JP2733507B2 - 配管及び配線等用ラックの工業化施工法 - Google Patents

配管及び配線等用ラックの工業化施工法

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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原子力発電所等の建屋に配管及び配線等を
設備する際の施工を、プレキャストコンクリート(以下
PCという)化による工業化工法によって施工する配管及
び配線等用ラックの工業化施工法に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
従来、原子力発電所等の建屋の構築工事では、主要な
設備機器等はその設置フロアのスラブおよび壁コンクリ
ートが打ち上がった段階で、クレーン等で直接このフロ
アへ機器等を吊り込み、所定位置に据え付ける所謂先入
れ工法がとられている。
一方、配管及び配線等の設備は、一般に建屋の躯体工
事の完了後に、専用または仮設の開口部から各フロアに
配管、配線等の設備資材と共に、配管、配線等の設置用
ラック部材、サポート部材をクレーン等で吊り込み、こ
こから台車やコロを使用して所定位置に水平移動し、こ
こでラック部材等を組み立てて取り付け、これを配管、
配線等を設置する所謂後入れ工法がとられている。
上記のごとく、配管、配線等の設置工事を後入れ工法
で行うのは、先入れ工法によると、その設置現場に壁型
枠や支保工、足場等が残っていて手狭で、配管、配線等
の設備資材やラックの置き場所がなく、かつ壁の仕上げ
工事がやりにくい等の不都合があるためであるが、一
方、後入れ工法によると、配管、配線等の資材やラック
部材等を各フロアにクレーン等で吊り込んだ後、水平移
動によって所定位置に移動するのに人力を要する。また
階高が高く、足場の錯綜した原子力発電所等の建屋の構
築現場でのラックの取り付けは、高所作業となるため作
業性が悪く、かつ危険作業となる等の問題があった。
本発明は、上記従来の問題に鑑み、これを解決するこ
とを課題としてなされたものであって、従来工法の型枠
工事をなくすと共に、壁の先行仕上げを可能にし、先入
れ工法によって躯体工事の完了を待たずに躯体工事と並
行して配管、配線等の設備工事ができるようにした配管
及び配線等用ラックの工業化施工法を提供することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、配管及び配線等を
設置するラック取付け用の埋込金物を埋め込んだ壁ハー
フPC板を型枠として壁コンクリートを打設し、該壁コン
クリート打設後、上階のスラブ構築前の段階で該フロア
にプレファブ化して組み立てた配管及び配線等の設置用
ラックを吊り込み、上記壁ハーフPC板面に埋め込んだ埋
込金物に配管及び配線等の設置用ラックを取り付けて施
工する配管及び配線等用ラックの工業化施工法を特徴と
している。
〔作用〕
叙上のごとく本発明は、壁ハーフPC板を型枠として壁
コンクリートを打設するので、在来工法のごとき型枠が
なく、壁コンクリートが打ち上がった段階で直ちに壁の
仕上げ工事を行なうことができ、また型枠の支保工、足
場等も単純化されフロアスペースにも余裕が生じるの
で、上階のスラブ構築前に当階フロアの設置位置に直接
クレーン等で配管、配線等を設置するラックを吊り込む
ことができ、人力によるフロア上の水平移動も不要とな
る。そして上記ラックはプレファブ化して組み立てられ
ており、ラック取り付け用の埋込金物も壁ハーフPC板に
前もって設けられているから、ラックの現場組み立てな
しにそのまま埋込金物に取り付けることができる。かく
してラックの取り付け施工は建屋工事と並行して進行で
き、従来の工法に比べて著しく省力化、工期の短縮、工
費の節減、安全性の確保が達成される。
〔実 施 例〕
以下本発明を図示の実施例に基いて詳細に説明する。
第1図は本発明による施工法によって壁面に取り付け
られたラックの横断面図、第2図はその斜視図である。
図において、1は予め工場製作された壁ハーフPC板、
2は壁ハーフPC板1に埋め込んだ埋込金物3に溶接等で
固着したラック取り付け用のブラケットで、このブラケ
ット2は壁ハーフPC板1の工場製作時、あるいは工事現
場で壁ハーフPC板2に前もって設けられたものである。
4は壁ハーフPC板1を型枠として打設した後打ちの壁コ
ンクリート、5は横受け材6及び縦受け材7で所定段数
(図示例では4段)、所定長さで予め工場または現場で
プレファブ化して組み立てられたラックで、その縦受け
材7を前記ブラケット2に溶接等で固着して壁面に取り
付けられている。8はラック5上に設置した配管、配設
等である。
上記配管、配線等8を設置するラック5の施工法は、
躯体の壁工事に壁ハーフPC板1を用い、これを型枠とし
て所定位置に建て込み、後打ちの壁コンクリート4aを打
設していく。そして壁コンクリート4が打ち上がり、上
階のスラブ構築前の段階で、該フロアに配管、配線等
8、及び予めプレファブ化して組み立てられたラック5
をクレーン等で吊り込み、壁ハーフPC板1の埋込金物3
にブラケット2を溶接等で固着し、これにラック5を接
合し、ラック5に配管、配線等8を設置する。
かくしてラック5の取り付け施工が終了した後、上階
のスラブを構築し、各フロアに前記施工を繰り返してい
く。またブラケット2は、事前に埋込金物3に溶接等で
固着しておいても良い。この場合は、縦受け材7をブラ
ケット2に溶接等で固着し、ラック5に配管、配線等8
を設置する。
第3図および第4図は、壁面のほかスラブに設けた埋
込金物によってラックを取り付けた他の実施例を示すも
ので、第3図は当階のフロアの壁ハーフPC板1と、PC化
工法の上階のフロアのスラブハーフPC板9とに夫々前も
って埋め込んだ埋込金物3,3′に固着したブラケット2,
2′にラック5の縦受け材7を接合したもの、第4図は
当階のフロアの壁ハーフPC板1と、PC化工法の上階のフ
ロアのスラブハーフPC板9と、同じくPC化工法の当階の
フロアのスラブハーフPC板9′に打設したスラブハーフ
コンクリート10とに夫々前もって埋め込んだ埋込金物3,
3′,3″に固着しておいたブラケット2,2′,2″にラック
5の縦受け材7を接合したものである。
上記実施例において、上階のフロアのスラブ下面に設
けたブラケット2′と、当階のフロアのスラブ10上面設
けたブラケット2″にラック5を取り付ける場合、上階
のスラブ構築前にプレファブ化して組み立てたラック5
を当階フロアに吊り込んだ後、上階のスラブ構築を行な
い、この後ラック5と上階のスラブ9下面のブラケット
2′、当階のフロアのスラブ10上面のブラケット2″の
接合を行うことになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、配管及び配線等を設置
するラック取付け用の埋込金物を埋め込んだ壁ハーフプ
レキャストコンクリート板を型枠として壁コンクリート
を打設し、該壁コンクリート打設後、上階のスラブ構築
前の段階で該フロアにプレファブ化して組み立てた配管
及び配線等の設置用ラックを吊り込み、上記壁ハーフプ
レキャストコンクリート板面に埋め込んだ埋込金物に配
管及び配線等の設置用ラックを取り付けて施工するもの
であって、壁ハーフPC板を型枠として壁コンクリートを
打設するので、在来工法のごとき型枠がなく、壁コンク
リートが打ち上がった段階で直ちに壁の仕上げ工事を行
なうことができ、また型枠の支保工、足場等も単純化さ
れフロアスペースにも余裕が生じるので、上階のスラブ
構築前に設置階のフロアの所定位置に直接クレーン等で
ラック、配管、配線等を吊り込むことができ、人力によ
るフロア上の水平移動も不要となる。そして上記ラック
はプレファブ化して組み立てられており、ラック取り付
け用のブラケットも前もって設けられているから、ラッ
クの現場組み立てなしにそのままブラケットに取り付け
ることができる。かくしてラックの取り付け施工は建屋
工事と並行して進行でき、従来の工法に比べて著しく省
力化、工期の短縮、工費の節減、安全性の確保が達成さ
れるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本発明に
よる施工法によって壁面に取り付けられたラックの横断
面図、第2図はその斜視図、第3図は壁面のほか、上階
のスラブ下面の各ブラケツトにラックを取り付けた実施
例の横断面図、第4図は壁面のほか、上階のスラブ下面
および下階のスラブ上面の各ブラケットにラックを取り
付けた実施例の横断面図である。 1……壁ハーフPC板、2,2′,2″……ブラケット、3,
3′,3″……埋込金物、5……ラック、6……横受け
材、7……縦受け材、8……配管、配線等。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 健治 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 橋本 進 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 酒井 喜則 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 斎藤 正直 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−122664(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配管及び配線等を設置するラック取付け用
    の埋込金物を埋め込んだ壁ハーフプレキャストコンクリ
    ート板を型枠として壁コンクリートを打設し、該壁コン
    クリート打設後、上階のスラブ構築前の段階で該フロア
    にプレファブ化して組み立てた配管及び配線等の設置用
    ラックを吊り込み、上記壁ハーフプレキャストコンクリ
    ート板面に埋め込んだ埋込金物に配管及び配線等の設置
    用ラックを取り付けて施工することを特徴とする配管及
    び配線等用ラックの工業化施工法。
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