JPH0572720A - 面状態検査方法および露光装置 - Google Patents

面状態検査方法および露光装置

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JPH0572720A
JPH0572720A JP23304891A JP23304891A JPH0572720A JP H0572720 A JPH0572720 A JP H0572720A JP 23304891 A JP23304891 A JP 23304891A JP 23304891 A JP23304891 A JP 23304891A JP H0572720 A JPH0572720 A JP H0572720A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一方をビーム走査させて二次元走査する面状
態検査装置で高精度化の為にビーム径を絞り、その為に
ビーム走査長が短くなっても、広範囲な被検領域を効率
的に二次元走査させる。 【構成】 被検査面に対し光束を第一方向lB に移動さ
せ、かつ該検査面を該光束に対し前記第一方向と交差す
る第二方向A3に移動させることによって、前記光束で
前記被検査面上の矩形領域105Pを二次元走査して前
記被検査面の面状態を検査する方法において、該矩形領
域の短辺方向と前記第一方向とを略一致させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は面状態検出装置に関す
る。本発明は特に半導体製造装置で使用されるレチクル
やフオトマスク等の基板上に存在するパターン欠陥やゴ
ミ等の異物を検出する装置に好適に使用できるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般にIC製造工程においてはレチクル
又はフオトマスク等の基板上に形成されている露光用の
回路パターンを半導体焼き付け装置(ステツパー又はマ
スクアライナー)によりレジストが塗布されたウエハ面
上に転写して製造している。
【0003】この際、基板面上にゴミ等の異物が存在す
ると転写する際、異物も同時に転写されてしまいIC製
造の歩留まりを低下させる原因となってくる。
【0004】特にレチクルを使用し、ステツプアンドリ
ビート方向により繰り返してウエハ面上に回路パターン
を焼き付ける場合、レチクル面上の1個の異物がウエハ
全面に焼き付けられてしまいIC製造の歩留まりを大き
く低下させる原因となってくる。
【0005】その為、IC製造過程においては基板上の
異物の存在を検出するのが不可欠となっており、その為
に種々の検査装置が提案されている。図15はその一例
である。この例は従来例の中でも検査時間を短縮する為
の配慮がなされている点が特徴である。即ち投光レンズ
2を通過した入射ビーム3はハーフミラー4で2分割さ
れ、上下各々設けられた折り曲げミラー5、10で、レ
チクル1上の点P、Qに集光されるレチクルは回路パタ
ーンを、パターニングされた面(パターン面)が通常下
側で、そうでないガラスブランクスのままの面(ブラン
ク面)が上側である。回路欠陥の検査の場合は通常パタ
ーン面だけの検査を行なうが、レチクルのような透明基
板上に付着したゴミ等の異物の検査になるとパターン面
とブランク面の両面にビームを入射させ検査する。投光
レンズ2の前には不図示の回転素子(ポリゴンミラー)
があって、紙面と直交方向にビームを走査する。これに
伴なって上下のビームはレチクル面上を紙面と直交方向
に走査する。又、レチクル全面を検査する為に図中、紙
面内でS1←S2 の方向にレチクルを移動させる。
【0006】レチクル上の入射点Pから発した散乱光は
受光レンズ6aの作用で視野絞り7a上に結像される。
視野絞り7aは必要な信号光だけを後続するフアイバー
8a、フオトマル9aに導く為のもので、それ以外の余
分なフレアー光を遮断する働きをもっている。受光レン
ズ6a、視野絞り7a、フアイバー8a、フオトマル9
aで上受光系30を形成する。
【0007】入射点Qから発した散乱光用の下受光系3
1も以上の構成と同じ(受光レンズ6b、視野絞り7
b、フアイバー8b、フオトマル9b)である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】さてこの種のレーザー
ビーム走査型表面検査装置においては、検査面上でのレ
ーザービーム径を絞る程異物の散乱強度がその二乗に反
比例して高まる事が知られている。その結果、より細か
い微粒子まで検出する事ができるようになる。パターン
面に関してはビーム径を絞る事によって回路パターンノ
イズを殆ど一定に抑えたままで、異物の散乱光強度を同
様に高められる。即ちビーム径を1/2xに絞れば、S
/N比(=異物信号/パターンノイズ)を約4x高める
事ができる。しかしながら光学設計上はビーム径を絞れ
ば投光レンズの軸外収差が増大する為、有効な走査長が
短くなるという問題がある。
【0009】例えばφ30μm前後のビーム径で約15
0mmの有効なビーム走査長を有する、ビーム側スキヤ
ンの被走査域幅100mmのレチクル用の検査機を考え
る。この検査機において、異物からの散乱光を4倍にし
てS/N比を4倍にする為にビーム径をφ15μm近く
に絞ると有効ビーム走査長さは約75mm迄短くなり、
被走査域幅より短くなって一回の走査で幅方向全部を走
査しきれなくなってしまう。
【0010】本発明は前述した点に鑑み、走査ビームの
ビーム径を絞った高精度な面状態検査に対応する事が可
能な広域検査用の面状態検査装置を提供する事を目的と
する。
【0011】
【問題点を解決する為の手段】前述目的を達成する為本
発明は被検査面に対し光束を第一方向に移動させ、かつ
該被検査面を該光束に対し前記第一方向と交差する第二
方向に移動させることによって、前記光束で前記被検査
面上の矩形領域を二次元走査して前記被検査面の面状態
を検査する方法において、該矩形領域の短辺方向と前記
第一方向とを略一致させている。又、被検査面に対し光
束を第一方向に移動させ、かつ該被検査面を該光束に対
し前記第一方向と交差する第二方向に移動させることに
よって、前記光束で前記被検査面上の所定領域を二次元
走査して前記被検査面の面状態を検査する方法におい
て、前記被検査面の被検査領域を複数の矩形領域に分割
し、該複数の矩形領域をそれぞれ前記二次元走査して前
記被検査領域の面状態検査を行ない、かつそれぞれの矩
形領域の二次元走査はそれぞれの矩形領域の短辺方向と
前記第一方向とを略一致させて行なっている。又、原版
を被露光体に露光転写するための露光部と、該原版の被
検査面に対し光束を第一方向に移動させるための走査光
学系と、該被検査面を該光束に対し前記第一方向と交差
する第二方向に移動させる移動機構と、前記走査光学系
と移動機構によって前記光束で二次元走査された前記被
検査面上の矩形領域からの光を受光して前記被検査面の
面状態を検査する検査系とを有し、かつ該矩形領域の短
辺方向と前記第一方向とを略一致させている。
【0012】
【実施例】以下に説明する実施例では実際の半導体製造
工程に用いられるレチクル上面及び下面の被検査領域
(パターンが描画されている領域及び、その裏側領域)
が、必ずしも正方形でなく、むしろ焼付レンズと回路パ
ターン線幅及びチツプの歩留まりetcの関係から矩形
状のものが多いという特質を利用し、該矩形検査域の短
辺の方向をビームの走査方向と概ね一致させると共に、
これと直交方向にレチクルを移動させる、という検査シ
ステムを提供する。以下、図面により説明する。
【0013】図1乃至図3は本発明の第1実施例の概略
と動作の説明図である。図中100はレーザー、101
はピンホール、102はビームエキスパンダー、103
はポリゴンミラー、104は走査レンズ、105はレチ
クル、105Pは被検査域である矩形状のパターンエリ
ア、111はターンテーブル(以下Tテーブルと表記す
る)である。レーザ100から発したレーザビームはピ
ンホール101とビームエキスパンダー102を通過し
て所定の光束に拡張された後、ポリゴンミラー103の
回転に伴って紙面内を操作される。この光束は回折限界
に収差補正された走査レンズ104の作用によって検査
位置でのレチクル上面に所定のビーム系を形成し、かつ
走査線lB を成す。
【0014】尚、図では省略しているが、本実施例でも
図15と同様に、ハーフミラー4、ミラー5、10を走
査レンズ104より図面下側の光路上に設け、検査位置
でのレチクルの上面と下面をそれぞれ走査する構成にな
っている。
【0015】次に動作を説明する。
【0016】レチクルは検査開始前には図1に示す様に
回転可能なTテーブル111上に配置される。
【0017】検査がスタートするとレチクルはその検査
域の短辺方向と検査ビームの走査方向lB とが概一致す
る様Tテーブル上で矢印A1方向に90°回転される。
図2は回転の終了した状態を示す。しかる後直線移動可
能なリニア・ステージ(不図示で以下Lステージと表記
する)に受け渡され、矢印A2の方向に送り込まれ、検
査位置に達する。被検査領域105Pに走査線lB がか
かった時点よりレチクル上面の被検査領域105Pの検
査が開始される。レチクル下面に関しても同様である。
図3は検査中の状態を示している。ビーム走査と同期し
て、レチクルはLステージによりlB と略直交方向(A
3の方向)に直線移動する。この時のステージ送り速度
は走査ビーム径の大きさに対応して設定される。つま
り、ビーム径が小さくなる程、ステージは遅くなる。こ
の様にして被検査領域105P上を隙間なく二次元走査
(ラスタースキヤン)する。
【0018】もし、レチクル上面に異物があった場合に
はそこから散乱光が発散するが、その一部は上受光系1
30で検出され、CPU140で異物の存在が判定され
る。CPU140はLステージとポリゴンミラー103
の動作状態をモニターして、これと上受光系130の検
出結果より異物の存在位置も判定する。上受光系130
は例えば図15の受光系30と同種の系で構成される。
又、図には示していないがレチクル下面(パターン面)
の異物からの散乱光検出用に同様に下受光系が設けられ
ている。パターン面上に付着した異物を効率よく検知す
る方法としては、本出願人の発明(特開昭62ー188
945号に記載)を用いると良い。この方法では、回路
パターンからの回折光を回避する為に、光学系の光軸を
レチクルのタテヨコ方向に対して例えば15°捩ってい
る。下受光系の検出結果もCPU140で同様に処理さ
れる。
【0019】レチクル上面、下面共に被検査領域の二次
元走査が終了し、Lステージが終点迄到達するとレチク
ルは矢印A14で示す経路を通ってTテーブル迄検査時
より高速でLステージにより搬送される。これにより図
2に示した状態にもどりしかる後Tテーブル111で9
0°A1の方向とは逆に回転されて図1に示された状態
にもどる。
【0020】以上は検査装置の内部での動作を呈示した
が、図4はこれをステツプ&リピート方式の半導体焼付
製造(ステツパー)に搭載した時のレチクルの搬送状態
の1例を示している。
【0021】洗浄されたレチクルはひとまずカセツトに
封入されてレチクルチエンジヤー110のどこかのスロ
ツトにストアーされる。検査がスタートするとカセツト
から引き出され(第1工程、矢印P1で表示)、異物検
査装置113内にあるTテーブル111に受け渡され
る。Tテーブルは先に説明したようにレチクルを90°
回転(第2工程)させて、検査域短辺とビーム走査線の
向きを合わす。しかる後、LステージLSにレチクルが
渡され、LステージLSの移動(第3工程、矢印P3で
表示)中、検査が行われる。終了するとすぐにTテーブ
ル111に戻る(第4工程、矢印P4で表示)。レチク
ルはターンテーブル111に戻され、90°回転されて
(第5工程)その検査結果が合格なら、露光光源、焼付
レンズ、アライメント系等を含む周知の露光システム1
14の露光位置EPに送り込まれて(第6工程、矢印P
6で表示)露光が行われるし、もし、不合格ならレチク
ルチエンジヤー110に戻される(第9工程、矢印P9
で表示)。露光が終了したレチクルはTテーブルへ戻さ
れ(第7工程、矢印P7で表示)、次いでレチクルチエ
ンジヤー110に戻り(第9工程)、カセツト内に収納
される。
【0022】上記はステツパー内におけるレチクル搬送
の1例である。装置によっては、レチクルの受渡し時に
もっと複雑な方向転換も考え得る。いずれの場合におい
ても、レチクルチエンジヤー110や露光位置114上
でのレチクルの向きがどうであろうとも、検査時には常
にその検査域の短辺方向とビーム走査方向とが概一致す
る構成を与える様にする。
【0023】図5は焼付レンズの有効画面域(円で表
示)内にレチクル上の半導体チツプパターンがいかに配
列され、かつ、レチクル検査時にビーム走査(方向lB
)とレチクル移動(方向S)がどうなされるかを種々
の場合で例示したものである。以下に各場合を説明す
る。
【0024】(A) タテ長領域1チツプ配置 (B) ヨコ長領域3チツプ配置 (C) タテ長領域3チツプ配置 (D) タテ長領域2チツプ配置 (E) タテ長領域2チツプ配置 (F) ヨコ長領域2チツプ配置 いずれの場合も領域の短辺方向とビーム走査方向とを略
一致させているので一回のレチクル移動で検査を完了で
きる。
【0025】図6を用いて本発明の第2実施例を説明す
る。
【0026】第1実施例と異なる点は本実施例では被検
査領域の分割検査を行なう点にある。
【0027】異物の検出分解能を更に高める為にビーム
径を絞っていくとそれに応じて有効走査長が短くなる。
その結果、矩形検査域の短辺よりもビーム走査長が短く
なってしまう場合がある。本実施例はこの様な場合に対
処する為のもので、本実施例を適用すれば前検査時間を
短縮できる。
【0028】図6は図5の如く検査域とビーム走査方
向、レチクル移動方向との関係を示す図で図6において
レチクル上の検査域は上面、下面共同じ様に左右領域
L、Rに2分割されている。そして各領域の短辺方向と
ビーム走査方向(lB )とが略一致していて、レチクル
移動方向S1、S2は短辺方向と直交している。まず左半
分Lの領域が第1実施例と同様の容量で検査される。左
半分の領域の検査完了後レチクルは回転(これは例えば
平行移動させても良い)されて残りの右半分Rの領域が
検査される。詳細を図7乃至12で明らかにする。
【0029】さて、図7乃至12は図6の具体的実施形
態である。図7の状態から検査がスタートし、レチクル
をA1方向へ回転させて図8の状態にし、Lステージで
A2方向へ移動させ、図9の様にA3方向へ移動させな
がら検査を行ない、終了後にA4方向へ移動させて図8
の状態へ移る迄は第1実施例と同じである。光学系もほ
ぼ同じであるが、光学系とレチクルの位置関係が以下の
点で違う。
【0030】即ち、ビーム走査線の中央0は図9に示す
様にレチクルの中央から距離Dだけ平行ズレして配置さ
れている。ちなみに、このD値は検査域の短辺長、光学
系の有効走査長、及び検査の分割回数で決まる。
【0031】次に図9の状態から図10の様にレチクル
105をターンテーブル111でA1方向に180°回
転させて図11の状態にする。この状態から先程と同様
に、Lテーブルを用いてA2方向に移動させ、検査位置
からレチクルをA3方向に移動させながら検査を行な
い、終了後にA4方向へ移動させる。この場合図12か
らわかる様に今度は残りの領域(図8における右半分
R)が検査される事になる。A4方向へ移動させて図1
1に示した状態にもどした後再びターンテーブル111
を回転させて図7の状態にもどす。この様にして図6に
示した様な二次元走査が実現される。
【0032】これに対し、図13は検査域長辺方向にビ
ーム走査方向を一致させた場合の検査形態を示してい
る。この場合は、全域を3分割(L′,C′,R′)す
ればよい。ビームの全走査時間は図6と等しいが、検査
領域をメカ的に切り換える回数(図10で示した様なレ
チクルの回転あるいは並進、位置決め等の動作の回数)
が多く必要になる。従って領域の分割は、図6の様に被
検査領域の短辺方向に複数に分割する事がより好まし
い。ただし図13の様な分割でも各分割矩形領域の短辺
方向とビーム走査方向とを一致させる走査方法により、
大領域を小さなビーム走査長の装置で効率的に全域走査
できる効果はある。
【0033】図14は図5と同様焼付レンズの有効画面
域(円で表示)内にレチクル上の半導体チツプパターン
がいかに配列され、かつレチクル検査時にビーム走査
(方向lB )とレチクル移動(方向S1,S2)がどうな
されるか及び、この全体領域をいかに分割するか(二次
元走査の仕方によって示してある)を種々の場合で例示
したものである。以下に各場合を説明する。
【0034】(A) タテ長領域1チツプ配置、図面左
右方向分割 (B) ヨコ長領域3チツプ配置、図面上下方向分割 (C) タテ長領域3チツプ配置、図面左右方向分割 (D) 正方形領域1チツプ配置、図面左右方向分割 (E) 正方形領域2チツプ配置、図面左右方向分割 いずれの場合も分割矩形領域の短辺方向とビーム走査方
向とを略一致させており、又全体領域が矩形のものはこ
の全体領域の短辺方向とビーム走査方向とをも略一致さ
せているので2回のレチクル移動で検査を完了できる。
(B)(C)(E)の様にチツプの配置と分割矩形領域
の配置とを一致させなくても良い。
【0035】上述実施例では領域の分割は2又は3分割
であったが、必要に応じてもっと多くしても良い。
【0036】又、図6において、ビームの走査長は一回
の検査領域(即ち分割領域L又はR)の巾より多少長め
にし、分割領域間に検査の漏れが生じない様に一回目と
二回目とで二次元走査領域が一部重なる方がより好まし
い。そして、この境界部分で一回目と二回目のビーム走
査のいずれか一方からだけでも異物が検出されたら、こ
の部分に”異物有り”のマツプ表示を出力する論理をC
PUにもたせる事が更により好ましい。
【0037】又、本発明は防塵用ペリクルの装着したレ
チクルについて、そのペリクル面検査やペリクル膜を通
しての基板面検査を行なう場合にも適用しうる。
【0038】
【発明の効果】以上述べた様に本発明により検査精度向
上の為ビームを絞ってビームの走査長が短くなっても、
広範囲な被検査領域をより効率的に二次元走査して検査
する事が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成及び動作を示す説明
図である。
【図2】本発明の第1実施例の構成及び動作を示す説明
図である。
【図3】本発明の第1実施例の構成及び動作を示す説明
図である。
【図4】本発明の第1実施例の全体構成の概略図であ
る。
【図5】本発明の第1実施例の各種二次元走査の例の説
明図である。
【図6】本発明の第2実施例の二次元走査の説明図であ
る。
【図7】本発明の第2実施例の構成及び動作を示す説明
図である。
【図8】本発明の第2実施例の構成及び動作を示す説明
図である。
【図9】本発明の第2実施例の構成及び動作を示す説明
図である。
【図10】本発明の第2実施例の構成及び動作を示す説
明図である。
【図11】本発明の第2実施例の構成及び動作を示す説
明図である。
【図12】本発明の第2実施例の構成及び動作を示す説
明図である。
【図13】本発明の第2実施例の他の二次元走査の説明
図である。
【図14】本発明の第1実施例の各種二次元走査の例の
説明図である。
【図15】従来例の説明図である。
【符号の説明】
100 レーザ 103 ポリゴンミラー 104 走査レンズ 114 露光システム 130 上受光系 140 CPU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査面に対し光束を第一方向に移動さ
    せ、かつ該被検査面を該光束に対し前記第一方向と交差
    する第二方向に移動させることによって、前記光束で前
    記被検査面上の矩形領域を二次元走査して前記被検査面
    の面状態を検査する方法において、該矩形領域の短辺方
    向と前記第一方向とを略一致させたことを特徴とする面
    状態検査方法。
  2. 【請求項2】 被検査面に対し光束を第一方向に移動さ
    せ、かつ該被検査面を該光束に対し前記第一方向と交差
    する第二方向に移動させることによって、前記光束で前
    記被検査面上の所定領域を二次元走査して前記被検査面
    の面状態を検査する方法において、前記被検査面の被検
    査領域を複数の矩形領域に分割し、該複数の矩形領域を
    それぞれ前記二次元走査して前記被検査領域の面状態検
    査を行い、かつそれぞれの矩形領域の二次元走査はそれ
    ぞれの矩形領域の短辺方向と前記第一方向とを略一致さ
    せて行うことを特徴とする面状態検査方法。
  3. 【請求項3】 原版を被露光体に露光転写するための露
    光部と、該原版の被検査面に対し光束を第一方向に移動
    させるための走査光学系と、該被検査面を該光束に対し
    前記第一方向と交差する第二方向に移動させる移動機構
    と、前記走査光学系と移動機構によって前記光束で二次
    元走査された前記被検査面上の矩形領域からの光を受光
    して前記被検査面の面状態を検査する検査系とを有し、
    かつ該矩形領域の短辺方向と前記第一方向とを略一致さ
    せたことを特徴とする露光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010008738A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Hoya Corp フォトマスクの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010008738A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Hoya Corp フォトマスクの製造方法
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