JPH0573399U - 板金加工機械の手挟み防止装置 - Google Patents

板金加工機械の手挟み防止装置

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Publication number
JPH0573399U
JPH0573399U JP1195692U JP1195692U JPH0573399U JP H0573399 U JPH0573399 U JP H0573399U JP 1195692 U JP1195692 U JP 1195692U JP 1195692 U JP1195692 U JP 1195692U JP H0573399 U JPH0573399 U JP H0573399U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
sheet metal
machine
hand
operator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1195692U
Other languages
English (en)
Inventor
秀一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP1195692U priority Critical patent/JPH0573399U/ja
Publication of JPH0573399U publication Critical patent/JPH0573399U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者の安全が確実に確保できるようにした
板金加工機械の手挟み防止装置を提供することにある。 【構成】 板状のワーク5を加工する板金加工機械の作
業者側に上下方向に開閉するシャッタ8を設け、かつこ
のシャッタ8に作業者の手などがシャッタ8に挟まれた
の検出する検出手段を設けると共に、上記検出手段の検
出信号により警報し、または機械を停止するようにした
もので、検出手段とシャッタ8で2重に作業者の安全性
が図れるため、得られるようになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は板状のワークを加工する板金加工機械の手挟み防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来板状のワークを曲げ加工するプレスブレーキや、打抜き加工するタレット パンチプレス、切断加工するシャーリングマシンのような板金加工機械では、作 業時作業者が誤って手などを挟まれたり、切断される虞れがある。 このため、従来から光や近接センサなどを利用して作業者の手などを検出し、 手などが危険領域にある場合は自動的に機械を停止させたり、手にワイヤなどを 結んで、ラムの下降とともにワイヤなどにより強制的に手を危険領域外へ排除す るようにした安全装置が設置されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし従来の光や近接センサなどで手を検出する安全装置では近接センサなど が故障した場合、手などが危険領域にあっても機械が動作することがあり、作業 者の安全を確実に確保することができない不具合がある。 また手にワイヤなどを結んだ安全装置では、ワイヤなどで作業者の行動が制限 されるため、作業者が早期に疲労するなどの不具合があった。 この考案は上記従来の不具合を改善するためになされたもので、作業者の安全 が確実に確保できる板金加工機械の手挟み防止装置を提供することを目的とする もである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、板状のワークを加工する板金加工機械 の作業者側に上下方向に開閉するシャッタを設け、かつこのシャッタに作業者の 手などが挟まれたの検出する検出手段を設けると共に、上記検出手段の検出信号 により警報し、または機械を停止するようにしたものである。
【0005】
【作 用】
上記構成により検出手段とシャッタにより2重に作業者の安全が図れるように なる。
【0006】
【実 施 例】
この考案をプレスブレーキのような板金加工機械に実施した例について図面を 参照して詳述する。 図において1は上下動自在なラムで、このラム1に取付けられた上型2と、テ ーブル3上に固定された下型4の間で板状のワーク5を曲げ加工できるようにな っている。 また上記ラム1の手前側には両端側がガイド部材6に案内されて、エアシリン ダなどの開閉手段7により開閉自在なシャッタ8が設けられている。
【0007】 上記シャッタ8はアクリルなどの透明板により形成されていて、下端部に共通 電極9が取付けられていると共に、シャッタ8下方のテーブル3上には、テーブ ル3と絶縁されて電極10がシャッタ8の幅一杯に布設されていて、これらの電 極9,10は図示しないタッチセンサなどの検出器に接続されている。 また図中12はワーク5の折曲げ位置を位置決めするバックストップ(図示せ ず)に設けられてフィンガで、このフィンガ12にもワーク5の先端と接触する ように電極13が設けられていて、この電極13の上記検出器へ接続されている 。
【0008】 次に上記構成された手挟み防止装置の作用を図5に示すフローチャート及び図 6に示すタイミングチャートも参照して詳述する。いまフローチャートスタート からステップ(1)へ進んで図示しないバックストップ移動開始するが判定され 、移動開始する場合は、ステップ(2)へ進んでシャッタ8が開閉手段7により 下降される。 そしてステップ(3)で下限リミットスイッチ(図示せず)からの信号により シャッタ8が下限に達したのを確認されたら、ステップ(4)でワーク5の曲げ 加工の種類が判定され、R曲げ加工するように、曲げる度にシャッタ8を上下動 しては生産性が著じるしく悪くなる場合や、シャッタ8の上下動を省略したい場 合はステップ(5)へ、それ以外の場合は、ステップ(6)へ進む。
【0009】 ステップ(5)では共通電極9とフィンガ12に設けられた電極13がワーク 5を介して図3に示すように導通されているかを検出し、もし導通されていなけ ればシャッタ8に手などが挾まれている可能性があるのでアラームを鳴らして警 報する。 またステップ(6)ではシャッタ8が下限位置にあって共通電極9とテーブル 3上の電極10が図4に示すように導通されているかを検出し、もし導通されて いなければアラームで警報する。ステップ(5)またはステップ(6)で導通が 確認されたらステップ(7)でバックストップの移動を開始し、さらにステップ (8)でバックストップが位置決めに停止されたのを確認されたらステップ(9 )でシャッタ8を開放する。 これによって誤って作業者の手が下型とバックストップの間に挾まれるのを確 実に防止することができる。
【0010】 以上はバックストップ移動時の作用であるが、バックストップが所定位置に停 止された後は次の作用となる。 すなわちステップ(10)でラムの下降開始かが判定されると、ステップ(1 1)でシャッタ8が下降され、ステップ(12)でシャッタ8の下限が確認され ると、ステップ(13)で共通電極9とフィンガ12の電極13がワーク5を介 して導通されているかが判定される。そして導通が確認されるとステップ(14 )へ進んでラムが下降されて、ワーク5の曲げ加工が開始されると共に、ステッ プ(15)でラムが十分に下降したのが確認されると、曲げ加工中のワーク5と シャッタ8が干渉するのを防止するため、ステップ(16)でシャッタ8が上昇 される。
【0011】 またラム1の上下動とシャッタ8の開閉及びバックストップの動作タイミング は図6に示すようになる。 なお以上はプレスブレーキの場合であるが、通常のプレスやタレットパンチプ レス、シャーリングマシンなどの板金加工機械にも適用できることは勿論である 。 またシャッタ8は指などが挟まれても怪我しない程度の重さにすることも勿論 である。
【0012】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したように、板金加工機械の作業者側に上下に開閉するシ ャッタを設けると共に、このシャッタに手などが挟まれたのを検出手段を設けて 、この検出手段により警報したり機械の動作を停止するようにしたことから、移 動中のバッグストップや金型などに手を挟まれるなどの不具合が確実に防止でき る。 またシャッタに検出手段を設けていることから、検出手段が故障してもシャッ タにより危険領域へ手などが入るのを阻止することができるため、作業者の安全 が確実に図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例になる手挟み防止装置を装
備した板金加工機械の概略構成図である。
【図2】この考案の一実施例になる手挟み防止装置の斜
視図である。
【図3】この考案の一実施例になる手挟み防止装置の作
用説明図である。
【図4】この考案の一実施例になる手挟み防止装置の作
用説明図である。
【図5】この考案の一実施例になる手挟み防止装置の作
用を示すフローチャートである。
【図6】この考案の一実施例になる手挟み防止装置の作
用を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
5…ワーク、8…シャッタ、9…共通電極、10,13
…電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状のワーク5を加工する板金加工機械
    の作業者側に上下方向に開閉するシャッタ8を設け、か
    つこのシャッタ8に作業者の手などが挟まれたの検出す
    る検出手段を設けると共に、上記検出手段の検出信号に
    より警報し、または機械を停止するようにしてなる板金
    加工機械の手挟み防止装置。
JP1195692U 1992-03-11 1992-03-11 板金加工機械の手挟み防止装置 Pending JPH0573399U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1195692U JPH0573399U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 板金加工機械の手挟み防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1195692U JPH0573399U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 板金加工機械の手挟み防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0573399U true JPH0573399U (ja) 1993-10-08

Family

ID=11792075

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JP1195692U Pending JPH0573399U (ja) 1992-03-11 1992-03-11 板金加工機械の手挟み防止装置

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JP (1) JPH0573399U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024062834A1 (ja) * 2022-09-21 2024-03-28 株式会社アマダ 曲げ加工機

Cited By (1)

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