JPH0572492U - 液体容器 - Google Patents

液体容器

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Publication number
JPH0572492U
JPH0572492U JP1118592U JP1118592U JPH0572492U JP H0572492 U JPH0572492 U JP H0572492U JP 1118592 U JP1118592 U JP 1118592U JP 1118592 U JP1118592 U JP 1118592U JP H0572492 U JPH0572492 U JP H0572492U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
rod
tip
container
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP1118592U
Other languages
English (en)
Inventor
和雄 五味
良英 光谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki and Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki and Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期間使用しても塗布し易く使用し易い液体
容器を提供する。 【構成】 液体収容外容器2の口部2A内の内容器3内
に、その底部3Aとの間に流路4を設けて弁5を収め、
弁5と内容器底部3A間に弾性体6を介挿し、弁5に先
端が曲面の棒7を連設し、弁5に密接し棒7を遊嵌して
突出するシート部材8A及び先パイプ8Bを内側に有す
る先具9で内容器3を外容器口部2Aに固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は修正液,液状糊等の液体を収容した液体容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来容器の1例の構成を示す縦断面図である。 この従来例は修正液1を入れた容器23の口部23Aに、頭部内面にハケ保持 棒24を有するキャップ25をハケ14が修正液1中に浸された状態で着脱可能 に螺着してなる。
【0003】 使用時はキャップ25を取り外し、ハケ保持棒24のハケ14に付着した修正 液1の量を容器23の口部23Aの内側エッジで流落して適量に調節し、これを 修正箇所に塗布して修正している。使用後、容器23の口部23Aにキャップ2 5を堅く螺着しておく。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来例にあっては、長期の使用によりハケ14が曲がったり、拡 散したりするため、塗布し難くなるばかりでなく、ハケ保持棒24の根元部,容 器23の口部23A内周及びキャップ25の裏面等に付着した修正液が固化して 使用しずらくなると共に、キャップ25が取り外し難くなる等の課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案容器は上記の課題を解決するため、図1に示すように液体1を収容した 外容器2の口部2A内の内容器3内に、その底部3Aとの間に流路4を設けて弁 5を収め、弁5と内容器3の底部3Aとの間に弾性体6を介挿し、弁5に先端が 曲面の棒7を連設し、弁5に密接し棒7を遊嵌して突出するシート部材8A及び 先パイプ8Bを内側に有する先具9で内容器3を外容器2の口部2Aに固定して なる。
【0006】
【作用】
塗布箇所に棒7を押圧すると棒7が引込み、これに連設した弁5が弾性体6の 弾力に抗して後退し、弁5とシート部材8A間が開き、外,内容器2,3内の液 体1が弁5及び棒7に沿って先端に自然流出し、塗布箇所に供給される。
【0007】 弁5が後退して流路4を閉じた後は、液体1の自然流出が停止する。又、棒7 の塗布箇所への押圧を解くと、棒7及び弁5が弾性体6の弾力により元に復し、 弁5とシート部材8A間が閉じて棒7の先端への自然流出が停止される。
【0008】 即ち、棒7の塗布箇所への押圧を繰り返すことにより液体1を棒7の先端に適 量自然流出させ、塗布箇所に適量を供給できることになる。
【0009】
【実施例】
図1(A)は本考案容器の第1実施例の構成を示す縦断面図、図1(B)はそ のA−A線断面図である。 図1において2は修正液1を収容した外容器、3は外容器2の口部2A内に収 めた内容器である。内容器3内に、その底部3Aとの間に流路4を設けて弁5が 収められ、弁5と内容器3の底部3Aとの間にバネ6が介挿されている。
【0010】 弁5に先端が曲面の合成樹脂棒7が連設され、弁5に密接し合成樹脂棒7を遊 嵌して突出するシート部材8A及び先パイプ8Bを内側に有する先具9で内容器 3が外容器2の口部2Aに固定されている。 11は外容器2内の修正液1中に入れた攪拌材、12は先具9に被着したキャ ップである。
【0011】 上記構成の第1実施例において、使用時にキャップ12を外し、塗布箇所に合 成樹脂棒7を押圧すると合成樹脂棒7が引込み、これに連設した弁5がバネ6の バネ力に抗して後退し、弁5とシート部材8A間が開き、外,内容器2,3内の 修正液1が弁5及び合成樹脂棒7に沿って先端に自然流出し、修正箇所に供給さ れる。
【0012】 弁5が後退して流路4を閉じた後は、修正液1の自然流出が停止する。又、合 成樹脂棒7の修正箇所への押圧を解くと、合成樹脂棒7及び弁5がバネ6のバネ 力により元に復し、弁5とシート部材8A間が閉じて合成樹脂棒7の先端への自 然流出が停止される。
【0013】 即ち、合成樹脂棒7の修正箇所への押圧を繰り返すことにより修正液1を合成 樹脂棒7の先端に適量自然流出させ、修正箇所に適量を供給し修正できることに なる。 使用後は、乾燥を防止するため先具9にキャップ12を被着しておくことは記 す迄もない。 この第1実施例の場合、外容器2を可撓性部材で作成すればこれを押圧するこ とにより修正液1の流出を速めることができる。
【0014】 図2(A)は第2実施例の構成を示す縦断面図、図2(B)はそのA−A線断 面図である。 この第2実施例は図1の第1実施例においてシート部材8A及び先パイプ8B を先具9に別体として摺嵌してなる。13はシート部材8Aの外周に設けたOリ ング溝15に嵌装したOリングである。
【0015】 この第2実施例において使用時にキャップ12を外し、塗布箇所に合成樹脂棒 7を押圧すると合成樹脂棒7が引込み、これに連設した弁5がバネ6のバネ力に 抗して後退し、弁5とシート部材8A間が開き、外,内容器2,3内の修正液1 が弁5及び合成樹脂棒7に沿って先端に自然流出し、修正箇所に供給される。
【0016】 弁5が後退して流路4を閉じた後、更に合成樹脂棒7及び弁5をバネ6に抗し て押し込むと、先パイプ8B及びシート部材8Aも一緒に後退し、内容器3内の 修正液3がシート部材8Aの後退により加圧されて弁5及び合成樹脂棒7に沿っ て強く押し出され、換言すればシート部材8Aの後退によるポンプ作用により押 し出されて先端に強制的に流出される。
【0017】 合成樹脂棒7及び先パイプ8Aの修正箇所への押圧を解くと合成樹脂棒7及び 弁5がバネ6のバネ力により、又先パイプ8B及びシート部材8Aが合成樹脂棒 7の反発により元に復し、弁5とシート部材8A間が閉じて合成樹脂棒7の先端 への流出が停止される。
【0018】 即ち、合成樹脂棒7の修正箇所への押圧と先パイプ8Bの修正箇所への押圧を 繰り返すことにより修正液1を合成樹脂棒7の先端に適量強制的に流出させ、修 正箇所に適量を供給して修正できることになる。
【0019】 第1実施例は修正液1を合成樹脂棒7及び弁5の後退により自然流出して合成 樹脂棒7の先端に供給する作用をなすだけなので、修正液1の粘性が比較的に低 い場合に適し、第2実施例は、修正液1を合成樹脂棒7及び弁5の後退により自 然流出した後、先パイプ8B及びシート部材8Aも後退させることによるポンプ 作用により合成樹脂棒7の先端に強制的に供給する作用をなすので、修正液1の 粘性が比較的に高い場合に適する。
【0020】 又、本考案においては、図1,図2に示すように棒7の先端部又は外周軸方向 に液供給用スリット16を設けることにより液供給が一層スムーズに確実に行わ れるので好ましい。
【0021】
【考案の効果】
上述のように本考案によれば、液体1を収容した外容器2の口部2A内の内容 器3内に、その底部3Aとの間に流路4を設けて弁5を収め、弁5と内容器3の 底部3Aとの間に弾性体6を介挿し、弁5に先端が曲面の棒7を連設し、弁5に 密接し棒7を遊嵌して突出するシート部材8A及び先パイプ8Bを内側に有する 先具9で内容器3を外容器2の口部2Aに固定してなるので、液体1を棒7及び 弁5の後退により自然流出して棒7の先端に供給することができ、長期間使用し ても棒7を損なうことがないこと、棒7の先に付着した液体1が乾燥しても内部 よりの液体1で溶かされること又は乾燥物を剥離できること等により塗布し易く 使用し易いばかりでなく、液体の固化によりキャップ12を取り外し難くなるこ とはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案容器の第1実施例の構成を示す
縦断面図、(B)はそのA−A線断面図である。
【図2】(A)は第2実施例の構成を示す縦断面図、
(B)はそのA−A線断面図である。
【図3】従来容器の1例の構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 液体(修正液) 2 外容器 2A 口部 3 内容器 3A 底部 4 流路 5 弁 6 弾性体(バネ) 7 (合成樹脂)棒 8A シート部材 8B 先パイプ 9 先具 12 キャップ 16 液供給用スリット

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体(1)を収容した外容器(2)の口
    部(2A)内の内容器(3)内に、その底部(3A)と
    の間に流路(4)を設けて弁(5)を収め、弁(5)と
    内容器(3)の底部(3A)との間に弾性体(6)を介
    挿し、弁(5)に先端が曲面の棒(7)を連設し、弁
    (5)に密接し棒(7)を遊嵌して突出するシート部材
    (8A)及び先パイプ(8B)を内側に有する先具
    (9)で内容器(3)を外容器(2)の口部(2A)に
    固定してなる液体容器。
  2. 【請求項2】 シート部材(8A)及び先パイプ(8
    B)を先具(9)に別体として摺嵌してなる請求項1の
    液体容器。
  3. 【請求項3】 棒(7)の先端部又は外周軸方向に液供
    給用スリット(16)を設けてなる請求項1の液体容
    器。
JP1118592U 1992-03-05 1992-03-05 液体容器 Pending JPH0572492U (ja)

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JP1118592U JPH0572492U (ja) 1992-03-05 1992-03-05 液体容器

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JP1118592U JPH0572492U (ja) 1992-03-05 1992-03-05 液体容器

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JPH0572492U true JPH0572492U (ja) 1993-10-05

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JP1118592U Pending JPH0572492U (ja) 1992-03-05 1992-03-05 液体容器

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