JPH0543907Y2 - - Google Patents

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JPH0543907Y2
JPH0543907Y2 JP882487U JP882487U JPH0543907Y2 JP H0543907 Y2 JPH0543907 Y2 JP H0543907Y2 JP 882487 U JP882487 U JP 882487U JP 882487 U JP882487 U JP 882487U JP H0543907 Y2 JPH0543907 Y2 JP H0543907Y2
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valve
applicator
hole
liquid
tip
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、修正液、マニキユア、接着剤あるい
はマーキングペン用のインキ等の液体を、可撓性
ある弾性容器に収納し、弾性容器の押圧・解除に
よるカム作用によつて、該容器の開口部に装着し
た弁機構を作動して弁孔を開閉し、塗布部に液体
を供給する塗布具に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、このような塗布具として、マーキングペ
ンのインキ調節装置(実公昭55−32784公報)が
出願人により提案されている。この考案は、第4
図に示されるようにインキ筒1の押圧部4を押圧
すると、可撓性材料よりなる一対の操作杆17が
軸心方向に移動し、その下部に連設した操作片1
8のテーパー面19が、弁杆21の下端に連設さ
れた摺動体24のテーパー面を押圧、カム作用に
より弁杆21が下方に摺動して弁孔11が開き、
インキがインキ吸収材25を介してペン先5へ導
出されるよう構成されている。
しかし、この構成に於いては、マーキングペン
のインキのように浸透性のよい低粘度の液体を用
いるには適しているが、修正液やマニキユア液等
の比較的粘度の高い液体を用いるには適していな
い。即ち、液体の粘度が高い為ペン先へ導出しが
たくかつペン先より流出しがたい問題がある。
また、前記問題により、弁機構を作動させ過剰
に液体を供給してしまい、塗布部を塗布面に当接
した時、表面張力により急激に液体が流出し、い
わゆるボタモレを生じる。さらに、押圧時に弾性
容器内が加圧されるため、急激に液体が供給され
ボタモレを生じる問題点がある。
本考案は、これら問題点を解消し、構造が簡単
で塗布部より急激に液体が流出することなく、適
量の液体を塗布部に導出できる、使い易い塗布具
を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 即ち本考案は、弾性容器の押圧・解除によるカ
ム作用によつて、該容器の開口部に装着した弁機
構を作動して弁孔を開閉し、塗布部に液体を供給
する塗布具において、弾性容器1の開口部8に連
設された先筒18内に、先端が先筒18先端より
突出して塗布部24とされ、後端が弁機構7の弁
杆12先端に当接された塗布体23が、弁杆12
側に摺動可能に弾発されていると共に、塗布体2
3後部と弁機構7の弁孔13間には、塗布体23
が弁杆12側へ摺動したとき塗布体23後部と密
接して弁孔13との流通を遮断する環状遮断部3
2が形成されていることを特徴とする塗布具であ
る。
(実施例) 以下、図面に従い本考案を詳細に説明する。
1は筒状に形成された有底の弾性容器であり、
ポリエチレンやポリプロピレン等の可撓性ある弾
性材料よりなる。
弾性容器1は、上半部が円筒に、下半部が横断
面において相対する短辺部2,2′および、長辺
部3,3′よりなる楕円状の偏平筒状部4に形成
されており、偏平筒状部4側面の長辺部3,3′
の中央部には夫々側面を内方へ逆U字状に凹入し
て突設した、相対する一対の操作片5,5′が形
成さている。また逆U字状凹入部の下部に連続す
る、相対する長辺部3,3′が押圧部6,6′とな
つており、押圧しやすくなつている。
なお、弾性容器1は通常吹き込み成型等の手段
で形成されるが、偏平筒状部4の横断面は長円形
であるいは長方形状に形成してもよい。
7は開口部8に装着された公知の弁機構であ
り、開口部8に嵌着された弁筒9、弁筒9に嵌着
された弁座筒10、弁筒9と弁座筒10の軸心部
に位置して摺動自在であり上方にむかつて縮径す
る円錐台状の弁部11が形成された弁杆12、お
よび弁筒9の底部と弁部11間に張設され、自然
状態で弁部11を弁座10′に圧接し弁孔13を
閉じる作用をなすスプリング14よりなる。
15は上方に向いて縮径する円錐状の摺動部で
あり、周面がテーパー面16となつている。
摺動部15は、その中心孔17に弁筒9より下
方に突出する弁杆12の下部が挿通され、テーパ
ー面16が、相対する操作片5,5′の内端間に
該内端と接触あるいは接触しうるよう近接して配
置され、圧入或いは接着する等手段で固定されて
いる。
18は小径孔19、中径孔20、大径孔21を
有する先筒であり、弾性容器1の開口部8の外周
面に刻設された螺子22に螺合、連設されてい
る。23は先端が先筒18の小径孔19先端より
突出して塗布部24とされ、後端が弁杆12の先
端部に当接された刷毛状の塗布体である。
塗布体23は、先端部に環状斜面25、後端部
に環状斜面26およびその上部周面に環状鍔27
が形成された摺動体28及び摺動体28に植設さ
れた刷毛体29よりなり、環状斜面25が先筒1
8の環状段部30に密接して抜け止め状に係止さ
れると共に、環状鍔27と環状段部30間に張設
されたスプリング31により弁杆12側へ摺動可
能に弾発されている。
尚、スプリング31の弾発力は弁機構7のスプ
リング14よりも小とし、弁孔13が開かないよ
う設定されている。
また、塗布体23は、毛筆状あるいは多孔質の
スポンジ状に、また塗布部24と摺動体28を同
一材質で一体成型する等、用途に応じて適宜の構
成とすることができる。
32は塗布体23の後部と、該後部に連通する
弁機構7の弁孔13間に形成される環状遮断部で
ある。環状遮断部32は、押圧部6,6′の押圧
による弁杆12の摺動ろ共に、塗布体23が弁杆
12側へ摺動したとき、塗布体23の後部と密接
して弁孔13側との流通を遮断するものである。
本実施例の環状遮断部32は、大径孔21に挟
着固定されたポリエチレン等弾性体よりなる筒3
3の内側に、摺動体28の後端外径より大で、且
つ環状斜面26の外径よりは小なる内径の通孔3
4を有する鍔部35が、摺動体28の後端よりや
や内方位置に一体成型され、形成されている。
尚、環状遮断部32は、筒33の内径を環状鍔
27の外径よりも小として、塗布体23が弁杆1
2側へ摺動したとき、環状鍔27と密接するよう
構成することもできる。
次に本考案実施例の作用について説明する。
例えば弾性容器1内に修正液を充填すれば、修
正具とすることができるが、不使用時においては
第1図に示されるように弁部11が弁座10′に
圧接して弁孔13が閉じられているので、液体は
塗布部24へ供給されない。
使用時、塗布部24を下方に向けた状態で押圧
部6,6′を把持しA方向へ押圧すると、操作片
5,5′が内方へ移動して摺動部15のテーパー
面16を押圧、カム作用により弁杆12がスプリ
ング14の弾発力に抗してB方向へ摺動、第3図
に示されるように弁孔13が開き液体が弾性容器
1より、塗布体23側へ供給される。又、弁杆1
2がB方向に摺動すると同時に、後端が弁杆12
先端に当接された塗布体23もスプリング31の
弾発力により弁杆12側へ摺動し、環状斜面26
が環状遮断部32である鍔部35に密接係止して
通孔34を閉ざされる。従つて、弁孔13と塗布
体23側の流通が遮断され、液体の急激な供給が
阻止される。次いで、押圧を解除すると、弾性容
器1の可撓性により前記と逆の作用で第1図の状
態に復帰するが、復帰する過程で通孔34が開い
て遮断が解除され、液体が中径孔20より塗布部
24へ導出され塗布することができる。
塗布部24の液体が塗布により消費されたとき
は押圧部6,6′の押圧・解除の繰り返しにより、
液体が弾性容器1より新たに供給されるので、継
続して塗布することができる。
また復帰した第1図の状態では、摺動体28の
環状斜面25が環状段部30に密接係止されるの
で、中径孔20に供給された液体が重力で塗布部
24に導出され、ボタモレを生じることはなく、
常に適量の液体を導出でき、比較的粘度の低い液
体も用いることができる。
尚、毛細管作用では浸透しがたいような比較的
粘度が高い液体を用いるときは、常時、塗布部2
4と中径孔20を連通して液体が導出するよう構
成すると、導出が良好となるので望ましい。例え
ば本実施例の環状斜面25に軸方向の溝を複数形
成してもよく、使用する液体の粘度により適宜選
択できる。
また、本考案においては、塗布体23の弁杆1
2方向への弾発力を、弁杆12を弾発するスプリ
ング14の弾発力よりも小さく且つ、弾性容器1
を押圧したとき負荷される弾性容器1内の圧力よ
りも小さく設定してもよい。
この場合、弾性容器1を押圧したときは前述の
ように塗布体23の環状斜面26が環状遮断部3
2に密接係止して通孔34を閉じ、その直後負荷
された圧力により、塗布体23がスプリング31
の弾発力に抗して、押し戻され、通孔34が開き
液体が供給される。
即ち、押圧したとき、通孔34が閉じられるの
で中径孔20内への急激な供給が阻止されると共
に、その直後に通孔34が開くため、中径孔20
内に比較的速く液体が供給される利点があり、や
や粘度の高い液体を用いるとき有効である。
(考案の効果) 本考案は以上のように、弾性容器の押圧時に、
急激な液体の供給が阻止されるので、ボタモレを
生じることはなく、適量の液体を塗布部へ導出す
ることができる。また、構造も簡単で使い易く、
各種用途に応じた塗布具を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の不使用時を示す半裁縦
断面図である。第2図は第1図のa−a横断面図
である。第3図は本考案の作用を説明する一部省
略半裁断面図である。第4図は従来塗布具の縦断
面図である。 1……弾性容器、7……弁機構、8……開口
部、10′……弁座、12……弁杆、18……先
筒、23……塗布体、24……塗布部、32……
環状遮断部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性容器の押圧・解除によるカム作用によつて
    該容器の開口部に装着した弁機構を作動して弁孔
    を開閉し、塗布部に液体を供給する塗布具におい
    て、弾性容器の開口部側に連設された先筒内に、
    先端が先筒先端より突出して塗布部とされ、後端
    が弁機構の弁杆先端に当接された塗布体が、弁杆
    側に摺動可能に弾発されていると共に、塗布体後
    部と弁機構の弁座間には、塗布体が弁杆側へ摺動
    したとき塗布体後部と密接して弁孔との流通を遮
    断する環状遮断部が形成されていることを特徴と
    する塗布具。
JP882487U 1987-01-23 1987-01-25 Expired - Lifetime JPH0543907Y2 (ja)

Priority Applications (4)

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JP882487U JPH0543907Y2 (ja) 1987-01-25 1987-01-25
US07/143,915 US4960340A (en) 1987-01-23 1988-01-13 Implement for applying liquid
DE3801674A DE3801674C2 (de) 1987-01-23 1988-01-21 Gerät zum Auftrag von Flüssigkeit
US07/754,263 US5172996A (en) 1987-01-23 1991-08-29 Implement and applying liquid with plural independent valves

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614838Y2 (ja) * 1988-01-19 1994-04-20 株式会社サクラクレパス 塗布具
JP6127299B2 (ja) * 2011-09-27 2017-05-17 株式会社トキワ 液状化粧料容器

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JPS63118978U (ja) 1988-08-01

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