JPH0572505B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0572505B2 JPH0572505B2 JP62291430A JP29143087A JPH0572505B2 JP H0572505 B2 JPH0572505 B2 JP H0572505B2 JP 62291430 A JP62291430 A JP 62291430A JP 29143087 A JP29143087 A JP 29143087A JP H0572505 B2 JPH0572505 B2 JP H0572505B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- formwork
- balcony
- building
- building frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 15
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 claims description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は集合住宅等のバルコニーの下部空間
を利用して、空気調整機の室外機等の住宅設置機
器を設置する場合の住宅設備機器の配管、配線等
を挿通可能にする建物躯体の挿通路の形成方法に
関するものである。
を利用して、空気調整機の室外機等の住宅設置機
器を設置する場合の住宅設備機器の配管、配線等
を挿通可能にする建物躯体の挿通路の形成方法に
関するものである。
本件出願人は既に実願昭60−98793号(実開昭
62−7501号公報)にてバルコニー下に空気調整機
の室外機等の住宅設備機器を取付けた構造を開示
している。
62−7501号公報)にてバルコニー下に空気調整機
の室外機等の住宅設備機器を取付けた構造を開示
している。
この構造は住宅の有効スペースを占有せずに住
宅設備機器を設置できるとともに、住宅の外観を
損なわないという利点を有する。
宅設備機器を設置できるとともに、住宅の外観を
損なわないという利点を有する。
この発明はこのようなシステムバルコニーにお
いて、バルコニー下の住宅設備機器から室内側へ
配管等を可能とする挿通路を形成可能な建物躯体
の挿通路形成方法を提供することを目的とする。
いて、バルコニー下の住宅設備機器から室内側へ
配管等を可能とする挿通路を形成可能な建物躯体
の挿通路形成方法を提供することを目的とする。
この発明にかかる建物躯体の挿通路形成方法は
以下の構成よりなる。
以下の構成よりなる。
プレキヤストコンクリート製のバルコニー版の
建造物側端部下面に下方に突出する断面逆L形
で、垂下面にスリーブ嵌合突起を形成した板状の
スリーブ位置決治具を固定する。
建造物側端部下面に下方に突出する断面逆L形
で、垂下面にスリーブ嵌合突起を形成した板状の
スリーブ位置決治具を固定する。
このバルコニー版の端部を建物躯体上に載置す
る。型枠内に垂下したスリーブ位置決治具のスリ
ーブ嵌合突起に水平にスリーブを取付ける。
る。型枠内に垂下したスリーブ位置決治具のスリ
ーブ嵌合突起に水平にスリーブを取付ける。
型枠内にコンクリートを打設し、コンクリート
の硬化後前記治具および型枠を外してスリーブに
よつて建物躯体を貫通し、バルコニー版直下と建
物室内側を結ぶ挿通路を形成してなり、建物躯体
を形成する際に、バルコニー版を利用して挿通路
を容易に形成することができる。
の硬化後前記治具および型枠を外してスリーブに
よつて建物躯体を貫通し、バルコニー版直下と建
物室内側を結ぶ挿通路を形成してなり、建物躯体
を形成する際に、バルコニー版を利用して挿通路
を容易に形成することができる。
〔実施例〕
以下、図に示す一実施例に基づき、この発明の
詳細に説明する。
詳細に説明する。
図において1は工場生産したプレキヤストコン
クリート製のバルコニー版である。バルコニー版
1の建物側に向ける端部には鉄筋2が突出してい
る。
クリート製のバルコニー版である。バルコニー版
1の建物側に向ける端部には鉄筋2が突出してい
る。
バルコニー版1の建物側の端部の下面にはボル
ト4によつてスリーブ位置決治具3を固定する。
スリーブ位置決治具3は鋼板を断面逆L字状に屈
曲して形成したもので、一面が下方に垂下するよ
うに固定する。この下方に垂下した面には短い筒
状のスリーブ嵌合突起5が固着されている。
ト4によつてスリーブ位置決治具3を固定する。
スリーブ位置決治具3は鋼板を断面逆L字状に屈
曲して形成したもので、一面が下方に垂下するよ
うに固定する。この下方に垂下した面には短い筒
状のスリーブ嵌合突起5が固着されている。
図において6は建物躯体用の型枠であつて、こ
の型枠6上に前記バルコニー版1の建物側端部を
載置し、前記スリーブ位置決治具3を型枠6内に
垂下し、堰板に沿わせる。また型枠6の向き合う
堰板には一端に固定プレート8が固着されたスリ
ーブ7を予め固定しておき、スリーブ7の自由端
をスリーブ位置決治具3のスリーブ嵌合突起5に
被せて、スリーブ7を型枠6内に水平に固定す
る。
の型枠6上に前記バルコニー版1の建物側端部を
載置し、前記スリーブ位置決治具3を型枠6内に
垂下し、堰板に沿わせる。また型枠6の向き合う
堰板には一端に固定プレート8が固着されたスリ
ーブ7を予め固定しておき、スリーブ7の自由端
をスリーブ位置決治具3のスリーブ嵌合突起5に
被せて、スリーブ7を型枠6内に水平に固定す
る。
バルコニー版1の鉄筋2はスラブ鉄筋11とオ
ーバーラツプさせる。
ーバーラツプさせる。
以上のような型枠6内にコンクリート9を打設
する。コンクリート9は型枠6内に充満するが、
スリーブ7内には入り込まない。コンクリート9
が硬化後、型枠6を脱型する。堰板を取外すとと
もにスリーブ7を除去する。またボルト4を外し
てスリーブ位置決治具3を取外す。
する。コンクリート9は型枠6内に充満するが、
スリーブ7内には入り込まない。コンクリート9
が硬化後、型枠6を脱型する。堰板を取外すとと
もにスリーブ7を除去する。またボルト4を外し
てスリーブ位置決治具3を取外す。
以上のようにして建物躯体を貫通してバルコニ
ー下から室内側に抜ける挿通路10が形成され
る。バルコニー下に空気調整機の室外機等の住宅
設備機器を取付け、前記挿通路10を利用して配
管・配線を行う。
ー下から室内側に抜ける挿通路10が形成され
る。バルコニー下に空気調整機の室外機等の住宅
設備機器を取付け、前記挿通路10を利用して配
管・配線を行う。
この発明は以上のような構成を有し、プレキヤ
ストコンクリート製のバルコニー版を利用し、断
面逆L形で垂下面にスリーブ嵌合突起を形成した
スリーブ位置決治具を配することによつて建物躯
体を貫通する挿通路を形成でき、施工をきわめて
容易に行える。
ストコンクリート製のバルコニー版を利用し、断
面逆L形で垂下面にスリーブ嵌合突起を形成した
スリーブ位置決治具を配することによつて建物躯
体を貫通する挿通路を形成でき、施工をきわめて
容易に行える。
またこのような挿通路を利用して外観体裁が良
であるとともに、有効空間を効率よく使用して住
宅設備機器の設置が可能となる。
であるとともに、有効空間を効率よく使用して住
宅設備機器の設置が可能となる。
第1図はこの発明の施工状態斜視図、第2図は
その縦断面図である。 1……バルコニー版、2……鉄筋、3……スリ
ーブ位置決治具、4……ボルト、5……スリーブ
嵌合突起、6……型枠、7……スリーブ、8……
固定プレート、9……コンクリート、10……挿
通路。
その縦断面図である。 1……バルコニー版、2……鉄筋、3……スリ
ーブ位置決治具、4……ボルト、5……スリーブ
嵌合突起、6……型枠、7……スリーブ、8……
固定プレート、9……コンクリート、10……挿
通路。
Claims (1)
- 1 プレキヤストコンクリート製のバルコニー版
建造物側端部下面に下方に突出する断面逆L形で
垂下面にスリーブ嵌合突起を形成した板状のスリ
ーブ位置決治具を固定し、このバルコニー版の端
部を建物躯体用型枠上に載置して型枠内に垂下し
たスリーブ位置決治具のスリーブ嵌合突起に水平
にスリーブを取付け、型枠内にコンクリートを打
設し、コンクリート硬化後前記治具および型枠を
外してスリーブによつて建物躯体を貫通し、バル
コニー版直下と建物室内側を結ぶ挿通路を形成し
てなる建物躯体の挿通路形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62291430A JPH01131756A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 建物躯体の挿通路形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62291430A JPH01131756A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 建物躯体の挿通路形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01131756A JPH01131756A (ja) | 1989-05-24 |
JPH0572505B2 true JPH0572505B2 (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=17768772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62291430A Granted JPH01131756A (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 建物躯体の挿通路形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01131756A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100449340B1 (ko) * | 2001-09-04 | 2004-09-21 | 삼성물산 주식회사 | 프리캐스트 콘크리트를 이용한 기존 아파트의 발코니 확장시공방법 |
-
1987
- 1987-11-18 JP JP62291430A patent/JPH01131756A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01131756A (ja) | 1989-05-24 |
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