JPH0574034U - 衛星放送受信用チューナ - Google Patents

衛星放送受信用チューナ

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Publication number
JPH0574034U
JPH0574034U JP011945U JP1194592U JPH0574034U JP H0574034 U JPH0574034 U JP H0574034U JP 011945 U JP011945 U JP 011945U JP 1194592 U JP1194592 U JP 1194592U JP H0574034 U JPH0574034 U JP H0574034U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saw filter
characteristic
satellite broadcast
tuner
broadcast receiving
Prior art date
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Pending
Application number
JP011945U
Other languages
English (en)
Inventor
晃三 中田
Original Assignee
関西日本電気株式会社
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Publication date
Application filed by 関西日本電気株式会社 filed Critical 関西日本電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信画質の改善された衛星放送受信用チュー
ナを提供する。 【構成】 衛星放送受信用チューナの第2IF増幅部1
8に通過帯域特性曲線100,101 のSAWフィルタ17を
採用する。 【効果】 受信信号強度が弱い時に、図1(a) のガウス
特性の通過帯域特性を選択することにより、必要最小限
の通過帯域幅を確保しつつ不要な雑音信号成分を低減
し、その結果として受信画質が改善される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 本考案は衛星放送受信用チューナに関し、特に第2中間周波部にSAWフィル タを搭載した衛星放送受信用チューナに関する。
【0002】
【従来の技術】
衛星放送受信システムは、放送衛星から送信された、例えば12GHz 帯の電 波をBSアンテナに受信し、受信した微弱な電波をBSコンバータにて増幅して 処理や分配が簡単な1GHz 帯の信号(第1中間周波信号)に変換する。更にB Sチューナにて、第1中間周波信号から所望のチャンネル信号を選択して第2中 間周波(以下第2IFと略)信号に変換し、FM復調部にて第2IF信号から映 像信号と音声信号を取り出す。BSチューナの構成は、図3に示すとおりである 。すなわち、図3においては、入力端子(Via)(Vib)に高域濾波器(1)( 2)やアッテネータ(3)(4)を介して接続したスイッチングダイオード(5)(6)を有す る入力回路(7) と、AGCアッテネータ(8) と帯域濾波器(9) 等を有する高周波 増幅回路(10)と、混合器(11)とバッファアンプ(12)と局部発振回路(13)とを有す る周波数変換回路(14)と、IFアンプ(15)(16)を介して混合器(11)Kの出力に接 続したSAWフィルタ(17)を有する第2IF信号増幅部(18)と、プリスケーラ回 路(19)と、PLLシンセサイザ(20)とを具備し、高域濾波器(21)と中間周波AG C(22)とダイオード検波器(23)等を〔するFM復調部(24)に接続する。尚、FM 復調部(24)としてPLL検波回路を用いたものもある。
【0003】 一般にこの第2IF信号増幅部(18)には選択度特性の優れたSAWフィルタ(1 7)が使用されている。また、受信する電波の信号強度が微弱な場合には、第2I Fフィルタの帯域は狭い方が受信画質が改善される。そのため、例えば欧州向で は図2のように2つの帯域幅を持つフィルタを用意し、受信信号の信号強度が齢 時は(a) 狭帯域側,信号強度が強い時は(b) 広帯域側というように使いわけてい る。
【考案が解決しようとする課題】 ところで、上記の従来のSAWフィルタ(17)の帯域特性は図2(a) のように台 形であるため、第2IFフィルタの狭帯域化による弱電界時の受信画像改善は十 分とは言えなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記の受信が質改善が不十分な問題を解決するために、狭帯域側の帯 域特性を、SAWフィルタの電極パターン設計時に重み付け係数を変えることに よって、なだらかな山型(ガウス特性)とするものである。
【0005】
【作用】
上記の手段を採用して、帯域特性改善することにより、第2IF部として、必 要最小限の通過帯域幅を確保しつつ、不必要な雑音成分を低減できる。これによ り受信画面の白と、黒の点状のノイズが低減され、受信画質が改善される。
【0006】
【実施例】
以下、この考案について図を参照して説明する。
【0007】 図1はこの考案の一実施例を示すBSチューナのガウス特性SAWフィルタの 通過帯域特性である。図1(a) において100 は曲線図1(b) において、弱電界時 に選択される狭帯域側で少なくとも12MHz 以上例えば1GMHz の通過帯域 特性,101 は、強電界時に選択される広帯域側で例えば27MHz の通過帯域特 性曲線である。また図2は、既述のとおり、従来使用されていたSAWフィルタ の通過帯域特性を示すものであり、図2(a) の201 が弱電界量,図2(b) の202 が強電界用である。相違する点は図2(a) が台形の通過帯域特性であるのに対し て図1(a) はなだらかな山型(ガウス特性)であることである。
【0008】 これはSAWフィルタの電極パターン設計時の重み付け係数を変えて実現する 。ここで、図2(a) には、この考案のSAWフィルタの動作を理解しやすくする ために、図1(a) の通過帯域特性曲線101 を点線で併示している。
【0009】 上記図1(a) では、図2(b) の台形の肩イ及びロの部分を通過していた不必要 な雑音成分が阻止され、その結果として受信画質が改善される。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では弱電界時の通過帯域特性を台形特性のものか ら山型特性のものへと、飛躍させたことにより、信号中の不必要な雑音成分を取 り除き、受信画質を改善できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る衛星放送受信用チューナの第2
IF部に使用されるSAWフィルタの通過帯域特性曲線
図である。
【図2】 従来の衛星放送受信用チューナの第2IF部
に使用されていたSAWフィルタの通過帯域特性曲線図
である。
【図3】 衛星放送受信用チューナの一具体例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
(7) 入力回路 (17) SAWフィルタ (18) 第2中間周波信号増幅部 100 通過帯域特性曲線(狭帯域側) 101 通過帯域特性曲線(広帯域側)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間周波信号増幅部にガウス特性と呼ばれ
    る山型の帯域特性を持つSAWフィルタを具備したこと
    を特徴とする衛星放送受信用チューナ。
  2. 【請求項2】請求項1の記載において、上記SAWフィ
    ルタは、第2中間周波信号増幅部に設けることを特徴と
    する衛星放送受信用チューナ。
  3. 【請求項3】請求項1の記載のおいて、上記SAWフィ
    ルタの山型の帯域として、12MHz の範囲を設定する
    ことを特徴とする衛星放送受信用チューナ。
JP011945U 1992-03-11 1992-03-11 衛星放送受信用チューナ Pending JPH0574034U (ja)

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JP011945U JPH0574034U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 衛星放送受信用チューナ

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JP011945U JPH0574034U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 衛星放送受信用チューナ

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JPH0574034U true JPH0574034U (ja) 1993-10-08

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