JPH0571938U - 座標位置検出装置 - Google Patents

座標位置検出装置

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JPH0571938U
JPH0571938U JP1910692U JP1910692U JPH0571938U JP H0571938 U JPH0571938 U JP H0571938U JP 1910692 U JP1910692 U JP 1910692U JP 1910692 U JP1910692 U JP 1910692U JP H0571938 U JPH0571938 U JP H0571938U
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JP
Japan
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circuit
coil group
receiving
receiving coil
induced voltage
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Pending
Application number
JP1910692U
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English (en)
Inventor
光徳 杉山
清秀 松嶋
恵一 松島
渡辺  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 座標位置検出装置において、受信コイル群に
誘導される電圧の検出感度を一定にする。 【構成】 受信コイル群の各誘導電圧を検出するコンデ
ンサC1を、Y方向選択回路40によって選択された受
信コイルと受信回路41との接続点に付加する。この結
果上記誘導電圧を検出するコンデンサが一個で済み、し
たがってコンデンサ間のばらつきも無くなるためセンス
回路4の検出感度が一定になると共に、装置に用いられ
るコンデンサの数が大幅に削減される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、非共振型カーソルを有する電磁結合方式の座標位置検出装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の座標位置検出装置は、図3に示すように、X方向に配列された発 信コイル群1と、発信コイル群1と直交するように配列された受信コイル群2と 、発信コイル群1を駆動する駆動回路3と、受信コイル群2に誘導された電圧を 検出するセンス回路4と、駆動回路及びセンス回路4を制御する処理装置5とか らなるタブレットと、コイル,複数の抵抗器及びスイッチからなる位置指示器と から構成されている。なお、駆動回路3は送信回路30とX方向選択回路31と から構成されると共に、センス回路4はY方向選択回路40とアンプ41a及び 検波回路41bからなる受信回路41とから構成されている。
【0003】 そして、処理装置5は駆動回路3を制御して発信コイル群1へ順次交流電流を 供給させており、タブレット上に位置指示器6が載置されている場合には、電流 供給された発信コイルと位置指示器6内のコイルとが電磁結合し、この結果受信 コイル群2側に誘導電圧が発生する。この発生した誘導電圧はセンス回路4の順 次走査により検出され、この結果処理装置においては電流供給した発信コイルの X方向位置と電圧が誘導された受信コイルのY方向位置とからタブレット上の位 置指示器6の平面位置を検出する。なおこの場合、位置指示器6の何れかのスイ ッチが操作され、これに対応して接続された抵抗器と上記コイルとからなるルー プが閉成されると、受信コイル側にはこれに応じたレベルの電圧が誘導されるこ とから、どのスイッチが押下されたのかの情報をタブレット側で検出できる。
【0004】 ここで、タブレット側の上記受信コイル群2の各受信端子には、センス回路4 が誘導電圧を効率良く検出できるようにそれぞれコンデンサCが付加されている 。この受信コイルLと付加されたコンデンサCとからなるLC共振回路の各定数 は、駆動回路3の駆動電流の作用に応じた位置指示器6の磁界に共振する共振帯 域を持つように定められている。 図4は、位置指示器6の各情報を検出するタブレットの受信側の等価回路図で ある。即ち、駆動回路3の駆動電流の作用に応じ、位置指示器6から磁界が発生 すると、上記LC共振回路上には発生した磁界の強さに応じた電圧が誘導される 。この誘導電圧はY方向選択回路40の選択スイッチSWを介して取り込まれ、 アンプ41aで増幅のうえ検波回路41bで検出されて処理装置へ送出され、位 置指示器6の位置情報やスイッチ操作情報が認識される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記受信コイル群の各受信コイル端にはコンデンサが各個に設 けられているため、装置が高価になると共に、各コンデンサの容量にばらつきが あるため、センス回路4の検出感度にばらつきを生じ位置指示器の正確な位置情 報やスイッチ操作情報が検出できないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本考案は、センス回路内に誘導電圧を受信す る受信回路を設けると共に、受信コイル群のうちセンス回路により選択された受 信コイルと上記受信回路との接続点に一端が接続され他端がグランドに接続され たコンデンサを設けたものである。
【0007】
【作用】
受信コイル群の各誘導電圧を効率良く検出するためのコンデンサを1つのコン デンサで統一することが可能になるため、装置に用いられるコンデンサの数を大 幅に削減できると共に、センス回路の検出感度が一定になる。
【0008】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。 図1は、本考案に係る座標位置検出装置の一実施例を示すブロック図である。 同図において、1は発信コイル群、2は受信コイル群、3は送信回路30及びX 方向選択回路31とから構成される駆動回路、4はY方向選択回路40及び,ア ンプ41aと検波回路41bとからなる受信回路40から構成されるセンス回路 、5はCPU等の処理装置であり、これらは全てタブレット側に設けられている と共に、これらの回路を作動させることによりタブレット上に載置された位置指 示器6の位置及びスイッチの操作情報が検出されるものとなっている。
【0009】 即ち、常時、処理装置5により駆動回路3が制御され、この駆動回路3と接続 される発信コイル群1の各発信コイルに順次交流の電流が供給されている。いま 、電流供給された発信コイル群1上に位置指示器6が載置されていると、この発 信コイルと位置指示器6内のコイルとが電磁結合し、この結果受信コイル群2側 に電圧が誘導される。一方、センス回路4は、処理装置5に制御されて受信コイ ル群2を順次選択的に走査して受信コイルに誘導された電圧を検出している。そ して、センス回路4において最大誘導電圧が検出された場合、処理装置5はこの ときに選択された受信コイルの位置と電流供給を行った発信コイルの位置とから 位置指示器6の位置を算出するようにしている。なお、この位置指示器6には複 数のスイッチが設けられており、これらのスイッチが押下されるとこれに応じた レベルの電圧が受信コイル群に誘導され、この結果位置指示器6の位置検出と共 にこれらスイッチの押下情報も検出できるようになっている。
【0010】 ここで、この座標位置検出装置の受信コイル群2の各受信コイルの一端はY方 向選択回路40の各端子に接続されていると共に他端はグランド(接地)へ接続 されている。また、Y方向選択回路40の上記各端子のうち選択された端子と接 続される共通端子aと、受信回路の入力端子bとの接続点にはコンデンサC1の 一端が接続され、このコンデンサC1の他端はグランドに接続されている。 そして、発信コイル群2のうち選択された発信コイルにより位置指示器6のコ イルから磁界が発生すると、Y方向選択回路40により選択された受信コイルL と共通端子aを介するコンデンサC1とからなるLC共振回路上には発生した磁 界に応じた電圧が誘導され、この誘導電圧は受信回路41により検出されて処理 装置5へ送出される。この結果、処理装置5においては、位置指示器6の位置や スイッチ押下情報が認識される。 図2は、座標位置検出装置の受信コイル群2に誘導される電圧を受信する等価 回路図であり、同図のSWはY方向選択回路40の選択スイッチを示している。
【0011】 このように、従来の座標位置検出装置において各受信コイル端に付加されてい たコンデンサを除去すると共に、Y方向選択回路40により選択された1つの受 信コイルと受信回路41との接続点に1つのコンデンサC1を付加するようにし て、受信コイル群2の各誘導電圧の効率の良い検出を可能としたものである。こ の結果、コンデンサの容量のばらつきが無くなり検出感度が一定になると共に装 置に用いられるコンデンサの数を大幅に削減できる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、受信コイル群の各誘導電圧を効率良く検 出するためのコンデンサを1つのコンデンサで統一することが可能になり、この 結果、装置に用いられるコンデンサの数が大幅に削減されて装置のコストダウン が可能になる共に、センス回路の検出感度が一定になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る座標位置検出装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】上記装置の受信系の等価回路図である。
【図3】従来の座標位置検出装置の示すブロック図であ
る。
【図4】従来装置の受信系の等価回路図である。
【符号の説明】
1 発信コイル群 2 受信コイル群 3 駆動回路 4 センス回路 5 処理装置 6 位置指示器 40 Y方向選択回路 41 受信回路 a 共通端子 b 入力端子 C1 コンデンサ
フロントページの続き (72)考案者 渡辺 誠 神奈川県横浜市戸塚区品濃町503番10号 グラフテック株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の方向に配列された発信コイル群
    と、前記第1の方向と直交する第2の方向に配列された
    受信コイル群と、前記発信コイル群を順次選択して交流
    電流を供給する駆動回路と、前記受信コイル群を順次走
    査して誘導電圧を検出するセンス回路と、前記駆動回路
    の制御を行いかつ前記センス回路の検出出力を処理する
    処理装置とをタブレットに備えると共に、スイッチを有
    し前記発信コイル群との電磁結合により前記受信コイル
    群に誘導電圧を発生させる位置指示器を備え、前記位置
    指示器の位置情報及び前記スイッチの操作情報を検出す
    る座標位置検出装置において、 前記センス回路内に前記誘導電圧を受信する受信回路を
    設けると共に、前記受信コイル群のうち前記センス回路
    により選択された受信コイルと前記受信回路との接続点
    に一端が接続され他端がグランドに接続されたコンデン
    サを設けたことを特徴とする座標位置検出装置。
JP1910692U 1992-03-02 1992-03-02 座標位置検出装置 Pending JPH0571938U (ja)

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JP1910692U JPH0571938U (ja) 1992-03-02 1992-03-02 座標位置検出装置

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JPH0571938U true JPH0571938U (ja) 1993-09-28

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