JPH0557078B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0557078B2
JPH0557078B2 JP27653190A JP27653190A JPH0557078B2 JP H0557078 B2 JPH0557078 B2 JP H0557078B2 JP 27653190 A JP27653190 A JP 27653190A JP 27653190 A JP27653190 A JP 27653190A JP H0557078 B2 JPH0557078 B2 JP H0557078B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
metal material
detection roller
metal
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27653190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04157093A (ja
Inventor
Yorio Uchama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho KK
Original Assignee
Toho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toho KK filed Critical Toho KK
Priority to JP27653190A priority Critical patent/JPH04157093A/ja
Publication of JPH04157093A publication Critical patent/JPH04157093A/ja
Publication of JPH0557078B2 publication Critical patent/JPH0557078B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は対向する二つの加圧ローラ間に供給し
た金属材料を薄く延ばす圧延機や、対向する二つ
の加圧ローラ間に供給した線材を細長く伸線する
伸線機等のローラ式加圧機の、加圧ローラ間に作
業者の指や手等の身体の一部が引込まれそうにな
ると、加圧機が自動的に停止するようにした自動
運転停止装置に関するものである。
【従来の技術】
圧延機や伸線機等のローラ式加圧機は従来から
各種のものがある。この種の回転ローラ式加圧機
で対向している二本の加圧ローラ間に金属材料を
供給するときに、同金属材料と一緒に指や手も引
込まれて怪我をするという事故が多々あつた。 そこで従来は前記事故を防止するため第5図に
示すような自動停止装置が設けられていた。この
自動停止装置はローラ式加圧機の対向する二本の
加圧ローラBの前に、鉄の丸棒で作られた格子状
の蓋や透明板等の蓋Cを蝶番Dで同図の矢印a−
b方向に開閉自在に取付け、その蓋Cが同図に実
線で示すように閉じているときは、蓋Cの近くの
リミツトスイツチ(図示されていない)がOFF
となつているが、蓋Cを開くと同リミツトスイツ
チがONとなつてローラ式加圧機の電源が切れ
て、同加圧機が自動的に停止するようにしたもの
である。
【発明が解決しようとする課題】
従来のローラ式加圧機の自動停止装置は次のよ
うな課題があつた。 (1) 蓋Cの下面と材料受台Eの上面との間に隙間
Fがあるため、その隙間Fより薄い金属材料A
は蓋Cから加圧ローラBまでの距離より長い金
属材料Aはその隙間Fから加圧ローラBに供給
することができるが、隙間Fより厚い金属材料
の場合はその隙間Fを通らず、また、蓋Cから
加圧ローラBまでの距離より短い金属材料の場
合は、同金属材料を蓋Cの外から供給したので
は同金属材料が加圧ローラBまでとどかない。
このためそのような金属材料の場合は作業者が
一々蓋Cを開けて金属材料を加圧ローラBの近
くまで手を送らなければならず面倒である。 2 蓋Cを開けて金属材料Aを加圧ローラBの近
くまで手で送つたのでは、蓋Cが無いのと同じ
になるため、このときは蓋Cが無いときと同じ
危険があつた。 3 蓋Cを一々開けるのが面倒であるため、蓋C
を取払つてしまうことがあり、このときも蓋C
が無いときと同じ危険があつた。 4 金属材料Aが特に硬い材料(例えば合金)の
場合は、加工硬化により金属材料Aが硬くなつ
て反り返り、蓋Cが叩かれて破損することがあ
つた。
【発明の目的】
本発明の目的は、ローラ式加圧機の前記諸問題
を解決し、厚い金属材料や短い金属材料であつて
も一々蓋を開けたり閉めたりする必要が無く、指
や手等の身体の一部が加圧ローラに近づくとロー
ラ式加圧機の運転が自動的に停止するようにした
自動運転停止装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
本発明のローラ式加圧機の自動運転停止装置は
第1図〜第4図のように、回転する加圧ローラ
1,2間に金属材料Aを通して同金属材料Aを加
圧する圧延機、伸線機等のローラ式加圧機におい
て、前記加圧ローラ1,2の手前に、回転する検
出ローラ3と金属センサー4とが所定間隔離して
対向して設けられ、同検出ローラ3は前記金属セ
ンサー4との間に進入してくる金属材料Aや他の
物体(例えば指や手)の厚さに応じてその厚さ方
向に往復移動し、前記金属センサー4は前記検出
ローラ3と金属材料Aを検知すると共に、前記検
出ローラ3が金属材料A以外の物により押上げら
れて同検出ローラ3と金属センサー4との間が所
定距離以上になると作動して、前記加圧ローラ
1,2の作動が停止するようにしたものである。
【作用】
本発明のローラ式加圧機の自動運転停止装置で
は、検出ローラ3と金属センサー4との間に金属
材料Aを供給すると検出ローラ3が回転し、金属
材料Aが加圧ローラ1,2間に送り込まれる。 しかも、検出ローラ3と金属センサー4との間
に指や手が巻き込まれると検出ローラ3が上昇す
るので、指や手が殆ど怪我をしない。 また、検出ローラ3と金属センサー4が加圧ロ
ーラ1,2の手前に配置され、しかも検出ローラ
3と金属センサー4との間に指や手が巻き込まれ
ると金属センサー4が作動して加圧機の動作が自
動的に停止するので、指や手が加圧機の加圧ロー
ラ1,2間に引込まれることがない。
【実施例】
本発明のローラ式加圧機の自動運転停止装置の
一実施例を示す第1図において1,2は圧延機、
伸線機等の加圧機の加圧ローラである。この加圧
ローラ1,2は上下に対向して配置され、しかも
図示されていないモータ等の回転駆動源により回
転されるようにしてある。 第1図の11は受台であり、これは前記加圧ロ
ーラ1,2間に供給する金属材料Aをのせるもの
である。 12は補助板であり、これは前記受台11の手
前に設けられて、同受台11にのせた金属材料A
を支持するものである。この補助板12は金属材
料Aをのせないときは、その下方に設けたスプリ
ング13により受台11の上方まで押し上げられ
ており、加圧ローラ1,2により加工中の金属材
料Aが加工硬化により反り返つて補助板12を下
方に押すと、スプリング13が縮んで補助板12
が降下して、同補助板12と金属材料Aとの間に
手が挟まれないようにしてある。このスプリング
13には例えば1mm撓み時の荷重が0.75Kg程度の
ものが適する。 第1図〜第4図の14はフレームである。この
フレーム14は前記受台11の幅方向両側上方に
立設され、補強杆15により連結されている。 第1図〜第4図の3は検出ローラである。この
検出ローラ3には例えば焼き入れ処理された機械
構造用炭素鋼が使用される。この検出ローラ3は
その長手方向両端の回転軸16が案内板17に回
転自在に取付けられ、その案内板17が前記フレ
ーム14に形成されている縦長の案内孔18(第
1図)に昇降動自在に取付けられている。これに
より検出ローラ3と金属センサー4との間に金属
材料Aが供給されると、検出ローラ3が上方に押
されて前記案内板17が前記案内孔18に沿つて
上昇して、検出ローラ3が上方に移動し、金属材
料Aが通過すると検出ローラ3の自重により案内
板17が前記案内孔18に沿つて降下して、同検
出ローラ3が下方に移動するようにしてある。 前記検出ローラ3の上下への移動範囲は10mm〜
50mm程度とする。 第1図、第3図の4は金属センサーであり、こ
れは金属材料Aと前記検出ローラ3とを検知する
ものである。このこの金属センサー4としては例
えば前面検出形の高周波発振形近接センサーが適
する。同金属センサー4は受台11の下に横に均
一間隔で3個取付けられており、しかも同金属セ
ンサー4の上面19(第1図)は前記受台11に
形成されている通孔20から上方に露出して、前
記検出ローラ3に対向している。 この金属センサー4の検知可能距離は同金属セ
ンサー4の上面19から例えば15mmまでとする。
このようにすると、金属センサー4と検出ローラ
3の間から厚さ15mm以下の金属材料Aが送り出さ
れているときは、金属センサー4がその金属材料
Aと検出ローラ3の両者を検出する。このとき、
ローラ式加圧機は作動し続ける。 金属材料Aの厚みが厚いために検出ローラ3が
押し上げられて、金属センサー4の上面19から
金属材料Aまでの距離が金属センサー4の検知可
能距離である15mm以上になると、同センサー4は
検出ローラ3は検出できなくなるが、金属材料A
を検出することはできる。このときもローラ式加
圧機はそのまま作動し続ける。 金属材料Aが金属センサー4と検出ローラ3の
間を通過して無くなつても、検出ローラ3が金属
センサー4の検知可能距離である15mm以上離れる
(この状態は金属センサー4と検出ローラ3との
間に例えば作業員の指や手とうが挟まれていると
きである)と、同センサー4は金属材料Aも検出
ローラ3も検出することができなくなる。この検
出停止により金属センサー4がON又はOFFに作
動し、ローラ式加圧機の作動が瞬時に停止する。 なお、第1図〜第4図の21は台座である。
【発明の効果】
本発明のローラ式加圧機の自動運転停止装置は
次のような効果がある。 a 加圧ローラ1,2の手前の検出ローラ3と金
属センサー4の間に指や手が引き込まれるとロ
ーラ式加圧機が自動停止するので、指や手等が
加圧ローラ1,2の間に挟まれて怪我すること
がない。 b 従来の自動停止装置の蓋のように、同蓋が金
属材料の供給の邪魔になることがないので、厚
い金属材料や短い金属材料を供給するときに、
一々蓋を開ける必要が無い。また、蓋の開閉が
面倒であるために蓋を取外してしまうこともな
い。このため従来の自動停止装置のように折角
設けても指や手が引き込まれて怪我をするとい
うたことがない。 b 加工時に金属材料Aが上方に反り返つても検
出ローラ3が上方に移動するので検出ローラ3
が損傷しにくくなる。 また、図示したように補助板12が下るよう
にすれば、上記の場合とは逆に金属材料Aが下
方に反り返つても、金属材料Aと補助板12と
の間に指や手が挟まれて大怪我をするといつた
こともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の加圧ローラ式加圧機の自動運
転停止装置の一実施例を示す正面図、第2図は同
装置の右半分の左側面図、第3図は同装置の左半
分の右側面図、第4図は同装置の右半分の平面
図、第5図は従来のローラ式加圧機の自動運転停
止装置の説明図である。 1,2は加圧ローラ、Aは金属材料、3は検出
ローラ、4は金属センサー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転する加圧ローラ1,2間に金属材料Aを
    通して同金属材料Aを加圧する圧延機、伸線機等
    のローラ式加圧機において、前記加圧ローラ1,
    2の手前に、回転する検出ローラ3と金属センサ
    ー4とが所定間隔離して対向して設けられ、同検
    出ローラ3は前記金属センサー4との間に進入し
    てくる金属材料Aや他の物体の厚さに応じてその
    厚さ方向に往復移動し、前記金属センサー4は前
    記検出ローラ3と金属材料Aを検知すると共に、
    前記検出ローラ3が金属材料A以外の物により押
    上げられて同検出ローラ3と金属センサー4との
    間が所定距離以上になると作動して、前記加圧ロ
    ーラ1,2の作動が停止するようにしたことを特
    徴とするローラ式加圧機の自動運転停止装置。
JP27653190A 1990-10-17 1990-10-17 ローラ式加圧機の自動運転停止装置 Granted JPH04157093A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27653190A JPH04157093A (ja) 1990-10-17 1990-10-17 ローラ式加圧機の自動運転停止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27653190A JPH04157093A (ja) 1990-10-17 1990-10-17 ローラ式加圧機の自動運転停止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04157093A JPH04157093A (ja) 1992-05-29
JPH0557078B2 true JPH0557078B2 (ja) 1993-08-23

Family

ID=17570773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27653190A Granted JPH04157093A (ja) 1990-10-17 1990-10-17 ローラ式加圧機の自動運転停止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04157093A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2510627Y2 (ja) * 1992-12-07 1996-09-18 三井石油化学工業株式会社 水平状に平行させて並べて配設された圧延ロ―ル装置の安全保護装置
US7631822B2 (en) 2004-09-10 2009-12-15 Fellowes Inc. Shredder with thickness detector
US7954737B2 (en) 2007-10-04 2011-06-07 Fellowes, Inc. Shredder thickness with anti-jitter feature
US8870106B2 (en) 2004-09-10 2014-10-28 Fellowes, Inc. Shredder with thickness detector
US7311276B2 (en) 2004-09-10 2007-12-25 Fellowes Inc. Shredder with proximity sensing system
US8008812B2 (en) 2006-07-14 2011-08-30 Aurora Office Equipment Co., Ltd. Paper shredder control system responsive to touch-sensitive element
US7757982B2 (en) 2006-09-28 2010-07-20 Fellowes, Inc. Shredder with intelligent activation switch
GB2451513B (en) 2007-08-02 2012-04-18 Acco Uk Ltd A shredding machine
CN103586366B (zh) * 2013-11-29 2015-07-22 洪泽智狼自动化设备厂 冲压设备被动式安全防护装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04157093A (ja) 1992-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0557078B2 (ja)
US3010672A (en) Coil opener and uncoiler
JP2013086192A (ja) 厚鋼板剪断により生じたスクラップの搬送方法及び搬送装置
CN109675966A (zh) 一种剪板机检测校平送料机构
EP0884162A3 (en) Plate device for withdrawing and moving a moulding of thermoformed objects away from a thermoforming press
US20050028409A1 (en) Spreader apparatus and method for articles of laundry
CN2245505Y (zh) 铁板冲压自动送料装置
CA1317327C (en) Apparatus for correctly feeding continuous strips with a shaped side outline to blanking machines
KR102426928B1 (ko) 압연 시스템
KR100878669B1 (ko) 스트립 에지 스크랩 권취장치
JPS6230053B2 (ja)
CN217912510U (zh) 一种自动铆压机
JP2000079526A (ja) ワ―ク加工システム及びこのワ―ク加工システムの使用方法
CN217964457U (zh) 折弯机前推料升降装置
JP6659029B2 (ja) 曲げ角度検出装置
CN222036582U (zh) 冲压自动放料机
GB2249057A (en) Forming machine
JP3773121B2 (ja) 給紙装置
KR101277166B1 (ko) 픽업 크레인
KR100546885B1 (ko) 스틸봉재와 파이프의 면취장치
CN210676725U (zh) 一种冲压用折弯机的防护装置
JP4088355B2 (ja) 切断機における丸材供給装置
JPS6019766Y2 (ja) ク−リングベツド端面揃え装置ブレ−キ
JP2572139Y2 (ja) 薄板材の保護紙供給装置
KR101904384B1 (ko) 제품 찍힘 방지장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070823

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090823

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 17

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees