JP3176025B2 - ユニットバス配管の施工方法と防水パン - Google Patents
ユニットバス配管の施工方法と防水パンInfo
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
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- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この出願発明は、ユニットル−ム
のバスタブ等に使用される配管、特に追焚き配管の施工
方法及び防水パンに関するものである。
のバスタブ等に使用される配管、特に追焚き配管の施工
方法及び防水パンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ユニットバスル−ムに使用される追
焚き配管の施工は、ユニットル−ム内にバスタブを据え
付けると共に、ユニットル−ムを形成する壁パネルに穿
設した孔に貫通金具を取り付け、建物の屋外には給湯の
ための燃焼装置を設置して、燃焼装置に取り付けた給湯
パイプを壁パネルに取り付けた貫通金具に接続し、バス
タブの正面又は背面から持ち出した追焚き配管に結合し
て施工は行われていた。また、強制循環方式では、配管
を自由に配置できるため、建物の躯体と浴室の隙間を利
用している。
焚き配管の施工は、ユニットル−ム内にバスタブを据え
付けると共に、ユニットル−ムを形成する壁パネルに穿
設した孔に貫通金具を取り付け、建物の屋外には給湯の
ための燃焼装置を設置して、燃焼装置に取り付けた給湯
パイプを壁パネルに取り付けた貫通金具に接続し、バス
タブの正面又は背面から持ち出した追焚き配管に結合し
て施工は行われていた。また、強制循環方式では、配管
を自由に配置できるため、建物の躯体と浴室の隙間を利
用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような追
焚き配管取付装置によってユニットル−ム内へバスタブ
を据え付ける際に、追焚き配管がバスタブの正面又は背
面から持出しているために、屋外に設置された燃焼装置
に取り付けられた給水給湯管を躯体側に先行配管してい
ると、その配管を防水パン据え付け時につぶしてしまう
おそれがあり、したがってユニットル−ム等の組立は屋
外に設置する燃焼装置の取り付け工事に合わせて行って
おり、設備工事の施工業者とユニットル−ム据え付けの
施工業者の調整が必要であった。
焚き配管取付装置によってユニットル−ム内へバスタブ
を据え付ける際に、追焚き配管がバスタブの正面又は背
面から持出しているために、屋外に設置された燃焼装置
に取り付けられた給水給湯管を躯体側に先行配管してい
ると、その配管を防水パン据え付け時につぶしてしまう
おそれがあり、したがってユニットル−ム等の組立は屋
外に設置する燃焼装置の取り付け工事に合わせて行って
おり、設備工事の施工業者とユニットル−ム据え付けの
施工業者の調整が必要であった。
【0004】この出願発明は、従来技術の有するこのよ
うな問題点を解決するためになされたものであり、その
目的とするところは、ユニットル−ム内に据え付けるバ
スタブへの給湯パイプの取り付け工事を、建物の屋外に
おける燃焼装置の取り付け工事と調整する必要のない配
管、特に追焚き配管による取付施工方法及び防水パンを
提供するものである。
うな問題点を解決するためになされたものであり、その
目的とするところは、ユニットル−ム内に据え付けるバ
スタブへの給湯パイプの取り付け工事を、建物の屋外に
おける燃焼装置の取り付け工事と調整する必要のない配
管、特に追焚き配管による取付施工方法及び防水パンを
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この出願発明は、上記目
的を達成するために、ユニットル−ムに取り付ける防水
パンのバスタブを設置する凹部と、洗い場とによって形
成される段差部の凹部側の立壁部に、建物の屋外に据え
付けた燃焼装置からのペアチュ−ブを接続する貫通金具
が取り付けられており、燃焼装置の取り付け工事の際
に、燃焼装置に取り付けたペアチュ−ブを、基礎や外壁
等に沿って立ち上がるようにして予め建物躯体の内側に
取り付けておき、ユニットル−ムへのバスタブ据え付け
工事を燃焼装置の取り付け工事と調整することなく行う
ことができるものである。
的を達成するために、ユニットル−ムに取り付ける防水
パンのバスタブを設置する凹部と、洗い場とによって形
成される段差部の凹部側の立壁部に、建物の屋外に据え
付けた燃焼装置からのペアチュ−ブを接続する貫通金具
が取り付けられており、燃焼装置の取り付け工事の際
に、燃焼装置に取り付けたペアチュ−ブを、基礎や外壁
等に沿って立ち上がるようにして予め建物躯体の内側に
取り付けておき、ユニットル−ムへのバスタブ据え付け
工事を燃焼装置の取り付け工事と調整することなく行う
ことができるものである。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は、ユニットル−ムに設置された防水パンAと、それ
に据え付けられるバスタブBで、建物の屋外に設置され
た燃焼装置(図示せず)からのペアチュ−ブ1を、防水
パンAにおけるバスタブ設置のための凹部と洗い場によ
って形成される段差部2に取り付けられた貫通金具3に
接続し、バスタブAには貫通金具3に接続される循環ホ
−ス4が取り付けられている斜視図である。
1は、ユニットル−ムに設置された防水パンAと、それ
に据え付けられるバスタブBで、建物の屋外に設置され
た燃焼装置(図示せず)からのペアチュ−ブ1を、防水
パンAにおけるバスタブ設置のための凹部と洗い場によ
って形成される段差部2に取り付けられた貫通金具3に
接続し、バスタブAには貫通金具3に接続される循環ホ
−ス4が取り付けられている斜視図である。
【0007】図2は、従来の建物の躯体に設置されたユ
ニットル−ムを示す部分断面図で、スラブC、基礎D、
土台E、柱、外壁F等から躯体が構成されており、スラ
ブCに設置された支持装置8によって防水パンAは支持
されている。
ニットル−ムを示す部分断面図で、スラブC、基礎D、
土台E、柱、外壁F等から躯体が構成されており、スラ
ブCに設置された支持装置8によって防水パンAは支持
されている。
【0008】また、外壁Fの内側には、ユニットル−ム
を構成する壁パネルが防水パンA上に取り付けられてい
て、屋外に設置された燃焼装置からのペアチュ−ブ1
は、基礎D、外壁F等に沿って立ち上がり貫通金具3に
結合されている。
を構成する壁パネルが防水パンA上に取り付けられてい
て、屋外に設置された燃焼装置からのペアチュ−ブ1
は、基礎D、外壁F等に沿って立ち上がり貫通金具3に
結合されている。
【0009】つぎにこの出願発明のユニットル−ムへの
バスタブ据え付け施工と燃焼装置の取り付け施工につい
て図1により述べる。建物躯体が構築されて後、屋外に
バスタブB等へ給湯するための燃焼装置の設置工事が行
われるが、その際に燃焼装置からのペアチュ−ブを、基
礎や外壁等に沿って立ち上がるようにして予め建物躯体
の内側に取り付けておく。
バスタブ据え付け施工と燃焼装置の取り付け施工につい
て図1により述べる。建物躯体が構築されて後、屋外に
バスタブB等へ給湯するための燃焼装置の設置工事が行
われるが、その際に燃焼装置からのペアチュ−ブを、基
礎や外壁等に沿って立ち上がるようにして予め建物躯体
の内側に取り付けておく。
【0010】建物躯体へのユニットル−ムの据え付け
は、躯体であるスラブ上に、ユニットル−ムの防水パン
Aを支持する支持装置が取り付けられる。
は、躯体であるスラブ上に、ユニットル−ムの防水パン
Aを支持する支持装置が取り付けられる。
【0011】スラブに固定された支持装置によりユニッ
トル−ムを構成する防水パンAを建物の躯体に設置し、
既に建物躯体の内側に取り付けられてある燃焼装置のペ
アチュ−ブ1を、防水パンAのバスタブ設置のための凹
部と洗い場によって形成される段差部2に取り付けられ
た貫通金具3へ接続することにより、ペアチュ−ブ1は
建物躯体とユニットル−ムとの間に固定される。
トル−ムを構成する防水パンAを建物の躯体に設置し、
既に建物躯体の内側に取り付けられてある燃焼装置のペ
アチュ−ブ1を、防水パンAのバスタブ設置のための凹
部と洗い場によって形成される段差部2に取り付けられ
た貫通金具3へ接続することにより、ペアチュ−ブ1は
建物躯体とユニットル−ムとの間に固定される。
【0012】ペアチュ−ブ1が結合された防水パンAの
凹部にはバスタブBが設置され、バスタブBの側壁に取
り付けた循環ホ−ス4を防水パンAの段差部2に取り付
けた貫通金具3に接続することによって、循環ホ−ス4
とペアチュ−ブ1は貫通金具3で連結される。
凹部にはバスタブBが設置され、バスタブBの側壁に取
り付けた循環ホ−ス4を防水パンAの段差部2に取り付
けた貫通金具3に接続することによって、循環ホ−ス4
とペアチュ−ブ1は貫通金具3で連結される。
【0013】そしてペアチュ−ブ1が結合された防水パ
ンAの周囲に壁パネルを取り付けて躯体の外壁内側にユ
ニットの壁面を形成し、さらに壁パネルの上端に天井パ
ネルを取り付けることによってバスタブを取り付けたユ
ニットル−ムが出来上がる。
ンAの周囲に壁パネルを取り付けて躯体の外壁内側にユ
ニットの壁面を形成し、さらに壁パネルの上端に天井パ
ネルを取り付けることによってバスタブを取り付けたユ
ニットル−ムが出来上がる。
【0014】
【発明の効果】この出願発明によるユニットル−ム内に
据え付けるバスタブへの配管取付工事、特に追焚き配管
取付工事は、建物の屋外における燃焼装置の取付工事と
調整する必要がなく、また段差部を利用して追焚き配管
は取り付けられているので、先行して取り付けられた配
管を防水パン据え付け時につぶしてしまうこともなく、
優れた効果を有するものである。さらに、給湯、給水管
もこの出願発明の持ち出し方法を利用すると、さらに省
スペースを図ることができる。
据え付けるバスタブへの配管取付工事、特に追焚き配管
取付工事は、建物の屋外における燃焼装置の取付工事と
調整する必要がなく、また段差部を利用して追焚き配管
は取り付けられているので、先行して取り付けられた配
管を防水パン据え付け時につぶしてしまうこともなく、
優れた効果を有するものである。さらに、給湯、給水管
もこの出願発明の持ち出し方法を利用すると、さらに省
スペースを図ることができる。
【図1】防水パンAとその凹部に取り付けるバスタブB
を示す斜視図
を示す斜視図
【図2】従来の建物の躯体とユニットル−ムを示す部分
断面図
断面図
【図3】従来技術による追焚き配管取付装置を示す斜視
図
図
A 防水パン B バスタブ C スラブ D 基礎 E 土台 F 外壁 1 ペアチュ−ブ 2 段差部 3 貫通金具 4 循環ホ−ス 5 防水パンの凹部 6 燃焼装置 7 開口部 8 支持装置
Claims (4)
- 【請求項1】 防水パンを建物の躯体に設置し、防水パ
ンのバスタブを設置する凹部と洗い場とによって形成さ
れる段差部に貫通金具付きのペアチューブを取り付け、
あるいは貫通金具を取り付けた後ペアチューブを接続
し、次いでバスタブの循環ホ−スを貫通金具に接続して
後防水パンの凹部にバスタブを設置するユニットバス配
管の施工方法。 - 【請求項2】 ペアチュ−ブが追焚き用であることを特
徴とする請求項1に記載のユニットバス配管の施工方
法。 - 【請求項3】 防水パンのバスタブを設置する凹部と洗
い場とによって形成される段差部の凹部側の立壁部に、
ペアチューブを接続する貫通金具を取り付けた防水パ
ン。 - 【請求項4】 ペアチュ−ブが追焚き用であることを特
徴とする請求項3に記載の貫通金具を取り付けた防水パ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17797095A JP3176025B2 (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | ユニットバス配管の施工方法と防水パン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17797095A JP3176025B2 (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | ユニットバス配管の施工方法と防水パン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH094250A JPH094250A (ja) | 1997-01-07 |
JP3176025B2 true JP3176025B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=16040271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17797095A Expired - Fee Related JP3176025B2 (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | ユニットバス配管の施工方法と防水パン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3176025B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6020691B1 (ja) * | 2015-09-29 | 2016-11-02 | 株式会社オンダ製作所 | 浴槽用循環口装置 |
JP6428736B2 (ja) * | 2016-09-28 | 2018-11-28 | 株式会社オンダ製作所 | 浴槽用循環口装置に用いられる戻り側アーム及び往き側アーム |
-
1995
- 1995-06-22 JP JP17797095A patent/JP3176025B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH094250A (ja) | 1997-01-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |