JPH0574143B2 - - Google Patents

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JPH0574143B2
JPH0574143B2 JP1107177A JP10717789A JPH0574143B2 JP H0574143 B2 JPH0574143 B2 JP H0574143B2 JP 1107177 A JP1107177 A JP 1107177A JP 10717789 A JP10717789 A JP 10717789A JP H0574143 B2 JPH0574143 B2 JP H0574143B2
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JP
Japan
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disk
spindle
load arm
lever
button
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JP1107177A
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JPH0221461A (ja
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Noryuki Kawamura
Nobuhiro Aizawa
Shigeki Koizumi
Masaru Koyahara
Tetsuo Tomita
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Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Publication date
Application filed by Canon Electronics Inc filed Critical Canon Electronics Inc
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Publication of JPH0221461A publication Critical patent/JPH0221461A/ja
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カセツト内に収容された磁気デイス
ク等の記録媒体を駆動して、情報の読み出しある
いは書き込みを行なうデイスク駆動装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来よりこの種のデイスク駆動装置によれば、
デイスク上記録媒体をデイスク挿入用の開口部よ
り装置内に挿入して装置内のデイスク回転用のス
ピンドルへと装着し、該デイスクを回転しながら
デイスク表面に記録/再生用ヘツドを当接するこ
とによつて記録再生を行なうように構成されてい
る。
具体的にはデイスクの装着の際には、デイスク
挿入用のスリツトよりデイスクを挿入した後、パ
ネルに配されたデイスク装着用の操作部材を操作
してスピンドルと対向する位置に配されたクラン
プ部材をスピンドル側に移動し、デイスクをスピ
ンドルに係合させる。またデイスク排出時には、
前記操作部材によつて前記クランプ部材をスピン
ドルより離間させ、デイスクとスピンドルとの係
合状態を解除するものである。
[発明の解決しようとする問題点] しかしながら、装置の小型化、薄型化にともな
い、デイスク挿入用の開口部を形成するパネルの
スペースも小さくなり、デイスク挿入口は細いス
リツト状に形成され、かつその周辺のスペースも
削減され、デイスクのクランプ及びクランプ解除
動作を従来のように装置前面に配された回動アー
ムを回動して行なうタイプの装置ではその回動範
囲を確保しなければならないため装置の薄型化が
困難であり、またデイスク挿入口の開閉を行なう
ドアに連動するドアアームの中間にクランプ部材
を配した装置では、デイスク挿入口側で大きな回
動ストロークを必要とするためにやはり薄型化が
困難となる。
また装置前面の操作釦の押圧によつてデイスク
のクランプ動作を行なうようにすれば薄型化がは
かれるが、単純に操作釦式にしただけでは内部の
クランプ機構への伝達機構が複雑となり、クラン
プ機構の特にクランプ解除位置の位置規制を確実
に行なわなければ薄型化を図ることはできない。
したがつて装置の真の薄型化を実現するために
は、内部のデイスクをスピンドルとクランプする
機構を初めとして、デイスクの装着、排出を行な
う機構等の小型化、薄型化を操作性を低下するこ
となく実現するという課題を解決する必要があ
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上記の問題点を解決することを目的と
してなされたもので、その特徴とするところは、 装置前面に設けられた操作釦3をデイスク挿入
方向に押圧操作するごとに、ロツク位置とロツク
解除位置をデイスク挿入方向と平行に交互に繰り
返し移動される操作釦レバー13と、前記装置前
面のデイスク挿入口より挿入されたデイスク21
を回転駆動するスピンドル6と、前記スピンドル
6に対して前記デイスクを圧着するクランプ部材
31をその一端側に回転自在に支持するととも
に、前記クランプ部材31を前記スピンドル6に
係合せる係合位置と前記スピンドル6より離間し
た係合解除位置とに移動可能なロードアーム30
と、前記ロードアーム30の前記クランプ部材を
支持する側の端部近傍に形成された係合部30a
に係合する係合部12aを形成され、前記操作釦
レバー13を前記デイスク挿入方向に平行な移動
を前記ロードアーム30の昇降動作に変換して前
記クランプ部材31を前記スピンドル6に対して
昇降制御する制御部材12とからなり、前記制御
部材12は、前記操作釦の押圧操作によつて前記
操作釦レバー13が前記ロツク位置へと移動され
たとき前記ロードアーム30の端部近傍に形成さ
れた前記係合部30aを押圧して前記ロードアー
ム30を前記係合位置へと移動し、前記操作釦の
再度の押圧によつて前記操作釦レバー13が前記
ロツク解除位置へと移動復帰されたときは前記ロ
ードアーム30を前記係合解除位置へと復帰させ
るとともに前記係合部30aを規制して前記ロー
ドアームを該係合解除位置に保持する如く構成さ
れているデイスク駆動装置にある。
[作用] これによつて、操作釦の押圧操作による操作釦
レバーのデイスク挿入方向における移動を、クラ
ンプ部材を制御するロードアームの上下移動に変
換できるとともに、ロードアームの係合位置と係
合解除位置と同時に位置規制することができ、デ
イスクをスピンドルへとクランプする機構を初め
として、デイスクの装置、排出を行なう機構等の
小型化、薄型化を操作性を低下することなく実現
することができる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳
細を説明する。
第1図および第2図は本発明における駆動装置
の分解斜視図および組み立て状態を示すもので、
図において、符号1で示す装置のフレームは底板
1aを有する筐体状に形成されており、その前面
側にはフロントパネル2が嵌合固定されている。
フロントパネル2は上下に平行な状態で配置され
たデイスクの挿入口2a,2aを有し、さらにク
ランプ用のボタン3が嵌合される開口部2b,2
bを有する。
フレーム1の上面にはベース4が固定される。
このベース4は後述するスピンドルなどが臨まさ
れる大きな切欠部4aを有する。
この切欠部4aに臨まされた状態でスピンドル
モータ5がフレーム1の軸受部1bを利用して取
り付けられる。このスピンドルモータ5は上側に
スピンドル6を有し、軸受部1bの下側において
もう1つのスピンドル7を有する。スピンドルモ
ータ5の下側にはスピンドルモータから発生する
ノイズを遮断するためのシールド板8が配置さ
れ、スピンドルモータ5はプリント基板9上に実
装された駆動回路によつて駆動される。
ベース4上には対向して突片10,10が突設
されており、この突片10,10間には軸11が
横架される。この軸11にはクランプレバー12
の基部が回動自在に軸承される。
クランプレバー12はその一端に腕12aを有
し、腕12aは後述するセンターコーン31を取
り付けたヘツドアーム30の方向に臨まされてい
る。
ベース4の上側で、クランプレバー12の側方
にはボタンレバー13が摺動自在に設けられてい
る。ボタンレバー13はその後端部に上方に屈曲
された一対の折曲部13a,13aを有し、両者
間には軸14が横架される。軸14にはボタンレ
バーの動作をクランプレバー12に伝達するため
のボタンローラ15,15及び両者間にはさまれ
た状態でクランプリンク16が回転自在に軸承さ
れている。ボタンレバー13の先端部には上方に
向かつて屈曲された屈曲部13bが形成されてい
る。
また、前記クランプリンク16の他端側には軸
17の一端が回転自在に軸承され軸17の他端側
はクランプレバー12の一端に突設されれた突片
12bに回転自在に軸承されている。
ボタンレバー13の折曲部13a側は前記フロ
ントパネル2の開口部2bに臨まされ、その手前
側の端部にはボタン3が固定されている。
このボタンレバー13の下側にはイジエクト板
18が配置される。このイジエクト板18は第7
図、第11図に示すようにベース4上に突設され
たガイドピン19,20によつて摺動自在に且つ
所定の高さを保持されており、それぞれのピンに
突設された小直径の突起19a,20aが嵌合さ
れる軸線方向に沿つた長孔18a,18bが形成
されている。
なお、長孔18aの幅は、突起19aの幅より
も広く形成されており、イジエクト板18は長孔
18a,18bによつてその長手方向に移動する
とともに、軸20aを支点として、長孔18aの
幅の範囲で若干回動し得るようになつている。
イジエクト板18の手前側の端部にはクランプ
レバーの腕12cと係合する折曲部18cが、先
端部にはデイスク挿入時その前縁と係合する折曲
部18dが下方に向かつて形成されており、第7
図、第11図にて後述するように、ベース4の下
側を通つて装着される磁気デイスクカセツト21
の前縁がイジエクト板18の折曲部18dに当接
することにより、デイスクカセツト21とともに
前進される。
また、イジエクト板18の折曲部18cの近傍
の外側縁側には下方に向かつて折曲部18eが形
成されており、この折曲部18eは、イジエクト
板18がデイスクの挿入に伴つて前進したときベ
ース4上に突設された突起4bと係合しうる位置
にある。
ベース4上にそれぞれ配されたボタンレバー1
3とイジエクト板18の上方には、ボタンレバー
13を押圧位置にラツチするとともに、クランプ
時イジエクト板18の突起4bとの係合を解除す
るラツチ23が取り付け板22を介して配されて
いる。取り付け板22はその一端が上方に向かつ
てL字状に屈曲されて1段高くなつており、この
部分がボタンレバー13の上側に臨まされた折曲
部22aとなり、この折曲部22aの上側にラツ
チ23の一端が折曲部22aを貫通して突設され
たピン24に対しスプリング25を介して回転自
在に軸承される。
ここで、ラツチ23の詳細な構造及び動作を説
明する。すなわち、第9図及び第10図A〜Cに
示すようにラツチ23は扁平な板状に形成されて
いる。すなわち、ラツチ23は取り付け板22上
に突設されたピン24に対し回動自在に軸承され
ていると共に、スプリング25により常時ボタン
レバー13側に押圧されている。
このラツチ23はその一部にW字状に形成され
た切欠部23aを有する。この切欠部23aは第
9図及び第10図に示すように、左方が開放され
るとともに、2つの凹部23b,23cが形成さ
れており、その奥側に位置する凹部23cの下面
には第10図A〜Cに示すように上側に向かつて
凸となる膨出部23dが形成されている。そし
て、ボタンレバー13上に突設されたピン26と
協働して次のような動作を行なう。
すなわち、ボタン3が押されていない状態では
ボタンレバー13は手前に位置されているため、
ピン26はラツチ23と接触していない。この状
態でボタンレバー13を押すとピン26も前進
し、ラツチ23の切欠部23aの開放側の側縁に
形成された曲線部23eに沿つて進む。この場合
にはラツチ23は第10図Aに示すようにピン2
4を中心として図中反時計方向に回動される。そ
して、ピン26が切欠部23eの開放端に至ると
ピン26は切欠部23aの外側に位置する凹部2
3b中に嵌入し、この状態を保持される。
尚、この時スプリング25(例えばねじりコイ
ルばね)の力が第10図中時計方向に加わつてい
る。
この状態から再びボタンレバー13が押される
とピン26も前進しピン26はラツチ23のスプ
リング25による時計方向への回動にともない奥
側の凹部23c側に嵌入する。ところが、凹部2
3cの下側は膨出部23dによつて形成された凹
部に連通しているためピン26は膨出部23dの
下側に導かれる。そして、ボタンレバー13は図
示しないスプリングにより手前側に引かれている
ためピン26と共に手前側に移動する。
この結果ピン26はラツチ23を上方に押し上
げながら移動し、第10図Aに示す状態へと復帰
する。
また、取り付け板22の折り曲げ部22aには
長孔22bが形成されており、この長孔22b中
にはピン26が摺動自在に嵌合される。さらに、
折り曲げ部22aには上方に向かつて突起22c
および22dが形成されている。
取り付け板22のボタンレバー13をはさんで
反対側にはホルダ27が配置される。このホルダ
27はインデツクス検出のためのホトトランジス
タを取り付けるもので、その一端は突起27aが
形成され、この突起27aにはスプリング28の
一端が固定されており、スプリングの他端はイジ
エクト板18の突起18fに固定されており、ピ
ン20aを中心として長孔18aの幅の範囲内で
第7図、第11図中時計方向の回動力を与えてい
る。
ベース4の側方に形成された切欠部4cの部分
にはデイスクのライトプロテクトノツチを検出す
るためのホトインタラプタなどから成る検出器2
9が臨まされる。
一方、符号30で示すものはロードアームで、
このロードアーム30は前記スピンドルモータ2
5の上方に臨まされ、その先端部の下面にはスピ
ンドル6と対向して装着される磁気デイスクなど
を挟持するセンターコーン31がスプリング32
を介して回転自在に軸承されている。ロードアー
ム30の後端部は板ばね33を介してフレーム1
側に固定される。したがつて、弾性的に片持支持
された状態となつており、アームの先端に突設さ
れた突起30aは前記クランプレバー12の腕1
2aの先端に係合される。
一方、ロードアーム30の基部の下方にはヘツ
ドキヤリツジ34が取りつけられる。ヘツドキヤ
リツジ34は第1図に示すようにその先端側に上
下に平行に配置された4枚の支持板35を有し、
各支持板35の先端部にはそれぞれ対向した状態
でヘツド36が取り付けられている。ヘツドキヤ
リツジ34はその側方に突片34aを有し、この
突片34aの下面に形成された断面円弧状の案内
溝34b中に嵌合されるガイドバー34cにより
摺動自在に案内される。
ヘツドキヤリツジ34の突片34aにはスチー
ルベルト37が取り付けられた支持枠38が固定
される。スチールベルト37はよく知られている
ように幅広部と幅狭部とを有し、それぞれの一端
は支持枠38に固定されており、他端はプーリ3
9に固定されている。またスチールベルト37の
幅広部には幅狭部が嵌合される長孔が形成されて
おり幅狭部と幅広部が重なり合わないように配置
されている。
前記プーリ39はフレーム1側に取り付けられ
るステツパモータ40の出力軸40aの先端に固
定されている。
符号41で示すものはストツパでヘツドの移動
が一定の範囲を変えないようにするためにステツ
パモータ40の回転角度を一定範囲内におさめる
役割を果たす。
符号42で示すものはヘツドパツドを上下させ
る駆動源であるソレノイドで、このソレノイドの
ロツド42aの先端にはリンク43の下端に回転
自在に軸承されているピン44が連結される。ま
た、リンク43の両側において軸44にはローラ
45,45が軸承されている。
符号46で示すものはパツドアームでほぼL字
状に形成されており、その一端に形成されたコ字
状の折曲部46aはソレノイド42の上側におい
てピン47に回動自在に軸承されている。このア
ーム46は、その他端にパツド48が固定されて
おり、ソレノイド42の動きに連動してヘツドを
デイスクにロードさせるとともに、その際パツド
48をデイスクへと押圧し、デイスクの揺れを防
止する。
また、アーム46には前記ピン47と平行に配
置されたピン49の一端が回転自在に軸承されて
おり、ピン49の他端は前記リンク43の上端部
に回転自在に軸承されている。従つて、ソレノイ
ド42が駆動されるとロツド42aを介してリン
ク43が回動され、ピン49を介してアーム46
がピン47を中心として上下に回動される。
ヘツドキヤリツジ34の上方には、L字状に屈
曲された支持枠50がその基端をキヤリツジ34
に固定した状態で取り付けられており、他端はヘ
ツドキヤリツジ34の上方に伸び、ヘツドキヤリ
ツジ34と支持枠50の先端部との間にはスプリ
ング51が弾装され、ヘツドに対し一定のロード
圧を与えている。
ヘツドキヤリツジ34の側方にはヘツドキヤリ
ツジのガタを取り除くために板ばね52が配置さ
れており、この板ばね52の基端部にはヘツドが
トラツクの始端、すなわちホームポジシヨンにあ
ることを検出するセンサ53が固定されている。
第1図において符号54で示すものはデイスク
の出入によるヘツドの損傷を防止するために設け
られたヘツドプロテクトである。
なお、プリント基板9の側方において符号55
で示すものはデイスクをヘツドの高さに合わせる
ための基準板である。
他方、第8図に示すものは制御回路のブロツク
図で、マイクロコンピユータMCによつて制御さ
れる。
第8図において符号101で示すものはスピン
ドルモータ5を制御するためのモータコントロー
ル回路で、この回路を介してスピンドルモータ5
が制御される。符号102で示すものはセレクト
回路で、複数のセレクト信号から必要なセレクト
信号を作り、内部の各回路に指令を出す。
符号103で示すものはヘツドロード回路で、
ヘツドロードを行なうためのソレノイド42を制
御する。104はステツパモータ40を制御する
ための位置制御回路、105はセンサ53からの
信号を受けてトラツク00位置を検出するための検
出回路、106は複数のヘツドへの情報の伝達ま
たは受信を行なうための制御回路である。
また、符号107で示すものはインデツクス検
出を行なうためのインデツクス検出回路、108
はインデツクス信号によりレデイー信号を作り出
す一対のレデイー回路である。
ところで、第1図および第2図にあつては上下
に2枚装着されるデイスクの上側のデイスクに対
する機構について示してあるが、これらのクラン
プ機構やヘツドロード機構、ボタンラツチ機構お
よびデイスクイジエクト機構はフレーム1の下側
にも対称な状態で存在する。
次に以上のように構成された本実施例の動作に
つき、各図、特に第11図を参照しながら詳細に
説明する。
磁気デイスク21がフロントパネル2の上側の
挿入口2aに挿入されていないデイスク未挿入状
態においては、第11図Aに示すように、ボタン
レバー13は図示しないスプリングによつて手前
側に摺動した状態にあり、そのピン26はラツチ
23から離間された位置にある。またイジエクト
板18も同様にスプリング28により、手前の挿
入口2a側へと摺動されている。この状態では、
イジエクト板18はスプリング28の弾性力によ
り、手前側に付勢されるとともに、突起20aを
支点として時計方向に回動付勢されており、その
外側縁の折曲部8eが突起4bに当接することに
よつてその回動位置が保持されている。
またボタン3が押圧されていないので、クラン
プレバー12もクランプ方向に回動されておら
ず、センターコーン31を取り付けたロードアー
ム30はスピンドル6より離間され、その上方位
置がクランプレバー12の腕12aによつて規制
されている。なお、この状態では、クランプレバ
ー12のもう1つの腕12cは、イジエクト板1
8の上方に位置し、互いに当接せざる位置関係に
ある。
この状態において、磁気デイスク21がフロン
トパネル2の上側の挿入口2aから挿入される
と、第11図Bに示すように、デイスク21はフ
レーム1とベース4とで構成されるガイド部(第
1図)に沿つて前進し、イジエクト板18の先端
の折曲部18dに接し、イジエクト板18をスプ
リング28に抗して押しながら奥まで挿入され
る。そしてイジエクト板18は、その折曲部18
e外側縁と突起4bとの係合を脱すると、スプリ
ング28の弾性力によつて時計方向に回動されて
折曲部18eの前縁が突起4bと係合して、その
位置に係止される。したがつて、この時点でデイ
スクを離しても、イジエクト板を挿入位置に係止
されているため、デイスクは排出されない。
次に、クランプ用のボタン3を押すと、第11
図Cに示すように、ボタン3と一体化されたボタ
ンレバー13が前進する。
なお、第2図においては、前後左右および上下
の方向を同図中矢印で示すX,Y,Zの文字に
+,−の符号を付けて示す。
第1図、第2図において、ボタンレバー13が
+X方向に移動すると、リンク16がピン14を
中心として第1図中反時計方向に回動されるた
め、ピン17を介してクランプレバー12は軸1
1を中心として時計方向に回動され、その腕12
aの先端がロードアーム30の先端の突起30a
に接触し、これを下方に押す。この結果、ロード
アーム30は−Z方向へ押圧され、これに取り付
けられたセンターコーン31とスピンドル6での
間でデイスクのクランプを行なう。この状態でス
ピンドルモータ8は駆動用の基板9上の回路によ
つて定速回転され、所定の回転速度でデイスクが
回転される。
ヘツド36の位置決めはヘツドキヤリツジ34
の移動により行なわれる。すなわち、ステツプモ
ータ40の回転によりプーリ39が回転し、スチ
ールベルト37を巻き取り、巻きほどくことによ
り+Xまたは−X方向に移動され、位置決めが行
なわれる。この移動はセンサ53により常時監視
されている。キヤリツジの移動がガイドバー34
cに案内されて行なわれ、板ばね52の押圧力に
よりガタ付くことなくスムーズに行なわれる。ヘ
ツド36のデイスクへのロードは支持枠50を介
してスプリング51によつて加えられる押圧力を
除去することによつて行なわれる。すなわちソレ
ノイド42の−Y方向への駆動により、リンク4
3が−Z方向に回動し、パツドアーム46を同じ
−Z方向へ回動させる。パツドアーム46はヘツ
ドアームの支えをなしており、アーム46は−Z
方向へ回動されるためヘツドアームに対する支え
は取り除かれ、スプリング51の力によりヘツド
はデイスクにロードされる。
上述のクランプ動作を行なつた際のイジエクト
機構の動作について説明する。第11図Bの状態
において、ボタン3を押圧してクランプ動作を行
なうと、第11図Cに示すように、ボタンレバー
13が押圧方向すなわち同図で見て上方に摺動さ
れ、ボタンレバー13上のピン26がラツチ23
の対向する傾斜面に当接してこれを反時計方向に
回動する。これによつてイジエクト板18がラツ
チ23によつて右方へと押圧されて反時計方向へ
と回動されることにより、折り曲げ部18eと突
起4bとの係止が解除され、イジエクト板18は
スプリング28によつてデイスクを排出する方向
に摺動しようとするが、ボタンレバー13の押し
込み動作とともに、クランプレバー12がロード
アーム30をデイスク上へと押圧すべく回動して
いるので、その腕12cが下降してその先端部が
イジエクト板18の折曲部18cと対向する位置
となり、イジエクト板18は、腕12cによつて
係止されて後退を阻止され、デイスクは排出方向
に力を受けない。
そしてボタン3を押圧方向にいつぱいに押圧し
て離すことにより、ピン26がラツチ23の傾斜
縁を越えて、第10図Bに示す位置にてラツチさ
れ、ボタンレバー13はその押し込み位置にラツ
チされる。第11図Dはこの状態を示すものであ
り、上述のデイスクスランプ状態が保持される。
なお、上述の動作において、クランプレバー1
2の腕12cは、デイスクが挿入されていない場
合には第11図Aに示すようにイジエクト板18
上方に離れており、デイスクが挿入された状態で
は、第11図Cに示すようにイジエクト板18の
折曲部18cと対向してこれを係止せる位置に下
降する。したがつて、デイスクが挿入されていな
い状態では、ボタン3を押圧してボタンレバー1
3を摺動し、クランプレバー12を下方に回動し
ようとしても、腕12cがイジエクト板18上面
に係止され、その回動が妨げられることになる。
これは、デイスクが挿入あれていない状態では、
クランプレバー12の回動すなわちボタンレバー
13の動作を禁止することを意味している。すな
わちデイスクが挿入されていない状態でクランプ
動作を行なうことにより、上下のヘツドが互いに
衝接して損傷する危険を防止することができる。
一方、デイスクのクランプ状態の保持および開
放ラツチ23、ピン26によつてボタンレバー1
3のラツチ、ラツチ解除を行なうことによつて行
なわれる。すなわちボタン3を1度押すことによ
りラツチが働き、2度目を押すことによりラツチ
が解除される。
したがつて、第10図B及び第11図Dの状態
において、ボタン3を再度押すことによりラツチ
23とピン26とのラツチが解除され、ボタンレ
バー13が図示しないスプリングによつて復帰さ
れることにより、クランプレバー12がデイスク
から離間する方向へと回動される。これによつて
ロードアーム30がデイスクから離間するととも
に、クランプレバー12の腕12cがイジエクト
板18の折曲部18cから離間し、イジエクト板
はスプリング28の弾性力によつて摺動してデイ
スクを排出する。
以上の動作を操作順にまとめると、デイスク2
1が装着される場合にはイジエクト板18がデイ
スクの挿入にともなつて同時に移動し、スプリン
グ28にエネルギーを蓄積するとともに、軸20
aを支点とする時計回りの回動力が与えられてい
る。そして、デイスク21が完全な装着状態とな
るまで押されたときベース4に突設された突起4
bが折曲部18eの後端部と係合することによ
り、イジエクト板18が挿入位置にロツクされ装
着状態を保持する。
そして、デイスクをクランプするためにボタン
3を押すとボタンレバー13が移動し、その上面
に突設されたピン26が移動し、ラツチ23がピ
ン24を中心に回動され、イジエクト板18を第
7図中右方に押すため、突起4bと折曲部18e
との係合がはずれる。
一方、ボタンレバー13の移動によりクランプ
レバー12が第7図中時計方向に回動されるため
腕12aと反対側から突出している突起12cが
下がり、イジエクト板18の折曲部18cと係合
しスプリング28によるイジエクト板18の後退
を阻止する。
デイスク21を取り出す場合にはボタン3をも
う1度押しラツチ23を外し、ボタンレバー13
を開放し、その後退動作に連動し、クランプレバ
ーが第7図中反時計方向に回動され、突起12c
と折曲部18cとの係合を解けば、イジエクト板
18はスプリング28の引張力により引かれるた
め、折曲部18eにより支持されているデイスク
21が後退し、デイスク21は自動的に排出され
る。
以上の説明は上側に装着されるデイスクに関し
てのみ説明であるが、下側のデイスクに関しても
全く同様の操作が行われる。
本実施例はこのように上下にデイスク駆動装置
を重ねて配した構成となつており、複数枚のデイ
スクを共通の駆動源で駆動でき、ヘツドの移動を
共通の駆動源で行なうことができ、部品点数を減
少させ機構部分の使用効率を向上させ装置全体を
小型化できる。
また、スピンドルモータ、ステツパモータなど
の駆動源共有化することにより消費電力の削減を
行なうことができる。
なお、上記の実施では2枚のデイスクを駆動可
能な構造として例示したが、スピンドルモータを
2個設けるかあるいは1個のスピンドルモータか
らベルトなどの動力伝達手段を介してさらに多く
のデイスク保持機構を駆動すれば2枚以上のデイ
スクを駆動することももちろん可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明におけるデイスク
駆動装置によれば、操作釦の押圧操作による操作
釦レバーのデイスク挿入方向に平行な移動を、ク
ランプ部材を制御するロードアームの上下移動に
変換する制御部材を設けるとともに、該制御部材
によりロードアームの係合位置と係合解除位置の
両方を位置規制するように構成したので、操作釦
の押圧をロードアームへと伝達する機構や、ロー
ドアームの各位置を位置決めする機構をそれぞれ
別々に設けることなく共通の制御部材ですべて行
なうことができ、操作釦を押圧してクランプ動作
を行なう装置において、その機構を簡略化し得る
とともに、クランプ部材の解除位置規制による薄
型化が可能となり、操作性を低下することなく装
置全体の薄型化及び小型化を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を説明するもので第1
図は分解斜視図、第2図は全体斜視図、第3図は
クランプレバーとボタンレバーおよびロードアー
ムの連動関係を示す斜視図、第4図は平面図、第
5図はソレノイドによるロード部分を説明する側
面図、第6図はスピンドル部分を説明する側面
図、第7図はイジエクト板のクランプレバーとの
連動関係を示す斜視図、第8図は制御方法を説明
するためのブロツク図、第9図はラツチの構造を
示す斜視図、第10図A〜Cはラツチの動作説明
図、第11図A〜Dはイジエクト板、ボタンレバ
ー、クランプレバー、ラツチのデイスク着脱動作
における連動関係を説明する説明図である。 1……フレーム、2……フロントパネル、3…
…ボタン、4……ベース、5……スピンドルモー
タ、6,7……スピンドル、9……プリント基
板、12……クランプレバー、13……ボタンレ
バー、16,43……リンク、18……イジエク
ト板、23……ラツチ、30……ロードアーム、
31……センターコーン、34……キヤリツジ、
35……支持板、36……ヘツド、37……スチ
ールベルト、39……プーリ、40……ステツパ
モータ、42……ソレノイド、46……パツドア
ーム、53……センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 装置前面に設けられた操作釦3をデイスク挿
    入方向に押圧操作するごとに、ロツク位置とロツ
    ク解除位置をデイスク挿入方向と平行に交互に繰
    り返し移動される操作釦レバー13と、 前記装置前面のデイスク挿入口より挿入された
    デイスク21を回転駆動するスピンドル6と、 前記スピンドル6に対して前記デイスクを圧着
    するクランプ部材31をその一端側に回転自在に
    支持するとともに、前記クランプ部材31を前記
    スピンドル6に係合せる係合位置と前記スピンド
    ル6より離間した係合解除位置とに移動可能なロ
    ードアーム30と、 前記ロードアーム30の前記クランプ部材を支
    持する側の端部近傍に形成された係合部30aに
    係合する係合部12aを形成され、前記操作釦レ
    バー13を前記デイスク挿入方向に平行な移動を
    前記ロードアーム30の昇降動作に変換して前記
    クランプ部材31を前記スピンドル6に対して昇
    降制御する制御部材12とからなり、 前記制御部材12は、前記操作釦の押圧操作に
    よつて前記操作釦レバー13が前記ロツク位置へ
    と移動されたとき前記ロードアーム30の端部近
    傍に形成された前記係合部30aを押圧して前記
    ロードアーム30を前記係合位置へと移動し、前
    記操作釦の再度の押圧によつて前記操作釦レバー
    13が前記ロツク解除位置へと移動復帰されたと
    きは前記ロードアーム30を前記係合解除位置へ
    と復帰させるとともに前記係合部30aを規制し
    て前記ロードアームを該係合解除位置に保持する
    如く構成されていることを特徴とするデイスク駆
    動装置。
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