JPH0575514U - 繊維強化プラスチック製ローラ用端板 - Google Patents
繊維強化プラスチック製ローラ用端板Info
- Publication number
- JPH0575514U JPH0575514U JP2249692U JP2249692U JPH0575514U JP H0575514 U JPH0575514 U JP H0575514U JP 2249692 U JP2249692 U JP 2249692U JP 2249692 U JP2249692 U JP 2249692U JP H0575514 U JPH0575514 U JP H0575514U
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- JP
- Japan
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- reinforced plastic
- end plate
- roller
- frp
- fiber
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- Pending
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アルミ箔や銅箔等を酸処理する場合に用いる
耐酸、耐熱性に優れたFRP製ローラ用端板を提供す
る。 【構成】 強化材として含アルカリガラス繊維を用いた
繊維強化プラスチック(1)よりなり、回転軸取付用孔
(2)を設けてなるFRP製ローラ用端板。
耐酸、耐熱性に優れたFRP製ローラ用端板を提供す
る。 【構成】 強化材として含アルカリガラス繊維を用いた
繊維強化プラスチック(1)よりなり、回転軸取付用孔
(2)を設けてなるFRP製ローラ用端板。
Description
【0001】
本考案は、酸等の腐食性雰囲気で使用するローラ用端板に関する。
【0002】
コンデンサー等の電気部品に使用されるアルミ箔や銅箔等は、その製造過程に 於いて通常腐食性の高い混酸による表面処理が行われている。
【0003】 このような工程で箔を送るためにローラが使用されるが、金属性のローラでは 腐食が激しくて実用的でないのでPVCや繊維強化プラスチック(FRP)製の ローラが使用されている。
【0004】
しかしながら従来用いられているガラス繊維強化プラスチックは、ガラス繊維 の腐食による膨れでその寿命が短く、頻繁に取り替える必要があった。
【0005】 本考案は、FRP製ローラの両端部に使用する端板として、含アルカリガラス 繊維で強化したプラスチックを用いることによって、繊維の腐食を押さえFRP 製ローラの寿命を延ばすことを目的とする。
【0006】
本考案は、含アルカリガラス繊維で強化したプラスチックを用いた耐熱性及び 耐薬品性に優れたFRP製ローラ用端板である。
【0007】 以下、本考案を詳しく説明する。 本考案においては、FRPの強化材として含アルカリガラス繊維(Cガラス繊 維とも言われている)を用いることにより、耐食性を向上させると共に強度を確 保することが可能となった。
【0008】 図面に基いて本考案を説明する。 図1は本考案の端板の平面図を、図2は図1のA−A線における同断面図を示 し、符号1は含アルカリガラスよりなるマット又はチョップドストランドに高耐 食性ビニルエステル樹脂又は不飽和ポリエステル樹脂を含浸させながら積層する か或いは、チョップドストランドと高耐食性樹脂をコンパウド状に練ったものを 型に充填して硬化させてなる含アルカリガラス繊維強化プラスチック層、符号2 は回転軸取付用孔を示す。
【0009】 本考案の端板の外径、内径又は厚さの寸法は任意に設計できるが、ローラ本体 の寸法により決まり通常、外径70〜190mm、内径20〜60mm、厚さ2 0〜60mmのものが用いられる。
【0010】 端板は、筒状ローラー本体の両端部にはめ込み、接着剤で接合することにより 完成したFRPローラを得ることができる。
【0011】 また、本考案の材料は切削加工を施しても加工面の仕上りは良好であり、強度 もあるため任意の加工を行うことが出来る。即ち、平板状に成形した材料から機 械加工によって、外径を所定の寸法に切削加工を施すことも可能であり、また回 転軸を固定するためのネジ加工を行うことも可能である。
【0012】 図3は回転軸固定用ネジ加工を行った本考案のFRP製ロール用端板の平面図 の一例を、図4は図3のB−B線における断面図を示すものであって、符号1は 含アルカリガラス繊維強化プラスチック層を、符号2は回転軸取付用孔を示し、 符号3は回転軸固定用めねじを示す。
【0013】
本考案は、強化材として含アルカリガラス繊維を使用したプラスチックを用い ているため酸性雰囲気下でも腐食されることがなく、且つ100℃程度の高温に 於いても強度を保持することが可能であるばかりでなく、固定用のネジ加工等を 容易に行うことができる等優れたFRP製ローラ用端板を提供することができる 。
【図1】本考案のFRP製ローラ用端板の平面図
【図2】図1に示すFRP製ローラ用端板のA−A線に
おける断面図
おける断面図
【図3】図1に示すものとは異なる本考案のFRP製ロ
ーラ用端板の平面図
ーラ用端板の平面図
【図4】図3に示すFRP製ローラ用端板のB−B線に
おける断面図
おける断面図
1・・・含アルカリガラス繊維強化プラスチック層、2
・・・回転軸取付用孔3・・・回転軸固定用めねじ
・・・回転軸取付用孔3・・・回転軸固定用めねじ
Claims (1)
- 【請求項1】 含アルカリガラス繊維強化プラスチック
を使用した繊維強化プラスチック製ローラ用端板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2249692U JPH0575514U (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 繊維強化プラスチック製ローラ用端板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2249692U JPH0575514U (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 繊維強化プラスチック製ローラ用端板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575514U true JPH0575514U (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=12084354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2249692U Pending JPH0575514U (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 繊維強化プラスチック製ローラ用端板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0575514U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5254857A (en) * | 1975-10-29 | 1977-05-04 | Hiroyuki Kanai | Fiborous roll for high heat |
JPH0326738A (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-05 | Takiron Co Ltd | ポリプロピレン樹脂成型品 |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP2249692U patent/JPH0575514U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5254857A (en) * | 1975-10-29 | 1977-05-04 | Hiroyuki Kanai | Fiborous roll for high heat |
JPH0326738A (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-05 | Takiron Co Ltd | ポリプロピレン樹脂成型品 |
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