JPH05724B2 - - Google Patents

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JPH05724B2
JPH05724B2 JP23766486A JP23766486A JPH05724B2 JP H05724 B2 JPH05724 B2 JP H05724B2 JP 23766486 A JP23766486 A JP 23766486A JP 23766486 A JP23766486 A JP 23766486A JP H05724 B2 JPH05724 B2 JP H05724B2
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JP
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valve
pressure
sensitive plate
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pressure reducing
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Mitsuyuki Fukuda
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NTC Manufacturing CO
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NTC Manufacturing CO
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  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、二次圧を感知して作動する感圧板
に、一次側と二次側との連通を開閉制御する減圧
用弁を連繋して、二次側の圧力を設定圧力内に保
持するよう構成せる減圧弁に、二次側の異常な圧
力の増大によりその圧力を逃す逃し弁を組込んだ
逃し弁付きの減圧弁に関する。
減圧弁は、通常、逃し弁と対に組合わせて用い
られるが、この減圧弁と逃し弁とは、従前にあつ
てはそれぞれ別個に製作されていて、一体に組合
わされているものはなく、使用の際に、それらを
組合わせながら各別に取付けるようにしていた。
この取付作業の面倒を避けるため、減圧弁に逃
し弁を一体に組込んだ逃し弁付きの減圧弁の要望
があり、この要望に応えるため、出願人は、第1
図に示している如き構成の逃し弁付きの減圧弁を
開発し、出願した。
この逃し弁付きの減圧弁は、二次圧を感知して
作動するよう弁箱1に組付けた感圧板2に、一次
側Xと二次側Yとを連通する弁口30を開閉制御
するよう弁箱1内に装設せる減圧用弁31に連結
するバランス用のピストン4の外端側を、離接自
在に連繋し、そのピストン4の外端部には逃し弁
用の弁aを設け、その逃し弁用の弁aにより開閉
する排出口bを前記感圧板2に設けて構成してい
るものであつて、二次側Yの圧力が設定圧力以上
となつて、減圧用弁31が、一次側Xと二次側Y
とを連通する弁口30を閉塞しその位置に保持さ
れている状態において、二次側Yの圧力が異常に
高くなると、減圧用弁31が弁口30の回りの減
圧用弁座32に突き当つて上昇作動を阻止される
ことで、その減圧用弁31に連結して動かない状
態にあるバランス用のピストン4をその位置に残
して感圧板2が上昇することにより、ピストン4
の外端側と感圧板2との間が第2図に示している
如くに離れて、感圧板2に設けておいた排出口b
が開放し、二次側Yの圧力がこの排出口bから外
部に逃げるように作用するものである。
しかし、この手段には、逃し口となる排出口b
を感圧板2に設けていることから、逃し弁動作の
ときに排出口bから排出される圧力(水)が、感
圧板2を弁箱1に組付けるようその感圧板2の外
側に設けられるバネケース50の内腔を経て外部
に排出されるようになることで、そのバネケース
50内に、感圧板2を二次側Yの圧力に対向さす
ように設けられるバネ51およびバネ支持金具5
2等が水に接するようになつて、銹などの腐蝕に
より減圧弁としての機能を損なうようになる不都
合が生ずることと、バネ支持金具52に排出口b
を設け、バネケース50またはカバー54に排水
口50aを設けなければならないこと等で、コス
ト高になることと、バネ支持金具52に排出口b
を設けることから、メンテナンスに際し排水口5
0aに接続する配管を外さないと、バネケース5
0の装脱が行なえず、感圧板2等の点検・取外し
が不便なこと等の欠点がある。
本発明は、上記手段に生じている上述の問題を
解消せしめるためになされたものであつて、減圧
弁に組付ける逃し弁が、それの作動時に、排出す
る水を感圧板からバネケース側に導くことなく弁
箱の外に流出せしめるようになる新たな手段を提
供することを目的とする。
そして本発明においては、この目的を達成する
ための手段として、二次圧を感知して作動するよ
うに弁箱に組付けた感圧板に、一次側と二次側と
を連通する弁口を開閉制御するよう弁箱内に装設
した減圧用弁に連結するバランス用のピストンの
外端側を、離接自在に連繋し、弁箱の胴部には前
記バランス用のピストンの外周面との嵌合により
水密に保持される部位に外部に通ずる排出口を設
け、その排出口と一端側を連通する管路を前記バ
ランス用のピストンの内部に形設し、その管路の
他端側をピストンの外端側で、その外端側と感圧
板の接合により水密に囲われる部位に開設してな
る逃し弁付きの減圧弁を提起するものである。
次に実施の一例を図面に従い詳述する。なお図
面符号は同効の構成部材については従来手段と同
一の符号を用いるものとする。
第3図は本発明を実施せる逃し弁付きの減圧弁
Aの縦断した正面図、第4図は縦断した側面図
で、同図において、1は弁箱、2は二次圧を感知
して作動するよう弁箱1に組付けた感圧板、30
は弁箱1内の一次側Xと二次側Yとを連通する弁
口、31はその弁口30を開閉制御する減圧用
弁、4は減圧用弁31に連結したバランス用のピ
ストン(バランス弁)、bは弁箱1の胴部に外気
に連通するよう設けた排出口を示している。
弁箱1は、一側(第3図で左側)に、水道栓等
に通ずる配管を接続する接続管に形成した水入口
10を具備し、他側にボイラー等に連通する配管
を接続する接続管に形成した水出口11を具備
し、上面側には、前記水出口11と通ずる二次側
Yの圧力の変動を感知して作動する感圧板2が組
付けられ、内部には、水入口10と通ずる一次側
Xと水出口11と通ずる二次側Yとを隔てる隔壁
12に、軸線方向を上下方向とした軸筒状の筒状
部13が一次側Xに連通して設けられ、その筒状
部13の下端側の開放口が一次側Xと二次側Yと
を連通させる前記弁口30に形成してあり、その
弁口30の口縁に前記減圧用弁31と対向する減
圧弁用弁座32が形設してある。
前記減圧用弁31は、この減圧用弁座32にそ
れの下方から進退自在に対向させ、減圧動作バネ
33によりその減圧用弁座32に向け押出し、該
減圧用弁31に連結させた弁杆34に一体的に形
設せる前述のバランス用のピストン4の上端側
を、前記感圧板2に連繋させることで、所定の減
圧作動を行なうようにしてある。
しかして、前記ピストン4は、それの外周面の
上端側(外端側)と下端側(内端側)とに、嵌合
する筒状部13の内周面との間の水密を保持さす
ためのOリング40,40がそれぞれ装着してあ
つて、これにより、弁箱1の胴部内に該ピストン
4の外周面により水密に保持される部位cを形成
している。そして、この水密に保持される部位c
で前記筒状部13の周壁が第4図に示している如
く弁箱1の外壁となる部分に、外気に対して連通
する排出口bが形設してある。
また、ピストン4には、それの内部に、一端側
がポート60…を介して前記水密に保持される部
位cに対して連通する管路6が形設され、その管
路6の他端側は、ピストン4の上端側の端面で、
そのピストン4の上端側と感圧板2との連繋部の
接合部分で水密に囲われる部位にポート61とし
て開設してある。
そして、前記ピストン4の上端側と感圧板2と
の連繋部は、ピストン4の上端側にあつては、前
記管路6の他端側のポート61を取り囲む環状に
形成した逃し弁用の弁70を、ピストン4を形成
している素材により一体に連続させて形設する
か、または、別体に形成してピストン4の上面側
に組付け止着することで装設しておき、感圧板2
側にあつては、前記逃し弁用の弁70と対向する
弁座71を装設しておいて、この弁70と弁座7
1とが接合することで連繋が行なわれるようにな
つている。
なお、図示する実施例装置において、50は感
圧板2を弁箱1の上面側に組付ける組付部材を兼
ねて弁箱1の上面に組付けたバネケース、51は
感圧板2を二次側Yの圧力に対向さすよう下方に
押圧さすバネ、52はそのバネ51の下端側を支
承さすよう感圧板2の上面側に組付けたバネ支持
金具、53は前記バネ51の上端側を支承せしめ
てバネケース50の上端部に螺合した調整ネジ、
80は弁箱1内の一次側Xに設けた逆止弁、81
はストレーナー、82は負圧作動機構である。
上述の如く構成せる実施例装置は次のように作
用する。
二次側Yの圧力が、設定圧力より低いときは、
バネ51のバネ圧で感圧板2が下方に押下げられ
ることで、減圧用弁31がバランス用のピストン
4および弁杆34を介して下方に押されて減圧用
弁座32から離れ、弁口30を開放し、一次側X
から二次側Yに湯・水が流れるようになる。そし
て、これにより二次側Yの圧力が増大してくる
と、感圧板2がバネ51のバネ圧に抗して上方に
動き、減圧用弁31が減圧動作バネ33により押
上げられて減圧用弁座32に近づき、弁口30の
開度を狭める。
次に二次側Yの圧力が設定圧力の近くになる
と、減圧用弁31が減圧用弁座32に当接して弁
口30を閉塞し、二次側Yへの湯・水の流入を停
めるようになる。そして、これにより二次側Yの
圧力を設定圧力に保持するようになる。
次に、二次側Yの圧力が設定圧力に保持されて
減圧用弁31が減圧用弁座32に衝合して弁口3
0を閉塞している状態において、二次側Yに接続
したボイラーの缶内の昇温などで、二次側Yの圧
力が異常に高くなると、減圧用弁31が減圧用弁
座32に衝突して動かないことでバランス用のピ
ストン4を第3図の状態位置に残して感圧板2が
上方に動き、これによりピストン4の外端側と感
圧板2の内側との間が第5図の如く離れて、逃し
弁用の弁70と逃し弁用の弁座71とで構成され
ている逃し弁が開放した状態となつて、二次側Y
の圧力が同第5図で矢印に示している如く、ピス
トン4の外端側に開設したポート61から管路6
を経て、弁箱1内の水密に保持されていた部位c
に流入し、そこから排出口bを介して外部に排出
されていくようになる。
以上説明したように、本発明による逃し弁付き
の減圧弁は二次圧を感知して作動するよう弁箱1
に組付けた感圧板2に、一次側Xと二次側Yとを
連通する弁口30を開閉制御するよう弁箱1内に
装設した減圧用弁31に連結するバランス用のピ
ストン4の外端側を、離接自在に連繋し、弁箱1
の胴部には前記バランス用のピストン4の外周面
との嵌合により水密に保持される部位に外部に通
ずる排出口bを設け、その排出口bと一端側が連
通する管路6を前記バランス用のピストン4の内
部に形設し、その管路6の他端側をピストン4の
外端側で、その外端側と感圧板2との接合により
水密に囲われる部位に開設して構成してあるのだ
から、二次側の圧力が異常に高くなつて、逃し弁
が開放する動作を行なつたときに、二次側の圧力
がバランス用のピストンの内腔の管路を経て弁箱
の胴部に設けられた排出口から外部に逃げるよう
になるので、感圧板およびバネケースに排出口を
設ける必要がなくなつて、バネケース内部が水に
漬かるようになつたり、メンテナンスを面倒にす
るなどの不都合を解消せしめ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前の逃し弁付き減圧弁の縦断正面
図、第2図は同上の逃し弁動作時の縦断正面図、
第3図は本発明による逃し弁付き減圧弁の縦断正
面図、第4図は同上の縦断側面図、第5図は同上
の逃し弁動作時の縦断側面図である。 図面符号の説明、A…逃し弁付きの減圧弁、X
…一次側、Y…二次側、a…逃し弁用の弁、b…
排出口、c…水密に保持される部位、1…弁箱、
10…水入口、11…水出口、12…隔壁、13
…筒状部、2…感圧板、30…弁口、31…減圧
用弁、32…減圧用弁座、33…減圧動作バネ、
34…弁杆、4…ピストン、40…Oリング、5
0…バネケース、50a…排水口、51…バネ、
52…バネ支持金具、53…調整ネジ、54…カ
バー、6…管路、60,61…ポート、70…逃
し弁用の弁、71…弁座、80…逆止弁、81…
ストレーナー、82…負圧作動機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 二次圧を感知して作動するよう弁箱1に組付
    けた感圧板2に、一次側Xと二次側Yとを連通す
    る弁口30を開閉制御するよう弁箱1内に装設し
    た減圧用弁31に連結するバランス用のピストン
    4の外端側を、離接自在に連繋し、弁箱1の胴部
    には前記バランス用のピストン4の外周面との嵌
    合により水密に保持される部位に外部に通ずる排
    出口bを設け、その排出口bと一端側が連通する
    管路6を前記バランス用のピストン4の内部に形
    設し、その管路6の他端側をピストン4の外端側
    で、その外端側と感圧板2との接合により水密に
    囲われる部位に開設してなる逃し弁付きの減圧
    弁。
JP23766486A 1986-10-06 1986-10-06 逃し弁付きの減圧弁 Granted JPS6391715A (ja)

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JP23766486A JPS6391715A (ja) 1986-10-06 1986-10-06 逃し弁付きの減圧弁

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JP23766486A JPS6391715A (ja) 1986-10-06 1986-10-06 逃し弁付きの減圧弁

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JPS6391715A JPS6391715A (ja) 1988-04-22
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JP23766486A Granted JPS6391715A (ja) 1986-10-06 1986-10-06 逃し弁付きの減圧弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6623664B2 (ja) * 2015-10-13 2019-12-25 京三電機株式会社 圧力調整装置
JP6996830B2 (ja) * 2017-12-07 2022-01-17 株式会社ダンレイ 減圧弁

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JPS6391715A (ja) 1988-04-22

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