JPH057425U - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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Publication number
JPH057425U
JPH057425U JP5385991U JP5385991U JPH057425U JP H057425 U JPH057425 U JP H057425U JP 5385991 U JP5385991 U JP 5385991U JP 5385991 U JP5385991 U JP 5385991U JP H057425 U JPH057425 U JP H057425U
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
runner
holding pin
plate
injection molding
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Pending
Application number
JP5385991U
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English (en)
Inventor
一 石坂川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH057425U publication Critical patent/JPH057425U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 固定型１の取付板１１とからなり、固定型１
にランナープレート１２を設けた射出成形用金型におい
て、ランナープレート１２に、型開き時にランナーを保
持する保持ピン１３を設けた。 【効果】 ランナーは型開き時に保持ピン１３により保
持されるので、ロボットによるランナー取り出しが容易
となり、夜間の連続無人運転にも成形トラブルを発生す
る恐れがなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、固定型と移動型とからなり、固定型にランナープレートが設けられ た射出成形用金型に関し、特に、ロボットによるランナー取り出しが容易となる ように配慮したものである。
【０００２】
【従来技術及び課題】
従来、固定型と移動型とからなり、固定型にランナープレートが設けられた射 出成形用金型において、型開き時、ランナープレートが移動し、ランナーを取り 出せるようにしたものが知られている。
【０００３】 従来、ランナーの取り出しは、人手により行うか、或いは下方に落下させ、下 方の台車等に集積させ、台車が一杯になると逐次台車を取り替えるようにしてい た。
【０００４】 しかしながら、夜間でも射出成形機を無人連続運転することとなると、ランナ ーを金型下方に落下させていたのでは、落下したランナーが下方に堆積し、堆積 したランナーの一部が固定型と移動型との間に挟まったりして成形上のトラブル を起こし兼ねない。
【０００５】 本考案は、従来の固定型と移動型とからなり、固定型にランナープレートが設 けられた射出成形用金型における、このような問題点に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、上記の問題を解決し、ロボットによるランナー取 り出しが容易となる射出成形用金型を提供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案射出成形用金型は、 移動型と固定型とからなり、固定型にランナープレートが設けられた射出成形用 金型において、ランナープレートには型開き時ランナーを保持する保持ピンが設 けられていることを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】
本考案射出成形用金型は、ランナープレートには型開き時ランナーを保持する 保持ピンが設けられているので、ランナーは保持ピンにより保持されるので、ロ ボットにより取り出しが容易となる。
【０００８】 複数本の保持ピンが設けられている場合には複雑な形状のランナーを複数箇所 で保持するので、ランナーを安定した状態で保持し、ロボットにより取り出しが 容易となる。
【０００９】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。 図１は本考案射出成形用金型の一例を示し、金型開割時の状態を示す正面図、 図２は、図１において、II−II線において矢印方向に見た斜視図である。但し、 図２には射出成形機等は図示を省略している。
【００１０】 これらの図において、１は固定型、１１は固定型１の取付板であり、取付板１ １において、射出成形機Ａに取付けられている。１２は固定型１に設けられたラ ンナープレート、１３はランナープレート１２に設けられた保持ピンである。
【００１１】 ２は移動型、２１は移動型２の取付板であり、取付板２１において、射出成形 機Ａに取付けられている。２２は移動型２に設けられたコアであり、金型閉合時 にはコア２２と固定型１の型面１５とによりキャビテイが形成されるようになっ ている。
【００１２】 ３はキャビテイで成形された容器状成形品、３１はＸ形ランナー、３１１はＸ 形ランナーから突出するスプルーである。 保持ピン１３はＸ形ランナー３１の上方２本の枝部の下方を保持する位置にラ ンナープレート１２に２本突設されており、金型閉合時には保持ピン１３は固定 型１の本体部１４に穿設された孔１４１に挿入嵌合されるようになっている。
【００１３】 ４は成形品取り出し用ロボットのチャックであり、チャック４の先端に吸着用 吸盤４１が設けられている。５はランナー取り出し用ロボットのチャックである 。 〔実施例の作用〕 固定型１と移動型２とが閉合されている状態において、キャビテイ内に溶融樹 脂が射出され、成形品３が成形され、冷却固化されると、図１に示すように、金 型が開かれ、成形品３は移動型２のコア２２に密着した状態で移動型２と共に移 動し、固定型１から離れる。移動型２が固定型１から離れた後、ロボットのチャ ック４が降下し、成形品３は成形品取り出し用ロボットのチャック４に設けられ た吸盤４１に吸着されて移動型２のコア２２から取り出され、所定位置に移送さ れる。
【００１４】 他方、固定型１においては、本体部１４がランナープレート１２から離れ、両 者間にランナー３１が現れるが、Ｘ形ランナー３１は上方２本の枝部において２ 個の保持ピン１３により保持され、２個の保持ピン１３により保持されたランナ ー３１はランナー取り出し用ロボットのチャック５に挟持されて取り出され、所 定位置に移送される。
【００１５】
【考案の効果】
本考案射出成形用金型は、ランナープレートには型開き時ランナーを保持する 保持ピンが設けられているので、ランナーは保持ピンにより保持されるので、ロ ボットにより取り出しが容易となり、夜間の連続無人運転においても成形トラブ ルが発生する恐れはない。
【００１６】 複数本の保持ピンが設けられている場合には、複雑な形状のランナーを複数箇 所で保持するので、ランナーを安定した状態で保持し、ロボットにより取り出し が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本考案射出成形用金型の一例を示し金型
開割時の状態を示す正面図。
【図２】図２は図１において、II−II線において矢印方
向に見た斜視図。
【符号の説明】
１ 固定型 １２ ランナープレート １３ 保持ピン ２ 移動型

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 移動型と固定型とからなり、固定型にラ
    ンナープレートが設けられた射出成形用金型において、
    ランナープレートには、型開き時ランナーを保持する保
    持ピンが設けられていることを特徴とする射出成形用金
    型。
  2. 【請求項２】 複数本の保持ピンが設けられていること
    を特徴とする射出成形用金型。
JP5385991U 1991-07-11 1991-07-11 射出成形用金型 Pending JPH057425U (ja)

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JP5385991U JPH057425U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 射出成形用金型

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5385991U JPH057425U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 射出成形用金型

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Publication Number Publication Date
JPH057425U true JPH057425U (ja) 1993-02-02

Family

ID=12954505

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JP5385991U Pending JPH057425U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 射出成形用金型

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