JPS625483A - バ−コ−ドデ−タ読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、特に商店や倉庫等で物品管理を省力的に行う
ために用いられているバーコードラベルからデータを光
学的に読取るバーコードデータ読取装置に関する。

［発明の技術的背景］ 従来から、商店や倉庫内で物品管理を省力的に行うため
にバーコードラベルが広く用いられている。

そして第３図はこのバーコードラベルからバーコードデ
ータを光学的に読取る従来のバーコードデータ読取装置
の外観を示す平面図である。

このバーコードデータ読取装置は、ハンディバーコード
スキャナと呼ばれており、図からもわかるように、キー
スイッチ１と液晶パネル等の表示部２とを備えた本体３
と、この本体３にカールコード４により接続されたペン
型のバーコードデータ読取り部５とから構成され、バー
コード読取り部５の先端に設けられた光電変換部５ａを
バーコードラベル上のバーコードに、各バーを横切るよ
うに接触させて、各バーの太さや間隔に応じた電気的信
号を本体３に入力し、本体３の内部に設けられているメ
モリ（図示せず）に読取ったバーコードデータを記憶さ
せるようにされている。

そしてメモリに記憶されたバーコードデータは、ホスト
コンピュータへバッチ伝送（一括伝送）されて所定のま
とまりごとに処理されていた。

［背景技術の問題点］ しかしながらこのようなバーコードデータ読取装置は、 ■読取り、機能選択およびキー人力等の操作を両手で行
わなければならないので、操作が煩雑である、 ■バーコードラベルから読取ったバーコードデータは本
体３の内部のメモリに記憶されるため、読取ることので
きるバーコードデータの量はメモリ容量に制限されるこ
とになり、大量のバーコードデータを連続して読取、る
ことは不可能でおる、■読取りや信号の変換処理に必要
な制御プログラムは本体３の内部のメモリに書込まれて
いるため、後に変更することが困難である、 ■本体３内部のメモリに記憶されたデータをホストコン
ピュータにバッチ伝送する必要があるため、ホストコン
ピュータ側でリアルタイムにデータ処理を実行すること
ができない、 ■データをホストコンピュータへ伝送する際には、伝送
用の専用装置が必要であり、また伝送用の専用装置の場
所まで装置自体を運搬する必要があると共に、データの
伝送処理中はバーコードデータの読取り作業を行うこと
ができない、 ■本体３とバーコードデータ読取り部５とが細いカール
コード４で接続されているため、カールコード４の破断
等により故障が生じ易く、また外部ノイズの影響も受け
やすい、 ■本体３を含めた装置全体の形状がシンプルでないため
、運搬や保管が煩雑である、 等の多くの問題点がめった。

［発明の目的］ 本発明は上述したような従来のバーコードデータ読取装
置の問題点を解消すべくなされたもので、■読取り、機
能選択、キー人力等の操作を片手でオペレーションする
ことができる、 ■読取ることのできるバーコードデータの量に特別な制
限がない、 ■読取りや信号の変換処理に必要な制御プログラムを後
に容易に変更することができる、■読取ったバーコード
データをホストコンピュータへバッチ伝送する必要がな
い、 ■伝送用の専用装置を特に設ける必要がない、■故障が
生じにくく、また外部ノイズの影響を受けにくい、 ■形状がシンプルであり、運搬や保管が容易である、 等の多くの利点を備えた極めて高性能なバーコードデー
タ読取装置の提供を目的としている。

［発′明の概要］ 本発明は、操作者が把持しつつ筆記を行える形状の本体
ケースと、この本体ケースの先端部に設けられた光電変
換部によりラベル上に記憶されているバーコードデータ
を読取り、第１の信号として出力するバーコードデータ
読取り手段と、前記光電変換部に併設された座標センサ
により前記操作者が前記本体クースを把持しつつ行った
筆記の軌跡を検出して第２の信号として出力する筆跡検
出手段と、前記第１あるいは第２の信号を人力し所定の
変換処理を行った後、中央処理装置へ無線出力する一方
、必要な制御データを前記中央処理装置から無線入力す
る制御手段とを備えてなるバーコードデータ読取装置で
おる。

［発明の実施例］ 以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する
。

第１図は本発明の一実施例の全体的な構成を示すブロッ
ク図である。

本実施例装置は、後述するようにバーコードの読取りモ
ードと手書き文字の認識モードとの２つのモードを有し
、バーコードラベル６上に記録されたバーコード６ａに
光を照射する発光ダイオード（ＬＥＤ）等の光源部７、
バーコード６ａの各バーの太さや間隔に応じて変化する
反射光を電気的な信号に変換する光センサ８、この先セ
ンサ８の出力する信号を増幅するアンプ９、このアンプ
９の出力する信号を変換処理するデコーダ１０、このデ
コーダ１０の出力する信号を電波、超音波あるいは赤外
線を媒体として無線出力する送受信部１１、バーコード
の読取りモードと手書き文字の認識モードとを切換える
切換スイッチ１２、タッチセンサ１３（後述）、手書き
文字認識部１４（後述）、確認表示部１５（後述）およ
び電源部１６とから構成されている。

なお１７は前記送受信部１１と無線でデータのやりとり
を行う独立したホストコンピュータの送受信部でおる。

第２図は本実施例装置の外観を示す側面図である。

この図かられかるように本実施例装置の本体は従来装置
のバーコードデータ読取り部（前出）とほぼ同様な形状
であり、操作者が把持しやすいようにペン型にされてい
る。

そして前述した光源部７と光センサ８およびタッチセン
サ１３とを本体の先端部に有し、内部にアンプ９、デコ
ーダ１０、送受信部１１、手書き文字認識部１４および
電源部１６とを備え、側面に切換スイッチ１２と確認表
示部１５とを備えている。なおｌｌａは送受信部１１が
無線入出力を行う際に電波、超音波あるいは赤外線が通
過する入出力部である。

まず本実施例装置がバーコード読取りモードの動作を行
う場合について説明する。

この場合には、切換スイッチ１２をバーコードの読取り
モード側にして、本体先端の光センサ８をバーコード６
ａに近づけて各バーを横切るようにトレースする。する
と光源部７が光を発生し、バーコード６ａに光を当て、
その反射光が光センサ８に入力されて各バーの太さおよ
び間隔に応じた信号が検出される。そして検出された信
号がアンプ９により増幅され、ざらにデコーダ１０に入
力される。

デコーダ１０はアンプ９から出力されたデータを数値デ
ータに変換するとともに、パリティチェックやディジッ
トチェック等の種々のチェックを行う。そしてデータが
適正であった場合には、そのデータを送受信部１１に出
力し、送受信部１１はホストコンピュータの送受信部１
３に対しデータを無線出力する。

なお上記動作を行うのに必要な制御プログラムは、ホス
トコンピュータの送受信部１７から必要に応じて無線出
力され、送受信部１１を経てセットされる。

次に本実施例装置が手書き文字の認識モードの動作を行
う場合について説明する。

なお本実施例装置において、タッチセンサ１３は、ゲー
ム機器等に用いられているトラックボールと同様な構成
であり、操作者が本体を把持しつつ筆記を行った場合に
、筆記の軌跡を座標信号として出力する機能を有してい
る。

まず切換スイッチ１２を手書き文字の認識モード側にし
て、本体を把握しつつ数字や記号の筆記を行う。

するとこの筆記に伴ってタラ・チセンサ１３が作動し、
筆記の軌跡における各ベクトルを手書き文字認識部１４
に出力する。

手書き文字認識部１４はあらかじめ保持している標準パ
ターンと比較して手書き文字の認識を行い、認識結果を
確認表示部１５に表示する。

そして認識して得られた文字データはデコーダ１０に出
力されて数値データに変換され、さらに送受信部１１に
入力されてホストコンピュータの送受信部１３に対して
無線出力される。

なおこの場合も必要な制御プログラムは、ホストコンピ
ュータの送受信部１７から必要に応じて無線出力され、
送受信部１１を経てセラ１〜される。

これは手書き文字認識部１４において必要な標準パター
ンについても同様である。

ところで本実施例装置の手書き文字認識部１４は認識対
象としての文字を数字や単純な記号に限ることにより、
比較的単純な回路で構成することが可能である。したが
ってペン型の本体に手書き文字認識部１４を設けること
は現在の技術レベルで充分可能である。また本実施例装
置はバーコードデータおよび認識した文字データを無線
出力するように構成されているが、これを司る送受信部
１１も装置自体とホストコンピュータの送受信部１７と
の距離が短ければ、比較的単純な回路で構成することが
可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明のバーコードデータ読取装置
は、操作者が把持しつつ筆記を行える形状の本体ケース
と、この本体ケースの先端部に設けられた光電変換部に
よりラベル上に記憶されているバーコードデータを読取
り、第１の信号として出力するバーコードデータ読取り
手段と、前記光電変換部に併設された座標センサにより
前記操作者が前記本体ケースを把持しつつ行った筆記の
軌跡を検出して第２の信号として出力する筆跡検出手段
と、前記第１あるいは第２の信号を入力し所定の変換処
理を行った後、中央処理装置へ無線出力する一方、必要
な制御データを前記中央処理装置から無線入力する制御
手段とを備えている結果、 ０手書き文字の認識機能により、キースイッチの操作を
行う必要がないので、片手でのオペレーションが可能で
ある、 ■バーコードデータがホストコンピュータ側で処理され
るので、メモリ容量に応じた読取り可能データの制限が
なくなる、 ■ホストコンピュータの側から制御プログラムを受信す
ることができるため、制御プログラムの変更を簡単に実
行することができる、 ■ホストコンピュータの側へリアルタイムでバーコード
データを送信することができるため、ホストコンピュー
タの側で、常に最新のバーコードデータを処理すること
ができる、 ■バッチ伝送処理が不要となるので、常時バーコードデ
ータの収集作業が実行可能となり、また専用の伝送装置
も不要となる、 ■カールコード等を有していないため、故障が生じにく
く、外部ノイズの影響も受けにくい、■メモリおよびキ
ースイッチを備えた本体部が不要となるので、非常にコ
ンパクトでシンプルな形状でおり、運搬や保管が容易で
ある、 等の多くの利点を持つ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例装置の全体的な構成を示すブ
ロック図、第２図は同実施例装置の外観を示す側面図、
第３図は従来のバーコードデータ読取装置の外観を示す
平面図である。 １・・・・・・・・・キースイッチ ２・・・・・・・・・表示部 ３・・・・・・・・・本体 ４・・・・・・・・・カールコード ５・・・・・・・・・バーコードデータ読取り部６・・
・・・・・・・バーコードラベル７・・・・・・・・・
光源部 ８・・・・・・・・・光センサ ９・・・・・・・・・アンプ １０・・・・・・・・・デコーダ １１・・・・・・・・・送受信部 １２・・・・・・・・・切換えスイッチ１３・・・・・
・・・・タッチセンサ １４・・・・・・・・・手書き文字認識部１５・・・・
・・・・・確認表示部 １６・・・・・・・・・電源部 １７・・・・・・・・・（ホストコンピュータの）送受
低部出願人　　　　　株式会社　東芝 代理人弁理士　　須　山　佐　− 第１図 第２図 第３図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）操作者が把持しつつ筆記を行える形状の本体ケー
   スと、この本体ケースの先端部に設けられた光電変換部
   によりラベル上に記憶されているバーコードデータを読
   取り、第１の信号として出力するバーコードデータ読取
   り手段と、前記光電変換部に併設された座標センサによ
   り前記操作者が前記本体ケースを把持しつつ行った筆記
   の軌跡を検出して第２の信号として出力する筆跡検出手
   段と、前記第１あるいは第２の信号を入力し所定の変換
   処理を行った後、中央処理装置へ無線出力する一方、必
   要な制御データを前記中央処理装置から無線入力する制
   御手段とを備えてなることを特徴とするバーコードデー
   タ読取装置。
2. （２）無線入出力が、電波を媒体とした入出力である特
   許請求の範囲第１項または第２項記載のバーコードデー
   タ読取装置。
3. （３）無線入出力が、超音波を媒体とした入出力である
   特許請求の範囲第１項または第２項記載のバーコードデ
   ータ読取装置。
4. （４）無線入出力が、赤外線を媒体とした入出力である
   特許請求の範囲第１項または第２項記載のバーコードデ
   ータ読取装置。