JPH0574117B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は物体等に付されたバーコードをペンス
キヤナー型のバーコード読取器で読取る携帯型デ
ータ入力装置に関する。

［従来の技術］ 例えば商店の陳列棚に載置された各商品の在庫
を調べたり、新たに商品を問屋に発注する場合に
は、作業能率を向上させるために、一般に携帯型
データ入力装置が用いられる。

そして、一般に、この種の携帯型データ入力装
置のケースは操作者が片手で持てるような形に形
成されており、ケースの前面の一方側に例えば発
注商品の商品コードや発注数量等の数字データを
キー入力するためのキーボードが取付けられてお
り、ケースの他方側は入力されたデータを表示す
るための表示器が取付けられている。そして、ケ
ース内には、例えばキー入力されたデータをデー
タ処理するためのマイクロコンピユータが組込ま
れており、キー入力された商品コードや数量は例
えばRAM等で構成された記憶部へ一旦記憶され
る。そして、記憶部に記憶されたデータ量が一定
量になると、この携帯型データ入力装置をホスト
コンピユータからなるデータ処理装置の設置場所
へ持参して、データ処理装置へ接続して、この携
帯型データ入力装置に記憶された各データをデー
タ処理装置へ入力する。

また、携帯型データ入力装置におけるデータ入
力操作を簡素化するために、各商品の陳列棚に該
当商品の商品コードを示すバーコードを貼付け、
携帯型データ入力装置側にペンスキヤナー型のバ
ーコード読取器を接続して、商品コードをこのバ
ーコード読取器で読取るようにした携帯型データ
入力装置が考えられている。

そして、このペンスキヤナー型のバーコード読
取器が接続された携帯型データ入力装置を用いて
発注業務を行なう場合は、右利きの人は左手にケ
ースを持ち、右手でバーコード読取器を持ち、こ
のバーコード読取器で棚に付されたバーコードを
順次読取つて行く。また、左利きの人は右手にケ
ースを持ち、左手でバーコード読取器を持ち、こ
のバーコード読取器で棚に付されたバーコードを
順次読取つて行く。

しかしながら、ペンスキヤナー型のバーコード
読取器を携帯型データ入力装置に例えば接続ケー
ブルを用いて接続すると、データ入力装置の持ち
運び時にバーコード読取器が邪魔になり、取扱い
が煩雑になるのみならず、バーコード読取器の保
管が面倒になる。

また、バーコード読取操作時においては、ケー
スとバーコード読取器とを保持する必要があるの
で両手が塞がれてしまう不便さもある。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
であり、バーコード読取器をケースに直接取付
け、かつ表示部が取付けられたケース部位を、分
割した面が、回転中心に対して点対称な形状とな
るように分割し、かつ他方に対して180度反転可
能にし、さらに表示器の表示状態を上下、左右が
反転可能にすることにより、バーコードの読取作
業性を向上でき、かつ右利きの人でも左利きの人
でも表示されたデータを正立像で目視でき、読取
り間違いを防止でき、装置全体の操作性を大幅に
向上できる携帯型データ入力装置を提供すること
を目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記課題を解消するために、本発明の携帯型デ
ータ入力装置は、バーコードを読取るペンスキヤ
ナー型のバーコード読取器及びこのバーコード読
取器で読取られたバーコードに対応するコードデ
ータを表示する表示器が取付けられた第１のケー
ス部位と、各種データをキー入力するキーボード
が取付けられた２のケース部位と、第１のケース
部位を第２のケース部位に対して、表示器がキー
ボードに対して同一方向に向く正常状態に、又は
表示器がキーボードに対して180度反対方向を向
く反転状態に択一的に装着する選択装着機構とを
有する。

そして、選択装着機構を、第１のケース部位の
第２のケース部位に対する対向面に取付けられ、
信号線が接続された信号プラグと接地された接地
プラグからなるプラグ列と、第２のケース部位の
第１のケース部位に対する対向面に取付けられ、
正常装着時に信号プラグが挿入される信号ソケツ
トと接地プラグが挿入される検出ソケツトからな
る正常ソケツト列と、第２のケース部位の対向面
に取付けられ、反転装着時に信号プラグが挿入さ
れる信号ソケツトと接地プラグが挿入される検出
ソケツトからなる反転ソケツト列とで構成し、 さらに、反転ソケツト列の検出ソケツトの接地
状態にて第１のケース部位が第２のケース部位に
対して反転状態で装着されたことを検出する反転
検出手段と、反転検出手段の反転検出に応動して
表示器に表示されているデータの表示状態を正常
装着状態の表示状態に対して上下および左右を反
転して表示する表示状態反転手段とを備えたたも
のである。

［作用］ 本発明の携帯型データ入力装置においては、ケ
ースにおける表示器が形成された第１のケース部
位は、キーボードが形成された第２のケース部位
に対して180度機械的に反転された状態で装着可
能に構成されている。そして、操作者が表示器が
取付けられた第１のケース部位を、第２のケース
部位に対して、キーボードと表示器が互いに反対
方向を向く180度反転した状態で装着すると、自
分の利き手でケースを持つてケースに取付けられ
たペンスキヤナー型のバーコード読取器をバーコ
ードに接触させた状態で、表示器が操作者に対向
する。しかして、バーコード読取器をバーと直交
方向に移動させると、バーコードが読取られ、そ
のコードデータが表示部に表示される。この場合
は、反転検出手段が作動して表示されるデータを
上下左右を反転し、結果として、表示されるデー
タが操作者からみて常時正立像となるように制御
される。

［実施例］ 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。

第１図は実施例の携帯型データ入力装置を示す
斜視図でるあ。なお、この実施例においては、商
店における陳列棚の各商品を問屋に発注する発注
業務に適用した場合を説明する。

すなわち、図中１は例えばプラスチツク等で形
成された長尺のケースであり、このケース１にお
ける長手方向の先端にはペンスキヤナー型のバー
コード読取器２の発光素子と受光素子とからなる
フオトセンサ２ａが組込まれている。また、ケー
ス１の図示上面１ａにおけるバーコード読取器２
の反対側には各種データをキー入力するためのキ
ーボード３が形成されている。さらに、ケース上
面１ａのバーコード読取器２側には、液晶を用い
た表示面が形成され、データをドツトパターン文
字で表示する長方形状の表示器４が取付けられて
いる。また、バーコード読取器２の近傍位置にバ
ーコードが正しく読取られたことおよびデータが
正しくデータ処理装置へ送信されたことを告げる
ためのランプ５が取付けられている。そして、ケ
ース１は表示器４が設けられた部分からバーコー
ド読取器２までのケース部位１ｂ（第１のケース
部位）と、キーボード３が形成されたケース部位
１ｃ（第２のケース部位）とから形成されており、
前記ケース部位１ｂは操作員が手で握り易いよう
に、この実施例では、断面がほぼ四辺形で、親指
と人指指の間に接触して安定するように細く形成
されている。なお、断面が円形や楕円形であつて
もよいことは勿論である。そして、第２図に示す
ように、細く形成されたケース部位１ｂはキーボ
ード３が形成された他方のケース部位１ｃに対し
て着脱自在に形成されている。

すなわち、ケース部位１ｂのケース部位１ｃに
対向する面には、凸部６が形成されており、ケー
ス部位１ｃのケース１ｂに対向する面には前記凸
部６に嵌合する凹部７が形成されている。また、
ケース部位１ｂの凸部６には、前記表示器４、バ
ーコード読取器２およびランプ５とケース部位１
ｃ内に収納されたマイクロコンピユータとの信号
授受のための例えば４本のプラグ８ａ，８ｂ，８
ｃ，８ｄと、ケース部位１ｂのケース部位１ｃに
対する表裏の装着状態を検出するための１本のプ
ラグ８ｅとの合計５本のプラグが設けられてい
る。なお、装着状態検出用のプラグ８ｅはケース
部位１ｂ内において接地されている。一方、ケー
ス部位１ｃ側には、前記各プラグ８ａ〜８ｅが挿
入されるソケツト９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ
が取付けられている。

さらに、ケース部位１ｃの凹部７内の前記各ソ
ケツト９ａ〜９ｅに対する対角線位置に、前記ケ
ース部位１ｂを180度反転した時にプラグ８ａの
信号がソケツト１０ａに、プラグ８ｂの信号がソ
ケツト１０ｂに、……、そそれぞれ結合伝送され
るように、各プラグ８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８
ｅが挿入されるソケツト１０ａ，１０ｂ，１０
ｃ，１０ｄ，１０ｅが設けられている。そして、
ケース部位１ｃ側の信号授受用のソケツト９ａ〜
９ｄとソケツト１０ａ〜１０ｄとは互いに接続さ
れている。すなわち、ケース部位１ｂが正常に装
着されても、180度反転されて装着されたとして
も各信号は正常に授受される。なお、ソケツト９
ｅにはケース部位１ｃ内において信号線が接続さ
れていない。しかも、マイクロコンピユータはソ
ケツト１０ｅ対するプラグ８ｅの挿入状態からケ
ース部位１ｂのケース部位１ｃに対する装着状態
を検出可能である。

前記キーボード３には、第１図に示するよう
に、数字データを入力するためのテンキー３ａの
他に、シフトキー３ｂ、表示器４に表示されたデ
ータの表示位置を移動させるスクロールキー３
ｃ、一旦記憶部のデータメモリに格納したデータ
を取消すための取消キー３ｄ、記憶部に格納した
データをデータ処理装置へ送信するデータ送信キ
ー３ｅ等の各種フアンクシヨンキーが配列されて
いる。

第３図は携帯型データ入力装置の概略構成を示
すブロツク図である。図中１３は各種演算処理を
実行するCPU（中央処理装置）であり、このCPU
１３にバスライン１４を介して、制御プログラム
やキヤラクタジエネレータ等の固定データを記憶
するROM１５、入力された各種データ等の可変
データを記憶するRAM１６、キーボード３、表
示器４、ソケツト１０ｅからのケース部位１ｂに
おける装着状態信号が入力される入力ポート１
７、バーコード読取器２、ランプ５のランプ駆動
回路１８、データ処理装置１９に組込まれた送受
信機に対してデータを無線送信するとともにデー
タ処理装置１９からの応答信号を受信する送受信
機２０等が接続されている。

また、前記ペンスキヤナー型のバーコード読取
器２において、フオトセンサ２ａで読取つたバー
コードの画像データは２値化回路２ｂでハイ
（Ｈ）レベル又はロー（Ｌ）レベルの２値化信号
に正規化されたのち、コード変換回路２ｃで読取
つたバーコードに対応したコードデータに変換さ
れる。そして、読取つたバーコードが正しくコー
ドデータに変換された場合は、前記ランプ５が１
秒等の一定時間だけ点灯する。

また、前記送受信機２０のアンテナ２０ａはデ
ータ入力操作の邪魔にならないように、例えば公
知の方法でケース１の側壁に貼付られている。

前記RAM１６内には、第４図に示すように、
バーコード読取器２で読取つたバーコード化され
た商品コード（コードデータ）とキーボード３か
らキー入力された数量（数字データ）からなる発
注データを複数個記憶可能なデータメモリ１６ａ
が形成されている。さらに、このRAM１６内に
は、バーコード読取器２で読取つたバーコードの
コードデータ（商品コード）を一時記憶するコー
ド読取バツフア１６ｂ、テンキー３ａにてキー入
力された数字データ（数量）を一時記憶する置数
バツフア１６ｃ、表示器４へ表示するデータをビ
ツトパターンデータに展開した状態で記憶する表
示バツフア１６ｄ、データ処理装置１９へ無線送
信する送信データを一時記憶する送信バツフア１
６ｅ等が形成されてる。

また、前記表示器４は、数量（数字データ）と
商品コード（コードデータ）を同時に表示するこ
とが可能である。さらに、商品コードに代えて対
応する商品名を表示するように構成してもよい。

しかして、前記ケース部位１ｂが例えば右手使
用の状態又は180度反転された左手使用の状態で
ケース部位１ｃに装着された状態において、バー
コード読取器２からコードデータが入力される
と、前記CPU１３は第６図の流れに従つて、入
力されたコードデータに対する表示処理を実行す
るようにプログラム構成されている。

流れ図が開始されると、バーコード読取器機２
にて読取られてコード読取バツフア１６ｂに格納
されている表示すべきコードデータを前記キヤラ
クタジエネレータを用いてビツトパターンデータ
に展開して、第５図ａに示すように、表示バツフ
ア１６ｄへ格納する。次に、ステツプ（Ｓ）１に
て入力ポート１７を介してケース部位１ｃの凹部
７に設けられたソケツト１０ｅの状態を調べる。
ソケツト１０ｅが接地されていなければ、ソケツ
ト１０ｅにプラグ８ｅが挿入されていないので、
ケース部位１ｂは第７図ａに示すように反転され
ずに正常にケース部位１ｃに装着されていると判
断する。

そして、S2にて表示バツフア１６ｄに格納さ
れているビツトパターンデータをそのまま表示器
４へ送出して表示する。しかして、表示器４に
は、第７図ａに示すように、バーコード読取器２
側を先頭とする正立像のドツトパターン文字のコ
ードデータが表示される。

一方、S1にてソケツト１０ｅが接地されてい
た場合には、ソケツト１０ｅにプラグ８ｅが挿入
されているので、ケース部位１ｂは、第７図ｂに
示すように、180度反転されて、ケース部位１ｃ
に装着されていると判断する。すなわち、表示器
４はケース１の裏面１ｄ側を向く。

なお、表示器４は同一表示器を、ケース部位１
ｃの表裏にそれぞれ設けることが出来ることは勿
論である。この場合、他の表示器を４ａとする。

そして、現在表示バツフア１６ｄに格納されて
いるビツトパターンデータの各列のビツトデータ
を上下逆方向に並べ変える。さらに、各行のビツ
トデータを左右逆方向に並べ変える。その結果、
表示バツフア１６ｄのビツトパターンデータは第
５図ｂに示すように、同図ａに比較して上下およ
び左右が逆のビツトパターンデータとなる。そし
て、表示バツフア１６ｄに格納されているビツト
パターンデータを表示器４へ送出して表示する。
しかして、表示器４には、第７図ｂに示すよう
に、ケース１の裏面１ｄ側から見た状態で、ケー
ス部位１ｃ側を先頭とする正立像のドツトパター
ン文字のコードデータが表示される。

なお、表示器４をケース部位１ｃの表裏に１個
づつ設けた場合は、一方の表示器４が表示するド
ツトパターンに対して、他方の表示器ａは表示さ
れるドツトパターンが丁度逆になるように構成さ
れ、同時に２つの表示器４，４ａが、同じ表示を
するようにしてもよいことは勿論である。

このようにして商品コードを示すバーコードが
読取られたのち、キーボード３のテンキー３ａで
数量データを入力すると、商品コードと数量から
なる発注データがデータメモリ１６ａへ順次格納
される。そして、データメモリ１６ａに一定量の
発注データが格納された状態でデータ送信キー３
ｅをキー入力すると、データメモリ１６ａに記憶
されている全発注データが送受信機２０を介して
データ処理装置１９へ無線送信される。データ処
理装置１９に組込まれた送受信機から正常応答信
号が送受信機２０を介して入力されると、ランプ
５が一定時間点灯する。

つぎに、このように構成された携帯型データ入
力装置の操作方法を第７図を用いて説明する。

まず、右利きの人がこの携帯型データ入力装置
を操作する場合は、第７図ａに示すように、表示
部４が設けられたケース部位１ｂをキーボード３
が設けられたケース部位１ｃに対してキーボード
３および表示器４が共に手前になるように正常に
装着する。

次に、右手２５ａで表示部４が設けられたケー
ス部位１ｂを表示部４およびキーボード３が手前
にになるように持つ。

しかして、バーコード読取器２のフオトセンサ
２ａ部を陳列棚に貼付られたラベルのバーコード
２６に接触させて各バーの直交方向に移動させる
と、バーコード２６が読取られ、バーコード２６
に対応する商品コードが表示器４にバーコード読
取器２側を先頭とする正立像のドツトパターン文
字のデータとして表示される。

次に、左利きの人がこの携帯型データ入力装置
を操作する場合は、第７図ｂに示すように、表示
部４が設けられたケース部位１ｂをキーボード３
が設けられたケース部位１ｃに対して180度反転
させて装着する。

そして、利手である左手２５ｂで、キーボード
３が一方の面に、表示器４が相対する他方の面に
それぞれ位置するように、ケース部位１ｂを持
つ。

しかして、バーコード読取器２のフオトセンサ
２ａ部を陳列棚に貼付られたラベルのバーコード
２６に接触させて各バーの直交方向に移動させる
と、バーコード２６が読取られ、バーコード２６
に対応する商品コードが表示器４にケース部材１
ｃ側を先頭とする正立像のドツトパターン文字の
データとして表示される。

このように、表示器４が形成されたケース部材
１ｂをキーボード３が形成されたケース部材１ｃ
に対して180度反転して装着可能に構成すること
によつて、右利きの人および左利きの人の両者に
とつて、読取られたコードデータを常時正立画像
で目視できる。したがつて、読取り誤りを未然に
防止でき、操作性を大幅に向上できる。

なお、第８図は表示器４が形成されたケース部
位１ｂを、キーボード３が形成されたケース部位
１ｃに対して反転する反転機構を備えていない場
合を示す図である。右利きの人が操作する場合は
第８図ａ示すように、読取つたコードデータを表
示器４に正常に表示することが可能であるが、左
利きの人にとつては、左手でケース１を持つと第
８図ｂに示すように、手前がケース１の裏面１ｄ
となり、読取つたコードデータを確認することが
不可能である。

なお、実施例においては、商店における各商品
の発注業務に用いられる場合を説明したが、発注
業務以外に各商品の在庫管理等にも用いることが
可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明の携帯型データ入力
装置によれば、バーコード読取器をケースに直接
取付け、かつ表示部が取付けられたケース部位を
他方に対して180度反転可能にし、さらに表示状
態を上下、左右逆に反転可能にしている。したが
つて、バーコードの読取り操作を利手を用いた片
手操作で実行でき、バーコートの読取作業性を向
上できる。また、右利きの人でも左利きの人でも
表示されたデータを正立像で目視でき、読取りの
間違いを防止でき、装置全体の操作性を大幅に向
上できる。

さらに、本発明においては、ケース部位を180°
反転可能にする選択装着機構及び反転装着状態を
検出する機構を、第１のケース部位側に設けられ
た信号プラグと接地プラグとからなるプラグ列
と、第２のケース部位に設けられた前記プラグ列
に対応する一対のソケツト列とで実現している。
したがつて、選択装着機構及び装着状態検出機構
を非常に簡単に実現できる。よつて、装置全体を
より小型軽量に構成でき、操作性をより一層向上
できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例に係わる携帯型データ入
力装置を示すものであり、第１図は全体を示す斜
視図、第２図は反転機構の構成を示す図、第３図
は概略構成を示すブロツク図、第４図は記憶内容
を示す図、第５図は表示バツフアのデータ格納状
態を示す図、第６図は動作を示す流れ図、第７図
は操作方法を説明するための図、第８図は効果を
説明するための図である。 １……ケース、１ａ……表面、１ｂ，１ｃ……
ケース部位、１ｄ……裏面、２……バーコード読
取器、３……キーボード、４……表示器、６……
凸部、７……凹部、１３……CPU、１６……
RAM、１６ｄ……表示バツフア、１９……デー
タ処理装置、２０……送受信機、２６……バーコ
ード。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ バーコードを読取るペンスキヤナー型のバー
   コード読取器及びこのバーコード読取器で読取ら
   れたバーコードに対応するコードデータを表示す
   る表示器が取付けられた第１のケース部位と、各
   種データをキー入力するキーボードが取付けられ
   た２のケース部位と、前記第１のケース部位を第
   ２のケース部位に対して、前記表示器が前記キー
   ボードに対して同一方向に向く正常状態に、又は
   前記表示器が前記キーボードに対して180度反対
   方向を向く反転状態に択一的に装着する選択装着
   機構とを有する携帯型データ入力装置において、 前記選択装着機構は、前記第１のケース部位の
   前記第２のケース部位に対する対向面に取付けら
   れ、信号線が接続された信号プラグと接地された
   接地プラグからなるプラグ列と、前記第２のケー
   ス部位の前記第１のケース部位に対する対向面に
   取付けられ、正常装着時に前記信号プラグが挿入
   される信号ソケツトと前記接地プラグが挿入され
   る検出ソケツトからなる正常ソケツト列と、前記
   第２のケース部位の前記対向面に取付けられ、反
   転装着時に前記信号プラグが挿入される信号ソケ
   ツトと前記接地プラグが挿入される検出ソケツト
   からなる反転ソケツト列とで構成され、 かつ、前記反転ソケツト列の検出ソケツトの接
   地状態にて前記第１のケース部位が第２のケース
   部位に対して反転状態で装着されたことを検出す
   る反転検出手段と、 この反転検出手段の反転検出に応動して前記表
   示器に表示されているデータの表示状態を正常装
   着状態の表示状態に対して上下および左右を反転
   して表示する表示状態反転手段と を備えたことを特徴とする携帯型データ入力装
   置。