JPH0233964Y2 - - Google Patents
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- JPH0233964Y2 JPH0233964Y2 JP8772584U JP8772584U JPH0233964Y2 JP H0233964 Y2 JPH0233964 Y2 JP H0233964Y2 JP 8772584 U JP8772584 U JP 8772584U JP 8772584 U JP8772584 U JP 8772584U JP H0233964 Y2 JPH0233964 Y2 JP H0233964Y2
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- Japan
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- mold
- cavities
- runner
- molten metal
- runners
- Prior art date
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- Expired
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
- 238000004512 die casting Methods 0.000 claims description 9
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 5
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 12
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は複数個の製品を鋳造成形するダイカス
ト鋳造金型に関する。
ト鋳造金型に関する。
「従来の技術」
従来、ダイカスト鋳造金型で複数個の製品を鋳
造成形する場合、第5図に示すように固定金型1
に複数個の製品を鋳造するためのキヤビテイ2,
3が形成され、この複数個のキヤビテイ2,3に
は溶湯供給装置(図示せず)から溶湯が圧入され
るようにそれぞれ該キヤビテイ2,3に連通する
ランナ4,5を介した湯道6が連通されている。
造成形する場合、第5図に示すように固定金型1
に複数個の製品を鋳造するためのキヤビテイ2,
3が形成され、この複数個のキヤビテイ2,3に
は溶湯供給装置(図示せず)から溶湯が圧入され
るようにそれぞれ該キヤビテイ2,3に連通する
ランナ4,5を介した湯道6が連通されている。
このように構成された従来のダイカスト鋳造金
型で鋳造される製品は、キヤビテイ2,3で擬固
した製品部と、湯道6、ランナ4,5で凝固した
スプールとが付着した状態で可動金型1から押出
しピン7,8によつて外され取出されている。
型で鋳造される製品は、キヤビテイ2,3で擬固
した製品部と、湯道6、ランナ4,5で凝固した
スプールとが付着した状態で可動金型1から押出
しピン7,8によつて外され取出されている。
このため、一度に複数個鋳造成形される鋳造製
品には必ず全ての製品にスプールが付着している
ので、製品からスプールを取外す作業が必要であ
り、効率の良い生産ができなかつた。また全ての
製品にランナで凝固したスプールが付着している
ので、不必要な材料が多く必要で、経済的でない
という欠点があつた。
品には必ず全ての製品にスプールが付着している
ので、製品からスプールを取外す作業が必要であ
り、効率の良い生産ができなかつた。また全ての
製品にランナで凝固したスプールが付着している
ので、不必要な材料が多く必要で、経済的でない
という欠点があつた。
「本考案が解決しようとする問題点」
本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、複数
個のキヤビテイ内で成形された複数個の製品が容
易に分離することができ、経済的で効率の良い生
産を行うことのできるダイカスト鋳造金型を得る
にある。
個のキヤビテイ内で成形された複数個の製品が容
易に分離することができ、経済的で効率の良い生
産を行うことのできるダイカスト鋳造金型を得る
にある。
「問題点を解決するための手段」
本考案は固定金型と可動金型との間に形成され
た複数個のキヤビテイを鋳造製品が容易に分離で
きるように微小間隔の湯道で連通するとともに、
該キヤビテイのいずれか一つに溶湯供給装置から
圧入される溶湯の湯道を連通することにより、複
数個の製品を容易に分離できるようにしたことを
特徴としている。
た複数個のキヤビテイを鋳造製品が容易に分離で
きるように微小間隔の湯道で連通するとともに、
該キヤビテイのいずれか一つに溶湯供給装置から
圧入される溶湯の湯道を連通することにより、複
数個の製品を容易に分離できるようにしたことを
特徴としている。
「本考案の実施例」
以下、図面に示す実施例により、本考案を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図ないし第3図の実施例において、8は固
定金型で、この固定金型8の一端側には溶湯供給
装置(図示せず)のノズル9が挿入されるノズル
挿入孔10が形成されている。11は前記ノズル
挿入孔10に挿入された前記ノズル9を介して圧
入される溶湯が通る湯道で、この湯道11は溶湯
を供給する前記ノズル9側に対して逆に拡開する
形状に形成されている。12は前記固定金型8に
型締め型開き可能に備えられた油圧装置等を用い
た作動機構(図示せず)の作動によつて作動する
可動金型で、この可動金型12は取付け台13と
可動金型本体14とから構成され、この取付け台
13の略中央には前記可動金型本体14を取付け
るための凹部15が形成されている。この凹部1
5には前記可動金型本体14が複数個のボルト
(図示せず)によつて取付け取外し可能に固着さ
れている。16,17,18は前記固定金型8と
前記可動金型12との間に形成された複数個の製
品19,20,21を鋳造成形するキヤビテイ
で、このキヤビテイ16,17,18は前記可動
金型12が前記固定金型8に型締め状態の時、微
小間隔の湯道22,23で連通されている。
定金型で、この固定金型8の一端側には溶湯供給
装置(図示せず)のノズル9が挿入されるノズル
挿入孔10が形成されている。11は前記ノズル
挿入孔10に挿入された前記ノズル9を介して圧
入される溶湯が通る湯道で、この湯道11は溶湯
を供給する前記ノズル9側に対して逆に拡開する
形状に形成されている。12は前記固定金型8に
型締め型開き可能に備えられた油圧装置等を用い
た作動機構(図示せず)の作動によつて作動する
可動金型で、この可動金型12は取付け台13と
可動金型本体14とから構成され、この取付け台
13の略中央には前記可動金型本体14を取付け
るための凹部15が形成されている。この凹部1
5には前記可動金型本体14が複数個のボルト
(図示せず)によつて取付け取外し可能に固着さ
れている。16,17,18は前記固定金型8と
前記可動金型12との間に形成された複数個の製
品19,20,21を鋳造成形するキヤビテイ
で、このキヤビテイ16,17,18は前記可動
金型12が前記固定金型8に型締め状態の時、微
小間隔の湯道22,23で連通されている。
24は前記キヤビテイ16と、前記固定金型8
に形成された湯道11とを連通するように形成さ
れたランナである。25は前記可動金型12の型
開き時に、該可動金型12に付着している製品2
6を外す押出し装置で、この押出し装置25は油
圧装置(図示せず)によつて作動される押出し板
27と、この押出し板27に一端が固定され、他
端が前記可動金型12に形成した押出しピン挿入
孔28,28,28にそれぞれ挿入された前記キ
ヤビテイ16,17,18内で凝固した複数個の
製品19,20,21を押付けることのできる押
出しピン29,29,29とから構成されてい
る。
に形成された湯道11とを連通するように形成さ
れたランナである。25は前記可動金型12の型
開き時に、該可動金型12に付着している製品2
6を外す押出し装置で、この押出し装置25は油
圧装置(図示せず)によつて作動される押出し板
27と、この押出し板27に一端が固定され、他
端が前記可動金型12に形成した押出しピン挿入
孔28,28,28にそれぞれ挿入された前記キ
ヤビテイ16,17,18内で凝固した複数個の
製品19,20,21を押付けることのできる押
出しピン29,29,29とから構成されてい
る。
上記構成のダイカスト鋳造金型Aは、作動機構
(図示せず)の作動によつて可動金型12を固定
金型8へ押付けることにより型締め状態となる。
この型締め状態で溶湯供給装置(図示せず)より
溶湯がノズル9、湯道11、ランナ24を介して
キヤビテイ16、微小間隔の湯道22、キヤビテ
イ17、微小間隔の湯道23、キヤビテイ18へ
と順次圧入される。
(図示せず)の作動によつて可動金型12を固定
金型8へ押付けることにより型締め状態となる。
この型締め状態で溶湯供給装置(図示せず)より
溶湯がノズル9、湯道11、ランナ24を介して
キヤビテイ16、微小間隔の湯道22、キヤビテ
イ17、微小間隔の湯道23、キヤビテイ18へ
と順次圧入される。
しかる後、キヤビテイ16,17,18内で溶
湯が凝固すると、作動機構(図示せず)を作動さ
せて可動金型12を型開き方向へ移動させると、
キヤビテイ16,17,18内で凝固した製品2
6と、湯道11、ランナ24で凝固したスプール
30とが一体成形されたまま該可動金型12に付
着された状態で移動する。この移動した可動金型
が型開き動作完了後、押出し装置25が作動し、
押出し板27を可動金型12方向へ移動させる。
この押出し板7の移動によつて押出しピン29,
29,29が可動金型12の押出しピン挿入孔2
8,28,28によりそれぞれ突出し、可動金型
12に付着している製品26を可動金型より外
す。
湯が凝固すると、作動機構(図示せず)を作動さ
せて可動金型12を型開き方向へ移動させると、
キヤビテイ16,17,18内で凝固した製品2
6と、湯道11、ランナ24で凝固したスプール
30とが一体成形されたまま該可動金型12に付
着された状態で移動する。この移動した可動金型
が型開き動作完了後、押出し装置25が作動し、
押出し板27を可動金型12方向へ移動させる。
この押出し板7の移動によつて押出しピン29,
29,29が可動金型12の押出しピン挿入孔2
8,28,28によりそれぞれ突出し、可動金型
12に付着している製品26を可動金型より外
す。
次に作動機構(図示せず)が作動して可動金型
12を固定金型8へ押し圧して型締め状態にし
て、以下、前記記載と同様な動作を繰返す。
12を固定金型8へ押し圧して型締め状態にし
て、以下、前記記載と同様な動作を繰返す。
次に第4図に示す本考案の異なる実施例につき
説明する。なお、この実施例の説明に当つて、前
記本考案の実施例と同一構成部分には同一符号を
付して重複する説明を省略する。
説明する。なお、この実施例の説明に当つて、前
記本考案の実施例と同一構成部分には同一符号を
付して重複する説明を省略する。
第4図の実施例において、前記本考案の実施例
と主に異なる点は、複数個の製品を形成するキヤ
ビテイ16,17,18を微小間隔で連通する湯
道22A,23Aを固定金型側に形成した点で、
このように構成しても前記実施例と同様な作用効
果が得られる。
と主に異なる点は、複数個の製品を形成するキヤ
ビテイ16,17,18を微小間隔で連通する湯
道22A,23Aを固定金型側に形成した点で、
このように構成しても前記実施例と同様な作用効
果が得られる。
「本考案の効果」
以上の説明から明らかなように、本考案にあつ
ては、次に列挙する効果がある。
ては、次に列挙する効果がある。
(1) 鋳造成形された製品が容易に分離できるよう
に微小間隔の湯道で複数個のキヤビテイを連通
するとともに、この複数個のキヤビテイのいず
れか一つに溶湯供給装置から圧入される溶湯の
湯道を連通したので、複数個の製品が微小間隔
の湯道によつて一体に成形され、しかもスプー
ルが一個の製品にしか付着していない製品が鋳
造成形される。したがつて、複数個の製品を容
易に分離することができる。
に微小間隔の湯道で複数個のキヤビテイを連通
するとともに、この複数個のキヤビテイのいず
れか一つに溶湯供給装置から圧入される溶湯の
湯道を連通したので、複数個の製品が微小間隔
の湯道によつて一体に成形され、しかもスプー
ルが一個の製品にしか付着していない製品が鋳
造成形される。したがつて、複数個の製品を容
易に分離することができる。
(2) 前記(1)によつて、ランナ部で凝固したスプー
ルが付着している製品は一個だけで、その他の
製品には付いていないので、きれいな製品を鋳
造することができる。
ルが付着している製品は一個だけで、その他の
製品には付いていないので、きれいな製品を鋳
造することができる。
(3) 前記(1)によつて、ランナで凝固したスプール
が付着している製品は一個だけなので、材料を
節約できる。したがつて、経済的である。
が付着している製品は一個だけなので、材料を
節約できる。したがつて、経済的である。
第1図は本考案の一実施例を示す概略断面図、
第2図は第1図のA−A方向図、第3図は製品の
斜視図、第4図は本考案の異なる実施例を示す概
略断面図、第5図は従来の一実施例を示す説明図
である。 8:固定金型、9:ノズル、10:ノズル挿入
孔、11:湯道、12:可動金型、13:取付け
台、14:可動金型本体、15:凹部、16,1
7,18:キヤビテイ、19,20,21:製
品、22,22A、23,23A:微小間隔の湯
道、24:ランナ、25:押出し装置、26:製
品、27:押出し板、28:押出しピン挿入孔、
29:押出しピン、30:スプール。
第2図は第1図のA−A方向図、第3図は製品の
斜視図、第4図は本考案の異なる実施例を示す概
略断面図、第5図は従来の一実施例を示す説明図
である。 8:固定金型、9:ノズル、10:ノズル挿入
孔、11:湯道、12:可動金型、13:取付け
台、14:可動金型本体、15:凹部、16,1
7,18:キヤビテイ、19,20,21:製
品、22,22A、23,23A:微小間隔の湯
道、24:ランナ、25:押出し装置、26:製
品、27:押出し板、28:押出しピン挿入孔、
29:押出しピン、30:スプール。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 固定金型と、この固定金型に型締め型開き可
能に備えられた可動金型と、この可動金型と前
記固定金型との間に形成された複数個の製品が
鋳造成形される複数個のキヤビテイとからなる
鋳造金型において、前記複数個のキヤビテイを
鋳造成形された製品が容易に分離できるように
微小間隔の湯道で連通するとともに、該複数個
のキヤビテイのいずれか一つに溶湯供給装置か
ら圧入される溶湯の湯道を連通したことを特徴
とするダイカスト鋳造金型。 2 キヤビテイを連通させる湯道が可動金型側に
形成されていることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載のダイカスト鋳造金型。 3 キヤビテイを連通させる湯道が固定金型側に
形成されていることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載のダイカスト鋳造金型。 4 微小間隔の湯道で連通された複数個のキヤビ
テイの端部に位置するキヤビテイに溶湯供給装
置から圧入される溶湯の湯道を連通しているこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
ないし第3項いずれかに記載のダイカスト鋳造
金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8772584U JPS614860U (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | ダイカスト鋳造金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8772584U JPS614860U (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | ダイカスト鋳造金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS614860U JPS614860U (ja) | 1986-01-13 |
JPH0233964Y2 true JPH0233964Y2 (ja) | 1990-09-12 |
Family
ID=30640207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8772584U Granted JPS614860U (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | ダイカスト鋳造金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS614860U (ja) |
-
1984
- 1984-06-13 JP JP8772584U patent/JPS614860U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS614860U (ja) | 1986-01-13 |
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