JPH02144680A - 携帯型データ入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は物体等に付されたバーコードを読取りて例えば
データ処理装置との間で無線送受信する携帯型データ入
力装置に関する。

［従来の技術］ 例えば商店の陳列棚に載置された各商品の在庫を調べた
り、新たに商品を問屋に発注する場合には、作業能率を
向上させるために、一般に携帯型データ入力装置が用い
られる。

また、この種の携帯型データ入力装置内にはマイクロコ
ンピュータが組込まれている。そして、この携帯型デー
タ入力装置のケースは片手で持てる形状に形成されてお
り、商品コードや数量を入力するためのキーボード、キ
ー入力されたデータを表示するための表示器がケースの
外表面に取付けられている。そして、ケース内には、キ
ー入力された商品コードや数量を記憶するＲＡＭ等で構
成された記憶部が形成されている。

そして、この携帯型データ入力装置を用いて発注業務を
行なう場合は、右利きの人は左手にケースを持ち、右手
でデータを順次キー入力していく。

また、左利きの人は右手にケースを持ち、左手でデータ
を順次キー入力していく。そして、−・定量のデータが
記憶されると、この携帯型デー７入力装置をホストコン
ピュータからなるデータ処理装置の設置場所へ持りして
、データ処理装置へ接続して、この携帯型データ入力装
置に記憶された各デー　タをデータ処理装置へ入力する
。

また、携帯型データ入力装置におけるデータ入力操作を
簡素化するために、各商品の陳列棚に該当商品の商品コ
ー・ドを示すバー　コードを貼付け、携帯型データ入力
装置側にペンスキャナー型のバーコード読取器を接続し
て、商品コードをこのバーコード読取器で読取るように
した携帯型データ入力装置が考えられている。

しかしながら、上記のように構成された携帯型データ入
力装置においては、記憶部の記憶容量には一定の限界が
あるので、多数の商品に対する発注業務を実行するため
には記憶部の記憶容量が一定量に達する度にこの携帯型
データ入力装置をデータ処理装置へ接続して、記憶部に
紀憶さたれデータをデータ処理装置へ移動させる必要が
ある。

したがって、発注業務の作業能率が大幅に低下する。

また、ペンスキャナー型のバーコード読取器を携帯型デ
ータ入力装置に例えば接続ケーブルを用いて接続するさ
、データ入力装置の持ち運び時にバーツー　ド読取器が
邪魔になり、取扱いが煩雑になるのみならず、バーコー
ド読取器の保管が面倒になる。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
データを無線出入力する送受信機を組込むとともに、バ
ーコード読取器をケースに直接取付け、かつ表示状態を
上下、左右に反転可能にすることにより、入力されたデ
ータが直ちに送信できてデータ入力業務の作業能率を向
上でき、かつ右利きの人でも左利きの人でも表示された
データを正立像で目視でき、読取り間違いを防止でき、
装置全体の操作性を大幅に向上できる携帯型データ入力
装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明の携帯型データ入力装置においては、長尺なケー
スと、このケースの長手方向の一端に取付けられ、バー
コードを読取るペンスキャナー型のバーコード読取器と
、ケースの長手方向の一方側に形成された把手部と、こ
のケースの長手方向の他方側に取付けられ、少なくとも
数字データが入力されるキーボードと、バーツー　ド読
取器にて読取られたコードデータおよびキーボードから
キー入力された数字データを焦線出力し、必要に応じて
入力された応答信号を受信する送受信機と、ケース表面
に取付けられ、コードデータおよび数字データを表示す
る表示器と、表示切換スイッチと、この表示切換スイッ
チの切換操作に応動して、表示器に表示されているデー
タの表示状態を上下および左右逆に反転する表示状態反
転手段とを備えたものである。

［作用］ 本発明の携帯型データ入力装置においては、操作者が自
分の利き手でケースの把手部を持ってケース先端に取付
けられたペンスキャナー型のバーコード読取器をバーコ
ードに接触させた状態でバーと直交方向に移動させると
、バーコードが読取られ、そのコードデータが表示部に
表示される。

また、キーボード上に配設された例えばテンキーを操作
する必要がある場合には、キーへ入力する手と反対の手
でケースの把手部を持って操作する。

前記の場合、表示されたデータが操作者から見て上下逆
に見える場合は、表示切換スイッチを切換操作すれば、
表示器に表示されたデータが上下および左右逆に反転す
る。しかして、表示されたデータを操作者からみて常時
成立像に制御できる。

また、バーコード読取器およびキーボードから入力され
たコードデータおよび数字データは送受信機を介して無
線出力される。

［実施例］ 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図（ａ）は実施例の携帯型データ入力装置を示す斜
視図であり、第１図（ｂ）は同実施例装置を示す上面図
である。なお、この実施例においては、携帯型データ入
力装置を商店における陳列側の各商品を問屋に発注する
発注業務に適用した場合を説明する。

すなわち、図中１は例えばプラスチック等で形成された
長尺のケースであり、このケース１における長手方向の
先端にはペンスキャナー型のバーコード読取器２の発光
素子と受光素子とからなるフォトセンサ２ａが取付けら
れている。また、ケース１のバーコード読取器２の反対
側には６種データをキー入力するためのキーボード３が
形成されている。さらに、ケース１の長手方向のほぼ中
央位置に、表示面が液晶表示板で形成され、データをド
ツトパターン文字で表示する長方形状の表示器４が取付
けられている。そして、ケース１の表示器４が設けられ
た部分からバーコード読取器側部分は、キーボード側部
分に比較して操作員が手で掴むための把手部５として、
小径に形成されている。

そして、小径に形成された把手部５の先端部近傍の両側
面位置に一対の表示切換スイッチ６　ａ　ｒ６ｂが取付
けられている。また、バーコード読取器２の近傍位置に
バーコードが正しく読取られたことおよびデータが正し
くデータ処理装置へ送信されたことを確認するためのラ
ンプ７が取付けられている。

前記キーボー　ド３には、図示するように、数字データ
を入力するためのテンキー８の他に、シフトキー９１表
示器４に表示されたデータの表示位置を移動させるスク
ロールキー１０、−旦記憶部のデータメモリに格納した
データを取消すための取消キー１１、記憶部に格納した
データをデータ処理装置へ送信するデータ送信キー１２
等の各種ファンクションキーが配列されている。

第２図は携帯型データ入力装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。図中１３は各種演算処理を実行するＣＰＵ
　（中央処理装置）であり、このＣＰＵ１３にパスライ
ン１４を介して、制御プロダラムやキャラクタジェネレ
ータ等の固定データを記憶するＲＯＭ１５、入力された
各種データ等の可変データを記憶するＲＡＭ１６、キー
ボード３、表示器４、各表示切換スイッチ６ａ、６ｂか
らの切換信号が入力される入力ボートし、バーコード読
取器２、ランプ７のランプ駆動回路１８、データ処理装
置１ｆ１９に組込まれた送受信機に対してデータを無線
送信するとともにデータ処理装置１９からの応答信号を
受信する送受信機２０等が接続されている。

また、上記各を子構成部材には電源回路２１から直流の
駆１ｆｌｓ圧■Ｄが供給される。そして、この電Ｊｉ’
ｉ、回路２〕、にはバッテリ２２から電源が供給される
。

また、前記ペンスキャナー型のバーコード読取器２にお
いて、フォトセンサ２ａで読取ったバーコードの画像デ
ータは２値化回路２ｂでハイ（Ｈ）レベル又はロー（Ｌ
）レベルの２値化信号に正規化されたのち、コード変換
回路２Ｃで読取ったバーク〜　ドに対応したコードデー
タに変換される。

そして、読取ったバーコードが正しくコードデータに変
換された場合は、前記ランプ７が１秒等の一定時間だけ
点灯する。

また、前記送受信機２０のアンテナ２０ａはデータ入力
操作の邪魔にならないように、例えばケース１の側壁に
予め刻設されたアンテナ収納溝１ａにキーボード３方向
へ引出し自在に収納されている。具体的には、Ｎ１図（
ｅ）に示すように、アンテナ２０ａは弾力性を有した銅
線でアンテナ収納溝１８に沿った形状に形成されており
、アンテナ２０ａがアンテナ収納溝１ａに収納された状
態においては、アンテナ２０ａ自身の弾性力によってア
ンテナ収納溝１ａの溝底に圧接されている。

よって、アンテナ２０　ａがアンテナ収納溝１３から突
出することはない。また、アンテナ収納溝１ａはケース
１の他部５において湾曲部５ａが形成されているので、
外力を加えない限り、アンテナ２０ａがキーボード３方
向へずれることはない。

また、アンテナ２０ａの一方端は抜落ち防止用の大径部
２０ｂが形成されており、さらに、ケース１の後端部の
アンテナ収納溝ｌａ内に環状のストッパーＩＣが嵌入固
定されている。

そして、第１図（ｄ）に示すように、データ送受信時に
おいては必要に応じて、アンテナ２０ａをケース１の後
端から引出す。この場合、大径部２０ｂがストッパーＩ
Ｃに当接するので、アンテナ２０ａがケース１の後端か
ら抜は落ちることはない。

前記ＲＡＭ１６内には、第３図に示すように、バーコー
ド読取器２で読取ったバーコード化された商品コード（
コードで一タ）とキーボード３からキー入力された数量
（数字データ）からなる発注データを複数個記憶可能な
データメモリ１６ａが形成されている。さらに、このＲ
ＡＭＩ　６内には、パルコード読取器２で読取ったバー
：コードのコードデータ（商品コード）を−時記憶する
コード読取バヴファ１６ｂ１表示器４へ表示するデータ
をビットパターンデータに展開し、た状態で記憶する表
示バッファ】６Ｃ１データ処理装置１つへ無線送信する
送信データを一時記憶する送信バッファ１６ｄ５テンキ
ー８にてキー入力された数字データ（数量）を−時記憶
する置数バッファ１６ｅ、データ処理装置１９から入力
された受信データ（応答信号）を−時記憶する受信バッ
ファ１６ｆ等が形成されてる。

また、前記表示器４は、数にｌ（数字データ）と商品コ
ード（コードデータ）を同時に表示することが可能であ
る。さらに、商品フードに代えて対応する商品名を表示
するように構成しでもよい。

しかして、電源回路３１のｉｔ電源イッチ２３が投入さ
れると、前記ＣＰＵ１３はＲＯＭＩ　５の制御プログラ
ムに従って第５図のメインルーチンを実行するように構
成されている。

流れ図が開始され、Ｓ（ステップ）１にてバーコード読
取器２からコードデータが入力されると、そのコードデ
ータをＲＡＭ１６のコード読取バッファ１６ｂへ格納す
る。そして、Ｓ２にて格納されたコードデータに対する
第６図に示す表示処理を実行する。

第６図において、表示処理が開始されると、まず、コー
ド読取バッファ１６ｂ又は置数バッファ１６ｅに格納さ
れている表示すべきデータを前記キャラクタジエネレー
クを用いてビットパターンデータに展開して、第４図（
ａ）に示すように、表示バッファ１．６　ｅへ格納する
。次に、Ｓ３にて入力ボート１７を介して各表示切換ス
イッチ６ｇ。

６ｂの状態を調べる。表示切換スイッチ６ａが投入され
ていれば、表示バッファ１６ｅに格納されているビット
パターンデータをそのまま表示器４へ送出して表示する
。しかして、表示器４には、第７図Ｃａ）に示すように
、バーコード読取器２側を先頭とする正立像のドツトパ
ターン文字のデータが表示される。

一方、Ｓ４にて表示切換スイッチ６ｂが投入されていた
場合には、現在表示バ・ソファ１６ｃに格納されている
ビットパターンデータの各列のビットデータを上下逆方
向に並び変える。さらに、各行のビットデータを左右逆
方向に並び変える。その結果、表示バッファ１６ｃのピ
ッミーパターンデータは第４図（ｂ）に示すように、同
図（ａ）に比較して上下および左右が逆のビットパター
ンデータとなる。そして、表示バプファ１６ｃに格納さ
れているビットパターンデータを表示器４へ送出１．て
表示する。しかして、表示器４には、第７図（ｂ）に示
すように、キーボード３側を先頭とする逆立像のドツト
パター・ン文字のデータが表示される。

第５図のメインルーチの８２における表示処理が終了す
ると、最初にもどり、次の操作入力を待つ。そして、Ｓ
５にてキーボード３のテンキー８のキー操作にて数字デ
ータが入力されると、その数字デー・夕を一旦置数バッ
ファ１６ｅへ格納したのち、Ｓ６にてその数字データに
対する前述した表示処理を実行する。その後、コード読
取バッファ１６ｂおよび置数バプファ１６ｅに格納され
ているコードデータおよび数字データを商品コードおよ
び数量からなる一つの商品の発注データとしてＲＡＭ１
６のデータメモリ１．６８へ格納する。

そして、最初にもどり、次の操作待ちとなる。

さらに、Ｓ６にてキーボード３のデータ送信キ−１２が
キーＩ−に作されると、データメモリ１６ａに記憶され
Ｃいる全部の発注データを送信バッファ１６ｄおよび送
受信機２０を介してデータ処理装置１９へ無線送信する
。

１−かして、Ｓ７にてデータ処理装置１９に組込まれた
送受信機から正常応答信号が送受信機２０を介して入力
されると、ランプ駆動回路１８を介しＣランプ７を一定
時間点灯したのち、データメモリ１６ａをクリアする。

以上で一連のデータ入力およびデータ送信処理を終了す
る。

つぎに、このように構成された携帯型データ入力装置の
操作方法を第７図を用いて説明する。

まず、右利きの人がこの携帯型データ入力装置を操作す
る場合は、第７圀（ａ）に示すように、利手である右手
でキーボード３および表示器４が手前になるように、把
手部５を掴む。そして、親指２５ａで下側の表示切換ス
イッチ６ａを投入する。

しかして、バーコード読取器２のフすトセンサ２ａ部を
陳列棚に貼付られたラベルのバーコード２６に接触させ
て各バーの直交方向に移動させると、バーコード２６が
読取られ、バーコード２６に対応する商品コードが表示
器４にバー・コード読取器２側を先頭とする正立像のド
ツトパターン文字のデータとして表示される。

次に、左利きの人がこの携帯型デ・−少入力装置を操作
する場合は、第７図（ｂ）に示すように、利手である左
手でキーボード３および表示器４が手前になるように、
把手部５を掴む。この場合、キーボード３および表示器
４が手前になるように左手で掴むと、必然的にキーボー
ド３および各表示切換スイッチ６ａ、６ｂの位置が上下
逆になる。

そして、！ｌ指２５ｂで下側の表示切換スイッチ６ｂを
投入する。

１、かして、バーコード読取器２のフォトセンサ２８部
を陳列棚に貼付られたラベルのバークー　ド２６に接触
させて各バーの直交方向に移動させると、バーコード２
６が読取られ、バーコード２６に対応する商品コードが
表示器４にキーボード３側を先頭とする正立像のドブド
パクー・ン文字のデータとして表示される。

このように、表示切換スイッチ６ａ、６ｂＧ切換操作す
ることによって、表示器４に表示されるドツトパターン
文字を上下および左右逆に表示させることが可能である
ので、右利きの人および左（りきの人の両者にとって、
読取られたデータおよびキー入力されたデータを常時正
立画像で目視できる。したがって、読取り誤りを未然に
防止でき、操作性を大幅に向上できる。

また、データメモリｉ６ａに格納された発注データはデ
ータ送信キー１２をキー操作することによ−）て、デー
タ処理装置１９へ即座に無線送信できＳので、従来装置
のように、記憶部に一定量のデータが蓄積される度にデ
ータ処理装置の設置場所まで移動１．て、データをデー
タ処理装置へ入力する必要がない。よって、データ入力
業務の作業能率を大幅に向上できる。

なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。実施例においては、商店における各商品の発注業務
に用いられる場＆を説明したが、発注業務以外に各商品
の在庫管理等にも用いることが可能である。

［発明の効果Ｊ 以上説明したように本発明の携帯型データ入力装置によ
れば、データを無線出力する送受信機を組込むとともに
、バーコード読取器をケースに直：妾取付け、かつ表示
切換スイッチの切換操作により表示状態を上下、左右に
反転づ能にし°Ｃいる。

したがって、入力されたデータを必要に応じて直ちに無
線送信できるので、％記憶部に一定量のデータが蓄積さ
れる度にデータ入力装置をデータ処理装置へ接続する必
要がないので、データ入力作業の作業能率を大幅に向」
：、できる。

さらに、右利きの人でも左利きの人でも表示されたデー
タを正立像で目視でき、読取り間違いを防止でき、装置
全体の操作性を大幅に向上できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例に係わる携帯型データ入力装置を
示すものであり、第１図（乙）は全体を示す斜視図、第
１図（１））は」二面図、第１図（ｅ）および同図（ｄ
）はケース側壁の溝に収納されたアンテナおよびその動
作を示す図、第２図は概略構成を示すブロック図、第３
図は記憶内容を示す図、第４図は表示バッファのデータ
格納状態を示す図、第５図および第６図は動作を示す流
れ図、第７図は操作方法を説明するだめの図である。 １・・・ケース、２・・・バーコード読取器、３・・・
キーボード、４・・・表示器、５・・・把手部、６ａ、
６ｂ・・・表示切換スイッチ、１３・・・ＣＰＵ、１６
・・・ＲＡＭ。 １６ｃ・・・表示バッファ、１９・・・データ処理装置
、２０・・・送受信機、２０ａ・・・アンテナ、２６・
・・バーコード。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 長尺なケースと、このケースの長手方向の一端に取付け
   られ、バーコードを読取るペンスキャナー型のバーコー
   ド読取器と、前記ケースの長手方向の一方側に形成され
   た把手部と、前記ケースの長手方向の他方側に取付けら
   れ、少なくとも数字データが入力されるキーボードと、
   前記バーコード読取器にて読取られたコードデータおよ
   び前記キーボードからキー入力された数字データを無線
   出力し、必要に応じて入力された応答信号を受信する送
   受信機と、前記ケース表面に取付けられ、前記コードデ
   ータおよび数字データを表示する表示器と、表示切換ス
   イッチと、この表示切換スイッチの切換操作に応動して
   、前記表示器に表示されているデータの表示状態を上下
   および左右逆に反転する表示状態反転手段とを備えた携
   帯型データ入力装置。