JPH0566556A - 面状態検査装置 - Google Patents
面状態検査装置Info
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- JPH0566556A JPH0566556A JP3225988A JP22598891A JPH0566556A JP H0566556 A JPH0566556 A JP H0566556A JP 3225988 A JP3225988 A JP 3225988A JP 22598891 A JP22598891 A JP 22598891A JP H0566556 A JPH0566556 A JP H0566556A
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レチクル109のパターン面109の検査時
にノイズ光としてのブランク面109b上の異物からの
散乱光をできる限り除去する。 【構成】 受光系に受光される散乱光のうち、レチクル
109に入射する光束側(l2側)の部分を遮光すべ
く、開口絞り116のL側の部分S1に遮光部を設け
る。これによりパターン面109aからの散乱光の受光
光量を落とすことなく、ブランク面109bからの散乱
光を有効に除去できる。
にノイズ光としてのブランク面109b上の異物からの
散乱光をできる限り除去する。 【構成】 受光系に受光される散乱光のうち、レチクル
109に入射する光束側(l2側)の部分を遮光すべ
く、開口絞り116のL側の部分S1に遮光部を設け
る。これによりパターン面109aからの散乱光の受光
光量を落とすことなく、ブランク面109bからの散乱
光を有効に除去できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は面状態検出装置に関す
る。本発明は特に半導体製造装置で使用されるレチクル
やフオトマスク等の基板上に存在するパターン欠陥やゴ
ミ等の異物を検出する装置に好適に使用できるものであ
る。
る。本発明は特に半導体製造装置で使用されるレチクル
やフオトマスク等の基板上に存在するパターン欠陥やゴ
ミ等の異物を検出する装置に好適に使用できるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般にIC製造工程においてはレチクル
又はフオトマスク等の基板上に形成されている露光用の
回路パターンを半導体焼き付け装置(ステツパー又はマ
スクアライナー)によりレジストが塗布されたウエハ面
上に転写して製造している。
又はフオトマスク等の基板上に形成されている露光用の
回路パターンを半導体焼き付け装置(ステツパー又はマ
スクアライナー)によりレジストが塗布されたウエハ面
上に転写して製造している。
【0003】この際、基板面上にゴミ等の異物が存在す
ると転写する際、異物も同時に転写されてしまいIC製
造の歩留まりを低下させる原因となってくる。
ると転写する際、異物も同時に転写されてしまいIC製
造の歩留まりを低下させる原因となってくる。
【0004】特にレチクルを使用し、ステツプアントリ
ピート方法により繰り返してウエハ面上に回路パターン
を焼き付ける場合、レチクル面上の1個の異物がウエハ
全面に焼き付けられてしまいIC製造の歩留まりを大き
く低下させる原因となってくる。
ピート方法により繰り返してウエハ面上に回路パターン
を焼き付ける場合、レチクル面上の1個の異物がウエハ
全面に焼き付けられてしまいIC製造の歩留まりを大き
く低下させる原因となってくる。
【0005】その為、IC製造過程においては基板上の
異物の存在を検出するのが不可欠となっており、その為
に種々の検査装置が提案されている。図9はその一例で
ある。この例は従来例の中でも検査時間を短縮する為の
配慮がなされている点が特徴である。即ち投光レンズ2
を通過した入射ビーム3はハーフミラー4で2分割さ
れ、上下に各々設けられた折り曲げミラー5、10でレ
チクル1上の点P、Qに集光される。レチクルは回路パ
ターンをパターニングされた面(パターン面)が通常下
側で、そうでないガラスブランクスのままの面(ブラン
ク面)が上側である。回路欠陥の検査の場合は通常パタ
ーン面だけの検査を行なうが、レチクルのような透明基
板上に付着したゴミ等の異物の検査になるとパターン面
とブランク面の両面にビームを入射させ検査する。投光
レンズ2の前には不図示の回転素子(ポリゴンミラー)
があって、紙面と直交方向にビームを走査する。これに
伴って上下のビームはレチクル面上を紙面と直交方向に
走査する。又レチクル全面を検査する為に図中、紙面内
でS1←S2の方向にレチクルを移動させる。
異物の存在を検出するのが不可欠となっており、その為
に種々の検査装置が提案されている。図9はその一例で
ある。この例は従来例の中でも検査時間を短縮する為の
配慮がなされている点が特徴である。即ち投光レンズ2
を通過した入射ビーム3はハーフミラー4で2分割さ
れ、上下に各々設けられた折り曲げミラー5、10でレ
チクル1上の点P、Qに集光される。レチクルは回路パ
ターンをパターニングされた面(パターン面)が通常下
側で、そうでないガラスブランクスのままの面(ブラン
ク面)が上側である。回路欠陥の検査の場合は通常パタ
ーン面だけの検査を行なうが、レチクルのような透明基
板上に付着したゴミ等の異物の検査になるとパターン面
とブランク面の両面にビームを入射させ検査する。投光
レンズ2の前には不図示の回転素子(ポリゴンミラー)
があって、紙面と直交方向にビームを走査する。これに
伴って上下のビームはレチクル面上を紙面と直交方向に
走査する。又レチクル全面を検査する為に図中、紙面内
でS1←S2の方向にレチクルを移動させる。
【0006】レチクル上の入射点Pから発した散乱光は
受光レンズ6aの作用で視野絞り7a上に結像される。
視野絞り7aは必要な信号光だけを後続するフアイバー
8a、フオトマル9aに導く為のもので、それ以外の余
分なノイズ光を遮断する働きをもっている。受光レンズ
6a、視野絞り7a、フアイバー8a、フオトマル9a
で、上受光系30を形成する。
受光レンズ6aの作用で視野絞り7a上に結像される。
視野絞り7aは必要な信号光だけを後続するフアイバー
8a、フオトマル9aに導く為のもので、それ以外の余
分なノイズ光を遮断する働きをもっている。受光レンズ
6a、視野絞り7a、フアイバー8a、フオトマル9a
で、上受光系30を形成する。
【0007】入射点Qから発した散乱光用の下受光系3
1も以上の構成と同じ(受光レンズ6b、視野絞り7
b、フアイバー8b、フオトマル9b)である。
1も以上の構成と同じ(受光レンズ6b、視野絞り7
b、フアイバー8b、フオトマル9b)である。
【0008】さて、レチクルをウエハー上に縮小、転写
する際に、実際に回路パターンに影響を及ぼす異物の大
きさについていえば、パターン面上に付着した異物とブ
ランク面上のそれとでは同じ大きさでも焼付の際におよ
ぼす悪影響度が異なる。すなわちパターン面上の異物
は、それがそのままウエハー面上にピントの合った状態
で転写されていまうので小さな異物でも問題である。4
Mbitsの集積回路ではパターン面上の1μm程度の
異物でも問題視される。これに対し、ブランク面上の異
物はウエハー面上にはボケて投影されてしまってはっき
りと転写される事はないが、その大きさの分だけ、照明
光束を遮ぎるので照度ムラを引き起す。これは回路線巾
のバラツキとして影響を与える。実工程上は5〜10μ
m程度の異物が問題視されている。そこで、この種の異
物検査装置に要求される性能として、異物の付着してい
る面を弁別して表示する能力(『面判別能力』と以下略
称する。)が重要となってくる。
する際に、実際に回路パターンに影響を及ぼす異物の大
きさについていえば、パターン面上に付着した異物とブ
ランク面上のそれとでは同じ大きさでも焼付の際におよ
ぼす悪影響度が異なる。すなわちパターン面上の異物
は、それがそのままウエハー面上にピントの合った状態
で転写されていまうので小さな異物でも問題である。4
Mbitsの集積回路ではパターン面上の1μm程度の
異物でも問題視される。これに対し、ブランク面上の異
物はウエハー面上にはボケて投影されてしまってはっき
りと転写される事はないが、その大きさの分だけ、照明
光束を遮ぎるので照度ムラを引き起す。これは回路線巾
のバラツキとして影響を与える。実工程上は5〜10μ
m程度の異物が問題視されている。そこで、この種の異
物検査装置に要求される性能として、異物の付着してい
る面を弁別して表示する能力(『面判別能力』と以下略
称する。)が重要となってくる。
【0009】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、実際
には検出能力と面判別能力との間に次の様な矛盾があ
る。以下図10を参照して説明する。図10中liはレ
チクルへの入射光束の光束中心を、loは受光系に受光
される光束の光束中心を表わす。図9にも開示されてい
るように、特にパターン面上の異物を回路パターンの発
生するノイズと分離して検知しようとする場合、入射ビ
ームをレチクルに対し斜めから入射させて、受光系もで
きるだけ異物の後方散乱光だけを拾う様に斜め後方に構
えるやり方が効果的であるのが判っている。即ち、図1
0中でθi→小、θd→小とするのが効果的である。これ
はレチクル上の回路パターンからの回折光がO次の透過
光又は反射光から遠ざかる程弱まるからである。この効
果を最大限に生かす為には、入射ビームと受光系の光軸
を共にレチクルに対してできるだけ倒していけば良い。
この事は必然的に、入射ビームと受光光束が接近してく
る事を意味している。即ちγ→小となる。
には検出能力と面判別能力との間に次の様な矛盾があ
る。以下図10を参照して説明する。図10中liはレ
チクルへの入射光束の光束中心を、loは受光系に受光
される光束の光束中心を表わす。図9にも開示されてい
るように、特にパターン面上の異物を回路パターンの発
生するノイズと分離して検知しようとする場合、入射ビ
ームをレチクルに対し斜めから入射させて、受光系もで
きるだけ異物の後方散乱光だけを拾う様に斜め後方に構
えるやり方が効果的であるのが判っている。即ち、図1
0中でθi→小、θd→小とするのが効果的である。これ
はレチクル上の回路パターンからの回折光がO次の透過
光又は反射光から遠ざかる程弱まるからである。この効
果を最大限に生かす為には、入射ビームと受光系の光軸
を共にレチクルに対してできるだけ倒していけば良い。
この事は必然的に、入射ビームと受光光束が接近してく
る事を意味している。即ちγ→小となる。
【0010】更に、異物散乱光をできるだけ強くする為
にレチクル上のビーム径を絞る。すると入射ビームの光
束径が太くなる。それに加えて、受光光量も増やそうと
すると受光光束を太くする傾向が生じる。
にレチクル上のビーム径を絞る。すると入射ビームの光
束径が太くなる。それに加えて、受光光量も増やそうと
すると受光光束を太くする傾向が生じる。
【0011】このような技術的要求をみたそうとすると
従来例では、例えばパターン面を検査する場合ブランク
面でも入射光束と受光光束が次第に接近してしまい(図
10参照)、極端な場合にはl1とl2の間に示す受光系
の検査可能領域と入射光束とがブランク面で重なってし
まい、ブランク面上の異物GBからの散乱光をパターン
面検査用の受光系がパターン面上の異物GPと同様に検
知してしまう事態も発生し得る。
従来例では、例えばパターン面を検査する場合ブランク
面でも入射光束と受光光束が次第に接近してしまい(図
10参照)、極端な場合にはl1とl2の間に示す受光系
の検査可能領域と入射光束とがブランク面で重なってし
まい、ブランク面上の異物GBからの散乱光をパターン
面検査用の受光系がパターン面上の異物GPと同様に検
知してしまう事態も発生し得る。
【0012】これでは、如何にパターン面の検出能力を
高めても、ブランク面上にあり焼付に影響しない大きさ
の異物をあたかもパターン面上に付着しているかの様に
誤検知してしまい、この結果によってレチクルを不要に
洗浄してしまって、時間ロスが多くなる等の問題が発生
しかねない。
高めても、ブランク面上にあり焼付に影響しない大きさ
の異物をあたかもパターン面上に付着しているかの様に
誤検知してしまい、この結果によってレチクルを不要に
洗浄してしまって、時間ロスが多くなる等の問題が発生
しかねない。
【0013】又、これを防ぐ為に受光系のNAを単に小
さく絞って面判別能力を上げる事もできるが、そうする
とパターン面上に付着した異物の散乱光量がNAの二乗
に比例して低減してしまい、その結果電気ノイズや不要
な光学的フレアー光に対する異物信号の割合が減少し、
S/N比が低くなって検出の信頼性を失うという可能性
があった。
さく絞って面判別能力を上げる事もできるが、そうする
とパターン面上に付着した異物の散乱光量がNAの二乗
に比例して低減してしまい、その結果電気ノイズや不要
な光学的フレアー光に対する異物信号の割合が減少し、
S/N比が低くなって検出の信頼性を失うという可能性
があった。
【0014】本発明はこの様な従来例に鑑み、被検査面
以外の面に存在する異物等の影響を更にできる限り除去
する事を可能にする面状態検査装置を提供する事を目的
とする。
以外の面に存在する異物等の影響を更にできる限り除去
する事を可能にする面状態検査装置を提供する事を目的
とする。
【0015】
【問題点を解決する為の手段】上述目的を達成する為に
本発明は、光透過性を有する被検物体の被検面の面状態
を検査する装置で、該被検面に対し第一の方向より光を
照射するための照明系と、被検面検査を行うべく前記照
明系によって照明された部所からの光を前記第一とは異
なる第二の方向より受光する検出光学系とを有し、該検
出光学系は該検出光学系の光軸に対し前記第一の方向側
又は該第一の方向側に対応する側を反対側よりも光を通
過しにくくした開口を設けた開口絞りを有する様にして
いる。
本発明は、光透過性を有する被検物体の被検面の面状態
を検査する装置で、該被検面に対し第一の方向より光を
照射するための照明系と、被検面検査を行うべく前記照
明系によって照明された部所からの光を前記第一とは異
なる第二の方向より受光する検出光学系とを有し、該検
出光学系は該検出光学系の光軸に対し前記第一の方向側
又は該第一の方向側に対応する側を反対側よりも光を通
過しにくくした開口を設けた開口絞りを有する様にして
いる。
【0016】又、本発明は露光装置において、光透過性
を有する基板に設けられたパターンを感光体上に露光転
写するための露光装置で、前記露光転写を行うための露
光部と、前記パターンを設けられた基板の面状態を検査
すべき被検面に対し第一の方向より光を照射するための
照明系と、被検面検査を行うべく前記照明系によって照
明された部所からの光を前記第一とは異なる第二の方向
より受光する検出光学系とを有し、該検出光学系は該検
出光学系の光軸に対し前記第一の方向側又は該第一の方
向側に対応する側を反対側よりも光を通過しにくくした
開口を設けた開口絞りを有する様にしている。
を有する基板に設けられたパターンを感光体上に露光転
写するための露光装置で、前記露光転写を行うための露
光部と、前記パターンを設けられた基板の面状態を検査
すべき被検面に対し第一の方向より光を照射するための
照明系と、被検面検査を行うべく前記照明系によって照
明された部所からの光を前記第一とは異なる第二の方向
より受光する検出光学系とを有し、該検出光学系は該検
出光学系の光軸に対し前記第一の方向側又は該第一の方
向側に対応する側を反対側よりも光を通過しにくくした
開口を設けた開口絞りを有する様にしている。
【0017】
【実施例】図1は本発明第1の実施例を示す構成概略図
である。
である。
【0018】レーザ101から発したビームはピンホー
ル102、ビームエキスパンダー103を介して所定の
光束径に拡げられた後、ポリゴンミラー104に入射さ
れる。ポリゴンミラー104は紙面と直交する方向にビ
ームを走査する様に回転している。この反射光は投光レ
ンズ105を通過後集光光束となってレチクル上に集光
されるが、この実施例ではパターン面109aとブラン
ク面104bを同時検査する為に途中、ハーフミラー1
06によって2つの光束に分割される。分割後の各光束
は、反射ミラー107と108の作用でレチクル109
の各面上に集光スポツトを形成し、かつ、ポリゴンミラ
ー104の回転に伴ってレチクル上を紙面と直交方法に
走査される。そしてレチクル109はこれと同期してS
2→S1方向に移動され、必要な検査域がくまなく検査さ
れる。ブランク面109bの受光系については、受光レ
ンズ110、視野絞り111、フアイバー112、フオ
トマル113により形成され、図9で説明した様にして
異物からの散乱光が受光される。パターン面の受光系に
ついて述べる。
ル102、ビームエキスパンダー103を介して所定の
光束径に拡げられた後、ポリゴンミラー104に入射さ
れる。ポリゴンミラー104は紙面と直交する方向にビ
ームを走査する様に回転している。この反射光は投光レ
ンズ105を通過後集光光束となってレチクル上に集光
されるが、この実施例ではパターン面109aとブラン
ク面104bを同時検査する為に途中、ハーフミラー1
06によって2つの光束に分割される。分割後の各光束
は、反射ミラー107と108の作用でレチクル109
の各面上に集光スポツトを形成し、かつ、ポリゴンミラ
ー104の回転に伴ってレチクル上を紙面と直交方法に
走査される。そしてレチクル109はこれと同期してS
2→S1方向に移動され、必要な検査域がくまなく検査さ
れる。ブランク面109bの受光系については、受光レ
ンズ110、視野絞り111、フアイバー112、フオ
トマル113により形成され、図9で説明した様にして
異物からの散乱光が受光される。パターン面の受光系に
ついて述べる。
【0019】パターン面109a上の異物から発した散
乱光の一部(図1では後方散乱光を受光する系を例示し
てあるが、特にこれに限らない。)は反射ミラー114
と受光レンズ115を通過した後、開口絞り116で光
束を制限され、さらに結像レンズ117の作用で視野絞
り118上に再結像する。ここで視野絞り118は図2
の様に矩形状の開口118sを持ちその長手方向がレチ
クル上の走査線と一致する様に配される。したがって、
パターン面上の任意の点上に異物があってもその散乱光
は一様に視野絞り118を通過し、発散する。そして視
野絞り118の後に配される集光レンズ119の働きで
平行ないしは収束状態に変えられてフオトマル面120
上に導かれる。
乱光の一部(図1では後方散乱光を受光する系を例示し
てあるが、特にこれに限らない。)は反射ミラー114
と受光レンズ115を通過した後、開口絞り116で光
束を制限され、さらに結像レンズ117の作用で視野絞
り118上に再結像する。ここで視野絞り118は図2
の様に矩形状の開口118sを持ちその長手方向がレチ
クル上の走査線と一致する様に配される。したがって、
パターン面上の任意の点上に異物があってもその散乱光
は一様に視野絞り118を通過し、発散する。そして視
野絞り118の後に配される集光レンズ119の働きで
平行ないしは収束状態に変えられてフオトマル面120
上に導かれる。
【0020】尚、パターン回折光に対する異物の分離検
出能力を更に高める手段として、本出願人の出願した特
開昭62ー188945号に示す様に、レチクルのタテ
ヨコ方向に対して投光系、受光系を捩った配置を行うも
のがあるが、もちろんこの手段を並用しても、本発明は
有効である。
出能力を更に高める手段として、本出願人の出願した特
開昭62ー188945号に示す様に、レチクルのタテ
ヨコ方向に対して投光系、受光系を捩った配置を行うも
のがあるが、もちろんこの手段を並用しても、本発明は
有効である。
【0021】さて、本発明の最も特徴とする所は、開口
絞り116として、図3の様な円形開口sの周辺の一部
S1(図面では斜線部で示す)を遮光した絞りを用いる
点にある。その作用を図2と図9を用いて説明する。図
2において116は図3の開口絞りであり、117は図
1の結像レンズ、118は視野絞りである。いまパター
ン面上に異物Gpがあるとその散乱光束のうち特に入射
断面内の光束は図2中実線l1、l2の間部分で示す様な
光路をとり、視野絞り118上でGp′の位置に再結像
する。これに対し、パターン面検査用ビームがレチクル
を透過後ブランク面上の異物GB を照明すると、同じ様
に散乱光が発生し、図2中点線で示した様な光路を進
む。この光束は視野絞り118の手前で再結像し、視野
絞り118上ではボケる。GB ′がこの時のボケ像を示
す。もし開口絞り116が完全な円形開口から成ってい
るとするとボケ像GB ′が開口118sに一部かかって
いる事からわかる様に開口の下部L側を通過した異物G
B の散乱光も視野絞り118上の開口を一部通過してし
まう。この光はそのままフオトマル120に到達し、あ
たかもパターン面上に異物GB があるかの様に出力され
てしまう。ところが図3の絞りではこのL側の部分即ち
S1が遮光されているので、この部分の光束は視野絞り
を通過しない。これは図より理解される様に点線で示し
た光束の領域S1を通過した光束部分が主に開口118
sに達するからである。しかもこの遮光部は円形開口の
周辺部を部分的に遮光してあるので、本来受光すべき異
物Gpからの散乱光の減衰は小さく抑える事ができる。
絞り116として、図3の様な円形開口sの周辺の一部
S1(図面では斜線部で示す)を遮光した絞りを用いる
点にある。その作用を図2と図9を用いて説明する。図
2において116は図3の開口絞りであり、117は図
1の結像レンズ、118は視野絞りである。いまパター
ン面上に異物Gpがあるとその散乱光束のうち特に入射
断面内の光束は図2中実線l1、l2の間部分で示す様な
光路をとり、視野絞り118上でGp′の位置に再結像
する。これに対し、パターン面検査用ビームがレチクル
を透過後ブランク面上の異物GB を照明すると、同じ様
に散乱光が発生し、図2中点線で示した様な光路を進
む。この光束は視野絞り118の手前で再結像し、視野
絞り118上ではボケる。GB ′がこの時のボケ像を示
す。もし開口絞り116が完全な円形開口から成ってい
るとするとボケ像GB ′が開口118sに一部かかって
いる事からわかる様に開口の下部L側を通過した異物G
B の散乱光も視野絞り118上の開口を一部通過してし
まう。この光はそのままフオトマル120に到達し、あ
たかもパターン面上に異物GB があるかの様に出力され
てしまう。ところが図3の絞りではこのL側の部分即ち
S1が遮光されているので、この部分の光束は視野絞り
を通過しない。これは図より理解される様に点線で示し
た光束の領域S1を通過した光束部分が主に開口118
sに達するからである。しかもこの遮光部は円形開口の
周辺部を部分的に遮光してあるので、本来受光すべき異
物Gpからの散乱光の減衰は小さく抑える事ができる。
【0022】図4はこの異物Gpからの散乱光量(S)
と遮光部の大きさ(開口半径に対する部分S1の半径方
向高さの比を1ーγとして表わす)との関係を表わして
いる。(ここでは異物Gpからの散乱光量の変化は開口
部の面積に等しいとしてSを開口部面積で表わしてい
る。)実線Aは図3の絞りの場合であり、これと対比す
る為に図5に円形遮光帯(単に受光NAを小さくしたも
の)を示し、この出力を実線Bで示している。図5の絞
りも面判別能力の点では、γの値が同じであれば同様に
L部の光束を遮断できるので、図3の絞りと同様の効果
をもっているが、異物Gpからの光量をできるだけ多く
受光するという点ではγの値が同じである図3の絞りに
はるかに及ばない。
と遮光部の大きさ(開口半径に対する部分S1の半径方
向高さの比を1ーγとして表わす)との関係を表わして
いる。(ここでは異物Gpからの散乱光量の変化は開口
部の面積に等しいとしてSを開口部面積で表わしてい
る。)実線Aは図3の絞りの場合であり、これと対比す
る為に図5に円形遮光帯(単に受光NAを小さくしたも
の)を示し、この出力を実線Bで示している。図5の絞
りも面判別能力の点では、γの値が同じであれば同様に
L部の光束を遮断できるので、図3の絞りと同様の効果
をもっているが、異物Gpからの光量をできるだけ多く
受光するという点ではγの値が同じである図3の絞りに
はるかに及ばない。
【0023】例えばγ=0.7だけ遮光した場合、本発
明の絞り(図3)では異物Gpからの散乱光の受光量は
完全な円開口の90%得られるのに対し、単にNAを絞
った場合(図5の絞り)では50%しか得られない。
明の絞り(図3)では異物Gpからの散乱光の受光量は
完全な円開口の90%得られるのに対し、単にNAを絞
った場合(図5の絞り)では50%しか得られない。
【0024】
【外1】 図6は本発明の効果をうる為の受光開口絞りの変形例を
用いた第2の実施例の該開口絞りの説明図である。他の
構成は図1のものと同様なので省略する。
用いた第2の実施例の該開口絞りの説明図である。他の
構成は図1のものと同様なので省略する。
【0025】今迄の説明から示唆される様に前述の効果
をうる為の絞り遮光部の設け方としては、パターン面上
異物の受光光束のうち特にレチクルへの入射光束にレチ
クル付近から出射した時点において最も近い側の光束部
分(図1のl2側、図3でいえば開口絞り到達時におけ
るL側の部分)を有効に遮光する事である。
をうる為の絞り遮光部の設け方としては、パターン面上
異物の受光光束のうち特にレチクルへの入射光束にレチ
クル付近から出射した時点において最も近い側の光束部
分(図1のl2側、図3でいえば開口絞り到達時におけ
るL側の部分)を有効に遮光する事である。
【0026】図6の絞りもこの原理に基づいていて、遮
光部S2は円内ではL側の部分(斜線部)のみに設けら
れているが、この部分は短軸を入射断面内にもつ楕円形
の一部となっている点が図3で示した開口絞り(この例
では直線)と異なる。
光部S2は円内ではL側の部分(斜線部)のみに設けら
れているが、この部分は短軸を入射断面内にもつ楕円形
の一部となっている点が図3で示した開口絞り(この例
では直線)と異なる。
【0027】図7は本発明第3の実施例を示す概略図で
ある。
ある。
【0028】図1と異なる点は、図1がビームスキヤン
系であるのに対し、本実施例ではポリゴンミラー104
を固定のミラー200とし入射ビームは静止したままレ
チクルに集光されレチクルが移動する点が異なる。即ち
レチクル全面を検査する為に、レチクル自体が二次元的
に移動されるシステムである。受光系もこれに対応して
その視野は光軸上近傍だけである。つまり視野絞り11
8は円形開口で良い。開口絞り116は図3又は図6に
示したものを使用する。
系であるのに対し、本実施例ではポリゴンミラー104
を固定のミラー200とし入射ビームは静止したままレ
チクルに集光されレチクルが移動する点が異なる。即ち
レチクル全面を検査する為に、レチクル自体が二次元的
に移動されるシステムである。受光系もこれに対応して
その視野は光軸上近傍だけである。つまり視野絞り11
8は円形開口で良い。開口絞り116は図3又は図6に
示したものを使用する。
【0029】尚本図においては図1に対し上下を反転さ
せて表示している。又本実施例はレーザ101からのビ
ームは、図1の実施例とは異なり、ハーフミラー等で分
割される事なく投光レンズ105から直接レチクル10
9上に照射される。又受光レンズ115とミラー114
の位置を逆転させている。
せて表示している。又本実施例はレーザ101からのビ
ームは、図1の実施例とは異なり、ハーフミラー等で分
割される事なく投光レンズ105から直接レチクル10
9上に照射される。又受光レンズ115とミラー114
の位置を逆転させている。
【0030】尚、図1では入射ビームを2分割した光学
系を例示したが、図1の実施例においてもこれに限ら
ず、1ビーム入射で、パターン面検査だけを行なうシス
テムとしても良い。或はレチクル移動の往路でパターン
面検査を行ない、復路で入射ビームを切換偏向してブラ
ンク面検査を行なうシステムにも適用できる。
系を例示したが、図1の実施例においてもこれに限ら
ず、1ビーム入射で、パターン面検査だけを行なうシス
テムとしても良い。或はレチクル移動の往路でパターン
面検査を行ない、復路で入射ビームを切換偏向してブラ
ンク面検査を行なうシステムにも適用できる。
【0031】又、図1の実施例に関し、パターン面だけ
でなく、ブランク面にも同様の受光系を設けても良い。
開口絞りはL側の部分を遮光する以外に、L側部分に減
光作用をもたせる等、光が通過しにくくなる様な他の構
成に置き換える事も可能である。結果として、受光系に
受光される散乱光のうち、レチクル付近からの出射時点
において入射光の側にある光束部分が、光軸に関して反
射側にある光束部分よりも通過しにくい構成に開口絞り
がなっていれば良い。該開口絞りは、光束断面の位置関
係がレチクル付近出射時と同じになっている光路上位置
にある場合は、入射光束側を、途中にレンズ等が存在
し、光束断面の位置関係がレチクル付近出射時とは異な
っている場合は、レチクル付近出射時の入射光束側に対
応する側を、光軸に対して反対側よりも光束が通過しに
くくする。
でなく、ブランク面にも同様の受光系を設けても良い。
開口絞りはL側の部分を遮光する以外に、L側部分に減
光作用をもたせる等、光が通過しにくくなる様な他の構
成に置き換える事も可能である。結果として、受光系に
受光される散乱光のうち、レチクル付近からの出射時点
において入射光の側にある光束部分が、光軸に関して反
射側にある光束部分よりも通過しにくい構成に開口絞り
がなっていれば良い。該開口絞りは、光束断面の位置関
係がレチクル付近出射時と同じになっている光路上位置
にある場合は、入射光束側を、途中にレンズ等が存在
し、光束断面の位置関係がレチクル付近出射時とは異な
っている場合は、レチクル付近出射時の入射光束側に対
応する側を、光軸に対して反対側よりも光束が通過しに
くくする。
【0032】又、図1において開口絞り116の配置位
置としては、上述の実施例は受光レンズ115の後側焦
点位置に設けてある。この場合、レチクル上の異物散乱
光はいわゆるテレセンの状態(受光系に受光される散乱
光束の中心光線(主光線)がビームスキヤンライン上ど
こから散乱光が発生しても受光系光軸に平行になってい
る)で受光される利点がある。但しこの配置に限らなく
ても良い。
置としては、上述の実施例は受光レンズ115の後側焦
点位置に設けてある。この場合、レチクル上の異物散乱
光はいわゆるテレセンの状態(受光系に受光される散乱
光束の中心光線(主光線)がビームスキヤンライン上ど
こから散乱光が発生しても受光系光軸に平行になってい
る)で受光される利点がある。但しこの配置に限らなく
ても良い。
【0033】以上の説明では主として光学系はレチクル
に対して倒れた場合(θi,θd,γとも小)を例示し
たが、本発明の適用しうる領域はこれに限らない。つま
り光学系が検査対象面に対して垂直に近い角度で設定さ
れる場合にも本発明の効果は充分えられる。
に対して倒れた場合(θi,θd,γとも小)を例示し
たが、本発明の適用しうる領域はこれに限らない。つま
り光学系が検査対象面に対して垂直に近い角度で設定さ
れる場合にも本発明の効果は充分えられる。
【0034】又、被検査対象としては、透過性基板なら
パターンの有無に係らずどれでも良いし、その上に付着
した異物のみならず、パターン欠陥etcの検査光学系
にも本発明は適用できる。
パターンの有無に係らずどれでも良いし、その上に付着
した異物のみならず、パターン欠陥etcの検査光学系
にも本発明は適用できる。
【0035】又、図7の実施例では受光系が入射ビーム
で形成される入射断面(紙面)内にあるが、これと異な
り受光系が入射断面から捩れた方向に配置されても本発
明は適用しうる。
で形成される入射断面(紙面)内にあるが、これと異な
り受光系が入射断面から捩れた方向に配置されても本発
明は適用しうる。
【0036】図8は本発明の他の実施例の表面状態検査
装置を示す構成図で、本実施例では検査装置全体が半導
体焼付装置内に組込まれている。
装置を示す構成図で、本実施例では検査装置全体が半導
体焼付装置内に組込まれている。
【0037】1101はエキシマレーザーのような遠紫
外光源であり、1102は照明系ユニツトであって、レ
チクル1103を上部から均一に被検査領域全域を同時
(一括)に、しかも所定のNA(開口数)で照明する働
きをもつ。
外光源であり、1102は照明系ユニツトであって、レ
チクル1103を上部から均一に被検査領域全域を同時
(一括)に、しかも所定のNA(開口数)で照明する働
きをもつ。
【0038】1109はレチクルパターンをウエハ11
10上に転写する為の超高解像度レンズ系(若しくはミ
ラー系)であり、焼付時には、ウエハは移動ステージ1
111のステツプ送りに従って1シヨツト毎ずらして露
光されていく。1100は露光に先立ってレチクルとウ
エハを位置合わせする為のアライメント光学系であり、
最低1つのレチクル観察用顕微鏡系をもっている。
10上に転写する為の超高解像度レンズ系(若しくはミ
ラー系)であり、焼付時には、ウエハは移動ステージ1
111のステツプ送りに従って1シヨツト毎ずらして露
光されていく。1100は露光に先立ってレチクルとウ
エハを位置合わせする為のアライメント光学系であり、
最低1つのレチクル観察用顕微鏡系をもっている。
【0039】1114はレチクルチエンジヤーであり、
複数のレチクルを格納し、待機させるユニツトである。
1113が異物等検査ユニツトであり、図1あるいは図
7の構成要件をすべて含めている。このユニツトはレチ
クルがチエンジヤーから引き出され露光位置(図中E.
P.)にセツトされる前にレチクルの異物検査を行なう
ものである。
複数のレチクルを格納し、待機させるユニツトである。
1113が異物等検査ユニツトであり、図1あるいは図
7の構成要件をすべて含めている。このユニツトはレチ
クルがチエンジヤーから引き出され露光位置(図中E.
P.)にセツトされる前にレチクルの異物検査を行なう
ものである。
【0040】コントローラ1118はステツパーの基本
動作である、アライメント、露光、ウエハのステツプ送
りのシーケンスを制御する。
動作である、アライメント、露光、ウエハのステツプ送
りのシーケンスを制御する。
【0041】以上の構成において、ユニツト1113に
おける異物等の検査の原理、動作については前述のいず
れかの実施例と同一なので省略する。
おける異物等の検査の原理、動作については前述のいず
れかの実施例と同一なので省略する。
【0042】上述した各実施例において、光学系内の1
つの光学素子に開口絞りの役割を兼ねさせて、開口絞り
を別設しなくても良い。この場合、この1つの光学素子
を開口絞りと呼ぶものとする。そしてこの光学素子が、
前述の様に受光散乱光の入射光束側またはそれに対応す
る側の光束部分を遮光または減光する等の構成をとる様
にする。
つの光学素子に開口絞りの役割を兼ねさせて、開口絞り
を別設しなくても良い。この場合、この1つの光学素子
を開口絞りと呼ぶものとする。そしてこの光学素子が、
前述の様に受光散乱光の入射光束側またはそれに対応す
る側の光束部分を遮光または減光する等の構成をとる様
にする。
【0043】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば被検
査面上からの光の受光量を落とす事なく、他の面からの
ノイズ光を有効に除去でき、結果として高精度な面状態
検査が可能になる。
査面上からの光の受光量を落とす事なく、他の面からの
ノイズ光を有効に除去でき、結果として高精度な面状態
検査が可能になる。
【図1】本発明の第1実施例の構成概略図である。
【図2】同実施例の視野絞り付近の光学系の説明図であ
る。
る。
【図3】同実施例の開口絞りの説明図である。
【図4】図3の開口絞りの遮光部と通過光量との相関図
である。
である。
【図5】図3の開口絞りに対する比較用の開口絞りの説
明図である。
明図である。
【図6】本発明の第2実施例の開口絞りの説明図であ
る。
る。
【図7】本発明の第3実施例の構成概略図である。
【図8】本発明の他の実施例の構成概略図である。
【図9】従来例の説明図である。
【図10】従来例の説明図である。
101 レーザー 104 ポリゴンミラー 105 投光レンズ 109、1103 レチクル 109a パターン面 109b ブランク面 115 受光レンズ 116 開口絞り 117 結像レンズ 118 視野絞り 119 集光レンズ 120 フオトマル 1101 遠紫外光源 1102 照明系 1109 転写用レンズ(又はミラー)系 1110 ウエハ 1113 異物等検査ユニツト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/64 320 C 8840−5L H01L 21/027
Claims (2)
- 【請求項1】 光透過性を有する被検物体の被検面の面
状態を検査する装置で、該被検面に対し第一の方向より
光を照射するための照明系と、被検面検査を行うべく前
記照明系によって照明された部所からの光を前記第一と
は異なる第二の方向より受光する検出光学系とを有し、
該検出光学系は該検出光学系の光軸に対し前記第一の方
向側又は該第一の方向側に対応する側を反対側よりも光
を通過しにくくした開口を設けた開口絞りを有すること
を特徴とする面状態検査装置。 - 【請求項2】 光透過性を有する基板に設けられたパタ
ーンを感光体上に露光転写するための露光装置で、前記
露光転写を行うための露光部と、前記パターンを設けら
れた基板の面状態を検査すべき被検面に対し第一の方向
より光を照射するための照明系と、被検面検査を行うべ
く前記照明系によって照明された部所からの光を前記第
一とは異なる第二の方向より受光する検出光学系とを有
し、該検出光学系は該検出光学系の光軸に対し前記第一
の方向側又は該第一の方向側に対応する側を反対側より
も光を通過しにくくした開口を設けた開口絞りを有する
ことを特徴とする露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3225988A JPH0566556A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 面状態検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3225988A JPH0566556A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 面状態検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0566556A true JPH0566556A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16838039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3225988A Pending JPH0566556A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 面状態検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0566556A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6614516B2 (en) | 1993-07-29 | 2003-09-02 | Novartis Ag | Inspection system for optical components |
JP4668401B2 (ja) * | 1999-09-03 | 2011-04-13 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | フォトリソグラフィシミュレーションによるレティクル検査方法及びシステム |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP3225988A patent/JPH0566556A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6614516B2 (en) | 1993-07-29 | 2003-09-02 | Novartis Ag | Inspection system for optical components |
JP4668401B2 (ja) * | 1999-09-03 | 2011-04-13 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | フォトリソグラフィシミュレーションによるレティクル検査方法及びシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |