JPH057288Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH057288Y2 JPH057288Y2 JP13329387U JP13329387U JPH057288Y2 JP H057288 Y2 JPH057288 Y2 JP H057288Y2 JP 13329387 U JP13329387 U JP 13329387U JP 13329387 U JP13329387 U JP 13329387U JP H057288 Y2 JPH057288 Y2 JP H057288Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trench
- working
- work
- vibrating body
- outer cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 12
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims 3
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 6
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
この考案は作業完了後において、溝内に埋め戻
される埋戻し土を溝底から段階的に締め固める溝
用締固機に関するものである。
される埋戻し土を溝底から段階的に締め固める溝
用締固機に関するものである。
(従来の技術)
従来、一定の深さに掘られた作業溝において、
作業完了後の作業溝は、埋戻し土によつて埋戻ど
された後、ローラ等の均平装置によつて平らに均
されるようになつている。
作業完了後の作業溝は、埋戻し土によつて埋戻ど
された後、ローラ等の均平装置によつて平らに均
されるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点)
前記した如く作業溝は埋戻し土によつて埋戻さ
れた後、平らに均されるが、作業溝の表面は、人
や車が通過する際に、その荷重によつて次第いに
大きく窪む恐れがあつた。このために、埋戻し土
を突き固める作業工程が必要となる。この場合、
作業溝が比較的浅い場合には埋戻した埋戻し土の
上から突き固めることで溝底までほぼ均等に締固
められた状態が得られるが、反面、作業溝が深い
場合には、いわゆるアーチアクシヨンを起こして
溝底まで確実に締固めることができない不具合い
があつた。
れた後、平らに均されるが、作業溝の表面は、人
や車が通過する際に、その荷重によつて次第いに
大きく窪む恐れがあつた。このために、埋戻し土
を突き固める作業工程が必要となる。この場合、
作業溝が比較的浅い場合には埋戻した埋戻し土の
上から突き固めることで溝底までほぼ均等に締固
められた状態が得られるが、反面、作業溝が深い
場合には、いわゆるアーチアクシヨンを起こして
溝底まで確実に締固めることができない不具合い
があつた。
このために、作業溝が深い場合には作業員が溝
内に入つて溝底から順次突き固める工法を採用し
ているため、締固め作業に多大の労力と時間を費
していた。また、作業溝の溝巾が例えば、30cmで
済む所を作業員が溝内に入つて作業できる溝巾ま
で拡げなければならず作業工数・作業能率の面で
望ましくなかつた。
内に入つて溝底から順次突き固める工法を採用し
ているため、締固め作業に多大の労力と時間を費
していた。また、作業溝の溝巾が例えば、30cmで
済む所を作業員が溝内に入つて作業できる溝巾ま
で拡げなければならず作業工数・作業能率の面で
望ましくなかつた。
そこで、この考案は作業員が入ることができな
い狭い作業溝であつても溝底から確実に、しかも
能率よく締固めることのできる溝用締固機を提供
することを目的としている。
い狭い作業溝であつても溝底から確実に、しかも
能率よく締固めることのできる溝用締固機を提供
することを目的としている。
[考案の構成]
(問題点を解決するための手段)
前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、上方の取入口から取入れられた埋戻し土を下
方の取出口へ搬送する搬送装置に、前記取出口の
上方で、上下に振動可能な振動体を設け、前記搬
送装置を、前後に複数揃えて走行可能な機体に装
着支持し、前記最前列の搬送装置の振動体を最下
位として次位に続く各振動体の位置を順次高く設
定してある。
は、上方の取入口から取入れられた埋戻し土を下
方の取出口へ搬送する搬送装置に、前記取出口の
上方で、上下に振動可能な振動体を設け、前記搬
送装置を、前後に複数揃えて走行可能な機体に装
着支持し、前記最前列の搬送装置の振動体を最下
位として次位に続く各振動体の位置を順次高く設
定してある。
(作用)
かかる溝用締固機によれば、各搬送装置の取出
口から放出された埋戻し土は上下に振動する振動
体によつて締固められる。この時、最前列で最下
位の振動体にあつては溝底に近い領域を締固める
ようになり、以下、溝底から締固められた第1の
層、第2の層、第3の層が順次得られるようにな
る。
口から放出された埋戻し土は上下に振動する振動
体によつて締固められる。この時、最前列で最下
位の振動体にあつては溝底に近い領域を締固める
ようになり、以下、溝底から締固められた第1の
層、第2の層、第3の層が順次得られるようにな
る。
したがつて、埋戻し作業が迅速に完了すると共
に作業溝の溝巾は搬送装置の巾で良くなり、作業
員が入れる溝巾まで拡げる必要がなくなる。ま
た、溝堀り作業も短時間で済むようになる。
に作業溝の溝巾は搬送装置の巾で良くなり、作業
員が入れる溝巾まで拡げる必要がなくなる。ま
た、溝堀り作業も短時間で済むようになる。
(実施例)
以下、第1図乃至第3図の図面を参照しながら
この考案の一実施例を詳細に説明する。
この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1は前方の走行輪3とエンジンEからの動
力で駆動される後方の駆動輪5とを備えた機体を
示しており、機体1のほぼ中央部位には前方へ向
けて傾斜した作業姿勢(第1図実線)の第1・第
2・第3の搬送装置7,9,11が設けられてい
る。
力で駆動される後方の駆動輪5とを備えた機体を
示しており、機体1のほぼ中央部位には前方へ向
けて傾斜した作業姿勢(第1図実線)の第1・第
2・第3の搬送装置7,9,11が設けられてい
る。
第1・第2・第3の搬送装置7,9,11は長
さの異なる外筒13と、外筒13内に設けられた
搬送体15とから成り、搬送体15は外筒13の
上下両端に回転自在に支承された螺旋軸17に外
筒13の上方に形成された取入口19側から下方
に形成された取出口21側へ向けて送り作用が働
く螺旋23が設けられている。螺旋軸17の一端
は駆動モータ25のモータ軸と連結しており、ま
た、駆動モータ25は搬送体15に一定の負荷が
働くと停止するトルクモータとなつている。
さの異なる外筒13と、外筒13内に設けられた
搬送体15とから成り、搬送体15は外筒13の
上下両端に回転自在に支承された螺旋軸17に外
筒13の上方に形成された取入口19側から下方
に形成された取出口21側へ向けて送り作用が働
く螺旋23が設けられている。螺旋軸17の一端
は駆動モータ25のモータ軸と連結しており、ま
た、駆動モータ25は搬送体15に一定の負荷が
働くと停止するトルクモータとなつている。
第1・第2・第3の搬送装置7,9,11の各
外筒13,13,13は上端側の高さが揃う状態
で前後方向に一体に固着されている。この外筒1
3,13,13の固着時において、一番長い外筒
13は最前列に配置され、以下、次に長い外筒1
3が、一番短い外筒13が最後部に配置されてい
る。中央部に配置された外筒13は取付軸27を
介して機体1に装着支持され、取付軸27を支点
として作業姿勢(第1図実線)と格納姿勢(第1
図鎖線)とに回転自在となつている。
外筒13,13,13は上端側の高さが揃う状態
で前後方向に一体に固着されている。この外筒1
3,13,13の固着時において、一番長い外筒
13は最前列に配置され、以下、次に長い外筒1
3が、一番短い外筒13が最後部に配置されてい
る。中央部に配置された外筒13は取付軸27を
介して機体1に装着支持され、取付軸27を支点
として作業姿勢(第1図実線)と格納姿勢(第1
図鎖線)とに回転自在となつている。
即ち、最前列の外筒13に設けられたプーリー
29には、巻上げ装置31のドラム33から繰出
されたワイヤ35がリフトアーム37,37によ
つて両端支持された支軸39に装着の中間プーリ
41を介して掛回され、その延長端は前記支軸3
9の取付けブラケツト43に連結されている。
29には、巻上げ装置31のドラム33から繰出
されたワイヤ35がリフトアーム37,37によ
つて両端支持された支軸39に装着の中間プーリ
41を介して掛回され、その延長端は前記支軸3
9の取付けブラケツト43に連結されている。
これにより、ワイヤ35をドラム33から繰出
したりあるいは、巻込むことで、各搬送装置7,
9,11は作業姿勢と格納姿勢とに切換わるよう
になる。
したりあるいは、巻込むことで、各搬送装置7,
9,11は作業姿勢と格納姿勢とに切換わるよう
になる。
第1・第2・第3の搬送装置7,9,11の各
外筒13,13,13の下方に形成された取出口
21は後方に向けて大きく開口し、各取出口2
1,21,21は、作業姿勢時において、第1の
搬送装置7の取出口21が最下位となり、以下、
第2の搬送装置9の取出口21、第3の搬送装置
11の取出口21の順に位置が高くなるよう設定
されている。
外筒13,13,13の下方に形成された取出口
21は後方に向けて大きく開口し、各取出口2
1,21,21は、作業姿勢時において、第1の
搬送装置7の取出口21が最下位となり、以下、
第2の搬送装置9の取出口21、第3の搬送装置
11の取出口21の順に位置が高くなるよう設定
されている。
また、各取出口21,21,21の上端側で各
外筒13,13,13には振動体43,43,4
3が設けられている。
外筒13,13,13には振動体43,43,4
3が設けられている。
振動体43は外筒13のブラケツト45に枢支
された上下動可能な振動板47の上面側に駆動モ
ータ49によつて回転する回転アーム(図示して
いない)が設けられ、回転アームが高速で回転す
ることで振動板47が上下動するようになつてい
る。
された上下動可能な振動板47の上面側に駆動モ
ータ49によつて回転する回転アーム(図示して
いない)が設けられ、回転アームが高速で回転す
ることで振動板47が上下動するようになつてい
る。
一方、各外筒13,13,13の上方に形成さ
れた取入口19は機体1の左右に設けられた供給
台51,51と対向し合う位置にそれぞれ設けら
れている。
れた取入口19は機体1の左右に設けられた供給
台51,51と対向し合う位置にそれぞれ設けら
れている。
供給台51は各搬送装置7,9,11の領域で
前後に長く形成された水平面51aと垂直面51
bとから成るアングル状の形状となつており、油
圧装置53によつてヒンジ55を支点として内
側、即ち、各搬送装置7,9,11の取入口1
9,19側へ傾斜回動するようになつている。油
圧装置53は供給台51の垂直面51b側に連結
されたピストン57と、機体1側に設けられたシ
リンダー59とから成り、ピストン57の伸長に
よつて内側への傾斜回動、ダンプが可能となつて
いる。このように構成された溝用締固機におい
て、供給台51上の埋戻し土は一緒に走行するコ
ンベアカーによつて補給され、取入口19から供
給される埋戻し土は搬送体15によつて下方の取
出口21から放出される。放出された埋戻し土は
上下に振動する振動体43によつて締固められ
る。この時、最前列で最下位の振動体43にあつ
ては溝底に近い領域を締固めるようになり、以
下、溝底から締固められた第1の層、第2の層、
第3の層が順次得られるようになり、表面層は従
来と同様にローラ等により平らに均すことで完了
する。
前後に長く形成された水平面51aと垂直面51
bとから成るアングル状の形状となつており、油
圧装置53によつてヒンジ55を支点として内
側、即ち、各搬送装置7,9,11の取入口1
9,19側へ傾斜回動するようになつている。油
圧装置53は供給台51の垂直面51b側に連結
されたピストン57と、機体1側に設けられたシ
リンダー59とから成り、ピストン57の伸長に
よつて内側への傾斜回動、ダンプが可能となつて
いる。このように構成された溝用締固機におい
て、供給台51上の埋戻し土は一緒に走行するコ
ンベアカーによつて補給され、取入口19から供
給される埋戻し土は搬送体15によつて下方の取
出口21から放出される。放出された埋戻し土は
上下に振動する振動体43によつて締固められ
る。この時、最前列で最下位の振動体43にあつ
ては溝底に近い領域を締固めるようになり、以
下、溝底から締固められた第1の層、第2の層、
第3の層が順次得られるようになり、表面層は従
来と同様にローラ等により平らに均すことで完了
する。
したがつて、埋戻し作業が迅速に完了すると共
に作業溝の溝巾は作業員が入れる溝巾まで拡げる
必要がなくなり溝堀り作業も短時間で済むように
なる。
に作業溝の溝巾は作業員が入れる溝巾まで拡げる
必要がなくなり溝堀り作業も短時間で済むように
なる。
なお、この実施例では搬送装置7,9,11を
重ね合せた三連の構造となつているが2連の構造
であつても可能である。また、搬送体15の螺旋
23は取出口21から取入口19の全領域まで設
けられた形状となつているが、取出口21の領域
部分のみ設けるようにすることも可能である。ま
た、搬送体15は螺旋23による搬送手段に限定
されるものではない。
重ね合せた三連の構造となつているが2連の構造
であつても可能である。また、搬送体15の螺旋
23は取出口21から取入口19の全領域まで設
けられた形状となつているが、取出口21の領域
部分のみ設けるようにすることも可能である。ま
た、搬送体15は螺旋23による搬送手段に限定
されるものではない。
[考案の効果]
以上、説明したようにこの考案の溝用締固機に
よれば、順次高さの異なる振動体によつて作業溝
の溝底から埋戻し土の締固めができるため、埋戻
し作業が迅速に完了する。また、作業溝の溝巾は
搬送装置の巾で済むため、作業員が入れる溝巾ま
で拡げる必要がなくなり、作業能率の向上が図れ
るようになる。
よれば、順次高さの異なる振動体によつて作業溝
の溝底から埋戻し土の締固めができるため、埋戻
し作業が迅速に完了する。また、作業溝の溝巾は
搬送装置の巾で済むため、作業員が入れる溝巾ま
で拡げる必要がなくなり、作業能率の向上が図れ
るようになる。
第1図はこの考案の溝用締固機の側面図、第2
図は同上の概要背面図、第3図は同上の平面図で
ある。 1……機体、7,9,11……搬送装置、19
……取入口、21……取出口、43……振動体。
図は同上の概要背面図、第3図は同上の平面図で
ある。 1……機体、7,9,11……搬送装置、19
……取入口、21……取出口、43……振動体。
Claims (1)
- 上方の取入口から取入れられた埋戻し土を下方
の取出口へ搬送する搬送装置に、前記取出口の上
方で、上下に振動可能な振動体を設け、前記搬送
装置を、前後に複数揃えて走行可能な機体に装着
支持し、前記最前列の搬送装置の振動体を最下位
として次位に続く各振動体の位置を順次高く設定
したことを特徴とする溝用締固機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13329387U JPH057288Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13329387U JPH057288Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6442309U JPS6442309U (ja) | 1989-03-14 |
JPH057288Y2 true JPH057288Y2 (ja) | 1993-02-24 |
Family
ID=31391021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13329387U Expired - Lifetime JPH057288Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057288Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-02 JP JP13329387U patent/JPH057288Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6442309U (ja) | 1989-03-14 |
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