JPH057240Y2 - - Google Patents

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JPH057240Y2
JPH057240Y2 JP1987099171U JP9917187U JPH057240Y2 JP H057240 Y2 JPH057240 Y2 JP H057240Y2 JP 1987099171 U JP1987099171 U JP 1987099171U JP 9917187 U JP9917187 U JP 9917187U JP H057240 Y2 JPH057240 Y2 JP H057240Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は縦形CVD装置を用いて低温酸化膜
(LTO)、ドープポリシリコン等の薄膜形成を行
う時に用いる石英ホルダに関する。
〔従来の技術〕
LTO,PSG、リンドープポリシリコン等の薄
膜を減圧CVD法によつて形成する場合には、石
英製ホルダを用いているが、膜厚分布の均一性を
得るために反応管とホルダの隙間を10mm以下に抑
えている。
第3図は縦形CVD装置における反応管1と円
形状のホルダ2の位置関係を示したものである。
反応管1とホルダ2の隙間をL1で示し、ホル
ダ2を支持している石英ボート11(第1図参
照)の支持棒3と反応管1の隙間をL2で示して
ある。ここでL1は約10mm、L2は約5mmであ
る。
石英ボート11には約40枚のホルダ2が装着さ
れるが、ボート11の長さは約800mmであり、垂
直に立たせたいわゆる縦形の場合においてL2が
5mmの場合、ボート11の支持棒3と反応管1の
内壁が接触する心配がある。
特にボート11を回転して使用する場合にはボ
ート11の垂直度が重要であるが、ボート11は
石英部品であるため加工精度を抑えるのが難し
く、使用中の摩耗を考慮すると、実用面でL2を
大きくする必要があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のように従来の円形状石英ホルダでは、ボ
ート11の支持棒3と反応管1の内壁が接触する
おそれがあるため、ボート11の支持棒3と反応
管1の隙間L2を大きくする必要があり、当然の
ことながら反応管1とホルダ2の隙間L1も大き
くなり、膜厚分布の均一性を得ることができなく
なるという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の目的は上記の問題点を解決するため、
石英ホルダ2と反応管1の隙間L1を変えること
なしにボート11の支持棒3と反応管1の隙間L
2を大きくすることにある。
即ち、本考案石英ホルダは、第2図示のように
縦形CVD装置に用いられる石英ホルダ2におい
て、このホルダ2を支持する石英ボート11の支
持棒の位置をホルダの中心O部に寄せるために必
要な切り欠き4を設けてなる構成としたものであ
る。
〔作用〕
このような構成とすることによりボート11の
支持棒3をホルダ2の中心O部に向かつて寄せた
小形のボート構造にできるため、当該ボート11
の支持棒3にホルダ2の切り欠き4を保持するこ
とができる。
そのため、支持棒3と反応管1の隙間L2を、
寄せた分だけ大きくでき、支持棒3と反応管1が
接触するようなおそれはない。
〔実施例〕
以下図面によつて本考案の実施際を説明する。
第1図は本考案石英ホルダを用いた縦形CVD
装置の一例を示す簡略斜視図、第2図は本考案石
英ホルダの一実施例と反応管、ボートの位置関係
を示す横断面図である。
本実施例では、第2図示のようにボート11を
構成する4本の支持棒3の位置を、これに保持さ
れるホルダ2の中心O部に寄せ、かつ各支持棒3
が石英ホルダ2の外周より内側に入るような切り
欠き4を設けてなるものである。
換言すれば、ホルダ2に4個の切り欠き4を設
けることにより、第2図示のようにボート11の
4本の支持棒3をホルダ2の中心O部に向かつて
寄せた小形のボート構造にできるため、当該ボー
ト11の各支持棒3にホルダ2の各切り欠き4を
保持することができる。
そのため、各支持棒3と反応管1の隙間L2を
寄せた分だけ大きくできる。第2図例ではL2=
L1になるようにしてある。また、ホルダ2は矢
印aで示す方向から各支持棒3に装着できるよう
に4つの切り欠き4を備えている例を示してい
る。
上記のように石英製ホルダ2と反応管1の隙間
L1を変えることなしにボート11の支持棒3と
反応管1の隙間L2を大きくすることができるた
め、ボート11の支持棒3が反応管1に接触する
おそれがなくなり、石英ボート11の反応管1内
への出し入れを容易にできる。
実際、本実施例による石英製ホルダを用いて
LTO,PSGなどの薄膜を形成した結果、均一性
の良い膜厚分布が得られることが判明した。
次に第1図の縦形CVD装置について概要を説
明する。
本考案の石英ホルダを載せた石英ボート11
は、昇降機構部の石英製ボート支持台10の上に
置かれている。石英ボート11にはホルダ2を約
1°の傾きで挿入出来るように斜めに溝が切られて
いる。石英ボート11の各溝には約40枚の石英ホ
ルダ2を装填する。石英ホルダ2は約2mmの厚さ
で表面及び裏面は#1200の粗さに仕上げられてい
る。LTO,PSG生成の際にはホルダ2上に装着
されたウエーハと対向するホルダ2の間隔が15〜
20mmとなるように、ボート11に溝が切られてい
る。ホルダ11上へのウエーハの装着はウエーハ
搬送機構5を用いて自動的に行われる。
第1図において本考案の石英ホルダーはボート
11上に装着されている。ウエーハの石英ホルダ
2上への装着過程は、ウエーハカセツト6より1
枚ずつウエーハ搬送機構5を用いて石英ホルダ1
1上に移載される。1枚のウエーハの移載が終わ
ると昇降機構7によりボート11が上下方向に移
動し次のウエーハの移載が継続して行われる。ホ
ルダ11への全ての移載が終了するとボート移載
機構9を用いて反応室12側へボート11が移動
し、ボート昇降機構8により反応室12へボート
11が移動する。この反応室12内でウエーハの
表面にCVD膜を生成する。ウエーハの取出しは
上記の逆の過程を経て取り出され、ウエーハカセ
ツト6内に1枚ずつ収納されることになる。
〔考案の効果〕
上記の説明から明らかなように本考案によれ
ば、石英ホルダ2と反応管1の隙間L1を変える
ことなしに石英ボート11の支持棒3と反応管1
の内壁の隙間L2を大きくできるので、膜厚分布
の均一性を得ることができるばかりでなく、ボー
ト11の反応室12内への搬入、搬出が容易に行
えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案石英ホルダを用いた縦形CVD
装置の一例を示す簡略斜視図、第2図は本考案石
英ホルダの一実施例と反応管、ボートの位置関係
を示す横断面図、第3図は従来の石英ホルダの一
例と反応管、ボートの位置関係を示す横断面図で
ある。 1……反応管、2……石英ホルダ、3……支持
棒、4……切り欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦形CVD装置に用いられる石英ホルダにおい
    て、このホルダを支持する支持部を有した石英ボ
    ートの支持棒の位置をホルダの中心部に寄せ、か
    つ支持棒が石英ホルダの外周より内側に入る様な
    切り欠きを設けてなる縦形CVD膜用石英ホルダ。
JP1987099171U 1987-06-26 1987-06-26 Expired - Lifetime JPH057240Y2 (ja)

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JP1987099171U JPH057240Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

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JP1987099171U JPH057240Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

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JPS647263U JPS647263U (ja) 1989-01-17
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ID=31326079

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60107843A (ja) * 1983-11-16 1985-06-13 Tekunisuko:Kk 組立式支持具
JPS61247048A (ja) * 1985-04-24 1986-11-04 Nec Corp 縦型拡散炉用ボ−ト
JPS6299476A (ja) * 1985-10-28 1987-05-08 Agency Of Ind Science & Technol プラズマcvd装置の放電電極

Patent Citations (3)

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JPS60107843A (ja) * 1983-11-16 1985-06-13 Tekunisuko:Kk 組立式支持具
JPS61247048A (ja) * 1985-04-24 1986-11-04 Nec Corp 縦型拡散炉用ボ−ト
JPS6299476A (ja) * 1985-10-28 1987-05-08 Agency Of Ind Science & Technol プラズマcvd装置の放電電極

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JPS647263U (ja) 1989-01-17

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