JPH0574184A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH0574184A
JPH0574184A JP26322091A JP26322091A JPH0574184A JP H0574184 A JPH0574184 A JP H0574184A JP 26322091 A JP26322091 A JP 26322091A JP 26322091 A JP26322091 A JP 26322091A JP H0574184 A JPH0574184 A JP H0574184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory transistor
memory
level
memory transistors
internal
Prior art date
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Pending
Application number
JP26322091A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Yamashita
正之 山下
Yasuhiro Korogi
泰宏 興梠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP26322091A priority Critical patent/JPH0574184A/ja
Publication of JPH0574184A publication Critical patent/JPH0574184A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部信号生成回路のメモリトランジスタ特性
変動による不安定動作を改善する。 【構成】 内部信号生成回路のメモリトランジスタ4,
5,6を複数個並列にノードAと接地電位2間に挿入
し、各メモリトランジスタのコントロールゲートに書込
み読出し用回路8の出力を供給する。 【効果】 メモリトランジスタ4,5,6のうちいずれ
かのメモリトランジスタが特性変動により十分な導通電
流が得られない場合でも、正常なメモリトランジスタが
ひとつでもあれば、安定した内部信号を生成することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
FAMOS(Floating gate Avalanche injection MOS)
型トランジスタを記憶素子とするEPROMを用いた内
部信号生成回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体装置(内部信号生
成回路)としては図2に示すものがあった。図2におい
て、1は内部電源(5V)であり2は接地電位(0V)
を示し、内部電源1と接地電位2との間にはコンデンサ
3及び記憶素子たるFAMOS型トランジスタ(以下、
メモリトランジスタと称す)4が挿入されている。7は
メモリトランジスタ4のドレインに書き込み時高電圧
(8〜9V)を印加するための書込み用回路、8はメモ
リトランジスタ4のゲートに書込み時に高電圧(12.
5V)を印加し、読出し時に内部電源電圧(5V)を印
加するための書込み読出し用回路、9及び10はインバ
ータ回路であり、互いに入出力信号を結線することによ
りラッチ回路を構成している。11は内部生成信号であ
る。12は書込み/読出し切換用Nチャネル型トランジ
スタであり、書込み/読出し切換信号13で制御されて
いる。
【0003】次に動作について説明する。まず、メモリ
トランジスタ4の読み出し動作について説明する。電源
投入により内部電源1に5Vが印加される。これによ
り、コンデンサ3による容量結合でノードAの電位が上
昇する。さらに、書き込み用回路7の出力はフローティ
ング状態となり、一方、書込み読出し用回路8の出力は
読み出し動作中であるため内部電源レベル、即ち5Vと
なる。
【0004】ここで、メモリトランジスタ4が消去状
態、即ちしきい値Vthが低い(約1V)場合は、メモリ
トランジスタ4は導通状態となる。よって、上昇傾向に
あったノードAは“L”レベルに引き下げられる。ま
た、このとき書込み/読出し切換信号13は“H”レベ
ルとなり、Nチャネル型トランジスタ12は導通とな
る。従ってノードAの、“L”レベルが入力されるイン
バータ9,10で構成されるラッチ回路はこの“L”レ
ベルをラッチし、その出力、即ち内部生成信号11は
“H”レベルとなる。
【0005】一方、メモリトランジスタ4が書き込み状
態、即ちしきい値Vthが高い(約6V)場合は、メモリ
トランジスタ4は非導通状態となる。よって、上昇傾向
にあるノードAは“H”レベルとなる。従ってこの、
“H”レベルが入力されるインバータ9,10で構成さ
れるラッチ回路は“H”レベルをラッチし、その結果、
内部生成信号11は“L”レベルとなる。このようにし
て、内部信号生成回路はメモリトランジスタ4の状態に
より“H”または“L”レベルの信号を生成する。
【0006】次にメモリトランジスタ4への書き込み動
作、即ちしきい値を高くする動作について説明する。ま
ず、電源投入により同様に内部電源1に5Vが印加され
る。これにより、前述のメモリトランジスタ4が読み出
し動作時に導通する場合と同等な状態となる。この状態
のもとで、メモリトランジスタ書き込みモードになる
と、書込み用回路7は8〜9V程度の高電圧レベルを出
力する。よって、メモリトランジスタ4のドレインがこ
れと同電位となる。また、書込み読出し用回路8は1
2.5Vの高電圧レベルを出力する。よって、メモリト
ランジスタ4のゲートがこれと同電位となる。なおこの
時、書込み/読出し切換信号13は“L”レベルとな
り、Nチャネル型トランジスタ12は非導通となってい
るので、ノードAは高電圧を維持する。従って、メモリ
トランジスタ4のドレイン,ゲートが高電圧となり、大
きなチャネル電流が流れフローティングゲートにエレク
トロンがトラップされ、メモリトランジスタ4の書き込
みが実行される。以上によりコントロールゲートから見
たしきい値Vthが高くなる。
【0007】次にメモリトランジスタ4の消去動作、即
ちしきい値を低くする動作について説明する。上述のよ
うにしてフローティングゲートにトラップされた電子を
放出するには、紫外線またはX線等の高エネルギー光線
を照射することにより、フローティングゲート上のエレ
クトロンをフォントエネルギーで励起し、ポテンシャル
ウエルから基板またはコントロールゲートへたたき出す
ことにより行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置(内
部信号生成回路)は以上のように構成されており、1つ
のメモリトランジスタの記憶情報に基づき内部信号を生
成するように構成されているので、このメモリトランジ
スタの特性が変動し、例えばしきい値が高くなったりし
て十分な導通電流が得られない場合、安定した内部信号
生成ができないという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、内部信号生成回路のメモリトラ
ンジスタの特性が変動し、十分な導通電流が得られない
場合でも、安定した内部信号を生成できる内部信号生成
回路を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
(内部信号生成回路)は、内部信号の出力レベルを決定
するためのメモリトランジスタ部を、複数個のメモリト
ランジスタを並列に接続して構成したものである。
【0011】
【作用】この発明においては、内部信号の出力レベルを
決定するためのメモリトランジスタ部を複数個のメモリ
トランジスタを並列に接続して構成したから、特性変動
によりいずれかのメモリトランジスタの導通電流が小さ
くなっても、残りの正常なメモリトランジスタにより通
常の導通電流が得られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例による半導体装置
(内部信号生成回路)を図について説明する。図1にお
いて、図2と同一符号は同一または相当部分を示し、
4,5,6はメモリトランジスタ(FAMOS)であ
り、図に示すようにノードAと接地電位2との間に並列
に挿入されている。
【0013】次に動作について説明する。まず、メモリ
トランジスタ4,5,6の読み出し動作について説明す
る。電源投入により内部電源1に5Vが印加される。こ
れにより、コンデンサ3による容量結合でノードAの電
位が上昇する。さらに、書き込み用回路7の出力はフロ
ーティング状態となり、書込み読出し用回路8の出力は
読み出し動作中であるため内部電源レベル、即ち5Vと
なる。
【0014】ここで、メモリトランジスタ4,5,6が
消去状態、即ちしきい値Vthが低い(約1V)場合に
は、メモリトランジスタ4,5,6は全て導通状態とな
る。よって上昇傾向にあったノードAは“L”レベルに
引き下げられる。このとき、書き込み読み出し切換信号
13は“H”レベルであり、Nチャネル型トランジスタ
12は導通状態となる。従って、ノードAの“L”レベ
ルが入力されるインバータ9,10で構成されるラッチ
回路は“L”レベルをラッチし、その出力、即ち内部生
成信号11は“H”レベルとなる。
【0015】一方、メモリトランジスタ4,5,6が書
き込み状態、即ちしきい値Vthが高い(約6V)場合に
は、メモリトランジスタ4,5,6は全て非導通状態と
なる。よって、上昇傾向にあるノードAは“H”レベル
となる。従って、このノードAの“H”レベルが入力さ
れるインバータ9,10で構成されるラッチ回路は
“H”レベルをラッチし、その結果、内部生成信号11
は“L”レベルとなる。このようにして内部信号生成回
路はメモリトランジスタの状態により“H”または
“L”レベルの信号を生成する。
【0016】以上、読み出し動作自体は基本的には従来
例と同様のものである。しかしながら、本発明において
は、メモリトランジスタを図にしめすように、複数個並
列に設けているので、例えばメモリトランジスタ4さら
には5の特性が変動し、例えばしきい値が高くなったり
して導通状態において十分な導通電流が得られない場合
においても、メモリトランジスタ6により十分な導通電
流が得られれば安定して内部信号を生成することが可能
である。
【0017】次にメモリトランジスタ4,5,6の書き
込み動作、即ちしきい値を高くする動作について説明す
る。まず、電流投入により1の内部電源に5Vが印加さ
れる。これにより、前述の読み出し動作のメモリトラン
ジスタ4,5,6が導通する場合の状態となる。この状
態のもとでメモリトランジスタ書き込みモードにする
と、書込み用回路7は8〜9V程度の高電圧レベルを出
力する。よって、メモリトランジスタ4,5,6のドレ
インがこれと同電位となる。また、書込み読出し用回路
8は12.5Vの高電圧レベルを出力する。よってメモ
リトランジスタ4,5,6のゲートがこれと同電位とな
る。なおこの時、書込み/読出し切換信号13は“L”
レベルであり、Nチャネル型トランジスタ12は非導通
となっているので、ノードAは高電圧を維持する。従っ
て、メモリトランジスタ4,5,6のドレイン,ゲート
が高電圧となり、メモリトランジスタ4,5,6の書き
込みが実行される。以上により、各メモリトランジスタ
のフロティングゲートから見たしきい値Vthが高くな
る。
【0018】消去動作については従来と同様であるた
め、ここではその説明は省略する。
【0019】このように本実施例によれば、ノードAと
接地電位2との間に複数のメモリトランジスタ4,5,
6を並列に挿入し、これら複数のメモリトランジスタの
記憶情報に基づき内部信号を生成するようにしたから、
複数あるメモリトランジスタの一部の特性が変動し、例
えばしきい値が高くなったりして導通状態において十分
な導通電流が得られなくなっても、残存する正常なメモ
リトランジスタにより十分な導通電流を確保することが
でき、常時、安定した内部信号を生成することができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体装
置によれば、内部信号の出力レベルを決定するためのメ
モリトランジスタ部を、複数個のメモリトランジスタを
並列に接続して構成したから、いずれかのメモリトラン
ジスタが特性変動により十分な導通電流が得られない場
合においても、特性変化のない正常なメモリトランジス
タがひとつでもあれば安定して内部信号を発生すること
ができ、装置の信頼性を高めることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体装置(内部信号
生成回路)を示す回路構成図である。
【図2】従来の半導体装置(内部信号生成回路)を示す
回路構成図である。
【符号の説明】
1 内部電源 2 接地電位 3 コンデンサ 4,5,6 メモリトランジスタ 7 書込み用回路 8 書込み読出し用回路 9,10 ラッチ回路を構成するインバータ 11 内部生成信号 12 書込み/読出し切換用Nチャネル型トランジスタ 13 書込み/読出し切換信号
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/792 8225−4M H01L 29/78 371

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース/ドレイン領域が形成された基板
    上方に浮遊ゲートを有し、該浮遊ゲート上方に制御ゲー
    トを有する構造のメモリトランジスタを有し、該メモリ
    トランジスタの記憶情報に基づく内部信号を生成する半
    導体装置において、 上記メモリトランジスタを少なくとも2つ以上有し、そ
    のドレインが共通ノードに接続され、そのソースが接地
    電位に接続されたメモリトランジスタ部と、 該メモリトランジスタ部の各メモリトランジスタの制御
    ゲートに第1または第2の電圧を供給する第1の電圧供
    給手段と、 上記共通ノードに第3の電圧を供給する第2の電圧供給
    手段とを備えたことを特徴とする半導体装置。
JP26322091A 1991-09-13 1991-09-13 半導体装置 Pending JPH0574184A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26322091A JPH0574184A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 半導体装置

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JP26322091A Pending JPH0574184A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 半導体装置

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