JPH0574002B2 - - Google Patents

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JPH0574002B2
JPH0574002B2 JP10947288A JP10947288A JPH0574002B2 JP H0574002 B2 JPH0574002 B2 JP H0574002B2 JP 10947288 A JP10947288 A JP 10947288A JP 10947288 A JP10947288 A JP 10947288A JP H0574002 B2 JPH0574002 B2 JP H0574002B2
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JP
Japan
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distance
axis direction
point
plane
measure
Prior art date
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JP10947288A
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JPH01280208A (ja
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Akira Hasegawa
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、物体の位置検出装置に関し、更に詳
しくは、特殊なセンサや特殊な演算処理を必要と
せずに物体の位置を検出することの出来る装置に
関する。
〔従来の技術〕
教示・再生ロボツトでワークに作業を施す場
合、教示時と再生時とでワークの位置が一致して
いないのが普通である。
そこで、再生時と教示時の位置ズレを算出して
教示データを補正することが必要となり、このた
め再生時におけるワークの位置を検出する必要が
ある。
従来知られている一つの方式では、ワークに設
けた複数の基準点にロボツトの先端を近付けて電
気的に接触させ、その時点のロボツトの座標デー
タからワークの位置を算出している(特開昭61−
95779号公報)。
また、他の一つの方式では、ワークをテレビカ
メラでとらえ、その画像データに演算処理を行つ
て位置を算出している。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の技術では、特殊な検出器を必要とした
り、高度の演算処理を必要とする等、構成が複雑
となる問題点がある。
従つて、本発明の目的とするところは、特殊な
検出器を必要とせず、また、高度の演算処理をも
必要としないで、物体の位置を検出することがで
きる装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の物体の位置検出装置は、直交座標軸
X,YおよびZで規定される空間をZ軸方向に移
動し且つ平行な4面の内2面が直交する物体の位
置を検出する位置検出装置において、上記物体が
Z軸方向の所定位置に到達したことを検知してト
リガ信号を出力するZ位置検出スイツチ手段と、
前記トリガ信号が出力されてから所定距離移動後
に前記物体のX軸方向と直交する平面F上でY軸
方向へ離間した2点f1,f2までの既知点からのX
軸方向の距離を測定すると共に更に所定距離移動
後に前記平面F上で前記点f1又はf2の前記Z軸方
向に係る延長線上に位置する1点f3までの既知点
からのX軸方向の距離を測定する2個1組のX距
離測定手段と、前記トリガ信号が出力されてから
所定距離移動後に前記物体のY軸方向と直交し且
つ前記平面Fと直交する平面G上の1点g1までの
既知点からのY軸方向の距離を測定すると共に更
に所定距離移動後に前記平面G上で前記1点g1
前記Z軸方向に係る延長線上に位置する1点g2
での既知点からのY軸方向の距離を測定する単一
のY距離測定手段と、前記測定結果、測定のタイ
ミングおよび物体の形状データに基づいて物体の
位置を演算する演算手段とを具備してなることを
構成上の特徴とするものである。
上記構成において、平面F,Gは、現実の平面
であつても良いし、現実には曲折面であるが、そ
れから仮想されうる平面であつてもよい。
〔作用〕
本発明によれば、物体の位置に対応して現実に
存在するか、または仮想的に存在する2つの平面
より物体の位置を一義的に定めることが出来る。
〔実施例〕
以下、図に示す実施例に基づいて本発明を更に
詳しく説明する。ここに第1図及び第2図は本発
明に係る位置検出装置の原理を説明するための
図、第3図は本発明に係る自動車ボデイの位置検
出装置の概念図で、aは側面図、bは平面図、第
4図a,bは第3図に表す時刻より所定時刻後に
おける第3図a,b相当図、第5図は第3図及び
第4図に示す自動車ボデイの位置検出装置のブロ
ツク図である。なお、図に示す実施例により本発
明が限定されるものではない。まず本発明に係る
位置検出装置の原理について説明する。
第1図に示すように、直交座標軸X,Yおよび
Zで規定される空間に、直方体Wが置かれていた
とする。
この直方体Wの前面Fを含む平面は、前面F上
の3点f1,f2,f3の空間座標が分かれば一義的に
定まる。
そこで、例えば超音波あるいは光式の距離セン
サ11,12,13を空間の既知点に置いて、前
面FまでのX軸方向の距離を測定すれば、各距離
センサ11,12,13の空間座標値のX軸方向
の平行移動によつて3点f1,f2,f3の各空間座標
を得ることが出来、これにより前面Fを含む平面
を規定できる。
ただし、その平面に垂直な軸の周りの直方体W
の回転およびその平面内における直方体Wの位置
は未だ分からない。
次に、直方体Wの側面G上の2点g1,g2の空間
座標を、既知点に設置した2つの距離センサ2
1,22によつて、上記と同様に得ることができ
る。つまり、距離センサ21,22の空間座標を
測定結果に基づいてY軸方向に平行移動すること
で、点g1,g2の空間座標を得ることができる。
ここで、前面Fと側面Gとは直交するから、2
点g1,g2の空間座標が分かれば、側面Gを含む平
面を規定できる。そこで、前面Fを含む平面に垂
直な軸の周りの直方体Wの回転(従つて、直方体
Wの前面Fおよび側面Gの傾き)を規定できる。
ただし、前面Fを含む平面と側面Gを含む平面
とが交叉する線上における直方体Wの位置は未だ
分からない。
次に、直方体Wの上面H上の1点h1の空間座標
を、既知点に設けた距離センサ31によつて得る
ことが出来る。上記と同様に、測定結果により既
知点31の空間座標をZ軸方向に平行移動して得
ることが出来るものである。
上面Hは、前面Fおよび側面Gに直交するか
ら、1点h1の空間座標が分かれば、上面Hを含む
平面を規定できる。そこで、前面Fを含む平面と
側面Gを含む平面とが交叉する線上における直方
体Wの位置を規定できる。
従つて、これにより直方体Wの空間位置を完全
に規定できたことになる。
結局のところ、前面Fの3点f1,f2,f3と、側
面Gの2点g1,g2と、上面H上の1点h1の空間座
標を得れば、直方体Wの空間位置を完全に規定で
きることとなる。そして、各点f1〜h1の空間座標
の測定は上述のように距離センサにより容易に行
えるから、特殊な検出器を要しないこととなる。
また、その演算処理は、座標の平行移動と回転だ
けであり、既に確立された空間座標の変換アルゴ
リズムを利用して容易に算出でき、特殊な演算処
理を開発することを要しない。
第2図は、第1図に示す距離センサ11〜31
を含む物体の位置検出装置10を示すもので、第
1演算器1は前面Fを含む平面を算出し、第2演
算器2は側面Gを含む平面を算出し、第3演算器
3は上面Hを含む平面を算出する。そして、これ
ら3つの平面、直方体Wの形状データとから、直
方体Wの任意の部位の空間座標を算出することが
出来る。なお、距離センサ11〜31の設置位置
データや直方体の形状データは、メモリ4に記憶
されている。
なお、上記では直方体Wについて説明したが、
現実に直方体であるものに限られず、現実の形状
から1つの仮想的な直方体を決定できるものであ
れば、現実の物体の位置を検出することが出来
る。また、前面F、側面G、上面Hが直交してい
る場合に限定されず、斜交していても良い。さ
て、第3〜第5図は、本発明の一実施例であつ
て、オーバーヘツドコンベアで搬送される自動車
ボデイの位置検出を行うための装置を示してい
る。この位置検出によつて位置ずれ補正を行い、
ロボツトで塗装や溶接を行うわけである。
まず、第3図に示すように、自動車ボデイWは
Z軸方向に搬送されるが、このZ軸方向の所定位
置に光電スイツチ431が設けられ、その光電ス
イツチ431で、自動車ボデイWのフロント面H
を検出するようになつている。
また、自動車ボデイWのサイド面GまでのY軸
方向の距離を測定するための距離センサ421が
設置されている。
更に、自動車ボデイWのボトム面FまでのX軸
方向の距離を測定するための距離センサ411,
412が設けられている。
なお、441はオーバーヘツドコンベアのキヤ
リア位置を検出するためのリミツトスイツチ、4
51はオーバーヘツドコンベアのキヤリアの移動
を検出するパルスジエネレータである。
次に、第5図に示す位置検出装置410の作動
に従つて説明する。
光電スイツチ431で自動車ボデイWのフロン
ト面Hが検出れると共にリミツトスイツチ441
でオーバーヘツドコンベアのキヤリアの到着が検
出されると(第3図の状態)、アンド回路409
によつてカウンタ405〜408にカウントスタ
ート信号が出力される。
カウンタ405〜408は、パルスジエネレー
タ451のパルスのカウントを開始する。
カウンタ405のカウント値が、自動車ボデイ
Wの種類毎に予めメモリ404に設定されていた
第1の基準値に到達すると、距離センサ411お
よび412を作動し、ボトム面FまでのX軸方向
の距離を測定する。
次に、カウンタ406のカウント値が、前記第
1の基準値より大きな第2の基準値に到達する
と、距離センサ412を作動し、ボトム面Fまで
のX軸方向の距離を測定する。この状態を第4図
a,bに示す。
そこで、距離センサ411,412を設置した
基準点からボトム面Fの3点までのX軸方向の距
離が分かるから、ボトム面Fの3点の空間座標が
分かり、これを第3図に示す位置に換算すれば、
第3図の状態におけるボトム面Fを含む平面を算
出し得る。
同様に、カウンタ407のカウント値が、第3
の基準値に到達すると、距離センサ421を作動
し、サイド面Gの1点までのY軸方向の距離を測
定する。
更に、カウンタ408のカウント値が、第4の
基準値に到達すると、再び、距離センサ421を
作動し、サイド面Gの1点までのY軸方向の距離
を測定する。この状態を第4図a,bに示す。
これらの測定結果から、上記と同様に、第3図
の状態におけるサイド面Gを含む平面が算出され
る。
そうすると、第3図の位置まで、光電スイツチ
431を含むZ軸に垂直な平面内に、自動車ボデ
イWのフロント面Hの一部があるから、これによ
り第3図における自動車ボデイWの位置を完全に
規定できることとなる。
任意の時刻の自動車ボデイWの位置は、オーバ
ーヘツドコンベアによる移動分を加味して算出で
きる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、直交座標軸X,YおよびZで
規定される空間をZ軸方向に移動し且つ平行な4
面の内2面が直交する物体の位置を検出する位置
検出装置において、上記物体がZ軸方向の所定位
置に到達したことを検知してトリガ信号を出力す
るZ位置検出スイツチ手段と、前記トリガ信号が
出力されてから所定距離移動後に前記物体のX軸
方向と直交する平面F上でY軸方向へ離間した2
点f1,f2までの既知点からのX軸方向の距離を測
定すると共に更に所定の距離移動後に前記平面F
上で前記点f1又はf2の前記Z軸方向に係る延長線
上に位置する1点f3までの既知点からのX軸方向
の距離を測定する2個1組のX距離測定手段と、
前記トリガ信号が出力されてから所定距離移動後
に前記物体のY軸方向と直交し且つ前記平面Fと
直交する平面G上の1点g1までの既知点からのY
軸方向の距離を測定すると共に更に所定距離移動
後に前記平面G上で前記1点g1の前記Z軸方向に
係る延長線上に位置する1点g2までの既知点から
のY軸方向の距離を測定する単一のY距離測定手
段と、前記測定結果、測定のタイミングおよび物
体の形状データに基づいて物体の位置を演算する
演算手段とを具備してなることを特徴とする移動
する物体の位置検出装置が提供される。
そして、これにより特殊な検出器を用いたり、
特殊な演算処理を用いることなく、単に3個の検
出器のみで特に移動する物体の空間位置を検出で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る位置検出装置
の原理を説明するための図、第3図は本発明に係
る自動車ボデイの位置検出装置の概念図で、aは
側面図、bは平面図、第4図a,bは第3図に表
す時刻より所定時刻後における第3図a,b相当
図、第5図は第3図及び第4図に示す自動車ボデ
イの位置検出装置のブロツク図である。 符号の説明、1……第1演算器、2……第2演
算器、3……第3演算器、404……メモリ、4
10……物体の位置検出装置、411,412,
421……距離センサ、W……ワーク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直交座標軸X,YおよびZで規定される空間
    をZ軸方向に移動し且つ平行な4面の内2面が直
    交する物体の位置を検出する位置検出装置におい
    て、 上記物体がZ軸方向の所定位置に到達したこと
    を検知してトリガ信号を出力するZ位置検出スイ
    ツチ手段と、 前記トリガ信号が出力されてから所定距離移動
    後に前記物体のX軸方向と直交する平面F上でY
    軸方向へ離間した2点f1,f2までの既知点からの
    X軸方向の距離を測定すると共に更に所定距離移
    動後に前記平面F上で前記点f1又はf2の前記Z軸
    方向に係る延長線上に位置する1点f3までの既知
    点からのX軸方向の距離を測定する2個1組のX
    距離測定手段と、 前記トリガ信号が出力されてから所定距離移動
    後に前記物体のY軸方向と直交し且つ前記平面F
    と直交する平面G上の1点g1までの既知点からの
    Y軸方向の距離を測定すると共に更に所定距離移
    動後に前記平面G上で前記1点g1の前記Z軸方向
    に係る延長線上に位置する1点g2までの既知点か
    らのY軸方向の距離を測定する単一のY距離測定
    手段と、 前記測定結果、測定のタイミングおよび物体の
    形状データに基づいて物体の位置を演算する演算
    手段とを具備してなることを特徴とする移動する
    物体の位置検出装置。
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