JPH0575013U - 運転環境調整装置 - Google Patents

運転環境調整装置

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JPH0575013U
JPH0575013U JP1359692U JP1359692U JPH0575013U JP H0575013 U JPH0575013 U JP H0575013U JP 1359692 U JP1359692 U JP 1359692U JP 1359692 U JP1359692 U JP 1359692U JP H0575013 U JPH0575013 U JP H0575013U
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JP
Japan
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driving environment
data input
adjusting
control means
processing unit
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Pending
Application number
JP1359692U
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English (en)
Inventor
泰夫 冨岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、運転環境調整装置に関し、不特定
多数のドライバに対して運転環境を自動設定可能にする
ことを目的とする。 【構成】 所定の管理用記憶媒体との間で信号を入出力
することによって駆動するデータ入出力装置と、データ
入出力装置に接続する車載データ処理ユニットと動作モ
ードやデータ入出力を設定するキーボード装置と操作手
順や設定内容を表示するディスプレィ装置とからなる運
行管理手段と、シート位置を調整する制御手段等の運転
環境調整手段で構成し、前記運行管理手段の車載データ
処理ユニットと運転環境調整手段とを多重信号バスライ
ンで接続した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の運転環境調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の運転環境調整装置として、三菱インテリジェントコックピットシステム が提案されている(三菱自動車テクニカルレビュー1990NO.3(P106 〜115))。
【0003】 この装置によれば、従来のシート,ミラー,ハンドル等運転席回りのメモリ付 自動調整機能だけでなく、人を見分ける識別機能,人間工学データから体格に合 った位置を推定する類推機能等を備えることによって、ドライバに安全で快適な 運転環境を提供することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
然し乍ら、上記装置は、乗用車に対して適用されるもので、ポジションの記憶 及び再生用ポジションスイッチが3人分であり、運転環境設定が最大3名までし か行えない。従って、商用車のような不特定多数のドライバが交代で乗車する車 両には、適用できない。
【0005】 尚、車両の運転環境調整装置として、実開昭62−170335号公報及び実 願平2−28147号が提案されているが、ドライバの好みに応じて手動により 、シフトレバー位置,シート位置を調整するもので、特に運転中は面倒であり、 安全性,快適性に欠ける。
【0006】 本考案は上記に鑑みてなされたもので、不特定多数のドライバに対して最適な 運転環境を自動設定可能にする運転環境調整装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、所定の管理用記憶媒体との間で信号を入出力することによって駆動 するデータ入出力装置と、データ入出力装置に接続する車載データ処理ユニット と動作モードやデータ入出力を設定するキーボード装置と操作手順や設定内容を 表示するディスプレィ装置とからなる運行管理手段と、シート位置を調整する制 御手段,バックミラー位置を調整する制御手段等の運転環境調整手段で構成し、 前記運行管理手段の車載データ処理ユニットと運転環境調整手段とを多重通信バ スラインで接続したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
不特定多数のドライバが各ドライバの所定の管理用記憶媒体より運行管理手段 のデータ入出力装置に信号(情報)を入力すれば、データ入出力装置から車載デ ータ処理ユニット,多重通信バスラインを介して運転環境調整手段の各制御手段 に送信され、各部を自動調整して各ドライバの最適な運転環境が得られる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図に基づいて詳細に説明する。 図1は、本考案の運転環境調整装置の一実施例を示したものである。
【0010】 図において、1は本考案の装置のデータ入出力装置で、所定の管理用記憶媒体 、例えば、ICカード2により信号(情報)を入力する又はICカード2に信号 を出力するものである。データ入出力装置1には、車載データ処理ユニット3が 接続されている。車載データ処理ユニット3の入力側には、車速センサ4,エン ジン回転数センサ5,イグニションキースイッチ6信号等からなる各センサ類7 が接続されている。
【0011】 更に、車載データ処理ユニット3には、キーボード装置8とディスプレィ装置 9が接続されている。キーボード装置8は、運行管理動作モードと運転環境動作 モードの切換えや運行管理動作モードでのデータ設定等を行う。ディスプレィ装 置9は、動作モードや設定手順の指示等の表示を行う。
【0012】 前記データ入出力装置1と車載データ処理ユニット3,キーボード装置8とデ ィスプレィ装置9で、運行管理手段Aが構成されている。 10はシート位置を調整する制御手段,11はバックミラーの位置を調整する 制御手段,12はハンドル位置を調整する制御手段,13は空気調整を行う制御 手段,14はFM・AMラジオを調整する制御手段で、これらにより運転環境調 整手段Bが構成されている。
【0013】 そして、運行管理手段Aの車載データ処理ユニット3と運転環境調整手段Bが 、多重信号ライン15で接続されている。 前記シート位置を調整する制御手段10の入力側には、マニュアルスイッチ1 6,スライド位置センサ17,リクライニング角度センサ18が接続され、出力 側には、シートの上下位置を変えるスライドモータ19,リクライニング角度を 変えるリクライニングモータ20が接続されている。
【0014】 前記バックミラーの位置を調整する制御手段11の入力側には、マニュアルス イッチ21,上下位置センサ22,左右位置センサ23が接続され、出力側には ミラーを上下に動かす上下用ミラーモータ24,ミラーを左右に動かす左右用ミ ラーモータ25が接続されている。
【0015】 ハンドル位置を調整する制御手段12の入力側には、マニュアルスイッチ26 ,チルト角度センサ27が接続され、出力側にはハンドルをチルトするチルトモ ータ28が接続されている。
【0016】 空気調整を行う制御手段13の入力側には、マニュアルスイッチ29が接続さ れている。また、FM・AMラジオを調整する制御手段14の入力側には、マニ ュアルスイッチ30が接続されている。
【0017】 図2は、乗車時の制御フローチャートを示したものである。 キースイッチをONし、運転環境設定を行う場合には、キーボード装置8で設 定モードを選択する(ステップS1)。ステップS2にて、車速が0km/hかを 判断し、停車中の場合にはステップS3に進んでデータ設定を行うかを判断する 。
【0018】 データ設定を行わない場合には、ステップS4に進み、予め運転環境を各ドラ イバの専用に設定してあるICカード2が運転管理手段Aのデータ入出力装置( 例えば、電子手帳)1にセットされているかを判断する。
【0019】 尚、ステップS3にてデータ設定する場合は、後述する図3で示すICカード 2へデータセットのフローチャートに移行する(ステップS10)。 ICカード2がセットされている場合、ステップS5にて、ICカード2の設 定データを車載データユニット3へ転送し、ステップS6にて車載データユニッ ト3へ転送されたICカード2の各種設定データを運転環境調整手段Bの各制御 手段10,11,12,13,14に振り分けて転送する(ステップS6)。
【0020】 各制御手段10,11,12,13,14は、送られてきたデータに基づき自 動調整動作を行う(ステップS7)。シート位置調整は、スライドモータ19, リクライニングモータ20を駆動してシートスライド及びシートリクライニング 角度を調整する。
【0021】 また、バックミラー位置調整は、上下用ミラーモータ24,左右用ミラーモー タ25を駆動して上下のミラー及び左右のミラーを調整する。ハンドル位置調整 は、チルトモータ28を駆動してチルト位置を調整する。空気調整は、設定温度 ,モード設定する。FN・AMラジオの調整は、選局,音量,バランスを調整す る。
【0022】 尚、上記調整は、再度ICカード2からのデータが入力されるまでは、キース イッチONの時の初期設定値として記憶する。 ステップS8にて、調整完了したがどうかを判断し、調整完了したならば、デ ータ入出力装置1のモードを解除し、運転管理モードへ移行する(ステップS9 )。それ以降は、各制御手段10,11,12,13,14はマニュアルモード で作動するようにする。
【0023】 図3は、ICカード2へのデータセットのフローチャートを示したものである 。 同様に、キースイッチをONし、運転環境設定を行う場合には、キーボード装 置8で設定モードを選択する(ステップS1)。ステップS2にて、車速が0km /hかを判断し、停車中の場合にステップS3に進んでデータ設定を行うかを判 断する。
【0024】 データ設定を行う場合には、ステップS4に進み、予め運転環境を各ドライバ の専用に設定してあるICカード2が運転管理手段Aのデータ入出力装置(電子 手帳)1にセットされているかを判断する。
【0025】 尚、ステップS3にて、データ設定を行わない場合は、前述の図2で示した乗 車時の制御フローチャートに移行する(ステップS11)。 ICカード2がセットされている場合、ステップS5にて、各制御手段10, 11,12,14,15をマニュアル操作して各環境を設定する。即ち、シート 位置をマニュアルスイッチ16,バックミラー位置をマニュアルスイッチ21, ハンドル位置をマニュアルスイッチ26,空気調整をマニュアルスイッチ29, FN・AMラジオの調整をマニュアルスイッチ30でそれぞれ行う。
【0026】 ステップS6で調整終了後、各制御手段10,11,12,13,14から運 転環境決定データを運行管理手段Aの車載データ処理ユニット3へ転送し(ステ ップS7)、ステップS8で転送終了したかを判断し、転送終了後、更に、各運 転環境設定内容をICカード2へ転送し、データを記憶する(ステップS9)。
【0027】 その後、データ入出力装置1のモードを運行管理モードへ移行する(ステップ S10)。 このようにして、各ドライバが専用のICカード2をデータ入出力装置1にセ ットすることにより、不特定多数のドライバに対し、各ドライバに最適な運転環 境を自動調整することができる。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、不特定多数のドライバが各ドライバの所定の管 理用記憶媒体より運行管理手段のデータ入出力装置に信号(情報)を入力するこ とで、データ入出力装置から車載データ処理ユニット,多重通信バスラインを介 して運転環境調整手段の各制御手段に送信されて各部を自動調整し、各ドライバ の最適な運転環境が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成図である。
【図2】本考案の乗車時のフローチャートである。
【図3】本考案のICカードへのデータセット時のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 データ入出力装置 2 ICカード 3 車載データ処理ユニット 4 ICカード 8 キーボード装置 9 ディスプレィ 10,11,12,13,14 制御手段 15 多重通信バスライン A 運行管理手段 B 運転環境調整手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の管理用記憶媒体との間で信号を入
    出力することによって駆動するデータ入出力装置と、デ
    ータ入出力装置に接続する車載データ処理ユニットと動
    作モードやデータ入出力を設定するキーボード装置と操
    作手順や設定内容を表示するディスプレィ装置とからな
    る運行管理手段と、シート位置を調整する制御手段,バ
    ックミラー位置を調整する制御手段等の運転環境調整手
    段で構成し、前記運行管理手段の車載データ処理ユニッ
    トと運転環境調整手段とを多重通信バスラインで接続し
    たことを特徴とする運転環境調整装置。
JP1359692U 1992-03-16 1992-03-16 運転環境調整装置 Pending JPH0575013U (ja)

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JP1359692U JPH0575013U (ja) 1992-03-16 1992-03-16 運転環境調整装置

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JP1359692U JPH0575013U (ja) 1992-03-16 1992-03-16 運転環境調整装置

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ID=11837590

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JP1359692U Pending JPH0575013U (ja) 1992-03-16 1992-03-16 運転環境調整装置

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