JPH0576330A - 加熱殺菌装置における制御装置 - Google Patents

加熱殺菌装置における制御装置

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JPH0576330A
JPH0576330A JP3237785A JP23778591A JPH0576330A JP H0576330 A JPH0576330 A JP H0576330A JP 3237785 A JP3237785 A JP 3237785A JP 23778591 A JP23778591 A JP 23778591A JP H0576330 A JPH0576330 A JP H0576330A
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Japan
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pressure reducing
steam
control valve
controlling
temperature
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JP3237785A
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Sadao Hatanaka
貞雄 畑中
Yoshito Hirayama
義人 平山
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Hisaka Works Ltd
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Hisaka Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 酒や麺つゆにおける多品種の被加熱処理液を
プレート式熱交換器の熱媒経路の温度制御により最適条
件による加熱殺菌を実現すること。 【構成】 プレート式熱交換器1の殺菌経路2に被処理
液を送出し、熱媒経路4にインラインヒータ5、タンク
6、温水ポンプ7及び温度感知部8を設け、インライン
ヒータ5に供給される蒸気量を制御する調節弁9とスチ
ーム圧を制御する減圧弁10とを備え、上限用及び下限用
エアー減圧弁12、13を介して減圧弁10を制御するよう設
け、前記温度感知部8からの信号により前記調節弁9及
び上限用と下限用エアー減圧弁12、13を制御して調節弁
9の1次側圧力を制御調節した加熱殺菌装置における制
御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は酒や麺つゆ等における多
品種の食品をスチームを用いて間接的に加熱殺菌する加
熱殺菌装置における制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレート式熱交換器を用いて食品
等を間接的に加熱殺菌する場合、処理量や殺菌温度など
の処理条件が異なる多品種の食品については、それぞれ
殺菌条件をあらかじめ定めることにより自動的にスチー
ムの調節弁が最適調節開度で運転できるようにしてい
る。この例を図4に示す。
【0003】1はプレート式熱交換器、2は酒や麺つゆ
等の被処理液の殺菌経路、3は液ポンプである。4は熱
媒経路で、インラインヒータ5、タンク6(温水タン
ク)、温水ポンプ7及び温度感知部8を設け、熱交換器
1を介して、被処理液を間接的に加熱殺菌する。殺菌温
度の制御については、調節弁15の開度を変えてインライ
ンヒータ5に導入されるスチームの量を調節することに
より行われる。この調節弁15の開度調節は温度感知部8
から温度指示調節計16の信号による温度制御と共に、例
えばA、B、Cの殺菌条件設定毎に設けたエアー減圧弁
17、18、19(例えばそれぞれ1K、 1.5K、2Kに対
応)の設定により減圧弁20を介して調節弁15の1次側の
スチーム圧を制御する方式で行われていた。尚、図中、
21は条件切替スイッチを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の構
成では、流量、温度設定等の殺菌条件、例えば3種類の
条件に合わせるため、調節弁15の1次側スチーム圧を3
段階のエアー減圧弁17、18、19によって切替えるように
して制御している。しかし、実際上は各食品毎の流量、
温度が種々異なるのでこれに合わせるための殺菌条件と
しては無限の条件を設定しなければならず、上記のよう
な制御では十分な殺菌処理が行われなかった。
【0005】本発明の目的は処理液流量や殺菌温度など
の殺菌条件が無限に想定される多品種食品についても最
適条件による加熱殺菌ができる加熱殺菌における制御装
置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本発
明の第1発明は、プレート式熱交換器に被処理液を送出
する殺菌経路と、被処理液を間接加熱するようインライ
ンヒータ、タンク、温水ポンプ及び温度感知部を備えた
熱媒経路と、前記インラインヒータに供給される蒸気量
を調節する調節弁と、この調節弁に蒸気を送るスチーム
圧を制御する減圧弁及びこの減圧弁を制御する上限用と
下限用のエアー減圧弁と、前記温度感知部の信号により
前記調節弁の開度調節をすると共に前記上限用及び下限
用エアー減圧弁を切替え制御するように設けた温度指示
調節計とから成る加熱殺菌装置における制御装置とし
た。
【0007】第2発明は、プレート式熱交換器に被処理
液を送出する殺菌経路と、被処理液を間接加熱するよう
スチーム圧を制御する減圧弁と蒸気量を制御する調節弁
とを備えた熱媒経路と、前記減圧弁を制御する上限用と
下限用のエアー減圧弁と、殺菌経路の出口側に設けた温
度感知器と、この温度感知器により被処理液の温度を感
知し、この信号により前記調節弁の開度調節をすると共
に前記上限用及び下限用エアー減圧弁を切替え制御する
ように設けた温度指示調節弁とから成る加熱殺菌装置に
おける制御装置とした。
【0008】
【作用】本発明の第1発明では、殺菌経路に設けた温度
感知部に接続した温度指示調節計により調節弁の開度を
調節すると同時に減圧弁を制御する上限用及び下限用の
エアー減圧弁の出力警報として使用している。従って、
運転中温度指示調節計の出力が大きくなり、調節弁の開
度が最適開度を外れると、上限用のエアー減圧弁が作動
して調節弁の1次側の圧力が高圧となり、温度指示調節
計の出力が小さくなり、調節弁の開度を小さくし最適開
度に戻すことができる。
【0009】又、反対に出力が小さくなり、温度指示調
節計からの出力警報が出ると、下限用のエアー減圧弁が
作動して、低圧となり温度指示調節計の出力が大きくな
り調節弁の開度を大きくして最適開度に戻すことができ
る。従って、殺菌条件を事前に定める必要がなく温度指
示調節計の制御により常時最適開度を保持する作用があ
る。
【0010】第2発明では、被処理液を間接加熱する手
段として、直接スチームを熱交換器に導入すると共にそ
の温度を被処理液の出口側に設けた温度感知器により感
知し、その信号により温度指示調節計を介して調節弁の
開度を調節すると共に減圧弁を制御する上限用及び下限
用のエアー減圧弁の出力警報として使用した。従って、
温度指示調節弁の出力の大小によりそれぞれ減圧弁と調
節弁とを制御し、殺菌条件を事前に定めることなく常時
最適開度を保持するようになった。
【0011】
【実施例】以下、実施例として示した図面に基づいて説
明する。1はプレート式熱交換器、2は被処理液の殺菌
経路、3はポンプで、被処理液を送る。4は熱媒経路
で、インラインヒータ5、タンク6、温水ポンプ7及び
温度感知部8を備えている。9は調節弁で、インライン
ヒータ5へ供給される蒸気量を制御する。10は減圧弁
で、スチームの圧力を制御している。11は圧力計であ
る。12は上限用エアー減圧弁A、13は下限用エアー減圧
弁Bを示す。
【0012】14は温度指示調節計で、熱媒経路4の温度
感知部8の信号により作動し、前記調節弁9の開度調節
をすると同時に上限と下限の2点で警報を出すようにし
て、上限用と下限用のエアー減圧弁12、13を制御するよ
うになっている。調節弁9の開度調節には、例えば電空
変換器を介して、信号を空気圧信号に変換して弁の開度
を調節するようになっている。
【0013】図2は上限用及び下限用エアー減圧弁12、
13の作動を示すもので、例えば上限は温度指示調節計14
の出力の80ハ゜ーセントで警報を出力し、下限は20ハ゜ーセント
で警報を出力するよう構成され、上限は例えば2Kの
エアー圧力とし、下限は1Kのエアー圧力としている。
上記のような構成によると、常時温度指示調節計14の調
節弁9及びエアー減圧弁12、13の制御により、減圧弁10
を介してスチーム圧力を切替えることができ、調節弁9
の開度を常に最適開度に保持することにより蒸気量を適
宜調節できるようになった。
【0014】尚、インラインヒータを用いスチームで温
水を加熱して殺菌する場合について述べたが、直接スチ
ームを用いて間接加熱殺菌する場合でも、図3に示すよ
うなフローシートにより本発明装置を用いることができ
る。図中の符号は同一部分を示す。この実施例では温度
感知部8を殺菌経路の出口側に設けた他は同様の作用効
果を有する。
【0015】
【発明の効果】本発明では殺菌経路の温度感知部からの
信号により、温度指示調節計を介して蒸気量を調節する
調節弁及びスチーム圧を制御する減圧弁を制御している
ので、多品種の食品について、それぞれの殺菌条件を設
定することなく、各食品の殺菌温度に適した蒸気量を常
時保持するようにしたので、極めて円滑で且つ適宜な加
熱殺菌を実現することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明制御装置の経路図
【図2】エアー減圧弁の切替説明図
【図3】他実施例を示す経路図
【図4】従来例を示す経路図
【符号の説明】
1 プレート式熱交換器 2 殺菌経路 4 熱媒経路 5 インラインヒータ 6 タンク 7 温水ポンプ 8 温度感知部 9 調節弁 10 減圧弁 12、13 エアー減圧弁 14 温度指示調節計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート式熱交換器に被処理液を送出す
    る殺菌経路と、被処理液を間接加熱するようインライン
    ヒータ、タンク、温水ポンプ及び温度感知部を備えた熱
    媒経路と、前記インラインヒータに供給される蒸気量を
    調節する調節弁と、この調節弁に蒸気を送るスチーム圧
    を制御する減圧弁及びこの減圧弁を制御する上限用と下
    限用のエアー減圧弁と、前記温度感知部の信号により前
    記調節弁の開度調節をすると共に前記上限用及び下限用
    エアー減圧弁を切替え制御するように設けた温度指示調
    節計と、から成ることを特徴とする加熱殺菌装置におけ
    る制御装置。
  2. 【請求項2】 プレート式熱交換器に被処理液を送出す
    る殺菌経路と、被処理液を間接加熱するようスチーム圧
    を制御する減圧弁と蒸気量を制御する調節弁とを備えた
    熱媒経路と、前記減圧弁を制御する上限用と下限用のエ
    アー減圧弁と、殺菌経路の出口側に設けた温度感知器
    と、この温度感知器により被処理液の温度を感知し、こ
    の信号により前記調節弁の開度調節をすると共に前記上
    限用及び下限用エアー減圧弁を切替え制御するように設
    けた温度指示調節弁と、から成ることを特徴とする加熱
    殺菌装置における制御装置。
JP3237785A 1991-09-18 1991-09-18 加熱殺菌装置における制御装置 Expired - Lifetime JPH0681588B2 (ja)

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JPH0576330A true JPH0576330A (ja) 1993-03-30
JPH0681588B2 JPH0681588B2 (ja) 1994-10-19

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002522037A (ja) * 1998-07-31 2002-07-23 コンパニー、ジェルベ、ダノーヌ 低水分含量食品の滅菌方法、得られた食品および、それを含む食物組成物
KR100684635B1 (ko) * 2005-02-24 2007-02-22 곽쾌열 스팀살균 및 건조 처리장치
JP2016214130A (ja) * 2015-05-19 2016-12-22 新光産業株式会社 食品液加熱殺菌方法及び装置

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JP2002522037A (ja) * 1998-07-31 2002-07-23 コンパニー、ジェルベ、ダノーヌ 低水分含量食品の滅菌方法、得られた食品および、それを含む食物組成物
KR100684635B1 (ko) * 2005-02-24 2007-02-22 곽쾌열 스팀살균 및 건조 처리장치
JP2016214130A (ja) * 2015-05-19 2016-12-22 新光産業株式会社 食品液加熱殺菌方法及び装置

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