JPH057206A - トークンパツシング方式のlan - Google Patents

トークンパツシング方式のlan

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JPH057206A
JPH057206A JP3154662A JP15466291A JPH057206A JP H057206 A JPH057206 A JP H057206A JP 3154662 A JP3154662 A JP 3154662A JP 15466291 A JP15466291 A JP 15466291A JP H057206 A JPH057206 A JP H057206A
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JP
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token
control device
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Application number
JP3154662A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Aoyama
芳久 青山
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 制御装置1は、情報伝送路を介して情報デー
タを送受信するプロトコルハンドラ12と、全制御装置
の情報データを記憶する黒板式メモリ領域が形成された
メモリ5およびこのメモリ5にアクセス可能なCPU4
を有した情報処理部とを有している。そして、プロトコ
ルハンドラ12とCPU4およびメモリ5とは、黒板式
メモリ領域に記憶された情報データと同一の情報データ
を保持可能であると共に、保持した情報データを双方向
に入出力可能な受信用および送信用FIFO7・8を介
して接続されているもの。 【効果】 制御装置1の情報データの送信完了に要する
時間が、受信用および送信用FIFO7・8からプロト
コルハンドラ12を介して情報データを出力する出力時
間のみに短縮させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散制御用システムに
好適に使用されるトークンパッシング方式のLAN(Lo
cal Area Network) に関するものであり、詳細には、各
制御装置間の情報交換を目的として使用される黒板式メ
モリを有したLANに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクトリーオートメーション
等の分野においては、複数の制御装置が製造ライン内に
分散して存在しているため、各制御装置間を情報伝送路
で接続してLANを構成し、制御装置間で情報データを
交換させながら製造ラインを動作させるようになってい
る。上記のLANには、制御情報であるトークンを用い
たトークンパッシング方式が採用される場合が多く、こ
のトークンパッシング方式を採用したLANは、特定の
制御装置のみがトークンによりネットワークのアクセス
権を獲得して情報データを送信するため、情報データの
交換時の衝突が防止できるようになっている。
【0003】また、情報データは、制御装置間で容易に
交換できることが制御装置間の協調動作による製造ライ
ンの円滑な動作に望ましい。従って、従来、トークンパ
ッシング方式のLANには、特開昭62−254545
号公報や特開平2−235456号公報等に開示されて
いるように、図6のいわゆる黒板式メモリを備えた制御
装置が使用されるようになっている。
【0004】即ち、上記の制御装置57は、図示しない
各制御装置からの情報データを各制御装置に対応した領
域に記憶可能な他情報記憶領域54b…と、自己の情報
データを記憶可能な自情報記憶領域54aとが形成され
た黒板式メモリ54と、黒板式メモリ54にバスライン
58を介して接続されたCPU(Central ProcessingUn
it)51、ユーザメモリ52、DMA(Direct Memory A
ccess) 53、およびプロトコルハンドラ55と、プロ
トコルハンドラ55に接続されたドライバ・レシーバ5
6とを有している。
【0005】そして、上記のLANの動作は、制御装置
57が他局の制御装置からの情報データの一斉同報を受
信したとき、ドライバ・レシーバ56およびプロトコル
ハンドラ55を介して他情報記憶領域54b…に記憶
し、制御装置57がトークンによるアクセス権を獲得し
たとき、自情報記憶領域54aに記憶された情報データ
をプロトコルハンドラ55に転送させ、プロトコルハン
ドラ55からドライバ・レシーバ56を介して図示しな
い各制御装置へ一斉同報の形で送信させるようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のLANでは、制御装置57のCPU51、ユーザメ
モリ52、DMA53、黒板式メモリ54、およびプロ
トコルハンドラ55が共通のバスライン58を介して接
続されているため、黒板式メモリ54の自情報記憶領域
54aから情報データをプロトコルハンドラ55へ送信
する際、CPU51がユーザメモリ52等とのアクセス
を行えない。
【0007】従って、CPU51は、上記のプロトコル
ハンドラ55への送信時に演算を行えないことになり、
図7に示すように、制御装置Aが情報データの送信の完
了に要する時間は、情報データをプロトコルハンドラ5
5へ出力してCPU51が演算できない中断時間59b
と、プロトコルハンドラ55が情報データをドライバ・
レシーバ56を介して出力する出力時間59aとの加算
されたものになっている。
【0008】これにより、従来のLANでは、各制御装
置A・B・C・D・…・Xにおいて生じる中断時間59
b…がシステム全体の制御周期を増大させる要因とな
り、制御を短時間で行う上での障害となっている。従っ
て、本発明においては、各制御装置A・B・C・D・…
・Xにおける中断時間59b…の発生を防止することが
できるトークンパッシング方式のLANを提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のトークンパッシ
ング方式のLANは、上記課題を解決するために、複数
の制御装置が情報伝送路を介して接続され、全制御装置
の情報データが各制御装置で記憶されるものであり、下
記の特徴を有している。
【0010】即ち、制御装置は、情報伝送路を介して情
報データを送受信するドライバ・レシーバおよびプロト
コルハンドラからなる情報送受信部と、全制御装置の情
報データを記憶する黒板式メモリ領域が形成された記憶
手段であるメモリおよびこの記憶手段にアクセス可能な
制御手段であるCPUを有した情報処理部とを有してい
る。そして、上記の情報処理部と情報送受信部とは、黒
板式メモリ領域に記憶された情報データと同一の情報デ
ータを保持可能であると共に、保持した情報データを情
報処理部と情報送受信部とに入出力可能な受信用および
送信用FIFOおよび通信部制御用シーケンサからなる
情報保持手段を介して接続されていることを特徴として
いる。
【0011】
【作用】上記の構成によれば、制御装置の情報処理部と
情報送受信部とは、情報保持手段を介して接続されてい
るため、情報保持手段により分離された状態になってい
る。また、上記の情報保持手段は、情報処理部の記憶手
段の黒板式メモリ領域に記憶された情報データと同一の
情報データを保持可能であると共に、保持した情報デー
タを情報処理部と情報送受信部とに入出力可能になって
いる。
【0012】従って、制御装置が情報データを送信する
場合には、情報保持手段から情報データを情報処理部へ
出力して送信することになるため、情報処理部の制御手
段の動作で情報データの送信に影響を受けることがな
い。これにより、制御装置が情報データの送信の完了に
要する時間は、情報保持手段が情報送受信部を介して情
報データを出力する出力時間のみに短縮されることにな
り、ひいては、この時間短縮がシステム全体の制御周期
を減少させることから制御を短時間で実行させることを
可能にしている。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図5に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
【0014】本実施例に係るトークンパッシング方式の
LANは、図2に示すように、光ファイバや同軸ケーブ
ル等の情報伝送路2と、情報伝送路2上の接続装置3…
に接続された制御装置1…とからなっており、各制御装
置1…は、トークンパッシングバス方式の接続方式で互
いに接続されている。尚、接続方式は、トークンパッシ
ングバス方式に限定されることはなく、トークンリング
方式であっても良い。
【0015】上記のトークンパッシング方式は、各制御
装置1…間で制御情報であるトークンを順次受け渡し、
ネットワークのアクセス権をトークンを受けた制御装置
1にのみ付与することで、情報伝送路2上での情報デー
タの衝突を防止するものである。このトークンパッシン
グ方式で情報データの送受信を行う制御装置1は、情報
伝送路2を介して情報データを送受信する情報送受信部
と、全制御装置1…の情報データを記憶する黒板式メモ
リ領域が形成された記憶手段およびこの記憶手段にアク
セス可能な制御手段を有した情報処理部と、黒板式メモ
リ領域に記憶された情報データと同一の情報データを保
持可能であると共に、保持した情報データを情報処理部
と情報送受信部とに入出力可能な情報保持手段とからな
っている。
【0016】即ち、制御装置1は、図1に示すように、
第1バスライン9で互いに接続された制御手段であるC
PU4、記憶手段であるメモリ5、DMA6、受信用F
IFO(First In First Out) 7、送信用FIFO8、
および通信部制御用シーケンサ11と、第2バスライン
10で上記の受信用FIFO7および送信用FIFO8
に接続されたプロトコルハンドラ12と、このプロトコ
ルハンドラ12に接続されたドライバ・レシーバ13と
を有している。そして、上記の第1バスライン9側のC
PU4とメモリ5とDMA6とは、情報処理部を構成し
ており、受信用FIFO7と送信用FIFO8と通信部
制御用シーケンサ11とは、情報保持手段を構成してお
り、プロトコルハンドラ12とドライバ・レシーバ13
とは、情報送受信部を構成している。
【0017】上記のメモリ5は、ROM(Read Only Me
mory) およびRAM(Random Access Memory)からなっ
ており、ROMには、例えば情報データの情報処理等を
実行させるアプリケーションプログラムやデータ等が記
憶されている。また、RAMには、上記のアプリケーシ
ョンプログラムの実行時に使用されるユーザメモリ領域
5aと黒板式メモリ領域5bとが形成されており、黒板
式メモリ領域5bは、自己の情報データを記憶する自情
報記憶領域5cと他局の制御装置の情報データを記憶す
る他情報記憶領域5d…とからなっている。
【0018】また、上記のメモリ5に第1バスライン9
を介して接続されたCPU4は、上述のアプリケーショ
ンプログラムの実行や黒板式メモリ領域5bの自情報記
憶領域5cへの情報データの書き込み等を行うようにな
っており、DMA6は、黒板式メモリ領域5bと受信用
および送信用FIFO7・8との間の情報データの転送
をCPU4に代わって実行するようになっている。
【0019】上記の受信用FIFO7および送信用FI
FO8は、最初に記憶された情報データから順に読み出
し可能なRAMからなっており、受信用FIFO7は、
他局の制御装置から送信された情報データを記憶するよ
うになっている。また、送信用FIFO8は、黒板式メ
モリ領域5bの自情報記憶領域5cに記憶された情報デ
ータを記憶するようになっている。
【0020】上記の受信用FIFO7および送信用FI
FO8は、第1バスライン9および制御ライン14を介
して接続された通信部制御用シーケンサ11で制御され
るようになっており、通信部制御用シーケンサ11は、
第1バスライン9側において黒板式メモリ領域5bの自
情報記憶領域5cを監視し、CPU4が自情報記憶領域
5cに情報データを書き込む際に、この情報データを送
信用FIFO8に記憶させるようになっている。
【0021】また、通信部制御用シーケンサ11は、制
御ライン14を介してプロトコルハンドラ12にも接続
されており、プロトコルハンドラ12は、伝送フレーム
の妥当性をチェックし、例えばドライバ・レシーバ13
を介して入力されたトークンや情報データ等の入力情報
信号を通信部制御用シーケンサ11へ出力するようにな
っている。
【0022】上記の通信部制御用シーケンサ11は、図
4および図5の通信制御用ルーチン等のプログラムおよ
び書き換え可能なトークン局リスト領域を有しており、
このトークン局リスト領域は、制御装置1の起動時にク
リアされ、他局の制御装置が次局の制御装置へトークン
を送信した際の次局に対応するリスト領域に該当局が存
在していることを示すデータを記憶するようになってい
る。そして、通信部制御用シーケンサ11は、通信制御
用ルーチン、トークン局リスト領域、および上述の入力
情報信号を基にして第2バスライン10側における受信
用および送信用FIFO7・8の制御を行うようになっ
ていると共に、制御装置間を一巡したことを示す1サイ
クル終了の一斉同報を出力することで各制御装置に管理
装置としての機能も持たせるようになっている。
【0023】上記の構成において、トークンパッシング
方式のLANの動作について説明する。
【0024】先ず、図2に示すように、ネットワークの
アクセス権を得た特定の制御装置1から情報データが出
力され、この情報データが一斉同報の形で各制御装置1
…に送信されることになる。そして、各制御装置1…に
入力された情報データの一斉同報は、図1に示すよう
に、ドライバ・レシーバ13を介してプロトコルハンド
ラ12に入力されることになり、プロトコルハンドラ1
2は、伝送フレームの妥当性をチェックした後、この一
斉同報を入力情報信号として通信部制御用シーケンサ1
1へ出力することになる。
【0025】この際、通信部制御用シーケンサ11は、
図4および図5に示すように、通信制御用ルーチンを実
行しており、入力された入力情報信号がトークンである
か否かを判定することになる(S1)。そして、入力情
報信号がトークンでないと判定することで、NOとして
S2を実行し、入力情報信号が情報データの一斉同報で
あるか否かを判定することになる(S2)。そして、入
力情報信号が情報データの一斉同報であると判定する
と、受信用FIFO7に制御信号を出力し、プロトコル
ハンドラ12に存在する情報データの一斉同報を受信用
FIFO7に記憶させた後、S1を再実行させることに
なる(S3)。
【0026】次に、情報データの出力を完了した制御装
置1は、次局の制御装置1へネットワークのアクセス権
を移転するため、トークンを出力することになる。この
トークンは、各制御装置1…で受信されることになり、
トークンを入力情報信号としてプロトコルハンドラ12
から入力された通信部制御用シーケンサ11は、上述の
S1の実行により、入力情報信号がトークンであると判
定してYESとしてS4を実行し、トークンが自局宛て
であるか否かを判定することになる(S4)。
【0027】そして、トークンが自局当てでないと判定
した場合には、NOとしてS5を実行し、トークンを送
信する局に対応するトークン局リスト領域に該当局が存
在することを示すデータを書き込むことになる(S
5)。尚、制御装置1が異常で機能しない場合には、ト
ークンを受け取ることも送信することもできないため、
例えば所定時間の経過後に、上記のトークン局リスト領
域に該当局の異常を示すデータを書き込み、以降の動作
においては、異常を示すデータに対応する局の制御装置
1を除外してトークンの送受信を行うことになる。これ
により、或る局の制御装置1が故障等により動作を停止
した場合でも、故障した制御装置1の局が存在しないも
のとして取り扱われるため、システム全体の停止が防止
されることになる。
【0028】一方、S4において、トークンが自局宛て
であると判定した場合には、ネットワークのアクセス権
が得られたため、YESとしてS6を実行し、送信用F
IFO8から情報データをプロトコルハンドラ12へ出
力させ、このプロトコルハンドラ12からドライバ・レ
シーバ13および情報伝送路2を介して他局の各制御装
置1…へ情報データを一斉同報の形で送信することにな
る(S6)。尚、送信用FIFO8の情報データは、C
PU4が自情報記憶領域5cに情報データを書き込む際
に、通信部制御用シーケンサ11により送信用FIFO
8に記憶されたものである。
【0029】情報データの送信が完了すると、トークン
局リスト領域に記憶された存在または異常を示すデータ
が全局について揃っているか否かを判定することになる
(S7)。そして、全局のデータが揃っていないと判定
した場合には、NOとしてS8を実行し、トークンを次
局へ送信することになる(S8)。一方、全局のデータ
が揃っていると判定した場合には、YESとしてS9を
実行し、トークンが全局を一巡したことを示す1サイク
ル終了の一斉同報を送信することになる(S9)。そし
て、トークン局リスト領域をクリアした後(S10)、
トークンを次局へ送信することになる(S8)。
【0030】次に、他局の制御装置1からの1サイクル
終了の一斉同報が入力情報信号としてプロトコルハンド
ラ12から入力された場合には、S1での判定において
トークンでないことからS2に実行が移され、S2での
判定において情報データの一斉同報でないことからS1
1に実行が移されることになる。この際、S11では、
入力情報信号が1サイクル終了の一斉同報であるか否か
を判定しており、1サイクル終了の一斉同報でない場合
には、NOとしてS1を再実行させる一方、1サイクル
終了の一斉同報である場合には、YESとしてS12を
実行させることになる(S11)。従って、この場合に
は、入力情報信号が1サイクル終了の一斉同報であるた
め、S11からS12へ実行が移されることになり、受
信用FIFO7に記憶された情報データを黒板式メモリ
領域5bの他情報記憶領域5d…にDMA6により転送
させた後(S12)、S1を再実行させることになる。
【0031】このように、本実施例のトークンパッシン
グ方式のLANは、情報データを記憶する受信用および
送信用FIFO7・8を制御装置1に有し、黒板式メモ
リ領域5bおよびユーザメモリ領域5aを有したメモリ
5とプロトコルハンドラ12とを受信用および送信用F
IFO7・8を介して接続させている。従って、上記の
メモリ5およびCPU4が接続された第1バスライン9
は、受信用および送信用FIFO7・8によりプロトコ
ルハンドラ12が接続された第2バスライン10と分離
された状態になっており、また、制御装置1がネットワ
ークのアクセス権を得て情報データを送信する場合に
は、送信用FIFO8からプロトコルハンドラ12へ情
報データを出力することで対応できるようになってい
る。
【0032】これにより、CPU4は、第1バスライン
9が情報データの送信時に影響を受けないため、メモリ
5のユーザメモリ領域5a等へのアクセスが自由とな
り、情報データの送信時に中断時間を生じることがな
い。また、図3に示すように、制御装置A・B・C・D
・…・Xが情報データの送信の完了に要する時間は、第
2バスライン10が第1バスライン9のCPU4の動作
に影響を受けないため、プロトコルハンドラ12がドラ
イバ・レシーバ13を介して情報データを出力する出力
時間15a…のみに短縮されることになる。そして、こ
の時間短縮は、システム全体の制御周期を減少させるこ
とから制御を短時間で実行させることを可能にしてい
る。
【0033】
【発明の効果】本発明のトークンパッシング方式のLA
Nは、以上のように、複数の制御装置が情報伝送路を介
して接続され、全制御装置の情報データが各制御装置で
記憶されるものであり、上記制御装置は、情報伝送路を
介して情報データを送受信する情報送受信部と、全制御
装置の情報データを記憶する黒板式メモリ領域が形成さ
れた記憶手段およびこの記憶手段にアクセス可能な制御
手段を有した情報処理部とを有している。そして、上記
情報処理部と情報送受信部とは、上記黒板式メモリ領域
に記憶された情報データと同一の情報データを保持可能
であると共に、保持した情報データを情報処理部と情報
送受信部とに入出力可能な情報保持手段を介して接続さ
れている構成である。
【0034】これにより、制御装置の情報処理部と情報
送受信部とが情報保持手段により分離された状態になっ
ているため、情報処理部の制御手段の動作で情報保持手
段から情報送受信部を介しての情報データの送信に影響
を受けることがない。従って、制御装置が情報データの
送信の完了に要する時間が、情報保持手段が情報送受信
部を介して情報データを出力する出力時間のみに短縮さ
れることで、システム全体の制御周期の減少による制御
の短時間化を可能にするという効果を奏する。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置のブロック図である。
【図2】各制御装置をトークンパッシングバス方式で接
続した状態を示す説明図である。
【図3】各制御装置の情報データの送信状態を示す説明
図である。
【図4】通信制御用ルーチンのフローチャートである。
【図5】通信制御用ルーチンのフローチャートである。
【図6】従来例を示すものであり、制御装置のブロック
図である。
【図7】従来例を示すものであり、各制御装置の情報デ
ータの送信状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 情報伝送路 3 接続装置 4 CPU(情報処理部) 5 メモリ(情報処理部) 5a ユーザメモリ領域 5b 黒板式メモリ領域 5c 自情報記憶領域 5d 他情報記憶領域 6 DMA(情報処理部) 7 受信用FIFO(情報保持手段) 8 送信用FIFO(情報保持手段) 9 第1バスライン 10 第2バスライン 11 通信部制御用シーケンサ(情報保持手段) 12 プロトコルハンドラ(情報送受信部) 13 ドライバ・レシーバ(情報送受信部) 14 制御ライン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】複数の制御装置が情報伝送路を介して接続
    され、全制御装置の情報データが各制御装置で記憶され
    るトークンパッシング方式のLANにおいて、上記制御
    装置は、情報伝送路を介して情報データを送受信する情
    報送受信部と、全制御装置の情報データを記憶する黒板
    式メモリ領域が形成された記憶手段およびこの記憶手段
    にアクセス可能な制御手段を有した情報処理部とを有し
    ており、上記情報処理部と情報送受信部とは、上記黒板
    式メモリ領域に記憶された情報データと同一の情報デー
    タを保持可能であると共に、保持した情報データを情報
    処理部と情報送受信部とに入出力可能な情報保持手段を
    介して接続されていることを特徴とするトークンパッシ
    ング方式のLAN。
JP3154662A 1991-06-26 1991-06-26 トークンパツシング方式のlan Pending JPH057206A (ja)

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