JPS607594Y2 - テレビジヨン受像機 - Google Patents

テレビジヨン受像機

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JPS607594Y2
JPS607594Y2 JP1975148803U JP14880375U JPS607594Y2 JP S607594 Y2 JPS607594 Y2 JP S607594Y2 JP 1975148803 U JP1975148803 U JP 1975148803U JP 14880375 U JP14880375 U JP 14880375U JP S607594 Y2 JPS607594 Y2 JP S607594Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
uhf
circuit
vhf
tuner
intermediate frequency
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975148803U
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English (en)
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JPS5262025U (ja
Inventor
誠 古沢
康之 宮原
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Publication of JPS5262025U publication Critical patent/JPS5262025U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はVHFとUHFで帯域幅が異なる例えばフラ
ンスで使用して好適なテレビジョン受像機に関する。
一般にテレビジョン電波の方式は各国で異なり、その国
向けのテレビジョン受像機を設計する場合チューナ、映
像中間周波増幅回路(以TPIFと略称)、音声中間周
波増幅回路、及び映像増幅回路等の特に帯域幅等を考慮
する必要がある。
ところでフランスに代表されるようにVHFとUHFで
周波数帯域が大きく異なる国もあり、フランスの場合V
HFのPIF帯域はIOMH2,UHFのPIF帯域は
6MHzである。
また映像キャリア周波数と音声キャリア周波数はそれぞ
れチャンネルによって変るが、各チャンネルにおける映
像キャリア周波数Pと音声キャリア周波数Sの間隔(P
−5間隔)はVHFでは11.15MH2,UHFでは
6.5MHzとなっている。
そしてチューナにおいて中間周波数に変換されると、映
像中間周波数はVHFとUHFとで互に異なり、音声中
間周波数はVHFとUHFの両者とも同一になるように
している。
従ってVHF−LJHF両用のテレビジョン受像機を設
計する場合、この帯域の問題が重要であり、VHF及び
tJHFの夫々において必要とされるPIF出力段での
総合周波数特性はそれぞれ第1図及び第2図に示すよう
になる。
この場合、総合周波数特性はチューナ回路の周波数特性
をも加味したものであり、第1図のaはVHFチューナ
の周波数特性を示し、bはそのチューナ周波数特性とP
IF回路での周波数特性とを加味したPIF出力段での
総合周波数特性を示している。
また第2図のaはUHFチューナの周波数特性を示し、
bはそのチューナ周波数特性とPIF回路での周波数特
性とを加味した総合周波数特性を示している。
これら第1図、第2図におけるVHF、 LJHFでの
映像中間周波数をそれぞれPV、 PUとし、音声中間
周波数をSとすると、これらは PV : 28.05MHz PU : 32.70MHz S : 39.20MHz である。
尚、図中S以外の裾の谷は隣接キャリア用トラップによ
って生じるものである。
このようにVHFとUHFでは映像中間周波数が変わる
ので、PIF回路の周波数特性(トラップを含む)をV
HFど川Fとで切換える必要がある。
そしてLJHFの場合、当該チャンネルの映像キャリア
の周波数をPn、音声キャリアの周波数をSnとしたと
き、隣接する上側チャンネルの映像キャリア周波数をP
n+1とし、隣接する下側チャンネルの音声キャリア周
波数を5n−1とすると、 Pn+1 =Sn+1.5MHzXSn−1=Pn −
1,5MHzの関係があり、これら隣接チャンネル信号
の影響を防ぐためトラップ回路を入れている。
又、フランスにおけるVHFの隣接チャンネルのキャリ
ア周波数は複雑であるが、当該チャンネルのキャリア周
波数Pn、 Snに対し一般的には1.75MHz又は
2MHzだけ低い周波数及び高い周波数の信号による影
響を防ぐようなトラップ回路を入れており、トラップ周
波数は次のように示される(但しVHFは映像中間周波
数pv、音声中間周波数Sに対しく−)、あるいは(+
) 2MH2とする)。
このように上述のトラップ特性をVHF、 UHFで満
足する必要がある。
ところで、従来のテレビジョン受像機では、VHFとU
HFの両者を受信し得るようにするために次のような手
段を採用している。
即ち、■PIF回路の同調回路及び必要なトラップ回路
の同調点をVHF受信時とUHF受信時とでダイオード
スイッチ等を用いて切換える。
■PIF回路の同調回路やトラップ回路はVHFとUH
Fで共用し、所定の帯域特性を有するVHFチューナ、
UHFチューナを独立に設けておく。
■PIF回路のトラップ回路及び同調コイルをVHFと
掛正で共通とし、UHFチューナ出力側の周波数特性を
狭くし広帯域(vHF′用)のPIF回路との総合でU
HFの周波数特性を決める。
尚、図で示せば上記■、■の周波数特性は、チューナお
よびPIF回路での周波数特性を加味した総合特性で示
すと第3図のようになる。
また上記■の特性は第4図のようになり、この第4図で
aはVHFのチューナ周波数特性、bはtJHFのチュ
ーナ周波数特性を示し、Cはそれらチューナ周波数特性
とPIF回路での周波数特性とを加味した総合周波数特
性を示す。
なお第3図、第4図Cで実線■はVHFの特性、点線U
はUHFの特性をそれぞれ示している。
ところが上記■、■、■のような手段を採用すると、■
の場合、VHFとUHF時の夫々でトラップ回路や同調
回路およびこれら回路の同調点を切換える回路手段が必
要で、かつトラップ回路、同調回路自体が複雑となる。
また■の場合VHFチューナ、UHFチューナに対しそ
れぞれ所定の帯域フィルタが独立して必要となり、いず
れにしろ設計的にも製造的にも不利である。
又、■の場合は特に回路構成的には有利であるが、第4
図から明らかなように、性能的には隣接トラップがUH
Fで不十分となり、裾の特性が伸びてUHF受信時に混
信に対して非常に不利となる。
特にLJHF受信等において、下側隣接チャンネルの音
声キャリア(Sn−1)成分による影響が著しい。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、同調回路
、トラップ等の切換が不要にして、構成簡単で且つ、U
HF受信時にも下側隣接チャンネルの音声キャリア(S
n−1)成分による影響を防止したテレビジョン受像機
を提供することを目的とする。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を詳細に説明
する。
この考案によるテレビジョン受像機の要部は第5図に示
すように構成され、VHF用アンテナ1及びUHF用ア
ンテナ2はそれぞれVHFチューナ3、UHFチューナ
4の入力側に接続されている。
前記VHFチューナ3は大略的にRF増幅段319局部
発振器32、混合およびIF増幅段33、さらに増幅回
路34から威り、アンテナ1で受けた高周波信号はRF
増幅段31へ導かれて増幅された後、混合およびIF増
幅段33へ供給され、局部発振器32からの出力と混合
され中間周波数へ変換、増幅される。
なおこのVHFチューナ3の増幅回路34は混合および
IF増幅段33に接続されるが、この増幅回路34の入
力には前記LJHFチューナ4からのW信号が供給され
、出力はトラップ回路5を介して混合およびW増幅段3
3へ供給されている。
一方前記UHFチューナ4は大略的にRF増幅段4、局
部発振器42および混合回路43から戒り、アンテナ2
で受けた高周波信号はRF増幅段41へ導かれて増幅さ
れ、混合回路43にて局部発振器42の出力と混合され
て中間周波数へ変換され、その変換されたIF出力(U
HF信号)は前記VHFチューナ3の増幅回路34へ供
給されるようになっている。
モしてVHFチューナ3の出力はPIF回路6の入力側
へ接続されている。
この第5図から明らかなようにこの考案では従来の欠点
を除去するためにトラップ回路5を挿入したところに特
徴がある。
このトラップ回路5は掛正帯の下側隣接チャンネルの音
声キャリア(Sn−1)の周波数に成分による影響を防
ぐようなトラップ動作をするものであり、PU−1,5
(MHz)のトラップ周波数を有している。
なおこのトラップ回路5はUHFチューナ4の混合回路
43の出力側に挿入したり、またVHFチューナ3の増
幅回路34の入力側に設けても良く、LJHFチューナ
4からVHFチューナ3の増幅回路34を介してPIF
回路6に至る経路中の適した位置に設けられるものであ
る。
このトラップ回路5としては例えば第5図に示すように
抵抗51を信号伝送路に設け、この抵抗51の両端にそ
れぞれコンデンサ52.53の一端を接続し、このコン
デンサ52.53の他端を可変インダクタ54を介して
アースするようにしたものである。
またトラップ回路5の出力側にスイッチ素子としてのダ
イオード7を接続し、LJHF受信時にこのダイオード
7を順方向バイアスし、■HF受信時には逆バイアスと
してカットオフするような電圧供給手段8を設けている
このダイオード7や電圧供給手段8はVHF受信時にト
ラップ回路5によってVHFの周波数特性に悪影響を及
ぼす心配がある場合、ダイオード7をカットオフするよ
うに設ければ良く、上記悪影響が及ばない位置にトラッ
プ回路5が設けられる場合にはダイオード7や電圧供給
手段8は削除することもできる。
このようにトラップ回路5を挿入するとPIF回路6へ
の入力端側に至る入力周波数特性は第6図aのようにな
り、PIF′回路6の周波数特性を加味した総合周波数
特性は第6図すのようになり、結果的に第3図と同じ総
合周波数特性を有することができる。
なお第6図のat bにおいて実線VはVHF受信時、
点線UはUHF受信時の特性を示している。
この考案のテレビジョン受像機は上記説明及び図示のよ
うに構成されているので、PIF回路6の入力端側でU
HFの隣接チャンネルの音声キャリア(Sn−1)Jf
fi分に対するトラップ作用がトラップ回路5で行なわ
れ、且つUHFの総合周波数特性をPIF回路6の周波
数特性により制限することができる。
この結果、PIF回路6自体は何等切換える必要がなく
、ただ単にVHF又はUHFを受信すれば即時に各必要
な周波数特性が得られることになる。
従ってこの考案のテレビジョン受像機は、フランスのよ
うに一国内にてVHFとLJHFで方式が大きく異なる
国で使用して好適である。
以上説明したようにこの考案によれば、隣接チャンネル
間の混信妨害を抑止したテレビジョン受像機を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は例えばフランスにおいて受信する場
合のVHFとLJHFのチューナの周波数特性及びPI
F回路を含めた総合周波数特性を示す特性曲線図、第3
図及び第4図はいずれも従来のテレビジョン受像機にお
けるVHF及びUI″IF′の周波数特性を示す特性曲
線図、第5図はこの考案の一実施例に係るテレビジョン
受像機の要部を示すブロック線図、第6図は第5図のテ
レビジョン受像機におけるVHF及びUHFの周波数特
性を示す特性曲線図である。 3・・・VHFチューナ、4・・・LJHFチューナ、
5・・・トラップ回路、6・・・PIF回路、34・・
・増幅回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 高周波信号と局部発振周波数信号とを混合し中間周波数
    信号に変換する手段を有するとともに、その中間周波数
    信号を増幅するW増幅回路を有するVHFチューナと、
    高周波信号と局部発振周波数信号とを混合し中間周波数
    信号に変換する手段を有するUHFチューナとを備え、
    前記各チューナによって出力される中間周波数信号のう
    ち、映像中間周波数がVHFとUHFとで互に異なるも
    音声中間周波数は同一であって、前記UHFチューナの
    中間周波数出力がVHFチューナの前記W増幅回路に接
    続され、さらにVHF、 UHFのいずれかの信号を入
    力とするPIF回路を有し、VHF。 UHFの両者を受信し得るテレビジョン受像機において
    、 前記UHFチューナから前記VHFチューナのW増幅回
    路を介し前記PIF回路に至る経路中に、隣接チャンネ
    ルの音声キャリア周波数による影響を防ぐようにトラッ
    プ動作を行なうトラップ回路を設け、UHF信号受信時
    における隣接チャンネル間の混信妨害を抑止したことを
    特徴とするテレビジョン受像機。
JP1975148803U 1975-10-31 1975-10-31 テレビジヨン受像機 Expired JPS607594Y2 (ja)

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JPS5262025U JPS5262025U (ja) 1977-05-07
JPS607594Y2 true JPS607594Y2 (ja) 1985-03-14

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