JPH057217B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH057217B2
JPH057217B2 JP58058287A JP5828783A JPH057217B2 JP H057217 B2 JPH057217 B2 JP H057217B2 JP 58058287 A JP58058287 A JP 58058287A JP 5828783 A JP5828783 A JP 5828783A JP H057217 B2 JPH057217 B2 JP H057217B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
window glass
conductive film
fog
transparent conductive
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58058287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59184046A (ja
Inventor
Shigeki Hamaguchi
Kenji Nakano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP58058287A priority Critical patent/JPS59184046A/ja
Publication of JPS59184046A publication Critical patent/JPS59184046A/ja
Publication of JPH057217B2 publication Critical patent/JPH057217B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/023Cleaning windscreens, windows or optical devices including defroster or demisting means
    • B60S1/026Cleaning windscreens, windows or optical devices including defroster or demisting means using electrical means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、結露による曇を防止した自動車用窓
ガラスに関する。
従来、自動車用窓ガラス表面の結露による曇を
防止するための装置としては、フアンによつて温
風を窓ガラス表面に吹き当てるデフロスタ装置が
用いられていた。
しかし、デフロスタ装置には以下の如き欠点が
あつた。
第1に、温風が、窓ガラスに均一に当たらない
ため防曇効果が低かつた。
第2に、デフロスタ装置は空調装置と一体にな
つているため、デフロスタ装置作動時には該装置
から吹き出す温風によつて必要以上に車室温が高
まり、車内温度を快適温度に保つことが困難であ
り、又、エネルギー的にもロスが大きかつた。
第3に、デフロスタ装置は、その作動時の騒音
が大きかつた。
本発明は、自動車用窓ガラスの防曇機構として
従来採用されていたデフロスタ装置の以上の様な
欠点に鑑み案出されたものであり、上記欠点のな
い結露防止機構を自動車用窓ガラスに実現するこ
とを目的とする。
即ち、本発明の自動車用防曇窓ガラスは、自動
車用窓ガラスの表面上に形成された一対の電極
と、該一対の電極間を帯状に結ぶ発熱体であつ
て、途中にU字状の屈曲部を少なくとも一つ有
し、該屈曲部の中心部と外周部とで長さの相違に
よつて生じる当該中心部と外周部との発熱温度差
を利用して該屈曲部の中心部付近を高発熱部分と
した透明導電膜製発熱体とから成るものである。
透明導電膜製発熱体は通電されることによつて
発熱し、これにより窓ガラスに付着した曇を取除
く機能を有する。透明導電膜としてはインジユー
ムオキサイド(In2O3)と二酸化錫(SnO2)の混
合物であるITO、あるいはインジユームオキサイ
ド(In2O3)、二酸化錫(SnO2)等を用いること
ができる。透明導電膜製発熱体の面抵抗の値は、
結露防止に最適な発熱温度、及び車載バツテリー
電源の起電力を考慮すると20Ω/□以下で、
5Ω/□以上が良い。従つて透明導電膜の膜厚は
7000Å〜10000Å程度が適当である。もし、これ
より膜厚が厚くなると抵抗値が下がりすぎ、発熱
温度が低下するため結露防止機能を発揮し得なく
なる。また、これより薄い場合は抵抗値が大きく
なりすぎるため電流値が減少し、その結果やはり
発熱温度が低下する。透明導電膜製発熱体の形状
は自動車用窓ガラスの中心部付近において最も電
気抵抗値が高くなるような形状とすると良い。即
ち、上記面抵抗の値の範囲内において中心部付近
で最も電気抵抗値を高くすると、定電圧電源であ
るバツテリー電源によつて透明導電膜製発熱体に
通電した場合に、中心部付近の発熱量が最も大き
く、従つて該中心部付近からすみやかに曇が取除
かれる。これを実現する透明導電膜製発熱体の形
成パターンとしては、例えば自動車用窓ガラスに
逆Uの字型に該発熱体を形成したり、あるいはM
字型に形成するパターンがある。透明導電膜製発
熱体は真空蒸着法、スパツタリング法等の公知の
表面処理技術によつて、窓ガラス上に蒸着して形
成することができる。
電極は、上記透明導電膜製発熱体に電流を供給
する端子としての機能を有する。電極としてはア
ルミニウム(Al)、ニツケル(Ni)、銀(Ag)、
クロム(Cr)等の低抵抗の材料を用いることが
できる。これらの電極は真空蒸着法、スパツタリ
ング法等によつて前記透明導電膜製発熱体の端部
に形成する。電極の膜厚は200Å〜300Å程度が良
い。尚、自動車用のサイドガラスに前記透明導電
膜製発熱体を形成する場合は、電極をサイドガラ
スの下部底面に取着すると良い。サイドガラスは
上下に移動するため、電極は上部及び側部に取着
することはできず、又、窓ガラス表面に電極を取
着すると視界を妨げるからである。なお、サイド
ガラスの下部底面とはウインドレギユレータによ
つてサイドガラスが支持される部分である。電極
にはハンダ付け、ロウ付け等によつてリード線を
取着し、該リード線は、車載のバツテリー電源に
スイツチを介して接続する。透明導電膜製発熱体
の上には、該透明導電膜製発熱体の保護及び絶縁
のために二酸化珪素(SiO2)、アルミナ(Al2O3
等の誘電体の薄膜を形成すると良い。かかる誘電
体の薄膜は真空蒸着法、スパツタリング法等によ
つて3000〜4000Å程度形成する。
以上の様な構成の本発明の自動車用防曇窓ガラ
スによると、透明導電膜製発熱体に通電すると、
該透明導電膜製発熱体は発熱し、窓ガラスに付着
した曇をすみやかに取除くことができる。又、中
心部付近において前記面抵抗の値の範囲内で最も
電気抵抗値を高くしてあるため窓ガラス中心部付
近における発熱量が大きく、中心部付近から曇が
取除かれる。従つて、運転者にとつて最も視認性
を要する中心部付近での視界が良好となる。又、
従来用いられていたデフロスタ機構の様に空調が
阻害されることもなく、騒音も発生しない。
以下、本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の実施例である自動車用防曇窓
ガラスの側面を示す図であり、第2図は断面を示
す図である。又、第3図は本実施例の自動車用防
曇窓ガラスによる曇の取除かれる様子を示す図で
ある。
本実施例の自動車用防曇窓ガラスは、第1図お
よび第2図に示すようにサイドガラス1と該サイ
ドガラス1上に形成された厚さ8000Åの透明導電
膜製発熱体2、および透明導電膜製発熱体2の端
部である下部に形成された電極3とから成る。透
明導電膜にはITOをまた電極3にはアルミニウム
(Al)を用いている。透明導電膜製発熱体2は第
1図に示すように逆Uの字型の形状を成し、電極
3は該逆Uの字型の下端部にそれぞれ形成されて
いる。又、電極3からはリード線4が取出され、
これは車載のバツテリー電源5に接続される。
本実施例の透明導電膜製発熱体は、一対の電極
3,3間を結ぶ経路を考察すると、逆Uの字型の
内側スリツトSに沿つた周縁が最も短く、当該ス
リツトSの先端を中心に外側ほど電極3,3間を
結ぶ経路が長くなる。従つて、スリツトSに沿つ
た周縁、特に、その先端付近に最も電流が集中
し、高発熱部となる(点線部)。
本実施例の自動車用防曇サイドガラスに定電圧
電源であるバツテリー電源5より通電すると、ス
リツトSの先端付近での発熱量が最も大きいため
第3図に示すように中心部付近から曇がすみやか
に取除かれる。
第4図は本発明の自動車用防曇窓ガラスの他の
実施例を示す図である。
即ち、該他の実施例では、透明導電膜製発熱体
2の形状は第4図に示すようにM型として構成さ
れる。この実施例では、第1図の実施例で既述し
たように、各スリツト周縁で電極間経路が短くな
ることを利用して高発熱部を形成するとともに、
M型の中央部の幅が両端部の幅より狭くなつてい
る。すなわち、第4図に示すように透明導電膜製
発熱体2の幅は中心部付近は狭く、M字の両側よ
り発熱温度が高い上、本発明により、屈曲部のス
リツト先端付近は更に発熱温度が高くなる。この
ため該他の実施例の場合もバツテリー電源5から
透明導電膜製発熱体2に電流を通電すると中心部
付近から発熱し、窓ガラスに結露している曇がす
みやかに取除かれる。
以上、要するに本発明は自動車用窓ガラス上に
透明導電膜製発熱体を形成し、該透明導電膜製発
熱体に通電することによつて透明導電膜製発熱体
を発熱させ、窓ガラスに付着した曇をすみやかに
取除くものである。特に、本防曇用面発熱体は、
U字のスリツト先端付近を中心に高発熱部とな
り、サイドガラスに適用する場合は、運転者の目
線に対応する窓ガラス中央部から放射状に防曇さ
れ、機能性を向上している。
実施例に詳述したところからも明らかなように
本発明の自動車用防曇窓ガラスによると、従来用
いられていたデフロスタ機構のような空調の阻
害、騒音等の欠点が発生することなくすみやかに
窓ガラスの曇が取除かれる。
また、本発明では、スリツトの先端位置を変え
るだけで、高発熱部の位置を容易に変更すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例である自動車用防曇サ
イドガラスの模式図であり、第2図は該サイドガ
ラスの断面図である。また、第3図は上記実施例
における曇の取除かれる様子を示す説明図であ
る。第4図は本発明の他の実施例の防曇窓ガラス
を示す模式図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車用窓ガラスの表面上に形成された一対
    の電極と、該一対の電極間を帯状に結ぶ発熱体で
    あつて、途中にU字状の屈曲部を少なくとも一つ
    有し、該屈曲部の中心部と外周部とで長さの相違
    によつて生じる当該中心部と外周部との発熱温度
    差を利用して該屈曲部の中心部を高発熱部分とし
    た透明導電膜製発熱体とから成ることを特徴とす
    る自動車用防曇窓ガラス。 2 上記自動車用防曇窓ガラスは自動車用窓ガラ
    スであり、前記一対の電極は該自動車用サイドガ
    ラス下部底面に取着され、かつ、該自動車用サイ
    ドガラスの中央部を高発熱部分としたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の自動車用防曇
    窓ガラス。
JP58058287A 1983-04-01 1983-04-01 自動車用防曇窓ガラス Granted JPS59184046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58058287A JPS59184046A (ja) 1983-04-01 1983-04-01 自動車用防曇窓ガラス

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JP58058287A JPS59184046A (ja) 1983-04-01 1983-04-01 自動車用防曇窓ガラス

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JPS59184046A JPS59184046A (ja) 1984-10-19
JPH057217B2 true JPH057217B2 (ja) 1993-01-28

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JP58058287A Granted JPS59184046A (ja) 1983-04-01 1983-04-01 自動車用防曇窓ガラス

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0638115U (ja) * 1992-10-28 1994-05-20 日本板硝子株式会社 照明装置の通電構造
AU2003250239A1 (en) * 2002-06-05 2003-12-22 Glaverbel Heatable glazing panel
DE10356607A1 (de) * 2003-12-01 2005-06-30 Bäumler, Peter Beheizbare Glasscheibe

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5576751U (ja) * 1978-11-24 1980-05-27
JPS55113654U (ja) * 1979-02-05 1980-08-11

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JPS59184046A (ja) 1984-10-19

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