JPH0573183A - コンピユータの電源装置及びcad/cam装置 - Google Patents

コンピユータの電源装置及びcad/cam装置

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Publication number
JPH0573183A
JPH0573183A JP3315736A JP31573691A JPH0573183A JP H0573183 A JPH0573183 A JP H0573183A JP 3315736 A JP3315736 A JP 3315736A JP 31573691 A JP31573691 A JP 31573691A JP H0573183 A JPH0573183 A JP H0573183A
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JP
Japan
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power supply
computer
unit
power
shutdown
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Application number
JP3315736A
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English (en)
Inventor
Toshio Oyama
年郎 大山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停電等で電源が突然遮断された場合や、操作
者がシャットダウン操作を忘れて電源を遮断した場合に
も、正常にシャットダウン処理を実行させ、コンピュー
タの動作を正常に終了し、再度電源を入れたときにも起
動が確実にできるようにする。 【構成】 主電源1が停止し、主電源1からの電力の供
給が遮断されたときには、補助電源4が所定の一定時間
電力の供給を継続するとともに、主電源1の停止を停電
検出部3が検出し、シャットダウン処理部7に信号を伝
え、処理実行中の内部データ等を外部記憶手段に退避さ
せ全処理を終了させるシャットダウン処理を一定時間経
過後に実行した後、補助電源4からの電力の供給を停止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】第一発明は、ワークステーション
や小型コンピュータ、ワープロ等(以下、単に『コンピ
ュータ』という)の電源装置に関するものであり、特
に、電源が停止したときにも適正にシャットダウン処理
ができるコンピュータの電源装置に関するものである。
また、第二発明は、コンピュータを用いたCAD/CA
M装置に関するものであり、特に、電源が停止したとき
にも適正にシャットダウン処理ができ、オペレータの作
成したCAD/CAMデータが消失しないCAD/CA
M装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータを停止させるた
めには、操作者が業務結果を外部記憶装置に登録した
後、シャットダウン処理プログラムを起動し、シャット
ダウン処理を実行させ、オペレーティングシステム等の
内部データを外部記憶手段に退避させている。
【0003】例えば、ある使用者がコンピュータを使用
して業務を行なう場合、通常、図6のような手順による
処理を行なう。図6は従来のコンピュータの電源装置及
びCAD/CAM装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【0004】図において、ステップS1でスイッチをオ
ンにし、ステップS2で主電源からコンピュータに電源
を供給することにより、コンピュータは稼働を開始し、
ステップS3で業務を開始する。そして、ステップS4
で業務が終了すると、ステップS5で業務結果を外部記
憶手段(図示せず)に登録し、その後、ステップS6で
シャットダウン処理を実行させ、シャットダウン処理完
了後に、ステップS7でスイッチをオフにして、主電源
からの電力の供給を遮断し終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のコンピュータの電源装置及びCAD/CAM装置
では、図6のように正常にシャットダウン処理を実行さ
せて終了すれば、特に問題はないが、使用者の意に反し
て停電等で電源が突然遮断された場合には、オペレータ
の作成したCAD/CAMデータ及びオペレーティング
システム等の内部データを外部記憶手段に退避させるた
めのシャットダウン処理を行なうことができなかった。
【0006】即ち、停電やシャットダウン操作を忘れて
スイッチをオフにする等、シャットダウン処理を行なわ
ずに主電源からの電力を遮断すると、この後、再度、コ
ンピュータを使用するためスイッチをオンにし、主電源
からの電力を供給しても起動できなくなることがあっ
た。このような場合、再度、オペレーティングシステム
が登録されていた外部記憶手段等にオペレーティングシ
ステムを登録し直さなければならなかった。
【0007】また、使用者の意に反して電源が遮断され
た場合には、CAD/CAMデータ等の業務結果も外部
記憶手段に登録することができないことから、今まで作
成したCAD/CAMデータ等の業務結果は消滅してし
まい、全て最初から入力をし直さなければならなかっ
た。
【0008】なお、主電源の他に補助電源を設けて、停
電等に対処できるコンピュータの電源装置として、特開
昭62−221015号、特開昭60−42676号公
報に掲載の技術もあった。
【0009】そこで、第一発明は、停電等で電源が突然
遮断された場合や、操作者がシャットダウン操作を忘れ
て電源を遮断した場合にも、正常にシャットダウン処理
を実行させ、コンピュータの動作を正常に終了し、再度
電源を入れたときにも起動が確実にできるコンピュータ
の電源装置の提供を課題とするものである。
【0010】また、第二発明は、停電等で電源が突然遮
断された場合や、操作者がシャットダウン操作を忘れて
電源を遮断した場合にも、オペレータの作成したCAD
/CAMデータが消滅せず、正常にシャットダウン処理
を実行させ、コンピュータの動作を正常に終了し、再度
電源を入れたときにも起動が確実にできるCAD/CA
M装置の提供を課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
コンピュータの電源装置は、主電源が動作しないとき
に、前記コンピュータに所定時間だけ電力を供給する補
助電源と、前記主電源が停止したことを検出する停電検
出部と、前記補助電源により前記主電源が停止したとき
に、シャットダウン処理を行なうシャットダウン処理部
と、前記停電検出部の指示により一定時間をカウント
し、終了時間を前記シャットダウン処理部に報告するタ
イマ部とを具備するものである。
【0012】請求項2の発明にかかるコンピュータの電
源装置は、上記請求項1の発明と同様の補助電源と、停
電検出部と、シャットダウン処理部と、タイマ部の他
に、前記シャットダウン処理部の指示により表示器に所
定のメッセージを表示させるメッセージ表示部とを具備
するものである。
【0013】請求項3の発明にかかるCAD/CAM装
置は、主電源が動作しないときに、前記コンピュータに
所定時間だけ電力を供給する補助電源と、前記主電源が
停止したことを検出する停電検出部と、前記補助電源に
より前記主電源が停止したときに、シャットダウン処理
を行なうシャットダウン処理部と、前記停電検出部の指
示により一定時間をカウントし、終了時間を前記シャッ
トダウン処理部に報告するタイマ部と、前記停電検出部
の指示によりCAD/CAMデータをバックアップする
データバックアップ部とを具備するものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明のコンピュータの電源装置にお
いては、主電源が停止し、主電源からの電力の供給が遮
断されたときには、補助電源が所定の一定時間電力の供
給を継続するとともに、主電源の停止を停電検出部が検
出し、シャットダウン処理部に信号を伝え、一定時間経
過後にシャットダウン処理を実行した後、補助電源から
の電力の供給を停止するものであるから、オペレーティ
ングシステム等の内部データを外部記憶手段に確実に退
避でき、業務結果等の各種のデータを外部記憶手段に登
録する時間的な余裕もある。
【0015】請求項2の発明のコンピュータの電源装置
においては、主電源が停止し、主電源からの電力の供給
が遮断されたときには、補助電源が所定の一定時間電力
の供給を継続するとともに、主電源の停止を停電検出部
が検出し、シャットダウン処理部に信号を伝え、このシ
ャットダウン処理部の指示により表示器に所定のメッセ
ージを表示し、一定時間経過後にシャットダウン処理を
実行した後、補助電源からの電力の供給を停止するもの
であるから、オペレーティングシステム等の内部データ
を外部記憶手段に確実に退避でき、業務結果等の各種の
データを外部記憶手段に登録するように画面表示で促さ
れ、その時間的な余裕もある。
【0016】請求項3の発明のCAD/CAM装置にお
いては、主電源が停止し、主電源からの電力の供給が遮
断されたときには、補助電源が所定の一定時間電力の供
給を継続するとともに、主電源の停止を停電検出部が検
出し、シャットダウン処理部に信号を伝え、前記停電検
出部の指示によりCAD/CAMデータをバックアップ
し、一定時間経過後にシャットダウン処理を実行した
後、補助電源からの電力の供給を停止するものであるか
ら、オペレーティングシステム等の内部データを外部記
憶手段に確実に退避でき、作成済のCAD/CAMデー
タを登録しなくても自動的にバックアップされる。
【0017】
【実施例】以下、各発明の各実施例について説明する。
【0018】〈第一発明の第一実施例〉図1は第一発明
の第一実施例であるコンピュータの電源装置の全体構成
を示すブロック図である。
【0019】図において、1は商用電源を受電してコン
ピュータに電源を供給する主電源、2は主電源1の開閉
を手動で行なうスイッチ、3は主電源1が停止したこと
を検出する停電検出部であり、スイッチ2がオフになっ
た時及び停電時に主電源1からの電力の供給が停止した
ことを検出する。4は主電源1が動作しないときに、コ
ンピュータに所定時間だけ電源を供給する補助電源、5
は補助電源4がシャットダウン処理やデータ登録のため
にコンピュータへ電力を供給する時間をカウントするタ
イマ部、6は後述の第二実施例で述べるメッセージ表示
部、7は処理実行中の内部データ等を外部記憶手段(図
示せず)に退避させ全処理を終了させるシャットダウン
処理を行なうシャットダウン処理部である。
【0020】10はコンピュータであり、11はコンピ
ュータ10内部のオペレーティングシステムデータ処理
部、12は操作者が作成したデータが処理される操作者
用データ処理部、13はCRT等の表示器である。
【0021】この構成のコンピュータの電源装置では、
スイッチ2がオフになったり、停電等により、主電源1
が停止すると、補助電源4から或一定時間コンピュータ
10に電力が供給される。そして、所定時間経過後にシ
ャットダウン処理が実行され、オペレーティングシステ
ムデータや、操作者が作成したデータ等が外部記憶手段
に登録できる。
【0022】次に、このコンピュータの電源装置の動作
について説明する。図2は第一発明の第一実施例である
コンピュータの電源装置の動作を示すフローチャートで
ある。なお、第一実施例のコンピュータの電源装置で
は、図中のステップS11からステップS22の動作が
行なわれ、ステップS31からステップS33の動作は
後述の第二実施例の動作である。
【0023】図において、まず、ステップS11で停電
や業務が終了してスイッチ2をオフにしたことにより主
電源1からの電力が遮断されると、ステップS12で停
電検出部3が自動的に作動し、補助電源4からの電力が
コンピュータ10に供給され、コンピュータ10への電
力は遮断されない。そして、ステップS13でタイマ部
5へ一定時間のカウントを指示し、ステップS14でタ
イマ部5が一定時間のカウントを開始し、ステップS1
5でカウントが完了したか否かが判断される。このカウ
ント中に、今まで実行中の処理を続行したり、或いは作
成中の各種のデータ等を外部記憶手段に登録したりする
ことができる。なお、タイマ部5はある一定時間をカウ
ントするが、この時間は任意に設定することができ、通
常、操作者が十分にデータの登録動作等が可能な時間を
設定する。タイマ部5のカウントが完了した場合には、
ステップS16に進み、カウント終了報告をシャットダ
ウン処理部7に報告し、ステップS17でオペレーティ
ングシステムデータ処理部11にシャットダウン処理の
指示をし、ステップS18でシャットダウン処理が終了
した後に、補助電源4からの電力供給を遮断して全処理
を終了する。即ち、本実施例では、主電源1からの電力
が遮断されても、補助電源4からコンピュータ10に電
力が供給され、この間に、停電検出部3の指示によりシ
ャットダウン処理部7がシャットダウン処理指令をコン
ピュータ10に伝達し、シャットダウン処理を実行さ
せ、それが完了した時点で補助電源4からの電力を遮断
して全処理を終了する。一方、ステップS15でタイマ
部5のカウント完了と判断される前は、ステップS19
で主電源1からの電力供給が再開したか否かが判断さ
れ、電力供給が再開した場合、即ち、停電が復旧後、電
力が再度供給されたときや、スイッチ2を再びオンにし
たときには、ステップS20で補助電源4から主電源1
に切替わり、ステップS21に進み、タイマ部5のカウ
ントを中止し、ステップS22で業務を再開し、従前の
処理が続行される。
【0024】このように、本実施例のコンピュータの電
源装置は、商用電源を受電してコンピュータ10に電源
を供給する主電源1が動作しないときに、前記コンピュ
ータ10に所定時間だけ電源を供給する補助電源4と、
前記主電源1が停止したことを検出する停電検出部3
と、前記補助電源4により前記主電源1が停止したとき
に、処理実行中の内部データ等を外部記憶手段に退避さ
せ全処理を終了させるシャットダウン処理を行なうシャ
ットダウン処理部7と、前記停電検出部3の指示により
一定時間をカウントし、終了時間を前記シャットダウン
処理部7に報告するタイマ部5とを備えている。
【0025】即ち、本実施例では、主電源1が停止し、
主電源1からの電力の供給が遮断されたときには、補助
電源4が所定の一定時間電力の供給を継続するととも
に、主電源1の停止を停電検出部3が検出し、シャット
ダウン処理部7に信号を伝え、一定時間経過後にシャッ
トダウン処理を実行した後、補助電源4からの電力の供
給を停止する。
【0026】したがって、使用者の意に反して停電等で
電源が突然遮断されたり、操作ミス等によりシャットダ
ウン操作を忘れてスイッチ2をオフにしても、一定時間
経過後に自動的にシャットダウン処理が実行され、コン
ピュータ10が正常に終了する。このため、停電等で電
源が突然遮断されたり、シャットダウン操作を忘れてス
イッチ2をオフにした場合にも、適正なシャットダウン
処理が必ず行なわれ、オペレーティングシステム等の内
部データを外部記憶手段に確実に退避できるので、再
度、外部記憶手段等にオペレーティングシステムを登録
し直す必要がない。故に、再度、コンピュータを使用す
るためスイッチ2をオンにし、主電源1から電力を供給
するだけで起動ができる。また、シャットダウン処理が
実行される前の所定の時間内に、業務結果等の各種のデ
ータを外部記憶手段に登録することもできるので、今ま
で作成した業務結果は消滅せず、全て最初から処理をし
直す必要がない。この結果、主電源1から供給される電
力がいつ遮断されても、容易に業務を再開できる。
【0027】〈第一発明の第二実施例〉図1は第一発明
の第二実施例であるコンピュータの電源装置の全体構成
を示すブロック図である。なお、この図は上記第一発明
の第一実施例と共通であり、図中、第一実施例と同一符
号及び記号は第一実施例の構成部分と同一または相当す
る構成部分を示す。
【0028】図において、6はタイマ部5がカウントを
完了するまでコンピュータ10の表示器13に所定のメ
ッセージを表示させるメッセージ表示部である。このメ
ッセージ表示部6以外の構成は上記第一実施例と同一で
ある。
【0029】この構成のコンピュータの電源装置では、
停電検出部3がメッセージ表示部6に対して電源遮断に
伴なう注意メッセージをコンピュータ10の表示器13
の画面上に表示するように指示し、タイマ部5に対して
或一定時間のカウントを行なうように指示する。例え
ば、メッセージ表示部6は図3のような注意メッセージ
を表示器13の画面上に表示する。図3は本発明の第二
実施例であるコンピュータの電源装置のメッセージ表示
例を示す表示図である。
【0030】次に、このコンピュータの電源装置の動作
について説明する。図2は第一発明の第二実施例である
コンピュータの電源装置の動作を示すフローチャートで
ある。なお、この図は第一実施例と共通であり、図中の
ステップS11からステップS22の動作は第一実施例
と同一である。したがって、この実施例においても、主
電源1からの電力が遮断されても、補助電源4からコン
ピュータ10に電力が供給され、この間に、停電検出部
3の指示によりシャットダウン処理部7がシャットダウ
ン処理指令をコンピュータ10に伝達し、シャットダウ
ン処理を実行させ、それが完了した時点で補助電源4か
らの電力を遮断して全処理を終了する。また、タイマ部
5で一定時間のカウント中に、今まで実行中の処理を続
行したり、或いは作成中の各種のデータ等を外部記憶手
段に登録したりすることができる。
【0031】しかも、この実施例においては、ステップ
S13及びステップS14の動作と伴に、ステップS3
1でメッセージ表示部6に注意メッセージの表示を指示
し、ステップS32で表示器13の画面上に注意メッセ
ージが表示される。即ち、ステップS13でタイマ部5
へ一定時間のカウントを指示し、ステップS14でタイ
マ部5が一定時間のカウントを開始するとともに、ステ
ップS31及びステップS32により、表示器13に図
3のような注意メッセージが表示される。したがって、
この表示によって、操作者は主電源1が停止し補助電源
4から電力が供給されていることを知り、しかもシャッ
トダウン処理が行なわれるまでの時間を知ることができ
るので、作成中の各種のデータ等を外部記憶手段に確実
に登録することができる。なお、この注意メッセージ
は、ステップS18でシャットダウン処理が終了後に、
補助電源4からの電力を遮断して全処理を終了すること
により消える。または、ステップS19で主電源1から
の電力供給が再開した場合には、ステップS20で補助
電源4から主電源1に切替わった後、ステップS33で
注意メッセージの表示中止指令が出されることによって
消える。
【0032】このように、本実施例のコンピュータの電
源装置は、上記第一実施例と同様の補助電源4と、停電
検出部3と、シャットダウン処理部7と、タイマ部5の
他に、前記シャットダウン処理部7の指示によりコンピ
ュータ10の表示器13に所定の注意メッセージを表示
させるメッセージ表示部6とを備えている。
【0033】即ち、本実施例では、主電源1が停止し、
主電源1からの電力の供給が遮断されたときには、補助
電源4が所定の一定時間電力の供給を継続するととも
に、主電源1の停止を停電検出部3が検出し、シャット
ダウン処理部7に信号を伝え、このシャットダウン処理
部7の指示により表示器13に注意メッセージを表示
し、一定時間経過後にシャットダウン処理を実行した
後、補助電源4からの電力の供給を停止する。
【0034】したがって、本実施例においても上記第一
実施例と同様に、使用者の意に反して停電等で電源が突
然遮断されたり、操作ミス等によりシャットダウン操作
を忘れてスイッチ2をオフにしても、一定時間経過後に
自動的にシャットダウン処理が実行され、コンピュータ
10が正常に終了する。このため、停電等で電源が突然
遮断されたり、シャットダウン操作を忘れてスイッチ2
をオフにした場合にも、適正なシャットダウン処理が必
ず行なわれ、オペレーティングシステム等の内部データ
を外部記憶手段に確実に退避できるので、再度、外部記
憶手段等にオペレーティングシステムを登録し直す必要
がない。故に、再度、コンピュータを使用するためスイ
ッチ2をオンにし、主電源1から電力を供給するだけで
起動ができる。また、シャットダウン処理が実行される
前の所定の時間内に、表示器13の画面上に注意メッセ
ージが表示されるので、データの登録し忘れを防止で
き、この時間内に業務結果等の各種のデータを外部記憶
手段に確実に登録できるので、今まで作成した業務結果
は消滅せず、全て最初から処理をし直す必要がない。こ
の結果、主電源1から供給される電力がいつ遮断されて
も、容易に業務を再開できる。
【0035】〈第二発明の第一実施例〉図4は第二発明
の第一実施例であるCAD/CAM装置の全体構成を示
すブロック図である。図中、上記第一発明の第一実施例
と同一符号及び記号は上記第一発明の第一実施例の構成
部分と同一または相当する構成部分を示す。
【0036】図において、15はコンピュータ10を用
いたCAD/CAM装置であり、この装置には上記第一
発明と同様の電源装置を使用している。
【0037】この構成のCAD/CAM装置では、スイ
ッチ2がオフになったり、停電等により、主電源1が停
止すると、補助電源4から或一定時間コンピュータ10
に電力が供給される。そして、所定時間経過後にシャッ
トダウン処理が実行され、オペレーティングシステムデ
ータやオペレータが作成したCAD/CAMデータ等を
外部記憶手段に登録できる。
【0038】次に、この構成のCAD/CAM装置の動
作について説明する。図5は第二発明の第一実施例であ
るCAD/CAM装置の動作を示すフローチャートであ
る。なお、第一実施例のCAD/CAM装置では、図中
のステップS41からステップS52の動作が行なわ
れ、ステップS61及びステップS62の動作は後述の
第二実施例の動作である。また、この図のステップS4
1からステップS52の動作は上記第一発明の第一実施
例である図2のステップS11からステップS22の動
作に相当する。したがって、ここではステップS41か
らステップS52の詳細な説明は省略する。
【0039】故に、この構成のCAD/CAM装置にお
いても、主電源1からの電力が遮断されても、補助電源
4からコンピュータ10に電力が供給され、この間に、
停電検出部3の指示によりシャットダウン処理部7がシ
ャットダウン処理指令をコンピュータ10に伝達し、シ
ャットダウン処理を実行させ、それが完了した時点で補
助電源4からの電力を遮断して全処理を終了する。ま
た、タイマ部5で一定時間のカウント中に、今まで実行
中の処理を続行したり、或いは作成中のCAD/CAM
データを外部記憶手段に登録したりすることができる。
【0040】〈第二発明の第二実施例〉図4は第二発明
の第二実施例であるCAD/CAM装置の全体構成を示
すブロック図である。なお、この図は上記第二発明の第
一実施例と共通であり、図中、第一実施例と同一符号及
び記号は第一実施例の構成部分と同一または相当する構
成部分を示す。
【0041】図において、14はCAD/CAMデータ
バックアップ処理部であり、タイマ部5がカウント完了
するまでにオペレータの作成したCAD/CAMデータ
を自動的にバックアップする。
【0042】この構成のCAD/CAM装置では、停電
検出部3がCAD/CAMデータバックアップ処理部1
4に対してシャットダウン処理を実行する前に、オペレ
ータの作成したCAD/CAMデータを自動的にバック
アップするように指示し、タイマ部5に対し或一定時間
のカウントを行なうように指示する。停電検出部3の指
示によりCAD/CAMデータバックアップ処理部14
はオペレータの作成したCAD/CAMデータを自動的
にバックアップする。
【0043】次に、このCAD/CAM装置の動作につ
いて説明する。図5は第二発明の第二実施例であるCA
D/CAM装置の動作を示すフローチャートである。な
お、この図は第一実施例と共通であり、図中のステップ
S41からステップS52の動作は第一実施例と同一で
ある。したがって、この実施例においても、主電源1か
らの電力が遮断されても、補助電源4からコンピュータ
10に電力が供給され、この間に、停電検出部3の指示
によりシャットダウン処理部7がシャットダウン処理指
令をコンピュータ10に伝達し、シャットダウン処理を
実行させ、それが完了した時点で補助電源4からの電力
を遮断して全処理を終了する。また、タイマ部5で一定
時間のカウント中に、今まで実行中の処理を続行した
り、或いは作成中のCAD/CAMデータを外部記憶手
段に登録したりすることができる。
【0044】しかも、この実施例においては、ステップ
S43及びステップS44の動作と伴に、ステップS6
1でCAD/CAMデータバックアップ処理部14へバ
ックアップ指示がされ、ステップS62でCAD/CA
Mデータをバックアップする。即ち、ステップS43で
停電検出部3がタイマ部5へ一定時間のカウントを指示
し、ステップS44でタイマ部5が一定時間のカウント
を開始するとともに、ステップS61及びステップS6
2により、CAD/CAMデータがバックアップされ
る。したがって、このCAD/CAMデータのバックア
ップによって、作成済のCAD/CAMデータは消滅し
ない。
【0045】このように、本実施例のCAD/CAM装
置は、上記第一実施例と同様の補助電源4と、停電検出
部3と、シャットダウン処理部7と、タイマ部5の他
に、前記シャットダウン処理部7の指示によりオペレー
タの作成したCAD/CAMデータを自動的にバックア
ップするデータバックアップ部であるCAD/CAMデ
ータバックアップ処理部14とを備えている。
【0046】即ち、本実施例では、主電源1が停止し、
主電源1からの電力の供給が遮断されたときには、補助
電源4が所定の一定時間電力の供給を継続するととも
に、主電源1の停止を停電検出部3が検出し、シャット
ダウン処理部7に信号を伝え、前記停電検出部3の指示
によりCAD/CAMデータをバックアップし、一定時
間経過後にシャットダウン処理を実行した後、補助電源
4からの電力の供給を停止する。
【0047】したがって、本実施例においても上記第一
実施例と同様に、使用者の意に反して停電等で電源が突
然遮断されたり、操作ミス等によりシャットダウン操作
を忘れてスイッチ2をオフにしても、一定時間経過後に
自動的にシャットダウン処理が実行され、コンピュータ
10が正常に終了する。このため、停電等で電源が突然
遮断されたり、シャットダウン操作を忘れてスイッチ2
をオフにした場合にも、適正なシャットダウン処理が必
ず行なわれ、オペレーティングシステム等の内部データ
を外部記憶手段に確実に退避できるので、再度、外部記
憶手段等にオペレーティングシステムを登録し直す必要
がない。故に、再度、コンピュータを使用するためスイ
ッチ2をオンにし、主電源1から電力を供給するだけで
起動ができる。また、シャットダウン処理が実行される
前の所定の時間内に、作成済のCAD/CAMデータが
自動的にバックアップされるので、CAD/CAMデー
タの登録し忘れを防止でき、今まで作成したCAD/C
AMデータは消滅せず、全て最初から入力をし直す必要
がない。この結果、主電源1から供給される電力がいつ
遮断されても、容易に業務を再開できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
コンピュータの電源装置は、補助電源と、停電検出部
と、シャットダウン処理部と、タイマ部とを備え、主電
源が停止し、主電源からの電力の供給が遮断されたとき
には、補助電源が所定の一定時間電力の供給を継続する
とともに、主電源の停止を停電検出部が検出し、シャッ
トダウン処理部に信号を伝え、一定時間経過後にシャッ
トダウン処理を実行した後に、補助電源からの電力の供
給を停止することにより、オペレーティングシステム等
の内部データを外部記憶手段に確実に退避できるので、
再度、主電源から電力を供給するだけで起動ができ、し
かも、シャットダウン処理が実行される前に業務結果等
の各種のデータを外部記憶手段に登録する時間的な余裕
もあるので、各種のデータを登録でき、今まで作成した
業務結果は消滅せず、全て最初から処理をし直す必要が
ない。
【0049】請求項2の発明のコンピュータの電源装置
は、上記請求項1の発明と同様の補助電源と、停電検出
部と、シャットダウン処理部と、タイマ部の他に、メッ
セージ表示部を備え、主電源が停止し、主電源からの電
力の供給が遮断されたときには、補助電源が所定の一定
時間電力の供給を継続するとともに、主電源の停止を停
電検出部が検出し、シャットダウン処理部に信号を伝
え、このシャットダウン処理部の指示により表示器に所
定のメッセージを表示し、一定時間経過後にシャットダ
ウン処理を実行した後に、補助電源からの電力の供給を
停止することにより、オペレーティングシステム等の内
部データを外部記憶手段に確実に退避できるので、再
度、主電源から電力を供給するだけで起動ができ、しか
も、シャットダウン処理が実行される前に業務結果等の
各種のデータを外部記憶手段に登録するように画面表示
で促され、その時間的な余裕もあるので、各種のデータ
を確実に登録でき、今まで作成した業務結果は消滅せ
ず、全て最初から処理をし直す必要がない。
【0050】請求項3の発明のCAD/CAM装置は、
上記請求項1の発明と同様の補助電源と、停電検出部
と、シャットダウン処理部と、タイマ部の他に、データ
バックアップ部を備え、主電源が停止し、主電源からの
電力の供給が遮断されたときには、補助電源が所定の一
定時間電力の供給を継続するとともに、主電源の停止を
停電検出部が検出し、シャットダウン処理部に信号を伝
え、前記停電検出部の指示によりCAD/CAMデータ
をバックアップし、一定時間経過後にシャットダウン処
理を実行した後、補助電源からの電力の供給を停止する
ことにより、オペレーティングシステム等の内部データ
を外部記憶手段に確実に退避できるので、再度、主電源
から電力を供給するだけで起動ができ、しかも、シャッ
トダウン処理が実行される前に作成済のCAD/CAM
データを登録しなくても自動的にバックアップされるの
で、CAD/CAMデータの登録し忘れを防止でき、今
まで作成したCAD/CAMデータは消滅せず、全て最
初から入力をし直す必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第一発明の第一及び第二実施例であるコ
ンピュータの電源装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図2は第一発明の第一及び第二実施例であるコ
ンピュータの電源装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】図3は第一発明の第二実施例であるコンピュー
タの電源装置のメッセージ表示例を示す表示図である。
【図4】図4は第二発明の第一及び第二実施例であるC
AD/CAM装置の全体構成を示すブロック図である。
【図5】図5は第二発明の第一及び第二実施例であるC
AD/CAM装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】図6は従来のコンピュータの電源装置及びCA
D/CAM装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 主電源 2 スイッチ 3 停電検出部 4 補助電源 5 タイマ部 6 メッセージ表示部 7 シャットダウン処理部 10 コンピュータ 11 オペレーティングシステムデータ処理部 12 操作者用データ処理部 13 表示器 14 CAD/CAMデータバックアップ処理部 15 CAD/CAM装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電源が動作しないときに、コンピュー
    タに所定時間だけ電力を供給する補助電源と、 前記主電源が停止したことを検出する停電検出部と、 前記補助電源により前記主電源が停止したときに、処理
    中データを退避させるシャットダウン処理を行なうシャ
    ットダウン処理部と、 前記停電検出部の指示により一定時間をカウントし、終
    了時間を前記シャットダウン処理部に報告するタイマ部
    とを具備することを特徴とするコンピュータの電源装
    置。
  2. 【請求項2】 主電源が動作しないときに、コンピュー
    タに所定時間だけ電力を供給する補助電源と、 前記主電源が停止したことを検出する停電検出部と、 前記補助電源により前記主電源が停止したときに、処理
    中データを退避させるシャットダウン処理を行なうシャ
    ットダウン処理部と、 前記停電検出部の指示により一定時間をカウントし、終
    了時間を前記シャットダウン処理部に報告するタイマ部
    と、 前記シャットダウン処理部の指示により表示器に所定の
    メッセージを表示させるメッセージ表示部とを具備する
    ことを特徴とするコンピュータの電源装置。
  3. 【請求項3】 主電源が動作しないときに、コンピュー
    タに所定時間だけ電力を供給する補助電源と、 前記主電源が停止したことを検出する停電検出部と、 前記補助電源により前記主電源が停止したときに、処理
    中データを退避させるシャットダウン処理を行なうシャ
    ットダウン処理部と、 前記停電検出部の指示により一定時間をカウントし、終
    了時間を前記シャットダウン処理部に報告するタイマ部
    と、 前記停電検出部の指示によりCAD/CAMデータをバ
    ックアップするデータバックアップ部とを具備すること
    を特徴とするCAD/CAM装置。
JP3315736A 1991-07-15 1991-11-29 コンピユータの電源装置及びcad/cam装置 Pending JPH0573183A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-173935 1991-07-15
JP17393591 1991-07-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0573183A true JPH0573183A (ja) 1993-03-26

Family

ID=15969800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3315736A Pending JPH0573183A (ja) 1991-07-15 1991-11-29 コンピユータの電源装置及びcad/cam装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008293366A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Toshiba Tec Corp データ処理装置
JP2013114555A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Kyocera Document Solutions Inc 再起動装置及び再起動方法
JP2020119330A (ja) * 2019-01-24 2020-08-06 富士通フロンテック株式会社 取引装置および監視方法

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