JPH05731Y2 - - Google Patents

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JPH05731Y2
JPH05731Y2 JP17547787U JP17547787U JPH05731Y2 JP H05731 Y2 JPH05731 Y2 JP H05731Y2 JP 17547787 U JP17547787 U JP 17547787U JP 17547787 U JP17547787 U JP 17547787U JP H05731 Y2 JPH05731 Y2 JP H05731Y2
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signal
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【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は電気カーペツトの改良に関する。
(従来の技術) 電気カーペツトは、カーペツト本体に発熱体を
配設するとともに温度センサを配設し、この温度
センサからの温度検出信号と所望温度信号とを比
較し、その差に応じて発熱体への通電制御を行つ
てカーペツト本体を所望温度に調和するものとな
つている。そして、このような電気カーペツトで
はカーペツト本体に感圧センサを配設し、カーペ
ツト本体に人体による荷重か加わつたときにこの
荷重を検出して発熱体への通電を開始させるもの
がある。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、このような電気カーペツトでは多人
数で使用しているときに、例えば一人がカーペツ
ト本体から外れるとか暖房が要らないとかになつ
た場合、その領域のみ発熱体への通電をしや断す
るような機能が備えられていれば大変便利であ
る。又、カーペツト本体で使用しない領域が生じ
た場合にその領域の発熱体への通電をしや断する
ば省エネルギーをより向上させることができる。
そこで本考案は、カーペツト本体に人体が載つ
たときその載つた領域のみ通電を行うようにして
省エネルギー化の向上を図ることができる電気カ
ーペツトを提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決をするための手段) 本考案は、所定領域にそれぞれ発熱体を配設し
たカーペツト本体の前記所定領域にそれぞれ配設
された温度センサからの各温度検出信号と所望温
度信号とを比較し、その差に応じた温度制御信号
を送出して前記カーペツト本体を前記所望温度に
制御する機能を備えた電気カーペツトにおいて、
前記各発熱体のうちいずいれか一方又は両方への
通電を選択するもので、開閉に応じたレベルの信
号を作成する各暖房領域選択スイツチと、前記発
熱体にそれぞれ直列接続された各制御スイツチ
と、前記所定領域にそれぞれ配設された感圧スイ
ツチを有し前記カーペツト本体への荷重を検出し
てその荷重検出信号を前記所定領域別に送出する
荷重検出回路と、前記温度制御信号、前記暖房領
域選択スイツチの開閉に応じた信号及び前記荷重
検出信号をゲート信号として受けて前記温度制御
信号を前記制御スイツチに通過制御する暖房制御
回路とを備えて上記目的を達成しようとする電気
カーペツトである。
(作用) このような手段を備えたことにより、暖房制御
回路は暖房領域選択スイツチからの開閉に応じた
信号及び荷重検出信号をゲート信号として入力
し、これら信号により開閉して温度制御信号を制
御スイツチに送る。これにより、制御スイツチは
温度制御信号に従つて開閉して発熱体への通電が
制御される。
この場合、荷重検出回路により荷重の検出がな
くなれば、これに応じた荷重検出信号が暖房制御
回路に入力し、この暖房制御回路は温度制御信号
の通過を阻止する。この結果、荷重の検出されな
い領域の発熱体への通電はしや断される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図は電気カーペツトの回路構成図である。
交流電源1には発熱体2,3が接続されている。
これら発熱体2,3は第2図に示すようにカーペ
ツト本体4の各領域A,Bにそれぞれ配設されて
いる。又、交流電源1には直流安定化電源5が接
続され、さらにこの直流安定化電源5に温度制御
回路6、荷重検出回路7及び暖房制御回路8が接
続されてそれぞれ直流電圧が供給されるようにな
つている。
一方、各発熱体2,3にはそれぞれ制御スイツ
チとしてのリレースイツチ9a,10aが直列接
続されている。なお、これらリレースイツチ9
a,10aはそれぞれリレー9,10を構成する
もので、リレーコイル9b,10bの付勢によつ
て閉じるものとなつていいる。
温度制御回路6はカーペツト本体4の各領域
A,Bにそれぞれ配置された各温度センサ(不図
示)からの温度検出信号と図示しない温度調節器
に設定された所望温度信号とを比較し、温度検出
信号が所望温度信号よりも低レベルであればロー
レベルの温度制御信号pを送出し、温度検出信号
が所望温度信号よりも高ければ、ハイレベルの温
度制御信号pを送出する機能を有するものであ
る。
荷重検出回路7は第2図に示すように各領域
A,Bにそれぞれ配設されたコード状の感圧スイ
ツチ11,12を有しカーペツト本体4への荷重
を各領域A,Bごとに検出してその荷重検出信号
s1,s2を送出する機能を持つたものである。
具体的には各感圧センサ11,12にそれぞれ分
圧抵抗R1,R2を接続してその分圧電圧を各コ
ンパレータ13,14の「+」側入力端子に送る
ようになつている。各抵抗R3,R4により基準
電圧作成回路が構成され、その基準電圧が各コン
パレータ13,14の各「−」側入力端子に送ら
れるようになつている。そして、各コンパレータ
13,14から荷重検出信号s1,s2が出力さ
れるようになつている。
又、各暖房領域選択スイツチ15,16は所望
の領域A,Bに配設された各発熱体2,3への通
電を選択するもので、例えば使用者により暖房領
域選択スイツチ16が閉じられると、ローレベル
信号が暖房制御回路8へ送られるようになつてい
る。
この暖房制御回路8は各暖房流域選択スイツチ
15,16の開閉に応じた信号及び荷重検出信号
s1,s2をゲート信号として入力し、これら信
号がローレベルとなつたとき温度制御信号pを各
リレー9,10に対して通過制御する機能を持つ
たものである。具体的には3入力を有するアンド
ゲータ17,18が設けられ、このうちアンドゲ
ート17の各入力端子に温度制御信号p、荷重検
出信号s1及び暖房領域選択スイツチ15からの
信号が入力し、他方のアンドゲート18の各入力
端子に温度制御信号p、荷重検出信号s2及び暖
房領域選択スイツチ16からの信号が入力される
ようになつている。しかして各暖房領域選択スイ
ツチ15,16からの信号及び荷重検出信号s
1,s2各信号がローレベルとなつたときに、各
アンドゲート17,18は温度制御信号pを各リ
レーコイル9b,10bに送る。なお各リレーコ
イル9b,10bはローレベル信号の入力により
付勢するものとなつている。
次に上記の如く構成された回路の作用について
説明する。
先ず、カーペツト本体4の両領域A,Bにそれ
ぞれ人体が載り、かつ各暖房領域選択スイツチ1
5,16が共に閉じられた場合について説明す
る。この場合、各感圧センサ11,12に荷重が
加わつてその抵抗値が小さくなつている。従つ
て、各コンパレータ13,14の各「+」側入力
端子に加わる電圧レベルが基準電圧レベルよりも
低下し、これらのコンパレータ13,14からは
ローレベルの荷重検出信号s1,s2が出力され
てそれぞれアンドゲート17,18に送られる。
一方、各暖房領域選択スイツチ15,16は使用
者の操作により共に閉じているので、ローレベル
信号が各アンドゲート17,18に送られる。こ
れにより各アンドゲート17,18は各暖房領域
選択スイツチ15,16からのローレベル信号及
びローレベルの各荷重検出信号s1,s2の入力
により開いている。しかして、このとき温度制御
回路6からローレベルの温度制御信号pが送出さ
れれば、各アンドゲート17,18は共にローレ
ベルの温度制御信号pを各リレーコイル9b,1
0bに送る。これらリレーコイル9b,10bは
それぞれローレベルの温度制御信号pを受けて付
勢される。これにより、各リレースイツチ9a,
10aは閉じ、各発熱体2,3への通電が行なわ
れる。
なお、温度制御回路6は、上記の如く温度検出
信号と所望温度信号を比較し、そのレベルに応じ
てローレベル、又はハイレベルの温度制御信号p
を送出しているのでハイレベルの温度制御信号p
が送出された場合、このハイレベルの温度制御信
号pが各アンドゲート17,18を通過して各リ
レーコイル9b,10bに送られる。このとき、
これらのリレーコイル9b,10bは付勢が解除
され、各発熱体2,3への通電はしや断される。
この結果、各発熱体2,3へは所望温度に応じ
た通電制御が行なわれてその領域A,Bが所望温
度に暖房される。
このような状態に例えば領域Aの載つていた人
がカーペツト本体4から外れると、この領域Aに
荷重が加わらなくなる。そうすると、感圧センサ
11の抵抗値が大きくなつてコンパレータ13の
「+」側入力端子に加わる電圧レベルが基準電圧
レベルよりも高くなる。これにより、コンパレー
タ13からはハイレベルの荷重検出信号s1が出
力されてアンドゲート17の入力端子に加わる。
しかして、アンドゲート17は閉じて温度制御信
号pの通過を阻止するとともにその出力レベルが
ハイレベルとなる。
この結果、リレーコイル9bは付勢が解除され
て発熱体3への通電はしや断され、もつて領域A
の暖房は行なわれなくなる。
このように上記一実施例によれば、各領域A,
Bに人体が載つた場合にのみこれを確実に検出し
てその領域A,Bのみ暖房を行うことができる。
従つて、人体が載つていない領域には発熱体へ通
電が行なわれず無駄な電力を消費することがなく
なり、省エネルギー化を向上できる。
なお、本考案は上記一実施例に限定されるもの
でなくその主旨を逸脱しない範囲で変形してもよ
い。
[考案の効果] 以上詳記したように本考案によれば、カーペツ
ト本体に人体が載つたときその載つた領域のみ通
電を行うようにして省エネルギー化の向上を図る
ことができる電気カーペツトを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係わる電気カーペ
ツトの一実施例を説明するための図であつて、第
1図は回路構成図、第2図はカーペツト本体の外
観図である。 2,3……発熱体、4……カーペツト本体、6
……温度制御回路、7……荷重検出回路、8……
暖房制御回路、9,10……リレー、11,12
……感圧サンサ、13,14……コンパレータ、
15,16……暖房領域選択スイツチ、17,1
8……アンドゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定領域にそれぞれ発熱体を配設したカーペツ
    ト本体の前記所定領域にそれぞれ配設された温度
    サンサからの各温度検出信号と所望温度信号とを
    比較し、その差に応じた温度制御信号を送出して
    前記カーペツト本体を前記所望温度に制御する機
    能を備えた電気カーペツトにおいて、前記各発熱
    体のうちいずれか一方又は両方への通電を選択す
    るもので、開閉に応じたレベルの信号を作成する
    各暖房領域選択スイツチと、前記発熱体にそれぞ
    れ直列接続された各制御スイツチと、前記所定領
    域にそれぞれ配設された感圧スイツチを有し前記
    カーペツト本体への荷重を検出してその荷重検出
    信号を前記所定領域別に送出する荷重検出回路
    と、前記温度制御信号、前記暖房領域選択スイツ
    チの開閉に応じた信号及び前記荷重検出信号をゲ
    ート信号として受けて前記温度制御信号を前記制
    御スイツチに通過制御する暖房制御回路とを具備
    したことを特徴とする電気カーペツト。
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