JP2565481Y2 - データ収集装置 - Google Patents

データ収集装置

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JP2565481Y2
JP2565481Y2 JP1990065882U JP6588290U JP2565481Y2 JP 2565481 Y2 JP2565481 Y2 JP 2565481Y2 JP 1990065882 U JP1990065882 U JP 1990065882U JP 6588290 U JP6588290 U JP 6588290U JP 2565481 Y2 JP2565481 Y2 JP 2565481Y2
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秀機 岡村
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、たとえば列車での車内販売や商品の在庫管
理および棚卸管理などのために用いられるバーコード読
取装置や光学式文字読取装置等の光学的記号読取装置を
用いてデータの収集を行う携帯用のデータ収集装置に関
する。
<従来の技術> 従来から、バーコード読取装置や光学式文字読取装置
(OCR)等の記号読取装置とともに、読み取られた記号
が表す情報を蓄積したりする処理部を手持ち可能な筐体
内に共通に収納した携帯型のデータ収集装置が用いられ
ている。このようなデータ収集装置は、たとえば列車内
での車内販売や、倉庫内での商品の在庫および入出庫管
理において用いられ、このデータ収集装置で収集したデ
ータを比較的大型のコンピュータ等にまとめて入力し
て、このコンピュータで各種のデータ処理を行わせるよ
うにしている。
従来から用いられている携帯型のデータ収集装置の基
本的な構成は第8図に示されている。すなわち、このデ
ータ収集装置31では、商品の包装等に付されたバーコー
ド32を読み取るためのバーコード読取装置および読み取
られたバーコードが表す情報の記憶などを行うデータ処
理部は手持ち可能な筐体33内に収納される。筐体33に
は、キー入力部34および液晶表示装置等の表示部35が設
けられており、バーコード読取によるデータの入力のほ
か、表示部35を視認しながらのキー入力操作によって、
データ入力やその他の処理を行わせることができる。
<考案が解決しようとする課題> しかし、このデータ処理装置31では、バーコード32の
読取のための窓(図示せず)が筐体33の長手方向と直角
に形成され、しかも固定されているので、バーコード32
の読取に当たっては、筐体33をバーコード32の読取方向
36に対してほぼ垂直となるように定置させる必要があ
る。このため、たとえばバーコード32が操作者の正面に
位置しているときには、筐体33を読取方向36に対してほ
ぼ垂直な姿勢とするために、操作者は腕や手首を不自然
に曲げる必要があり、作業性が悪くなるという問題があ
った。
この問題は、たとえば筐体33の先端部33aを、筐体33
の長手方向に対して右側に屈曲させることにより解決さ
れる。ところが、この場合には、筐体を右手で保持して
いれば、操作者の正面に位置するバーコードの読取作業
が良好に行えるのに対して、たとえば左ききの操作者が
筐体33を左手で保持してバーコード読取作業を行う際に
は、バーコードの読取が極めて困難になってしまう。す
なわち、バーコードの左側からは当該バーコードの読取
を行うことが困難である。
そこで、本考案は、上述の技術的課題を解決し、記号
の右側からでも左側からでも記号読取によるデータの収
集が良好に行われるようにしたデータ収集装置を提供す
ることを目的とする。
また、本考案は、操作者が筐体を右手で保持する場合
でも左手で保持する場合でも記号読取によるデータの収
集が良好に行われるようにしたデータ収集装置を提供す
ることを目的とする。
<課題を解決するための手段および作用> 上記の目的を達成するための本考案のデータ収集装置
は、記号読取窓が形成された手持ち可能な筐体内に、光
学的に記号を読み取る読取手段と、この読取手段によっ
て読み取られた記号が表す情報を処理する処理手段とを
収納して構成され、前記記号読取窓を記号にあてがった
状態で記号の読み取りが行われるデータ収集装置におい
て、 前記筐体は、 操作者は把持される把持部と、 読取対象の記号の全部分を視野内に納めることができ
る前記記号読取窓が先端に形成されているとともに、前
記把持部の長手方向に交差する軸線まわに回動自在であ
って複数の回動位置で停止できるように前記把持部の一
端部に取り付けられ、それにより前記記号の読取方向に
沿って首振り自在とされた首振り部とを有している ことを特徴とする。
このような構成によれば、把持部の一端部に取り付け
られた首振り部は、記号の読取方向に沿って首振り自在
であるので、筐体を全体として左右のいずれの方向にで
も任意に屈曲した形状とすることができる。この結果、
左右いずれの方向からでも記号の読取を良好に行うこと
ができ、左右いずれの手で把持部を把持する場合でも、
記号読取によるデータ収集を良好な作業性で行うことが
できる。すなわち、作業者の正面に記号を配置した状態
でデータ収集作業を行う場合であっても、記号読取窓を
記号にあてがう際に、手首を不自然に曲げたりする必要
がない。
<実施例> 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例のデータ収集装置の基本的
な構成を示す斜視図である。このデータ収集装置では、
手持ち可能な筐体10は、操作者により把持される把持部
1と、この把持部1の一端部に首振り自在に取り付けら
れた首振り部2とを有している。首振り部2は、把持部
1の一端部に対して、たとえば、ラチェット機構を用い
て、回動軸線3まわりに回動自在であって、かつ、複数
の回動位置で停止できるように取り付けられている。す
なわち、首振り部2は、バーコード8の読取方向9に沿
って首振り自在なように把持部1に取り付けられてい
る。回動軸線3は、第1図の記載から理解されるとお
り、把持部1の長手方向にほぼ直交する方向に沿う。
首振り部2の先端には、第1図に示されているよう
に、バーコード8の全部分を視野内に納めることができ
る窓2a(記号読取窓)が形成されている。バーコード8
の読取に際しては、第1図に示されているように、窓2a
がバーコード8にあてがわれる。
首振り部2の内部には、バーコード読取ユニットが収
納されている(図示せず)。このバーコード読取ユニッ
トは、たとえば、バーコード8を形成した記号面を照明
するための発光ダイオード、記号面からの反射光を受光
するCCD(電荷結合素子)等のイメージセンサ、および
このイメージセンサにバーコード像を結像させるための
結像レンズ等を含んで構成されている。
把持部1は、ほぼ直方体状に構成されており、その内
部に前記読取ユニットにより読み取られた情報の記憶な
どを行う処理部(図示せず)を収容している。この処理
部は、たとえばCPU(中央処理装置)、RAM(ランダム・
アクセス・メモリ)およびROM(リード・オンリ・メモ
リ)等を含んで構成されるもので、本データ収集装置の
各部の制御を行うものである。首振り部2に収納された
読取ユニットと前記処理部との間は、たとえばフレキシ
ブルワイヤやフレキシブルプリント基板を用いて接続さ
れている(図示せず)。
把持部1はさらに、キー操作によるデータ入力のため
のキー入力部4および液晶表示装置等で構成した表示部
5を備えている。したがって、操作者は、バーコード読
取ユニットを使用したデータの入力のほか、表示部5を
視認しながらキー入力部4を操作することによって、キ
ー入力操作によるデータ入力やその他の処理の指示が可
能である。なお、図中符号6はバッテリを示し、符号7
はパーソナルコンピュータ等とのデータ通信のためのコ
ネクタを示す。
このような構成を有する本実施例のデータ収集装置の
使用に当たっては、操作者は筐体10の把持部1を把持す
る。そして、たとえば操作者が右手で把持部1を保持し
てバーコードの読取を行うときには、首振り部2をバー
コード8の読取方向9に沿って角変位させてたとえば第
2図(a)で示す位置に定量させる。この状態では、筐
体10を、全体として、首振り部2が把持部1の長手方向
に対して右側に屈曲した形状とすることができるので、
たとえば把持部1を右手で把持する場合であって、バー
コード8が操作者の身体の正面に位置している場合であ
っても、窓2aをバーコード8にあてがう際に、操作者は
腕や手首を不自然に屈曲させた無理な姿勢をとる必要が
ない。すなわち、把持部1をバーコード8の読取方向9
に対して左向きに傾斜した姿勢として、バーコード8の
読取をその右側から行えるので、作業を良好に行うこと
ができる。このようにして、バーコード読取によるデー
タの収集作業の効率を向上することができる。
一方、たとえば操作者が左ききであって、把持部1を
左手で把持してバーコード読取によるデータ収集作業を
行うときには、第2図(b)に示すように首振り部2を
把持部1の長手方向に対して左側に傾斜した位置に定置
させて、バーコードの読取を行えばよい。このようにす
れば、バーコード8が操作者の身体の正面に位置してい
る場合であっても、把持部1をバーコード8の読取方向
9に対して右向きに傾斜した姿勢として、バーコード8
を読取をその左側から行えるので、作業が良好に行え
る。このようにして、左ききの操作者であっても、良好
な作業性でバーコード読取によるデータ収集作業を行う
ことができる。
上述のように本実施例のデータ収集装置によれば、操
作者がいずれの手で筐体10を保持するかに応じて任意に
首振り部2を回動させ、作業が良好に行えるように筐体
10の全体の形状を変化させることができる。これによ
り、バーコード読取によるデータの収集が、左右いずれ
の方向からでも行え、また左右いずれの手で保持するか
にかかわりなく良好な作業性で行えるようになる。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるものでは
ない。たとえば、上述の実施例の説明では、バーコード
の読取を行う構成を例にとったが、たとえば光学式文字
読取装置(OCR)などの他の任意の読取手段が適用され
てもよい。その他本考案の要旨を変更しない範囲内にお
いて、種々の設計変更を施すことが可能である。
<考案の効果> 本考案のデータ収集装置によれば、把持部と首振り部
との位置関係を変化させることにより、右側からでも左
側からでも記号の読取を良好に行うことができ、また、
把持部を左右いずれの手で保持するかにかかわらず、把
持部と首振り部との位置関係を所期の位置関係として、
記号の読取によるデータ収集作業を良好な作業性で行え
る。すなわち、作業者の正面に記号を配置した状態でデ
ータ収集作業を行う場合であっても、記号読取窓を記号
にあてがう際に、手首を不自然に曲げたりする必要がな
いから、記号読取作業を効率的に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のデータ収集装置の構成を示
す斜視図、 第2図はその使用状態を示す平面図、 第3図は従来技術の構成を示す斜視図である。 1…把持部、2…首振り部、2a…窓、10…筐体、8…バ
ーコード、9…読取方向

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記号読取窓が形成された手持ち可能な筐体
    内に、光学的に記号を読み取る読取手段と、この読取手
    段によって読み取られた記号が表す情報を処理する処理
    手段とを収納して構成され、前記記号読取窓を記号にあ
    てがった状態で記号の読み取りが行われるデータ収集装
    置において、 前記筐体は、 操作者に把持される把持部と、 読取対象の記号の全部分を視野内に納めることができる
    前記記号読取窓が先端に形成されているとともに、前記
    把持部の長手方向に交差する軸線まわに回動自在であっ
    て複数の回動位置で停止できるように前記把持部の一端
    部に取り付けられ、それにより前記記号の読取方向に沿
    って首振り自在とされた首振り部とを有している ことを特徴とするデータ収集装置。
JP1990065882U 1990-06-20 1990-06-20 データ収集装置 Expired - Lifetime JP2565481Y2 (ja)

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