である。
【0021】次に、本発明の特徴とするプリプレグ層
1’について更に詳しく説明する。
1’について更に詳しく説明する。
【0022】図8及び図9には、本発明に係るプリプレ
グ層1’を形成するために使用されるプリプレグの一実
施例である繊維強化プリプレグ1が示される。本実施例
で繊維強化プリプレグ1は、強化繊維2の中にマトリク
ス樹脂5が含浸された繊維強化複合樹脂層4の一側に箔
状エキスパンドメタル層3が積層される。繊維強化プリ
プレグ1の総厚さ(T)は、一般に20〜300μmと
される。箔状エキスパンドメタル層3については後で詳
しく説明する。
グ層1’を形成するために使用されるプリプレグの一実
施例である繊維強化プリプレグ1が示される。本実施例
で繊維強化プリプレグ1は、強化繊維2の中にマトリク
ス樹脂5が含浸された繊維強化複合樹脂層4の一側に箔
状エキスパンドメタル層3が積層される。繊維強化プリ
プレグ1の総厚さ(T)は、一般に20〜300μmと
される。箔状エキスパンドメタル層3については後で詳
しく説明する。
【0023】強化繊維2は、炭素繊維、ボロン繊維、ガ
ラス繊維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素繊維
などの無機繊維;アラミド繊維、ポリアリレ−ト繊維、
ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維などの有機繊維;
或は、チタン繊維、アモルファス繊維、ステンレススチ
−ル繊維などの金属繊維から選択される1種を用いて、
或は、複数種の、図12に図示するように、例えば2種
の強化繊維2(2a、2b)からなるハイブリッドの形
態にて使用することができる。又、強化繊維2は、一方
向に整列して配置することもでき、又、クロス(織布)
の状態で使用することもできる。
ラス繊維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素繊維
などの無機繊維;アラミド繊維、ポリアリレ−ト繊維、
ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維などの有機繊維;
或は、チタン繊維、アモルファス繊維、ステンレススチ
−ル繊維などの金属繊維から選択される1種を用いて、
或は、複数種の、図12に図示するように、例えば2種
の強化繊維2(2a、2b)からなるハイブリッドの形
態にて使用することができる。又、強化繊維2は、一方
向に整列して配置することもでき、又、クロス(織布)
の状態で使用することもできる。
【0024】マトリクス樹脂5としては、エポキシ樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ジア
リルフタレート樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性マ
トリクス樹脂が使用可能である。又、更に、硬化温度が
50〜200℃となるように硬化剤その他の付与剤、例
えば可撓性付与剤などが適当に添加される。
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ジア
リルフタレート樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性マ
トリクス樹脂が使用可能である。又、更に、硬化温度が
50〜200℃となるように硬化剤その他の付与剤、例
えば可撓性付与剤などが適当に添加される。
【0025】好ましい一例を挙げれば、マトリクス樹脂
としてはエポキシ樹脂が好ましく、使用可能のエポキシ
樹脂としては、例えば、(1)グリシジルエーテル系エ
ポキシ樹脂(ビスフェノールA、F、S系エポキシ樹
脂、ノボラック系エポキシ樹脂、臭素化ビスフェノール
A系エポキシ樹脂);(2)環式脂肪族エポキシ樹脂;
(3)グリシジルエステル系エポキシ樹脂;(4)グリ
シジルアミン系エポキシ樹脂、テトラグリシジルジアミ
ノジフェニルメタン、トリグリシジル−p−アミノフェ
ノールなど;(5)複素環式エポキシ樹脂;その他種々
のエポキシ樹脂から選択される1種又は複数種が使用さ
れ、特に、ビスフェノールA、F、Sグリシジルアミン
系エポキシ樹脂が好適に使用される。又、硬化剤として
はアミン系硬化剤、例えばジシアンジアミド(DIC
Y)、ジアミノジフェニルスルフォン(DDS)、ジア
ミノジフェニルメタン(DDM);酸無水物系、例えば
ヘキサヒドロ無水フタル酸(HHPA)、メチルヘキサ
ヒドロ無水フタル酸(MHHPA)などが使用される
が、特にアミン系硬化剤が好適に使用される。
としてはエポキシ樹脂が好ましく、使用可能のエポキシ
樹脂としては、例えば、(1)グリシジルエーテル系エ
ポキシ樹脂(ビスフェノールA、F、S系エポキシ樹
脂、ノボラック系エポキシ樹脂、臭素化ビスフェノール
A系エポキシ樹脂);(2)環式脂肪族エポキシ樹脂;
(3)グリシジルエステル系エポキシ樹脂;(4)グリ
シジルアミン系エポキシ樹脂、テトラグリシジルジアミ
ノジフェニルメタン、トリグリシジル−p−アミノフェ
ノールなど;(5)複素環式エポキシ樹脂;その他種々
のエポキシ樹脂から選択される1種又は複数種が使用さ
れ、特に、ビスフェノールA、F、Sグリシジルアミン
系エポキシ樹脂が好適に使用される。又、硬化剤として
はアミン系硬化剤、例えばジシアンジアミド(DIC
Y)、ジアミノジフェニルスルフォン(DDS)、ジア
ミノジフェニルメタン(DDM);酸無水物系、例えば
ヘキサヒドロ無水フタル酸(HHPA)、メチルヘキサ
ヒドロ無水フタル酸(MHHPA)などが使用される
が、特にアミン系硬化剤が好適に使用される。
【0026】又、本発明の繊維強化複合樹脂層4におけ
る強化繊維及びマトリクス樹脂の配合割合は、通常のプ
リプレグと同様に、任意に調整し得る。従って、本発明
に従えば、繊維強化複合樹脂層4の厚さ(T1 )は、通
常30〜200μm程度とされるであろう。
る強化繊維及びマトリクス樹脂の配合割合は、通常のプ
リプレグと同様に、任意に調整し得る。従って、本発明
に従えば、繊維強化複合樹脂層4の厚さ(T1 )は、通
常30〜200μm程度とされるであろう。
【0027】斯る構成の繊維強化プリプレグ1は、任意
の方法にて製造し得るが、一般に、前記繊維強化複合樹
脂層4として、先ず強化繊維2にマトリクス樹脂5を含
浸させてプリプレグを製造し、その後、該プリプレグ4
の一側面に、箔状エキスパンドメタル層3としてのエキ
スパンドメタルを、例えばローラなどにて押付けること
により貼着して製造するのが好適である。
の方法にて製造し得るが、一般に、前記繊維強化複合樹
脂層4として、先ず強化繊維2にマトリクス樹脂5を含
浸させてプリプレグを製造し、その後、該プリプレグ4
の一側面に、箔状エキスパンドメタル層3としてのエキ
スパンドメタルを、例えばローラなどにて押付けること
により貼着して製造するのが好適である。
【0028】上述の図8及び図12に示す実施例では、
箔状エキスパンドメタル層3の一側にのみ繊維強化複合
樹脂層4が配置されたが、図13及び図14に示すよう
に、箔状エキスパンドメタル層3の両側に、繊維強化複
合樹脂層4を配置することもできる。
箔状エキスパンドメタル層3の一側にのみ繊維強化複合
樹脂層4が配置されたが、図13及び図14に示すよう
に、箔状エキスパンドメタル層3の両側に、繊維強化複
合樹脂層4を配置することもできる。
【0029】図15及び図16には、本発明の他の実施
例を示す。この実施例では、箔状エキスパンドメタル層
の一側に(図15)、又は箔状エキスパンドメタル層3
の両側に(図16)、強化繊維を有さない樹脂層5’が
配置されたプリプレグ1が例示される。
例を示す。この実施例では、箔状エキスパンドメタル層
の一側に(図15)、又は箔状エキスパンドメタル層3
の両側に(図16)、強化繊維を有さない樹脂層5’が
配置されたプリプレグ1が例示される。
【0030】この実施例における樹脂層5’に使用され
る樹脂は、先の実施例にて使用したマトリクス樹脂と同
じものを使用することができる。
る樹脂は、先の実施例にて使用したマトリクス樹脂と同
じものを使用することができる。
【0031】次に、本発明にて使用される箔状エキスパ
ンドメタル層3について説明する。
ンドメタル層3について説明する。
【0032】本発明で箔状エキスパンドメタル層3を構
成する箔状エキスパンドメタルは、図10に示すよう
に、厚さ(T2')が5〜100μmとされる箔状或は薄
板状の金属材料3’、例えば昭和アルミニウム株式会社
製の厚さ10〜100μmのアルミニウム箔、或は、例
えば竹内金属箔粉工業株式会社製の厚さ5〜50μmの
ステンレス箔、高強度スチール箔、チタン箔を使用し、
通常の技術にて、刻み目(スリット)30を形成し、こ
の刻み目30と直交する方向へと力Pにて引伸すことに
よって作製される(図11)。その他使用し得る金属材
料3’としては、鉄、銅、ニッケル、ニクロム、錫、
鉛、マグネシウム、金、銀、白金、その他種々の金属及
びこれらの合金がある。これら金属材料3’、即ち、箔
状エキスパンドメタル3は、その厚さ、即ち、ストラン
ド3S (図11)の板厚(T2')が、5μmより薄い場
合には圧縮強度、捩り破壊強度が不十分となり、100
μmより厚い場合には成形性が不十分となる。
成する箔状エキスパンドメタルは、図10に示すよう
に、厚さ(T2')が5〜100μmとされる箔状或は薄
板状の金属材料3’、例えば昭和アルミニウム株式会社
製の厚さ10〜100μmのアルミニウム箔、或は、例
えば竹内金属箔粉工業株式会社製の厚さ5〜50μmの
ステンレス箔、高強度スチール箔、チタン箔を使用し、
通常の技術にて、刻み目(スリット)30を形成し、こ
の刻み目30と直交する方向へと力Pにて引伸すことに
よって作製される(図11)。その他使用し得る金属材
料3’としては、鉄、銅、ニッケル、ニクロム、錫、
鉛、マグネシウム、金、銀、白金、その他種々の金属及
びこれらの合金がある。これら金属材料3’、即ち、箔
状エキスパンドメタル3は、その厚さ、即ち、ストラン
ド3S (図11)の板厚(T2')が、5μmより薄い場
合には圧縮強度、捩り破壊強度が不十分となり、100
μmより厚い場合には成形性が不十分となる。
【0033】なお、箔状エキスパンドメタル層3は、上
述のように5〜100μmとされる板厚(T2')の箔状
或は薄板状の金属材料3’を使用して作製されるが、引
伸しにより波打ち形状となり、実質的にその厚さT2
は、30〜150μmとなる。
述のように5〜100μmとされる板厚(T2')の箔状
或は薄板状の金属材料3’を使用して作製されるが、引
伸しにより波打ち形状となり、実質的にその厚さT2
は、30〜150μmとなる。
【0034】本発明によれば、箔状エキスパンドメタル
3は、スリット30の間の幅、即ち、ストランド3S の
幅aは0.1〜2.0mm、スリット30の長さは0.
5〜10mm、又、ボンド3B (図11)を形成する隣
接するスリット30間の長さcは0.1〜2.0mmと
される。更に、引伸し後の、メッシュ3aの寸法は、メ
ッシュの短目方向中心間距離(SW)と長目方向中心間
距離(LW)との比(SW/LW)が1/50〜50/
1、好ましくは、1/50〜5/1とされる。
3は、スリット30の間の幅、即ち、ストランド3S の
幅aは0.1〜2.0mm、スリット30の長さは0.
5〜10mm、又、ボンド3B (図11)を形成する隣
接するスリット30間の長さcは0.1〜2.0mmと
される。更に、引伸し後の、メッシュ3aの寸法は、メ
ッシュの短目方向中心間距離(SW)と長目方向中心間
距離(LW)との比(SW/LW)が1/50〜50/
1、好ましくは、1/50〜5/1とされる。
【0035】箔状エキスパンドメタル3は、即ち、メッ
シュ3aは、必要に応じて種々の態様にて形成され得る
が、一例を挙げれば、例えば、ストランド3S の幅aは
0.1mm、スリット30の長さは0.75mm、又、
ボンド3B を形成する隣接するスリット30間の長さc
は0.2mmとされ、更に、引伸し後の、メッシュ3a
の寸法は、メッシュの短目方向中心距離(SW)と長目
方向中心間距離(LW)との比(SW/LW)が3:7
とされる。
シュ3aは、必要に応じて種々の態様にて形成され得る
が、一例を挙げれば、例えば、ストランド3S の幅aは
0.1mm、スリット30の長さは0.75mm、又、
ボンド3B を形成する隣接するスリット30間の長さc
は0.2mmとされ、更に、引伸し後の、メッシュ3a
の寸法は、メッシュの短目方向中心距離(SW)と長目
方向中心間距離(LW)との比(SW/LW)が3:7
とされる。
【0036】このようにして作製された箔状エキスパン
ドメタル3は、繊維強化複合樹脂層或は樹脂層4との接
着性を向上させるために、その表面を機械的に、或は化
学的に処理することが可能である。特に、脱脂処理を行
なった後、クロム酸塩系処理或はリン酸塩系処理を行な
い、クロメート層、又はリン酸亜鉛或はリン酸鉄などの
化成処理膜を箔状エキスパンドメタル表面に形成させる
ことが好ましい。又更に、高温の窒素雰囲気下による表
面硬化処理も有効である。
ドメタル3は、繊維強化複合樹脂層或は樹脂層4との接
着性を向上させるために、その表面を機械的に、或は化
学的に処理することが可能である。特に、脱脂処理を行
なった後、クロム酸塩系処理或はリン酸塩系処理を行な
い、クロメート層、又はリン酸亜鉛或はリン酸鉄などの
化成処理膜を箔状エキスパンドメタル表面に形成させる
ことが好ましい。又更に、高温の窒素雰囲気下による表
面硬化処理も有効である。
【0037】又、上記実施例にて、箔状エキスパンドメ
タル3の引伸し方向は、強化繊維2の配列方向に沿って
達成されているが、場合によっては、強化繊維2の配列
方向に直交する態様で行なうことも可能である。
タル3の引伸し方向は、強化繊維2の配列方向に沿って
達成されているが、場合によっては、強化繊維2の配列
方向に直交する態様で行なうことも可能である。
【0038】次に、本発明のゴルフクラブシャフトを実
施例について更に具体的に説明する。
施例について更に具体的に説明する。
【0039】実施例1 強化繊維2として繊維径が7.0μmとされるPAN系
の炭素繊維(東レ株式会社製:商品名「T−300」)
を使用し、マトリクス樹脂5はエポキシ樹脂を使用し
て、図8に示す構成の繊維強化複合樹脂層4を作製し
た。又、該繊維強化複合樹脂層4におけるマトリクス樹
脂5の含有量は35重量%であった。
の炭素繊維(東レ株式会社製:商品名「T−300」)
を使用し、マトリクス樹脂5はエポキシ樹脂を使用し
て、図8に示す構成の繊維強化複合樹脂層4を作製し
た。又、該繊維強化複合樹脂層4におけるマトリクス樹
脂5の含有量は35重量%であった。
【0040】次いで、繊維強化複合樹脂層4に厚さ(T
2 )が70μmの箔状エキスパンドメタル3をローラに
て押圧して貼着し、図8に示す構成の本発明の繊維強化
プリプレグ1を作製した。
2 )が70μmの箔状エキスパンドメタル3をローラに
て押圧して貼着し、図8に示す構成の本発明の繊維強化
プリプレグ1を作製した。
【0041】このとき、箔状エキスパンドメタル3は、
厚さ(T2')が30μmのステンレス箔を使用し、スト
ランド3S の幅aは0.1mm、スリット30の長さは
0.75mm、又、ボンド3B を形成する隣接するスリ
ット30間の長さcは0.2mmとされ、更に、引伸し
後の、メッシュ3aの寸法は、メッシュの短目方向中心
間距離(SW)と長目方向中心間距離(LW)との比
(SW/LW)が3:7とされるものであった。
厚さ(T2')が30μmのステンレス箔を使用し、スト
ランド3S の幅aは0.1mm、スリット30の長さは
0.75mm、又、ボンド3B を形成する隣接するスリ
ット30間の長さcは0.2mmとされ、更に、引伸し
後の、メッシュ3aの寸法は、メッシュの短目方向中心
間距離(SW)と長目方向中心間距離(LW)との比
(SW/LW)が3:7とされるものであった。
【0042】又、このような繊維強化プリプレグ1を最
外層に配置した、図7に図示するような形状のゴルフク
ラブシャフト200を製造した。作業性が容易であり、
ゴルフクラブシャフト200の段部200aに皺202
の発生はなく、美感的にも好ましいものであった。又、
その機械的強度などを測定した結果、衝撃強度及び捩り
破壊強度は、図6に示すように、箔状エキスパンドメタ
ルの代わりに金属箔3Aにて作製したプリプレグ(比較
例1)を使用したものより優れていた。又、使用時の感
触も良好であった。
外層に配置した、図7に図示するような形状のゴルフク
ラブシャフト200を製造した。作業性が容易であり、
ゴルフクラブシャフト200の段部200aに皺202
の発生はなく、美感的にも好ましいものであった。又、
その機械的強度などを測定した結果、衝撃強度及び捩り
破壊強度は、図6に示すように、箔状エキスパンドメタ
ルの代わりに金属箔3Aにて作製したプリプレグ(比較
例1)を使用したものより優れていた。又、使用時の感
触も良好であった。
【0043】比較例1 箔状エキスパンドメタル3の代わりに、30μm厚のス
テンレス箔3Aを使用した以外は、上記実施例1と同じ
材料及び方法にて、図6に示すような構成の繊維強化プ
リプレグ1Aを作製し、図11に図示するような形状の
ゴルフクラブシャフト200を製造した。
テンレス箔3Aを使用した以外は、上記実施例1と同じ
材料及び方法にて、図6に示すような構成の繊維強化プ
リプレグ1Aを作製し、図11に図示するような形状の
ゴルフクラブシャフト200を製造した。
【0044】特に、段部200aにおいて、作業性が悪
く、皺202が発生し、美感的に好ましいものではなか
った。又、その機械的強度などを測定した結果、衝撃強
度及び捩り破壊強度は、実施例1のものより劣ってい
た。
く、皺202が発生し、美感的に好ましいものではなか
った。又、その機械的強度などを測定した結果、衝撃強
度及び捩り破壊強度は、実施例1のものより劣ってい
た。
【0045】
【発明の効果】以上の如くに構成される本発明に係るゴ
ルフクラブシャフトは、例え段部が形成されたとして
も、皺などを生じることなく一様なシャフトを成形する
ことができ、特に、圧縮強度、衝撃強度及び捩り破壊強
度などの低下を来すことのない、しかも美観的にも優れ
ているという特長を有する。
ルフクラブシャフトは、例え段部が形成されたとして
も、皺などを生じることなく一様なシャフトを成形する
ことができ、特に、圧縮強度、衝撃強度及び捩り破壊強
度などの低下を来すことのない、しかも美観的にも優れ
ているという特長を有する。
【図1】本発明に係るゴルフクラブシャフトの横断面図
である。
である。
【図2】本発明に係るゴルフクラブシャフトの横断面図
である。
である。
【図3】ゴルフクラブシャフトの製造方法を説明する図
である。
である。
【図4】ゴルフクラブシャフトを製造するためのプリプ
レグを示す平面図である。
レグを示す平面図である。
【図5】従来のゴルフクラブシャフトの横断面図であ
る。
る。
【図6】従来の繊維強化プリプレグの断面構成図であ
る。
る。
【図7】従来の繊維強化プリプレグにて作製したゴルフ
クラブシャフトの一例を示す正面図である。
クラブシャフトの一例を示す正面図である。
【図8】本発明に係るゴルフクラブシャフトを製造する
ためのプリプレグの一実施例の断面構成図である。
ためのプリプレグの一実施例の断面構成図である。
【図9】図8のプリプレグの平面図である。
【図10】引伸し前の箔状エキスパンドメタルの平面図
である。
である。
【図11】箔状エキスパンドメタルの斜視図である。
【図12】本発明に係るゴルフクラブシャフトを製造す
るためのプリプレグの他の実施例の断面構成図である。
るためのプリプレグの他の実施例の断面構成図である。
【図13】本発明に係るゴルフクラブシャフトを製造す
るためのプリプレグの他の実施例の断面構成図である。
るためのプリプレグの他の実施例の断面構成図である。
【図14】本発明に係るゴルフクラブシャフトを製造す
るためのプリプレグの他の実施例の断面構成図である。
るためのプリプレグの他の実施例の断面構成図である。
【図15】本発明に係るゴルフクラブシャフトを製造す
るためのプリプレグの他の実施例の断面構成図である。
るためのプリプレグの他の実施例の断面構成図である。
【図16】本発明に係るゴルフクラブシャフトを製造す
るためのプリプレグの他の実施例の断面構成図である。
るためのプリプレグの他の実施例の断面構成図である。
1、1’ プリプレグ(プリプレグ層) 3 箔状エキスパンドメタル層(箔状エキス
パンドメタル) 3a メッシュ 4 繊維強化樹脂層(樹脂層) 5 マトリクス樹脂
パンドメタル) 3a メッシュ 4 繊維強化樹脂層(樹脂層) 5 マトリクス樹脂
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の繊維強化樹脂層からなるゴルフク
ラブシャフトにおいて、箔状エキスパンドメタル層の少
なくとも一側に、強化繊維の中にマトリクス樹脂が含浸
された繊維強化複合樹脂層或は強化繊維を有さない樹脂
層が配置されたプリプレグ層を、少なくとも前記繊維強
化樹脂層の間に、最外層に、又は最内層に1層或は複数
層設けたことを特徴とするゴルフクラブシャフト。。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3188040A JPH057639A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | ゴルフクラブシヤフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3188040A JPH057639A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | ゴルフクラブシヤフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057639A true JPH057639A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16216625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3188040A Pending JPH057639A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | ゴルフクラブシヤフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057639A (ja) |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP3188040A patent/JPH057639A/ja active Pending
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